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マガジン一覧

坐禅と絶対と相対 今、私、現実

 禅の勉強をしていると「今」とか「私」とか「事実」という言葉が頻出する。なぜこれらが強調されるのだろうか。今、私、現実、というのは分析哲学でも重視されているらしく、指標詞と呼ばれている。  「今」というのは「いつ言うか」で内容が変わってくる。僕が現在「今」と発話すると、2026年4月3日の6時14分を指すが、1年前に発話すれば2025年4月3日の6時14分だろうし「今」というのは「発話する時点」で内容が変わってくる。  「私」というのも似たような形をしている。僕が「私」とい

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足を使ってうまく動けなくなる夢ふたつ/押しているのに押せないハンコ【マンダラ夢分析】

はじめに 心の動き方を「マンダラ」状にモデル化する夢のビジョンにおいて、見られ、記憶され、覚醒後に言葉で報告される不思議な世界。それは心の「深層」の脈動から立ち昇る振動が、表層意識の一番底・感覚印象の記憶の束を震わせたときに、そこから浮かび上がるパターンである。 神話も夢も、人間の心の「深層」の同じ脈動から立ち昇る振動が、表層意識の一番底に、その底面の平面に浮かび上がらせるパターンである。そのパターンが意識によって自覚される相に浮かんできた姿こそ、「マンダラ」である。 マ

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UFOの夢はマンダラ夢でもある -UFO(空飛ぶ円盤)は現代の「マンダラ」である-C.G.ユング『空飛ぶ円盤』を読む~真如の月 まどかならん(3)

C.G.ユング著『空飛ぶ円盤』を読む。『空飛ぶ円盤』でユングは、UFOを「マンダラ」であると述べている。「マンダラ」は、古今東西、人類による神話の語りや夢のビジョンに登場するものであるが、ユングによればそれは人の心の全体性が調和した状態の象徴であるという。 <1回目> * <2回目> 人類の心は、仮に表層/深層という二項対立に託して説明できるような動的構造になっている。 意識し自覚する自我 心には自覚することができる、意識することができる側面が確かにある。これを仮

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叶わぬ全体性願望の補償としてのUFO -UFO(空飛ぶ円盤)は現代の「マンダラ」である-C.G.ユング『空飛ぶ円盤』を読む~真如の月 まどかならん(2)

C.G.ユング著『空飛ぶ円盤』を読む。 下記の記事の続編である。 C.G.ユングは晩年の著作『空飛ぶ円盤』でUFOを、現代に現れた、神話的なイメージとして読み解いている。そしてそこで、UFOは「マンダラ」であると述べているのである。 UFOが物理的に、重さを測ったり長さを測ったりできる物体として実在するかどうか…という問いに答えを与えることは、ユングの役目ではない。ユングはそのような問いを離れて、そもそもなぜ20世紀の人々がUFOを見たと言葉で報告するのかということを考え

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