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マガジン一覧

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暮らしや営みの中で零れ落ちそうなことを掬い上げたり、心や脳に浮かんだ閃きを忘れないよう書き留めたりする、思考や思想の直売所のようなものです。

0歳児連れ、初の旅行は金沢市&富山市へ!

0歳児連れの旅行は是か否か。 ぶっちゃけ、まだ移動という概念すらよくわかっていない乳飲み子を遠くに連れて行く……というのは親のエゴではござらんか? と冷ややかに捉えていたところもあった。赤子を産んでからは、現実問題として荷物が多すぎるし、行く先々で気を使うし、なぜそんな苦労をわざわざする必要が? とも思っていた。 が、夫が1週間まるっと北陸出張へ行くことに。1週間のワンオペはきついな……と構えていたのだけれど、「じゃあ一緒に行くのはどう?」という夫の提案におそるおそる乗っ

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¥250

絵本、選ぶのむずかしたのし

あらためて、絵本が楽しい。 幼い頃から絵本が好きではあったのだけれど、いざ大人になってしまうとなかなか縁遠くなるもので、とりわけあたらしい絵本と出会う機会は減っていた。誰かの出産祝いに絵本を送ろう……と思って探しに行くときにパラパラとめくることもあったけれど、やっぱりレジに運ぶのは自分が子どもの頃に気に入っていたものになりがちで、ここ数年でどういった絵本が出ているのか? というのはあまりよく知らなかった。 ただ我が子が産まれて、絵本に興味を持つようになってからは、一緒にま

61
¥210

風邪ひきつつの乳飲み子ワンオペ、つら!

もうタイトルの通りです。それ以上でも以下でもない。つらかった! 前回のnoteにも書いた通り、最近は体調管理が過去最高潮の域に達しており、有史以来最強に元気……とか言っておきながら、姉の家にお泊りしたときに睡眠環境の変化によって喉風邪をひいてしまい、突然の発熱。 体温がたちまち38.6度まで上がったので、これはインフルか……とびびったものの、検査の結果は陰性。ただ初期は誤陰性もあるし、症状的にインフルの可能性もゼロではない。そして四六時中一緒に過ごしている息子は大丈夫なの

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36歳で、初産で。(3月5日追記あり)

ぼんやりと、でも確実に存在するデッドラインにずっと焦っていた。 子どもを産み育てたい。叶うならば複数人。しかしやりたい仕事もあるし、自立出来るだけのお金も稼ぎたい。であれば人生前のめりに、やりたいことは大学時代から始めて、20代半ばには自分の名前で飯が食えるようにしよう。そして20代後半で結婚、30歳までには第一子を産むのである! と、そうした欲望全部盛りプランを実行すべく、自らの力でなんとかなる部分はそれなりに実行してきた。けれども結婚、出産…という第三者が絡む問題は

197
¥250
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不妊治療、妊婦生活、そして出産までの日々

不妊治療の記録や、妊娠中のままならぬ日々について綴ったnoteをまとめました。後日、出産についての記録も追加予定です。あくまでも(かなり健康指数が低い)私の体験談ですので、ご理解の上読んでいただければ嬉しいです。

出産17日後に、やっと胎盤が出た話

2025年が終わる。あぁ、終わるのだなぁ……としみじみ振り返る。産後、あまりにも身体がしんどくて「後陣痛 いつ終わる」「悪露 いつ終わる」と検索ばかりしていたのだけれど、そうした諸々の痛みも年の瀬の今となってはほぼ終わり、人間の身体というのはエラいもんやなぁ、と我が身の治癒力を再認識した2025年であった。出産については2本に渡って書いてきたけれど、今読み返すと10年くらい前の出来事、もしくは他人事のような気持ちにさえなるのだから、不思議なものだ。 ただ、出産後最大の災難に

70
¥250

赤子の世話、それは世にも穏やかな激務

昨日、息子が生後2ヶ月を迎えた。 産後、ぶっ壊れた身体で新生児育児に奮闘した1ヶ月目は、白目をむくほど大変だった。ただ2ヶ月目になると身体はかなり回復し、様々なお助けグッズを買い揃えたことでお世話の難易度はかなり下がった。そして赤子が言葉にならない言葉でよく喋るようになってきて、ここ最近は幸福度が爆上がりしている。 赤子が笑ってくれる度にハピネスが限界突破して感情が上書き更新されていくので、noteで前回、前々回と書き残していた痛み苦しみの出産レポートを読み返すと「…ぁあ

147
¥290

「子ども、作らないの?」という問いへの長めの答え

「14個採卵しましたが、凍結に至った数は0です」 その言葉を聞いて、目頭がじわりと温かくなるのを感じた。ゼロ。つまり、あの引き裂かれるような痛みも、日々の忍耐も、次に進む成果には繋がらなかったらしい。ゼロの内訳についての説明は淡々と終わり、その先のお会計で42,820円と表示されたのでそれを支払い、「今月のトータルで高額療養費制度を使えるかな……」と思いながら病院を出た。 今年の夏は嘘みたいに暑い。先週ここに来たときは、採卵後の激痛で歩くこともままならずタクシーで帰ったけ

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痛みすらも羨ましかった

昨日投稿したnoteに、思っていたよりも反響があって驚いている。通知欄には追いきれない数の感情が届いて、スマホを見るたびに頭と胸のあたりが熱を帯びる。泣いてもいないのに、なんだか泣いた後みたいな身体の火照りがずっとあり、具合がおかしい。 https://note.com/ciotan/n/nd99267f115c8 それは不妊治療にまつわる極めて個人的な記録で、恐らくその仔細を目にするのも嫌な人もいるだろうな……と思いつつ公開したのだけれど、結果として、私がここ数年で書い

152
¥100
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不妊治療からの妊娠・成長記録

不妊治療と、その後のマタニティ生活について書いてある記事だけをまとめておきます。途中から有料…というものもありますが、ご容赦ください。

赤子の世話、それは世にも穏やかな激務

昨日、息子が生後2ヶ月を迎えた。 産後、ぶっ壊れた身体で新生児育児に奮闘した1ヶ月目は、白目をむくほど大変だった。ただ2ヶ月目になると身体はかなり回復し、様々なお助けグッズを買い揃えたことでお世話の難易度はかなり下がった。そして赤子が言葉にならない言葉でよく喋るようになってきて、ここ最近は幸福度が爆上がりしている。 赤子が笑ってくれる度にハピネスが限界突破して感情が上書き更新されていくので、noteで前回、前々回と書き残していた痛み苦しみの出産レポートを読み返すと「…ぁあ

147
¥290

知らんかった、産後がここまで辛いとは……

さて、8月28日の夜に大きな男の子がひっぱり出されて無事に産まれた。が、その後胎盤が出てこなかった。そこで医師が私の股に腕を突っ込んで胎盤を引き剥がしたのだけれど、もし無痛分娩の麻酔が効いていなければ私は痛みで狂い、きっと獣か妖怪になり果てていただろう……というのが前回までの話。 そうしたお産の翌朝。朝6時に採血のために起こされ、その1時間後に「今から先生の診察がありますので、内診室でお待ちしてます〜」と看護師さんに伝えられる。 はいわかりました〜、と上体を起こそうとする

131
¥290

痛みすらも羨ましかった

昨日投稿したnoteに、思っていたよりも反響があって驚いている。通知欄には追いきれない数の感情が届いて、スマホを見るたびに頭と胸のあたりが熱を帯びる。泣いてもいないのに、なんだか泣いた後みたいな身体の火照りがずっとあり、具合がおかしい。 https://note.com/ciotan/n/nd99267f115c8 それは不妊治療にまつわる極めて個人的な記録で、恐らくその仔細を目にするのも嫌な人もいるだろうな……と思いつつ公開したのだけれど、結果として、私がここ数年で書い

152
¥100

「子ども、作らないの?」という問いへの長めの答え

「14個採卵しましたが、凍結に至った数は0です」 その言葉を聞いて、目頭がじわりと温かくなるのを感じた。ゼロ。つまり、あの引き裂かれるような痛みも、日々の忍耐も、次に進む成果には繋がらなかったらしい。ゼロの内訳についての説明は淡々と終わり、その先のお会計で42,820円と表示されたのでそれを支払い、「今月のトータルで高額療養費制度を使えるかな……」と思いながら病院を出た。 今年の夏は嘘みたいに暑い。先週ここに来たときは、採卵後の激痛で歩くこともままならずタクシーで帰ったけ

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「記憶に残るインターネットの使い方」54記事おまとめパック

※2024年4月、500円にお値下げしました。 ※2022年1月、900円にお値下げしました。 ※2021年6月、ほぼ半額の1500円にお値下げしました。 およそ2年間運営してきたマガジン「記憶に残るインターネットの使い方」のポジティブ廃刊にともなって、これまで人気のあった記事だけを2900円で販売します。メディアを運営している方だけではなく、フリーランスのクリエイター、PR、マーケター、事業主の方々など、幅広い方が購読してくださっていました。

Webライターとして独立して10年。もはや、当時のようなネット空間は存在しないけれど

この5月で、会社を辞めて独立してから10年が経った。前半は取材記事を中心にしたWebライターとして、後半は主にエッセイを書いて……と若干の変化はありつつも、なんやかんや文章を書くことで、10年間やって来れたのは有り難い。ありがとうございます、本当に。 私は26歳から36歳になり、時代は平成から令和になり。この10年で、なにを是とするか? という世の中の価値観も、「ライター」という職業を取り巻く環境も、まるで別世界のように変わっていった。 もし私が今26歳で、会社を辞めて独

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¥280

「この人の記事だから、SNSでシェアしたくない」インフルエンサーのぶつかる壁

マスメディアの力が分散して、SNSを中心にそれぞれが好きな情報をキャッチアップしていく時代。 メディアの情報流通が難しくなっていく中で、SNS上で数字を集められる「インフルエンサー」が一種、情報のハブとして重宝されていく……というのはよく言われている流れなのですが、そんな中で困ることがあります。 「情報に個人の色がつきすぎる」という点。 もちろん、これは捉え方によっては、良いことだと思うんです。私はとても感情的な人間なので、ニュースにも誰かの感情が添えられていると、面白

127
¥200

その机上の空論、東京「以外」でも実現しますか?

こんばんは、塩谷です。 日本に帰国中はもっぱら、執筆業と並行して経営者やアーティストの方々のコンサルタントをやらせてもらってます。 「近い将来、これが流行るであろうから旗を振るべし」 「御社はこの軸を大切にすべし」 「この方向性でいけば良いに違いない」 ……という、まぁ机上の空論で飯を食っている訳です。占い師みたいだな…。 私は拠点を半分NY、半分は地元・大阪の千里ニュータウンに置いていますが、NYは本当に流行り廃りのスピードがえげつない大都市です。トレンドを作りたい

142
¥250

マスメディアとネット発のプレイヤーが、分断せず、協力しあうために

最近はよく地上波でも「ネット発のインフルエンサー」として輝く人たちが取り上げられています。キラキラして順風満帆に見えます。が、その裏では…… 「あちらの伝えたい文脈に勝手に編集された……」 「自分の意見とは全然違う、台本を読まされるだけだった……」 「真面目にやっていることを、ネタとしていじられ続けた……」 「ネットみたら案の定、炎上してた……」 という感じで、人間不信というか、業界不信状態に陥っている人もいたりします。 もちろん素晴らしいテレビ番組もあるので、これは残

74
¥300
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書いて生きていく人のための文章講座

反響の大きかった「文章を書くこと」にまつわるnoteを集めました。買い切りなので、毎月の課金はありません。ライターとして独立したい方、Webでも書いて行きたい方向け。書き方だけじゃなくて、批判との向き合い方や稼ぎ方など12記事。春休みの集中講座的にご活用ください🌸それぞれ単品で買うよりも1460円お得です!

Webライターとして独立して10年。もはや、当時のようなネット空間は存在しないけれど

この5月で、会社を辞めて独立してから10年が経った。前半は取材記事を中心にしたWebライターとして、後半は主にエッセイを書いて……と若干の変化はありつつも、なんやかんや文章を書くことで、10年間やって来れたのは有り難い。ありがとうございます、本当に。 私は26歳から36歳になり、時代は平成から令和になり。この10年で、なにを是とするか? という世の中の価値観も、「ライター」という職業を取り巻く環境も、まるで別世界のように変わっていった。 もし私が今26歳で、会社を辞めて独

471
¥280

実際、noteで飯を食い今始めてから7年になる訳ですが….

年の瀬ですが、嬉しいご報告。新連載が始まりました。 記念すべき第一回は私がここ数年愛用している箸と、箸から広がる文化について。いやぁ、書いていて楽しかった。というのも、箸について書こうと決めた日から、どんどん箸のことが見えてきて、「こんなに毎日一緒にいるのに、なにも知らなかったのね……!」という気持ちになったのでした。書くという行為はやはり、世界を豊かにしてくれるね。 そして、こうした連載モノをどこかで書かせてもらいたいな……とずっと思っていたので、夢が1つ叶いました。嬉

287
¥190

#内側を言葉にしていくための文章講座 | 第1回

まずは話の道筋・結論を考えて、文章全体の骨組みを作ってから、そこに肉付けしていく……。 というのが、一般的な文章の書き方かもしれません。そうすると文章は全体的にしっかりまとまってくれるし、効率も良い。けれどもそうしたやり方だと、自分の文章が自分の想像の範囲内で小さくお利口に収まってしまうやないか、とも思ってます。 「いや、自分の文章なのだから、自分の想像の範囲内のことを書くんじゃないか?」と思われるかもしれないけれど、考えを文字にしていくという行為は、普段は外に出さない内

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「情景が浮かぶような文章」を書くには? | エッセイストの文章講座 第2回

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暮らしを整える千里の道

暮らしにまつわるnoteだけを集めたものです。

絶対安眠できる睡眠環境を構築したい私の必須アイテム20選

私は不寛容な人間である。 とくに耳に入る音や、目に入る光、肌に触れる素材に関して「これは嫌!」と不快に感じることが、おそらく人並み以上に多い。さらに、そうした不快の原因を潰すまでは落ち着かないし、眠れない。我ながら面倒くさい癖だなと、度々辟易してしまう。 一方私の夫は、どこでもスヤスヤ寝られるタイプの大らかな人間である。言い換えれば鈍感なのだけれど、それで困ることもないし、すぐに寝られて体力がしっかり回復するので「なんて強い生命……」と日々驚かされている。 ただ一見無頓

142
¥190

引っ越しと、新・ルールの取り決め

引っ越すことになった。 実家を出たのが23の春で、そこから11年。「たまにゃん」という商店街のゆるキャラに招かれた豪徳寺の6畳アパートから始まり、三角地帯に惹かれて入居した三軒茶屋のマンション、同居人がシェルターから次々と犬猫を連れ帰ってくることから「ワンニャンハウス」と呼んでいたグリーンポイントのタウンハウス、そこから少し歩いたところにあるウィリアムズバーグのどえらいバブリーな高層ビル、しかし疫病で家計も打撃を受けて郊外に……と探した先にあったウェストニューヨークの低層集

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Farsickness、それは遠い場所への憧れ

6月、欧州からはるばる日本に来てくれたAllaが、その旅を振り返りながらInstagramに"Farsickness"と綴っていた。 見慣れないその言葉を検索してみたところ、日本語訳が出てこない。英英辞書を引いてみると、それはドイツ語での"fernweh"から来た言葉で、ホームシックの逆を意味するという。私が始めて知った言葉だとコメントすると、Allaは「遠い場所への憧れ、という意味だよ」と答えた。 ここじゃない世界に行きたかった……という私にとって大切な一節は、彼女と出

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擦り切れるまで何度でも

レコードプレーヤーを買った。もともと持っていたMarshallのスピーカーに、アンプ内蔵式のプレーヤーを繋ぐ……という入門セットではあるけれど、すっかり気に入ってしまい、既に暮らしに欠かせないものになっている。 しかし驚いたのは、レコードそのものを買わなきゃ音楽が聴けないという点である。 いや、そんなことはもちろん頭ではわかっていたのだけれど。でも感覚としてもう、私はサブスクリプションで、もしくはYouTubeで、好きな音楽が「そこに既にある」大前提で、それを再生すること

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