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マガジン一覧

noteエンジニアチーム 公式マガジン

noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/

490 本

パーソナルコンピュータは、ローカルLLMで再びパーソナルになる

「コードを書く」から「コードが生まれる」へ1972年、アラン・ケイはDynabookの構想において、あらゆるメディアをシミュレートしながらユーザー自身が書き換えられる「メタメディア」としてのコンピュータを提唱し、それを具体化したのがSmalltalkだった。Smalltalkは言語・OS・開発環境・UIフレームワークが一体となった「生きた環境」であり、画面上のすべての要素、ウィンドウからクラス定義までがオブジェクトとして等しく開かれ、コンパイルや再起動なしにその場で書き換えら

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CircleCIのコストを可視化する仕組みを作ってみた

はじめにnote Androidアプリの開発では、CIにCircleCIを使っています。毎日たくさんのビルドが走っていますが、ふと「これ、月にいくらかかってるんだろう?」と思いました。 CircleCIはクレジット制で、リソースクラス(マシンスペック)× 実行時間で課金されます。でも、どのジョブがどれくらいクレジットを消費しているかは、ダッシュボードを見てもパッと分かりません。 そこで、コストを自動で集計してSlackに通知する仕組みを作ってみました。 作ったもの毎週月

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書けば、届くべきひとに届く。noteがLLMでレコメンドをつくり直した舞台裏

生成AIが普及し、世の中にはかつてないスピードでコンテンツが生まれつづけています。そんな情報過多とも言えるいま、一つひとつの作品と、それを必要とするひととの出会いは、ますますむずかしくなっています。 2026年2月12日、noteではクリエイターの作品を、求めている読者にしっかり届けるため、読者ごとに記事をおすすめする仕組みを全面的に刷新。より精度高くそれぞれの記事の内容を理解して分類するレコメンドエンジンを導入しました。 LLM(大規模言語モデル)を活用したこの仕組みを

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TALES Androidアプリの開発構成

こんにちは、トリです。 物語投稿サイト「TALES」の Android アプリ開発を担当しています。 今回は、TALESを支える「技術スタック」と、開発で取り入れた「新しいアプローチ」についてご紹介します。 TALES とは?Tales & Co. と note が共同開発した小説投稿プラットフォームです。誰でも物語を投稿し、作品を読んで楽しめます。 2025年4月に Webサイト を公開し、2025年9月に iOS・Android アプリをリリースしました。 Andr

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技術の話

自分の書いた技術記事まとめ

9 本

SNSの使い過ぎを防止するChrome Extensionを作った

SNSはやめた方が良いというのは分かっているのだが、ついつい眺めてしまうものである。特にTwitter……いやXは10年以上暮らしていた場所なので見過ぎてしまう。このままではいけないと思ったので、使い過ぎを防止するChrome Extensionを作った。StayFocusdやOneSecでもだいたいは良いのだが「一定時間ごとに OneSec 的なポップアップを入れる」「今どれだけ使っているかをリアルタイムに表示する」はこれらの拡張機能にはないので自分で作ることにした。逆に、

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アプリケーション側でのEmbeddingモデル変更を「設定のみ」で完結させる設計とA/Bテスト基盤

noteでサーバサイドエンジニアをしている露木です。突然ですが皆様、ベクトル検索は活用されているでしょうか? ※ この記事はnote株式会社 Advent Calendar 2025の9日目の記事です。 生成AIの発展により、これまで以上にベクトル検索が注目されるようになりました。ベクトル検索エンジンひとつとってもVespaのような老舗からQdrantやWeaviateといった新勢力も登場し、まさに群雄割拠といったところです。直近ではOpenSearch Serviceが

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Mermaidでソフトウェア開発における「図」の効率を上げる

本記事は社内LTのために作成したものであるが、社内情報を含まない部分についてはnote社外でも有用だと思われるため公開する。 昨今は生成AIの隆盛によって、ソフトウェア開発におけるドキュメンテーションの重要性がより強く認識されるようになった。仕様を明文化することでコーディングエージェントをより効率的に機能させられるのはもちろん、コーディングエージェントにとって把握しやすいプロジェクトは後からキャッチアップする人間にも優しいのである。 一方で、生成AIに画像情報を読み込ませ

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非MLエンジニアがMetaflowを使ってML処理を高速化した話

noteで推薦チームのPM兼サーバサイドエンジニアをしている露木です。今回は非MLエンジニアである私がMetaflowを使ってML処理を高速化した話をします。詳細は後述しますが、440分かかっていた推薦記事リストの作成を120分まで短縮しました。(120分のうち80分はバッチ処理の待ち時間です) ※ この記事はnote株式会社 Advent Calendar 2024の4日目の記事です。 MetaflowとはMetaflowはNetflixが開発しているMLパイプラインを

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読書記録ログ

私の読書記録です。

39 本

2026年1月の読書

1月は4冊読んだ。プシェヴォルスキの『民主主義の危機』は別途記事を書いたので、ほかの三冊について短評を書く。 水島治郎 『ポピュリズムとは何か』(中公新書)昨今の政治状況を語る際、「ポピュリズム」ほど安易に消費され、定義が曖昧なプラスチックワードと化した言葉はない。本書の良い点は「エリートに対する『人民』の直接的代表権の主張」というポピュリズム定義を新書サイズで丁寧に整理し直した点にある。 個人的に興味深かったのは、マーガレット・カノヴァンが提唱する「デモクラシーの二つの

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民主主義は崩壊ではなく劣化する─プシェヴォルスキ『民主主義の危機』

現代の政治は、なぜこんなに筋が通らないのか現代の政治状況は不思議なことだらけである。 プシェヴォルスキ『民主主義の危機:比較分析が示す変容』は、この「筋の通らなさ」に対して、分かりやすい処方箋を提示する本ではない。むしろ本書が面白いのは、政治学がどこまで理解していて、どこから先が理解できていないのか、そして理解できないのはなぜなのかを、丁寧に線引きしていく点にある。 本書の態度は、前書きのこの一節に集約される。 政治を論じると「何が原因か」を言いたくなる。だが因果の同定

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ロールズの正義論を100ページ程度で説明する技巧に唸った新書『ジョン・ロールズ』

散々「ロールズは理解しておかないとなぁ」と思っていたが正義論や社会的リベラリズムを読む気にはならなかった。そこでまずは新書から、ということで講談社現代新書から出ている『今を生きる思想 ジョン・ロールズ 誰もが「生きづらくない社会」へ』(玉手慎太郎著)を読んだ。 本書の凄いところはロールズの主著『正義論』を100ページ程度で解説していることにある。しかも丁寧な解説で、ロールズの思想の核心部である格差原理を大まかに理解できるようになっている。これなら人に勧めやすい。 短いから

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『政治はなぜ失敗するのか』はチームみらいに期待する人々に読んでもらいたい一冊

弱冠35歳にてオックスフォードの教授になった気鋭の政治学者、ベン・アンセルによる初めての一般向け書籍である『政治はなぜ失敗するのか』を読んだので紹介したい。2025年の参院選までに読み切ってレビューを書こうと思っていたのだが、読み終わるのもレビューを書くのも随分と遅くなってしまった。400ページ超の本を読めて、かつ政治に興味のある人全てに勧めたい本であるが、テック業界人としてはチームみらいに期待する人々に特に読んでもらいたい。本書を読んであなたが「コントリビュート」して軌道修

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5 本

『ウォーフェア』は映画館で観るべき映画だ

『ウォーフェア 戦地最前線』を観てきた。本作は映画館で観ることを強く推奨する映画である。加えて、できれば音響の良い映画館で観たほうが良い。理由は単純で、この映画の肝が「物語」よりも「体験」にあるからだ。 日本では『シビル・ウォー』のアレックス・ガーランド監督の名前が先行して宣伝されているが、本作の目玉は元SEALs(米海軍特殊部隊)隊員のレイ・メンドーサが共同監督を務めていることだろう。 冒頭のテロップで「記憶に基づく話である」と表明される通り、本作は戦場での主観的経験を

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2025年8月の映画感想文

8月は映画館で3本観た。9月はザ・ザ・コルダのフェニキア計画は観ておきたい。ウェス・アンダーソンの絵作りが好きなので。 アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー「2」というからには「1」がある。1は一部でカルト的な人気を誇るZ級映画で、なぜか生き延びていたヒトラーと東條英機が潜水艦でガーナに辿り着き、呪術的な力を持つ血染めの党旗を駆使して現地のガーナ人を洗脳し、ガーナ征服を狙うというトンデモ映画であった。洗脳されたガーナ人はなぜか白塗りされ「ガーナアーリア人」として

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『国宝』と『罪人たち』を観て思った、ドメスティックな映画を理解することの難しさ

少し前のことになるが、『国宝』を鑑賞してきた。世間で高く評価されているだけあって面白い映画だったし、純粋に映像表現としての力が素晴らしかった。その少し後に『罪人たち』を鑑賞してきたのだが、こちらも高く評価されているだけあって面白く、映像表現の斬新さ・美しさが印象に残る映画だった。 そして鑑賞後に『罪人たち』の解説をいくつか見て、ふと思ったのである。果たして『罪人たち』を観た日本人がどれくらい、アメリカの黒人史を理解しているのだろうか。 『罪人たち』が要求する前提知識『罪人

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『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』を観てきた

ちょっと前の話になるが、『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』という映画を観てきた。ちなみに初めてTOHOシネマズのシャンテに行った。 不勉強ながらリー・ミラーという名前を知ったのは『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を観た後で、『シビル・ウォー』のリー・スミスのモデルとなった人物……という理解でしかない。 いわば「にわか」の私が見る限りの印象ではあるが、彼女の写真は戦争の惨禍を写しながらもどこか美しさが垣間見えるもので、そこに特異性のようなものを感じた。そういう印象があっ

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下克上婚活戦記 season 2

年齢=彼女いない歴の男性(32)が、パートナーを作るか心が折れるかまでの戦いを綴る自戦記。season 2はどうなるんだろうか。

15 本
¥500

【終】一年間頑張って、悟ってしまった話【s2:15話】

s2:14話/連載トップ シーズン2の最終回です。前回から時間がかかってしまった事情については有料部分にて。

11
¥300

タイトルを回収したかった話【s2:14話】

s2:13話/連載トップ/s2:15話 今回は経過報告です。6月の下旬に新コロに罹ってしまい、大きく減速してしまいました。 そして次回がシーズン2の最終回になります。

10
¥200

バキ童チャンネルに勇気を貰った話【s2:13話】

s2:12話/連載トップ/s2:14話 Pairsを再開してデートのアポは取れた。初回のデートは次に繋げられることもある。けれど、心の距離はどうしても縮まらない。 どうしてだろうか、と思っていたが、バキ童チャンネルでYes!アキトさんが芯を食ったことを言っていた。 「自分が嫌われる存在だという前提の元で全ての行動原理を決めている」というぐんぴぃへの指摘。しっかりと刺された。 この前提があると、プライベートでの発言と行動の前に「嫌われるんだろうな」という判定が入ってしま

13
¥200

s2:12話 魅力について希望を持った話

s2:11話/連載トップ/s2:13話 前回の失敗を活かし河岸を変えることにした。とはいえ無策でいくのも同じ失敗を繰り返すだけである。まず自分の問題として、マッチングアプリでメッセージが続かないことがある。どうしたものかな、と思ったがフォーラムに面白い投稿があった。 そうだね!!!! 結局いろいろ工夫してもそんなにうまくいかないのはスペックの問題である。つらいね!!!! ということで終わらせて何も行動しないのがこれまでだったので、一度腰を据えて考えみることにした。そう

9
¥100
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下剋上婚活戦記(まとめ)

年齢=彼女いない歴の男性(31)が、パートナーを作るか心が折れるかまでの戦いを綴るものである。戦う相手は貧弱な自己イメージであり、諦めようとする自分の心だ。有料記事ではあるが外に出せる内容は無料で公開する。一方、赤裸々な内容を含む場合は有料部分に記載する。できれば週に一度は更新したい。

28 本

【終】一年間頑張って、悟ってしまった話【s2:15話】

s2:14話/連載トップ シーズン2の最終回です。前回から時間がかかってしまった事情については有料部分にて。

11
¥300

タイトルを回収したかった話【s2:14話】

s2:13話/連載トップ/s2:15話 今回は経過報告です。6月の下旬に新コロに罹ってしまい、大きく減速してしまいました。 そして次回がシーズン2の最終回になります。

10
¥200

バキ童チャンネルに勇気を貰った話【s2:13話】

s2:12話/連載トップ/s2:14話 Pairsを再開してデートのアポは取れた。初回のデートは次に繋げられることもある。けれど、心の距離はどうしても縮まらない。 どうしてだろうか、と思っていたが、バキ童チャンネルでYes!アキトさんが芯を食ったことを言っていた。 「自分が嫌われる存在だという前提の元で全ての行動原理を決めている」というぐんぴぃへの指摘。しっかりと刺された。 この前提があると、プライベートでの発言と行動の前に「嫌われるんだろうな」という判定が入ってしま

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¥200

s2:12話 魅力について希望を持った話

s2:11話/連載トップ/s2:13話 前回の失敗を活かし河岸を変えることにした。とはいえ無策でいくのも同じ失敗を繰り返すだけである。まず自分の問題として、マッチングアプリでメッセージが続かないことがある。どうしたものかな、と思ったがフォーラムに面白い投稿があった。 そうだね!!!! 結局いろいろ工夫してもそんなにうまくいかないのはスペックの問題である。つらいね!!!! ということで終わらせて何も行動しないのがこれまでだったので、一度腰を据えて考えみることにした。そう

9
¥100
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下剋上婚活戦記 season 1

年齢=彼女いない歴の男性(31)が、パートナーを作るか心が折れるかまでの戦いを綴る自戦記。season 1はマッチングアプリを始めてから一区切りつくまで。

13 本
¥500

下剋上婚活戦記【第12話】下剋上成るか

【第11話】 season1 は最終回。これまでの戦いの記録はマガジンからどうぞ。 結果から言うとダメでした。season2制作決定です。ここからは反省会場です。 マインドの問題人生がソロに最適化されすぎていて、他人を好きになる回路が完全に死んでいることがかなり良くないと感じている。これまで人間関係で良い思いをしたことがほとんどないので、モチベーションを維持できないというのも厳しいところだ。 その後もしばらくPairs自体は続けていたのだが、「どうせダメだろうしなぁ」

11
¥100

下剋上婚活戦記【第11話】飛翔

【第10話】 ラーメンを食べていたら唐突に訪れた転機。今回はのっけから有料。 【第12話】

8
¥200

下剋上婚活戦記【第10話】2度目が分からん

【第9話】 noteの中の人にもかかわらず有料マガジンの使い方をよく分かっていなかった。どう認知を改善すれば良いのだろうか、と少し考えようと思った。 今回以降はシーズンごとにまとめて有料マガジンにして販売する。season 1は今回を含めてあと3話で終わる予定なので、単体で200円×3より安い500円での設定で販売している。 さて本編。 2度目のデートがわからない。いや、デートに限らず2度目の会話が苦手だ。そういえば過去に『2度目の会話が続きません』を読んでいた。ちょ

6
¥200

下剋上婚活戦記【第9話】ゲームと学びと

【第8話】 7話で会った人と2回目のデートの約束をした。そして恐れていた事態が起こった。体調を崩したという。 【第10話】

7
¥200
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