メインコンテンツへスキップ
 

マガジン一覧

書籍をご紹介くださったnote

『あなたの四月を知らないから』をご紹介くださったnoteを集めています。たくさんの「見つけたよ」「読んだよ」「買ったよ」を、ありがとうございます✨ ※書名のハッシュタグをつけていただいているnoteを収録しています

好きで書いた記事が、作者さんに届いた。そんな奇跡みたいな話

こんなことって、本当にあるんだ……。 と思いました。 好きな作品について、一生懸命書いた記事に、 作者さんご本人から直接コメントをいただく。 しかもただ反応をいただいただけではなく、 こちらの読みをていねいに受け取ってくださって、そのうえ、とてもあたたかい言葉を返してくださる。 そんなこと、そうそう起きないと思うんです。 だから今回のことは、私にとってかなり大きな出来事でした。 青山ヱリさんの『あなたの四月を知らないから』について書いた記事に、 なんと青山さんご本人か

66

39歳、貯金1000万、そして「推し」ではない救いー青山ヱリ『あなたの四月を知らないから』が教えてくれる、孤独を飼い慣らすための5つの知恵

39歳になっても、人生は案外ぐらつきます。 仕事ではそれなりに責任があり、周囲からは「ちゃんとした大人」と見られる。けれど、ふと一人になったときに、心の奥からじわっと湧いてくる不安がある。 このままでいいのだろうか。 私は、どこへ向かっているのだろうか。 青山ヱリさんのデビュー作『あなたの四月を知らないから』は、そんな言葉になりきらない不安を、驚くほど繊細に、そして生々しくすくい上げた小説です。 この作品には、派手な事件があるわけではありません。 でも、読んでいるうち

67

20260401 3月に読んだ本を振り返る

3月はなんだかんだと体調を崩すことが多かったり、漢検の勉強の方に気を取られていたりしたこともあって、数こそ多くはなかったものの3冊読了したので振り返っていこうと思う。 ※2月に読んだ本は以下よりどうぞ。 ◆「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う(香月孝史) 2月末にギリギリ読み切れなかった本書。久しぶりにエッセイでも小説でもない学論的な本に手を付けたので、なかなか読みが捗らなかった。 そもそもこの本は学生時代に大学生協の書籍コーナーで購入したまま全く手を付けず、8

7

KOBE BOOK FAIR MARKET & MARKETで見つけた、新しい本との出会い方

先日開催された KOBE BOOK FAIR & MARKET で一番斬新だと思ったのは、"あらすじ百景"というブースだった。 ここに積み上げられた文庫本にはパステルカラーのブックカバーがかけられていて、そこには小さな小窓が開けられている。 更にページをめくることができないよう、文庫本には薄いビニールがかかっているので、 読み手は作者もタイトルもわからないまま、小さな窓から見えるあらすじだけを手がかりに本を選ぶという企画なのだ。 この物語はどんな展開になるのか。 ミステ

16
もっとみる

『あなたの四月を知らないから』編集日記

創作大賞2024(note主催) 朝日新聞出版賞受賞作「大阪城は五センチ」を収録した単行本『あなたの四月を知らないから』の著者 青山ヱリさんと、担当編集者Hによる編集日記です。

19 本

「あなたの四月を知らないから」感想投稿キャンペーン

『あなたの四月を知らないから』(朝日新聞出版/2025.4.18刊行)のキャンペーンが実施されることになりました。 Xにて本書のご感想をポストいただいた方の中から、抽選で5名の方に、オリジナル絵柄図書カード(1,000円分)がプレゼントされます。 感想は「心に残ったセリフやエピソード」の紹介でもOKとのこと。 過度の長文でなければ、本文の引用も大歓迎です。 などなどポストしていただけましたら嬉しいです。 #ここ気に入ってるの作者だけ説 詳細は以下の通りです。 【応募期間

39

一挙100ページ超公開中!「あなたの四月を知らないから」試し読み

昨年四月の発売以来、青山ヱリさんのデビュー作『あなたの四月を知らないから』にたくさんの感想をお寄せいただいています。また新しい四月が訪れようとしているこのタイミングで、より多くの方に手にとっていただきたいとの願いを込めて、感想投稿キャンペーンを行うことにいたしました。 キャンペーン実施を記念し、試し読みとして冒頭100P超を無料公開いたします。この機会にぜひお楽しみください! キャンペーンの詳細はこちらから▼ 大阪城は五センチ  脱いでいた服を身につけた後は、宇治のそば

18

「あなたの四月を知らないから」感想投稿キャンペーン実施中

昨年四月の発売以来、青山ヱリさんのデビュー作『あなたの四月を知らないから』にたくさんの感想をお寄せいただいています。また新しい四月が訪れようとしているこのタイミングで、より多くの方に手にとっていただきたいとの願いを込めて、感想投稿キャンペーンを行うことにいたしました。作品を読んであなたの心に残ったセリフやエピソードを募集します。 応募期間 2026年3月19日(木)~2026年5月20日(水) 応募方法 X: 小説トリッパー&朝日新聞出版文芸 @tripper_asahi

10

「#読書の秋2025」投稿コンテスト、朝日新聞出版の結果発表!

★推薦図書①●青山ヱリ『あなたの四月を知らないから』 【受賞作】 <青山ヱリさんからのコメント>  実家の引越しという、中島さんご自身の大きな転機と重ねて綴られたご感想文を拝読しながら、由鶴がふたりいるような不思議な感覚に陥りました。「寄る辺なさのなかで生きるからこそ見えるもの」を、見えただけでなく抱きしめようとする中島さんの心持ちが、とても切なくてとても温かいです。読後は「かみさま」と唱えたくなるような、静かな余韻に包まれました。ご受賞おめでとうございます!  このたび

28
もっとみる

大阪城は五センチ【創作大賞2024 / 朝日新聞出版賞】

受賞作品と関連記事をまとめたマガジンです。 原稿は応募時のままです。誤字脱字&言葉の誤用も記念にそのまま残しています。

創作大賞参加作品の前半部分を今日の深夜に公開します✨ 5記事で2.5万字、恋…

創作大賞参加作品の前半部分を今日の深夜に公開します✨ 5記事で2.5万字、恋愛小説部門です。 女性向け風俗の男性キャストに恋心を抱く主人公と一緒に、恋や家についてあれこれ考えてます。フォローしてくださってる方のタイムラインにご迷惑をかけてしまいそうです(が大目に見てください)

35

大阪城は五センチ《 1 》 【創作大賞2024】

脱いでいた服を身につけた後は、宇治のそばにいる資格をすっかり剥奪されたような気持ちになる。 バスルームに水の音が響くのを聞きながら鏡台の前に立ち、クリーニングしたてのスラックスをしっかり引き上げ、新品のセーターの裾を整えた。申し訳程度に眉を書き足し、色付きの薬用リップを塗っただけのささやかな顔が、鏡の中から心配そうにこちらを見つめ返してくる。励ますようにショルダータイプのスマホケースを肩から掛け、カバーの内側に挟んである一枚のカードに、ケース越しに手を当てた。自分の顔と

306

大阪城は五センチ《 2 》 【創作大賞2024】

《1》《2》《3》《4》《5》《6》 《7》《8》《9》《10》《11》《最終話》 <back                  next> 「あんたライン見てへんやろ。おすすめ物件送ったのに」 電話に出ると、興奮した母の声があまりによく通るので、耳にあてたスマホを少し離した。テレビに推しの俳優が出てきたときと同じ、元気よく甘酸っぱい顔をしているにちがいない。スマホの音量を、ふたつ下げる。 「おすすめしていらんわ。あと、既読つかへんくらいで電話せんとって」 「だって楽し

107

大阪城は五センチ《 3 》 【創作大賞2024】

《1》《 2 》《3》《4》《5》《6》 《7》《8》《9》《10》《11》《最終話》 <back                  next> 多部ちゃんのコートはショッキングピンクなので、遠くからでも見つけやすい。 駅前の灰色じみた風景の中で、宝くじ売り場と同じくらい目立っている彼女に「多部ちゃーん」改札を出てすぐに声を掛けた。こちらに顔を向け、目を細めて睨みつけていた多部ちゃんが、わたしだと気付いて小さく跳ねて、胸の前で手をすばやく振る。 「あけましておめでとうご

102
もっとみる