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マガジン一覧

痛くて。生きてる。

生き物と触れて感じた記録。 蛇に噛まれた痛みを笑い飛ばす。生きている手触りを確かめる、親父の日々です。

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絶滅していく命は、救わなければいけないのか? ~自然淘汰と僕らの財布~

生き物を飼っている人間なら、誰だって知っている事実がある。 生き物は、食べるし、排泄するし、寝る。人間だって同じだけど。 愛情を持って育てるのは当然だとして、その「住む環境」を整えるのには、とにかくお金がかかる。 「……って、高くないですか?」 特に爬虫類の飼育グッズは高い。だから僕ら飼育者は、ホームセンターを徘徊し、100円均一のようなショップも見て回り、安く手に入る代用品を求めて歩く。 何気なくスマホを見ていて、あるニュースが目に止まった。 「国蝶オオムラサキの保

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「もう止めてよ」~ 冬のカマキリと狂わされた時計(後編)

ベビーの頃から育てていた我が家のオオカマキリは、最終的に7回の脱皮を経て、8月から翌年の1月まで、実に半年にわたって生きた。野生ではあり得ない長寿である。 娘は、この緑色の女王様を可愛がっていた。 カマキリへの愛着が見て取れたから、面白くて生成AIで一緒に歌を作ったりもした。オリジナルの「カマキリソング」を作り、それに合わせて陽気に歌って踊る日もあった。 デジタルの力で生み出されたポップで可愛いカマキリの歌。そこにあった「自然とのふれあい」というのは、まだ可愛らしさがあっ

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終わらない狩りと、緑色の女王様。〜はじめは「最期まで面倒見る」って言うんだ〜(前編)

いつものように娘と公園へ虫を捕まえに行った。あれは2年前の夏のことだ。 「見て見てー」 娘が手のひらに乗せて見せてきたのは、まだ小さなカマキリのベビーだった。小さすぎて、よく目を凝らさないと形すら分からない。弱々しく、可愛らしい緑色の点だ。 「飼いたい!」 「え? 飼う?」 私は少し驚いたが、ここですんなり「いいよ!」と即答するわけにはいかない。親としてのお決まりの儀式を挟む必要がある。 「飼うなら、ちゃんとお世話できるのね? 責任を持って、最期まで面倒見なきゃダメ

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良かれと足した「緑」が完成させた、死のピタゴラスイッチ

私は、幅60センチのガラスケージの中では、ちょっとした「創造主」だ。 住人は、ニホントカゲが一匹。私は彼女のために、土を敷き、水飲み場を置き、安全で快適な世界を与えていた。だが、しばらくするともっと良くできると考え始めた。 「石や木はあるが、緑が足りない」 お弁当が茶色になっているのを、いろどりが足りないと言って余計な野菜を入れる感じか?いやいや、緑があれば、彼女も喜ぶはずだ。 自然の息吹を感じて、土に潜ってばかりでなく、顔を見せに来るんじゃないか?そうだ。美しい箱庭に

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