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マガジン一覧

眺めた、見た、読んだ

私の本の読み方はかなり雑なので、読書とは言えないかもしれませんが、本は大好きで、少しでも素晴らしい本に出会えることが人生の楽しみです。ここでは、これまで眺めたり、見たり、読んだ本の感想を書いていきます。

AIに淘汰される未来か、ファンに愛され続ける未来か。あなたの会社が選ぶべき、たった一つの道。

2025年、マーケティングのルールは、静かに、そして完全に書き換えられました。 あなたの広告費、もしかしたらAIという名の巨大なフィルターに吸い込まれ、誰にも届いていないかもしれません。 この残酷な変化に、まだ気づいていないのですか? もう、「伝える」だけでは届かない。AIがもたらしたマーケティングの“終焉”。情報爆発の現実:もはや人間には処理できない情報の大海 私たちは今、とんでもない情報環境に生きています。2024年、世界に流通した情報量は149ゼタバイト。これは

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AIとPMの倫理──スピードよりも“説明できる未来”へ

ここ数年、生成AIは社会の呼吸を変えた。 ChatGPTが登場してわずか数か月で世界は書き換わり、プロジェクトマネジメントの現場もまた例外ではなかった。 計画立案、リスク分析、レポート作成。 これまで何時間もかけていた作業が、数分で終わる。 私たちは、あまりにも速く走る時代にいる。 だが、中谷公巳氏の『AI時代のプロジェクトマネジメント 導入と実践』を読むと、心の中に静かなブレーキがかかる。 著者はこう言う。 この言葉を読んだとき、私は“スピードよりも説明”という言葉を思

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対立の熱をどう扱うか

どの会社も「変わらなきゃ」と言う。 でも、変わらない。 人の意識の問題ではなく、構造の問題だと気づいたのは、『企業変革のジレンマ』を読んだときだった。 この本は、真面目な人ほど組織を動かせなくしてしまう「構造的無能化」という現象を解き明かす。 変革を阻む三つの壁——「わからない」「進まない」「変わらない」。 それを越える鍵は、改革の号令ではなく「対話」と「ケア」だと著者は言う。 つまり変革とは、戦いではなく、回復のプロセスだ。 その考えに深くうなずきながらも、頭の中にはも

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「お人好し」は卒業せよ。「賢いギバー」として君臨せよ。

——10年の時を経て証明された、アダム・グラント『GIVE & TAKE』の真価 なぜ、私たちは「優しさ」を恐れるのか?「正直者がバカを見る」 「奪い合えば足りぬ、分かち合えば余る(と言われても、奪った方が早くないか?)」 私たちは、そんな冷笑的な空気が漂う社会を生きています。 職場で困っている同僚を助ければ、自分の仕事が終わらず残業になる。手柄をチームで共有しようとすれば、声の大きい誰かに横取りされる。SNSを開けば、他人を論破し、マウントを取り合う「強者」たちの言葉が

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コミュニティ運営

運営しているコミュニティについてのつぶやきや感想など

分散データ時代の「正解」はどこにある?

2026年1月22日(木)開催、金融データ設計の”次の一手”を考える異色の勉強会のご紹介導入:あなたの会社のデータ、本当に「一箇所」に集まっていますか? 金融機関の現場では今、データが勘定系システム、クラウドサービス、各種業務ツールといった様々な場所に散らばっています。「すべてのデータを一箇所に集めてから活用する」という伝統的なアプローチは、日に日に難しく、非現実的なものになりつつあります。生成AIや高度な分析をビジネスに実装する上で、この分散したデータの『準備』こそが、今

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フィンテックに「共感」や「感情」を取り入れることはできるだろうか?

フィンテック養成コミュニティのスタッフとして日々活動しています。普段はスタッフ会議で新しいプログラムや企画を検討するのですが、今日はその会議で取り上げたいと考えているアイデアを、あえて一般公開という形で綴ってみようと思います。テーマはずばり、フィンテックに「感情」や「共感」を取り入れることの可能性です。まだ何か具体的に決まった取り組みがあるわけではなく、「こんなこと、できないかな?」と問いかける段階のものです。それでも、その背後にある思いや動機を、ここで少し整理し、共有してみ

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わたしのDX改革はここから始まる:『デジタルアイデンティティー』がもたらす変革

こんにちは。私はエンジニアからプロダクトマネジャーに転身し、認証関係のシステム開発や、ソリューションのアーキテクチャ設計、さらに金融業界やデータサイエンスの現場での開発経験を経てきました。現在は証券会社でプロダクトマネジャーを務める一方、有志でITコミュニティなどの運営やメディアの記者もしています。業界の動向を追うために、毎年ビジネス書やIT技術書をたくさん読む“読書好き”でもあります。 エンジニアの視点とビジネスの視点の両方を持ちながら、普段は主にフィンテック領域やコミュ

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いまさら聞けない「話し方」の根本はこの一冊で学ぼう

累計76万部を突破した驚異のビジネス書『頭のいい人が話す前に考えていること』をじっくりと読んでみました。「『話し方』テクニックは一通り学んだのに、なぜか人を動かせていない……」と感じる方に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。本書では、「口がうまい」よりも「話す前の考え方」で大きな差が生まれる、と説いています。 実際、他の読者からも「本書を読んでから、周囲とのコミュニケーションが深まった」という声が多く寄せられています。特に「相手のために知識を使う」という発想は、多くの共感を呼ん

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分散データ時代の「正解」はどこにある?

2026年1月22日(木)開催、金融データ設計の”次の一手”を考える異色の勉強会のご紹介導入:あなたの会社のデータ、本当に「一箇所」に集まっていますか? 金融機関の現場では今、データが勘定系システム、クラウドサービス、各種業務ツールといった様々な場所に散らばっています。「すべてのデータを一箇所に集めてから活用する」という伝統的なアプローチは、日に日に難しく、非現実的なものになりつつあります。生成AIや高度な分析をビジネスに実装する上で、この分散したデータの『準備』こそが、今

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週刊フィンテック_ニュース_2025年6月6日_6月13日

今週も、いろんなAIを組みあわせてレポートを作成してみました。 金融業界が激変した1週間ChimeのIPO成功から暗号資産制度化まで、金融エコシステムの「実装フェーズ」が始まった 2025年6月6日から13日という僅か1週間で、金融業界の構造が根本的に変化しました。フィンテック企業の株式市場復帰、暗号資産の制度化、中央銀行政策の分岐が同時進行し、業界は「実験段階」から「実装フェーズ」へと移行。金融機関の経営者とフィンテック企業の新規事業担当者が知っておくべき、歴史的転換点

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週刊フィンテック_ニュース_2025年5月30日_6月6日

今週も、いろんなAIを組みあわせてレポートを作成してみました。 金融とテクノロジーの境界が溶解する瞬間を目撃せよ2025年6月第1週、金融・フィンテック業界は歴史的な転換点を迎えた。日米で進む暗号資産規制の明確化、NTTとSBIによる3,343億円規模の大型提携、そして各国中央銀行の政策分岐。これらの動きは単なるニュースではない。業界の勢力図を根底から覆す構造変化の序章である。 従来の金融機関は生き残りをかけた異業種連携に舵を切り、フィンテック企業は規制の追い風を受けて本

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週刊フィンテック_ニュース(音声)_2025年5月30日_6月6日

2025年5月30日~6月6日の期間におけるフィンテックおよび金融関連、マクロ経済動向についてまとめました

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VUCA Labo

先が見えないVUCAの時代に、私たちは何を考え、どんな行動をしていけば良いのでしょうか?VUCA時代における未来の創り方を考えていくための知恵やヒントを発信していきます。

5年の進化が凝縮!――『ソフトウェアファースト』で日本企業は変われるか

「ソフトウェア・ファースト」の第1版と第二版との間には、5年の歳月を経て改訂が行われました。本稿では、これら2つの版における違いについて述べてみました。 新版が生まれるまでの5年を振り返る2019年に発売された第1版『ソフトウェア・ファースト』は、当時としてはかなり斬新な切り口で「ITの手の内化」「ソフトウェアを自ら使いこなす企業文化」を説き、業種や企業規模を問わず大きなインパクトをもたらしました。ITといえば外部に丸投げするのが当たり前だった多くの日本企業に向けて、「自社

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未来を描き出すことこそが、希望をつかむための道標となる

今回は、5月29日に発売される「実践シナリオ・プランニング」を、一足先に入手できたので、本の感想について書きます。 シナリオ・プランニングとは何かシナリオ・プランニングとは、将来における不確実な中から可能性を考えていく手法です。よく長期的な未来を考える手法だと思われることがありますが、長期に限ったことではありません。見通しが立ちづらい将来を設定するのが妥当なので、昔なら5年後とか10年後かもしれませんが、今時はもっと間隔が短くなっていることもあります。大事なことは自分たちが

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循環型で持続可能な事業に必要なコト

こんばんは 今年の4月に立ち上げたVUCA Laboコミュニティは、おかげさまで継続的に活動が行えております。これまで、ビジネスや組織での創造的な取り組みや、地方でのまちづくりや新規事業・改革について議論してきましたが、いろいろ話を伺っているうちに民間企業だけではなく、金融機関や行政、起業間同士での連携がますます重要だなと感じております。 そこで、次回の VUCA Laboでは『循環型で持続可能な地方でのデザイン』というテーマでセミナーを開催する運びとなりました。このnote

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デザインマネジメントとシナリオプランニングは同時に進められるのか

9月30日にソシオメディア株式会社の代表であり、人間中心設計推進機構の理事長でもある篠原稔和さんをお招きして、現在のような先が読めない時代における「デザイン」をテーマにしたイベントを行います。モデレーターの新井さんはシナリオプランナー協会 代表理事なので、今回はデザインマネジメントとシナリオプランニングの関係について質問できる又とないチャンスなのでとても楽しみです。 デザインマネジメントとシナリオプランニングの両立は効率的か シナリオプランニングは、企業にとって重要で不確実

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