見出し画像

AI活用のサポートで、北陸銀行の行員 約2,000名の業務時間削減に挑む!【コクーのSUN社員】

みなさん、こんにちは!
データサイエンス事業部の”かなやん”です。

私が所属する「ライター班」のライターとして、コクー社員のインタビュー「コクーのSUN社員」をお届けします。

コクーのSUN社員
社名である「コクー」には「穀雨(こくう)」という穀物の成長に潤いをもたらす恵みの雨の意味も込められています。穀雨をつくるのは、太陽。
Sunshine(太陽の光)と社員をかけて、太陽のように明るく前向きな姿勢でコクーのミッション「一人ひとりが、会社をつくる。」を体現するコクーの社員を表しています。

今回は、AI女子として活躍する”おつる”さんにインタビュー。
昨年、「北日本新聞」でも紹介された北陸銀行様の生成AI活用の促進をサポートしている”おつる”さん。そのサポートとはどのようなものなのか?また、”おつる”さんがコクーに入社してから、AIプロンプトエンジニアとして活躍するまでの道のりを深掘りしてご紹介!是非、ご覧ください。

▼生成AI活用に関する記事はこちら

<プロフィール>
おつる さん
入社日:2020年10月1日
所属部署:
AI事業部
経歴:
事務のリーダー職・SV職に従事。RPAに興味を持ったことをキッカケにコクーに出会い、未経験でもチャレンジを後押ししてくれる環境とCEO入江の言葉とパッション・企業理念に共感し入社を決める。行動指針の一つ「できない理由ではなくできる方法を考える」はまさに業務改善に取り組む時の姿勢そのもので、できる方法が他にあるのでは?とできる方法を考えぬく自身の姿に重なった。
未経験からRPA事業のカスタマーサクセスとして経験を積み、企業へのRPA導入・運営を手掛ける。苦手意識があったファシリテーターに進んで手を挙げるなど、成長のためのチャレンジを続け「圧倒的当事者意識」を体現するコクー社員の一人。
2024年7月にAI事業が事業化したタイミングでAI事業に異動。これまでのRPAのスキルに生成AIをプラスして、お客様が求める最適解に最短でたどり着けるか、要望より上の提案ができるかを日々追求している。
コクーの「女性活躍委員会」のメンバーでもある。

北陸銀行様のAI導入の目的と課題

おつるさん:北陸銀行様の依頼としては「2024年4月に生成AIツールを社内に導入したけれど、導入初月以降利用率が低迷してしまい、施策をしたものの改善が見られないため生成AIに知見のある人にサポートして欲しい」というものでした。

かなやん:北陸銀行様は全行員の業務円滑化のために生成AIツールを導入したということですね。

おつるさん:はい、そうです。全行員、約2,000人を対象とした導入です。
労働人口数が減っていく中で、限られた業務時間を有効に使うためにAIで自動化できることはAIに任せて単純労働の時間を節約し、行員には人にしかできない付加価値の高い業務に集中してもらいたいという目的で行員へのAI活用を開始されました。

かなやん:2,000人!凄い規模ですね。実際使用しているのはどのような業務の方々なのでしょうか。

おつるさん:北陸銀行様の業務は「本部行員のオフィス業務」と「店舗行員の窓口・渉外業務」の大きく2つに分かれます。窓口業務の行員のAI活用として想定していたのは、お客様に対するお手紙を書く際の文章をテンプレート化、クレームが起きた際の対応方法、日本語以外の言語対応への活用です。

かなやん活用方法は想定されていたけれど、実際の使用率は低かったということですね。使用率の低さの理由はどのようなものだったのでしょうか。

おつるさん:そうですね、おそらく行員の方々が具体的な利用イメージが湧いていなかったことが大きかったのではないかと思います。大きかったのではないかと思います。

課題に対してのアプローチと結果

おつるさん:行員の皆さんの生成AI活用を上げるために、「生成AIの活用例を伝える」ということと「行員の皆さんへのヒアリング」を進めています。ヒアリングは、本部行員でPC業務がメインの方を対象に「どんなプロンプトが欲しいか」を聞き、それに対して生成AIで解決できることなのか、他のツールで解決するのが最適なのか、基幹システムの改修で済む課題なのかを判断して解決していきます。

かなやん生成AIでの解決にこだわるのではなく、VBAやRPAなどその課題を解決するのに最適な他のツールの提案までできるのは、コクーならではですね。

おつるさん:そうですね。生成AI活用を推進しているからと言って、生成AIでの課題解決に固執することはありません。これはバックオフィスに関わる幅広いツールでDXをサポートするコクーだからこそできることだと思います。
他にも、コクーはどの生成AIにも対応可能なので、お客様が使用されている生成AIの他にも、この生成AIだとこういう結果になって、この課題を解決するにはより最適ですよ、ということもお伝えしています。

かなやん:表面的な問題の解決ではなく、お客様の本当の課題は何なのか?にまでじっくり向き合う姿勢は、コクーの行動指針の一つ「良い意味で顧客の期待を裏切る」そのものですね!
生成AIの活用を広げるアプローチを始めてから、利用率に変化や動きはあったのでしょうか。

おつるさん:複数回にわたるヒアリングとオンライン・対面での勉強会を重ねた結果、2024年5月時点で10%程度だった利用率は、2024年12月には17%、そして2025年3月には32%へと着実に増加しました。また、北陸銀行様の各部署にデジタルツールを広める役割を担うご担当者様向けに個別説明会を開催したことも、利用率向上に大きく貢献したと実感しています。

かなやん:今後、更なる生成AI活用推進のために予定している取り組みはありますか?

おつるさん:ヒアリングの結果、生成AIで解決できることに対してはプロンプトのテンプレートを作成する支援を始めています。テンプレートを使っていただくことで、生成AIによる成功事例を積み上げていきたいです。
AIがなくても業務はできているという状況の中、生成AIの価値を感じていただくことで、AIの活用が更に広まっていけばと考えています。

生成AIの魅力とは

かなやん:ここからは”おつる”さんが生成AIのプロンプトエンジニアである「AI女子」として活躍するまでの経緯を聞かせてください!
未経験からRPA事業部でRPAの導入・運用をサポートしてきた”おつる”さんが、AI事業部に異動したのにはどのようなキッカケがあったのでしょうか?

おつるさん:AI事業部に異動したのは、コクーに入社して4年目になるタイミングでした。
キッカケは、担当していたお客様から「生成AIの繰り返しの作業にRPAを組み込むことってできますか?」と聞かれた際に即答できす、悔しかったからなんです。
業務効率に関わる技術には常にアンテナを張っているつもりで、コクー社内の社員SNSでも生成AIに関する情報が出始めていた頃だったのに、それをキャッチアップして業務に落とし込めていなかったのが悔しくて。
RPAに加えて、生成AIまでスキルを広げてビジネスの戦闘力を高めたい。生成AIにも挑戦してみたいと思うようになったんです。

かなやん:RPAも生成AIも業務効率を上げるためのツールという点では同じですが、生成AIならではの魅力はありますか?

おつるさんRPAは希望に沿って作って思い通りに動いたら◎(丸)で完結するんですけど、生成AIは自由度が高い。正解がないので、試行錯誤して求めている最適解をどれだけ最短ルートでたどり着けるのかが面白いです。ずっと常にもっといいものがあるかもって追求し続けられるところもありますね。

かなやん:なるほど。業務の中でやりがいを感じる時はどのような時ですか?

おつるさん何か改善できたという効果が、目に見えてわかったときですね。利用者が増えたとか、プロンプトの実行者が増えたとか。それが見えてくるまでには時間がかかるんですけど。
お礼を言われたりとか、追加のご相談があったり、何か手ごたえを感じたときにもモチベーションが上がりますね。

生成AI活用の促進に向けて

かなやん:それでは最後に”おつる”さんの今後の目標をお聞かせください。

おつるさん:様々な業種のお客様と関りながら、まだまだ経験も知見も増やしたいと考えていますし、これまで得てきた知見をもとに社内メンバーのフォローを行ったり、後継者を育てていきたいと考えています。

かなやん:今後の”おつる”さんと、その知見技術を受け継ぐ生成AIメンバーのより一層の活躍に期待ですね!

▼AI事業部についての記事はこちら

▼AI女子についての記事はこちら


noteの♡スキやTwitterのシェアなどでリアクションいただけると励みになります。ぜひよろしくお願いします。


▼こちらの記事へのご意見、取材依頼・問い合わせ等は下記のフォーム