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マガジン一覧

女ひとり家を買う〜リフォーム超奮闘編〜

「そんな事ある!?」の連続。それが人生。

女 ひとり 家を買う 最終話

 ウナナナーン  ウナナナーン  引っ越しネコリアン♪  さてさて。  引っ越しの前に私にはまだやる事があった。  田舎生まれの田舎育ちとは言え、現代の衛生環境に慣れたひ弱なヒューマン。ペットボトル以外の天然水生活はさすがに初めてなのである。不安がないと言えば嘘になる。  そんな折、集落の神祭に引っ越し前に参加していた私は「ここの水は今まで一度も枯れたことがない」「水神様も奉られてる」(そういう滝がある)という何か良い感じの伝承の他に「検査は行政がしている」「ピロリ菌が検出

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女 ひとり 家を買う 〜リフォーム超奮闘編番外編〜

 『金田一少年の犯人の事件簿』という漫画がありまして。  『金田一少年の事件簿』に出てくる犯人の視点から描かれためちゃくちゃ面白い漫画なんですが。  その中の名台詞の一つに、トリックを実行する為に忙しなく動く犯人が言う 「やることが やることが多い…!」 というのがありまして。  ここ一年半くらい、ずっと脳内でこの台詞が流れ続けてます。  やることが やることが多い…!!!  だが、そのやる事も。  一年と半かけて、ようやく終了しようとしていた。  私より後に物件を

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女 ひとり 家を買う〜リフォーム超奮闘編最終回〜

 内装は、大正浪漫を感じさせる和風モダンがいい。  暗色のフローリングにお気に入りのランプを置こう。ベッドは犬が老いた時に上り下りがしやすい様、低いダブルベッドが良い。離れは貯蔵庫兼倉庫に作り替えて、納戸はキャットタワーにしよう。寝室は中庭が見える部屋だ。カーテンは必要ない。雨の日はそこで川の音を聴きながらゴロゴロして、晴れの日は犬とあの美しい一本道をどこまでも歩いて行こう。  一年前のnoteに書いた内容だ。  残念ながら離れは老朽化が激しく取り壊してしまったが。  見

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女 ひとり 家を買う〜リフォーム超奮闘編④〜

 なんと今回は二本立て、しかも画像盛りだくさん版です。  なぜ二本立てかは最後に分かる仕様。  犬を揉みながら書いてます。ちょっとでも動くと「どこいくの!?」となる甘えん坊タイムな犬。ネコリアンは先程私の上を飛んでどっか行きました。チリンチリンと首につけた鈴の音だけが頼り。あれがなかったら家の中にいるネコリアンを見つけられる自信がない。  さて、私を乗せたフック船長の船はおおむね順調に進んでいた。  途中「資材の入荷待ちです」とかはあったりしたけど、このご時世なので仕方がな

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女ひとり家を買う〜リフォーム奮闘編〜

ついに手に入れたマイホーム!果たして理想の家は出来るのか!?進めェーー!!

女 ひとり 家を買う〜リフォーム奮闘編⑥

 オッス!オラ、ジョー! うっひゃぁ〜!!  とんでもねぇ展開で、オラワクワクすっぞ! チャートにすっから、目をまん丸にして読んでくれよな!  ヤバい契約書と増額された見積書が届く(前回の最後)    ↓ 意味が分からなすぎてギルド長に連絡。  色々と発覚。色々と。 ↓ ギルド長、突然の 「僕は関係ないので下請けと直接話してください」  発言(キングクリムゾンは発動してないです) ↓ 当然ながら初対面となる下請けと話す。はじめまして。  増額の理由が面積が減った事で逆にど

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女 ひとり 家を買う〜リフォーム奮闘編⑤

 通常、中古戸建て購入してリフォームする人って  購入する家を決める   ↓  リフォーム業者を探す   ↓  相見積もりを取って業者を選ぶ   ↓  リフォーム内容の詳細を詰める(最終見積もり)   ↓  契約する   ↓  工事が始まる   ↓  工事が終わる   ↓  施主検査をする   ↓  引き渡しを受け、代金を支払う  だと思うんですよ。  実際去年私に続いて物件を購入した友人はそうだったんですよ。  聞きます?  今私がチャートのどこにいるか聞きます?

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女 ひとり 家を買う〜リフォーム奮闘編〜④ 余談・税金の話

 取り立てる時は能動的だけど、還付は受動的。  それが税金。  年貢の受け取り側にいたい人生だった。  今回の記事は短めです。    耐震補強の補助金を受けるにあたり必要となる『納税証明書』(有料)を二通り発行するついでに、『不動産取得税軽減措置申請書』を取りに行くことにした。漢字が多すぎるので簡単に言うと「不動産を手に入れた事に対する税金をいくらか控除してやろう」な書類の事だ。  そもそも不動産を購入する際に既に色々結構な額の税金がかかっているというのに、購入後に更に支

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女 ひとり 家を買う〜リフォーム奮闘編〜③

 そんなタイトルに奮闘とかつけても、さすがに後は業者さんにお任せするだけなんだし、何か起きるとか思わないじゃないですか。  コロナ禍で材料費が高騰!とかは起きたとしても全然想定内だし。    ギルド長(リフォーム会社社長)がコロナで入院して、パラディン(耐震設計士)が我が家の耐震設計図作った後そのまま忘れて放置してるとか、それがダブルで起きるとか普通思わないじゃないですか。   どういうこと!!??  驚きのあまり逆に冷静になる私に、電話口のギルド長は平謝りだった。  

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女ひとり家を買う

まずは物件を買う。難所は多い。だが進め。女ひとり、両脇に犬と猫を抱えて。

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女 ひとり 家を買う①

「物件はタイミングだ」  昔の偉い人も言ったかもしれないが、とりあえず物件を購入した大体の人がそう口にしている。  私はそれを全く信じていなかった。  だって何年も何年も探して。それでも欲しい物件が見つからない。年齢の桁は超えてないけど、踏み台くらいは登ってしまったというのに。  とは言え、私ことTwitterネーム「ジョー」サイドにも問題はあった。欲しい物件が漠然としていたのだ。  突然だが私は犬を飼っている。去年の夏に猫も加わったので正確には犬と猫を飼っている、が

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女 ひとり 家を買う②

 私は幼少よりなかなかに複雑な環境に身を置いてきた。もっとも生来ポジティブであるが故に「死ぬ事以外はかすり傷」と命の危険がなく生きてこれただけでも充分幸せであると感じている。  私の事情を知る友人からは「自伝を書けば売れそう」と言われるが、私の子供時代の思い出は宗教にハマった母親に無理やり学校を休まされて信者達の集団生活に一人で修行として放り込まれた日々なので残念ながら売れないだろう。クソ長え変な呪文は今でも五割くらいは覚えている。早く忘れたい。  さて。メールを送った翌朝

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女 ひとり 家を買う③

 室内の空気はカラッとしていた。  雪がほとんどない地方の季節的には当然と思われるかもしれないが、私がそう感じた理由は後程記載する。  玄関で靴を脱ぎアマ新が用意してくれたスリッパを履いて、中に入る。玄関の段差がかなりある。もし購入となれば、犬の為に一段何か用意した方がいいだろう。  内装は「和室」「和室」「和室」「和室」和室のオンパレード。  そう、この物件は一般的に『古民家』と呼ばれるそれであった。  ざっと360°見て、押し入れを見つけた。床板に隙間がある。あそこか

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女 ひとり 家を買う④

「あの大きな岩、あそこまでが敷地だと聞いています」  オラ先が指さしたのは川に向かって突き出した白い岩だった。林と接している大きな岩だ。遠目では分かりにくいが、おそらく川に降りることが出来るだろう位置にある。もし実際降りる事が出来れば、犬は楽しい夏を過ごすことが出来るだろう。  夏の水辺には蛇がいる?今の我が家の周辺は気温が上がると一日一回は「ウェーーイ!✨」と道路を斜めに滑っていくマムシを見るから今更だ。  今更で思い出したが、物件に到着した直後アマ新が深刻な顔をして私に

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