【初心者向け】ウェブサイトの防御力は?「Security Headers」でセキュリティ状態を可視化しよう!
ウェブサイトを運営している皆さん、ウェブサイトの「セキュリティ対策」は万全ですか?
SSL化(URLが https:// で始まる状態)をして安心している方も多いかもしれませんが、実はそれだけでは防ぎきれないサイバー攻撃がたくさんあります。
そこで重要になるのが、目に見えないウェブサイトの守護神「セキュリティヘッダー(HTTPセキュリティヘッダー)」です。
今回は、自社サイトのセキュリティヘッダーがしっかり設定されているかを一目で確認できる無料ツール「Security Headers」の使い方と、対策のメリット・デメリットをわかりやすく解説します!
そもそも「セキュリティヘッダー」とは?
私たちがウェブサイトを見る時、ブラウザ(ChromeやSafariなど)とウェブサーバーの間で、裏ではこっそりとデータのやり取りが行われています。
セキュリティヘッダーとは、サーバーからブラウザに対して送られる「セキュリティに関する指示書」のようなものです。
- 「このサイトは他の怪しいサイトに埋め込まれないようにしてね!」
- 「安全な通信(HTTPS)以外ではアクセスさせないでね!」
このように、ブラウザに正しい動作を指示することで、悪意のある攻撃者が仕掛ける罠(偽サイトへの誘導や情報の抜き取り)から、サイトを訪問してくれたユーザーを守る役割を果たしています。
無料ツール「Security Headers」で現状を可視化しよう!
「うちのサイトは指示書を出せているの?」と疑問に思ったら、無料で使える外部のチェックツール「Security Headers」を使ってみましょう。使い方はとても簡単です。

🔍 チェックの手順
- Security Headers のサイトにアクセスする
- 検索窓(enter address here)に、チェックしたいウェブサイトのURLを入力する
- 「Scan」ボタンをクリック!
数秒待つだけで、あなたのサイトのセキュリティ状況が「A+」から「F」までの成績表として表示されます。
もし「D」や「F」などの赤い文字が出た場合は、セキュリティの指示書が不足しており、攻撃を受けやすい「隙だらけ」の状態になっているサインです。
なぜセキュリティヘッダーの対策が必要なのか?
結論から言うと、「自社の信用を守り、ユーザーに安全にサイトを利用してもらうため」です。
セキュリティヘッダーが設定されていないと、以下のような攻撃のターゲットになりやすくなります。
- クロスサイトスクリプティング(XSS): サイトに悪意のあるプログラムを仕込まれ、訪問したユーザーのパスワードや個人情報が盗まれる。
- クリックジャッキング: 透明なボタンをサイト上に重ねられ、ユーザーが気づかないうちに別の怪しいサイトで決済などをさせられてしまう。
対策をしていないと、ある日突然自社サイトが加害者になってしまい、大きな損害や信用の失墜につながる恐れがあるのです。
対策した場合・しない場合のメリットとデメリット
セキュリティヘッダーを設定することで得られる効果と、注意すべき点をまとめました。
| 状態 | メリット | デメリット・注意点 |
| 対策をした場合 | ・ユーザーの個人情報や自社サイトを攻撃から守れる ・「安全なサイト」として企業やブランドの信頼性が高まる ・最新のセキュリティ基準を満たすことができる | ・設定にはサーバー周りの専門知識が少し必要 ・設定を厳しくしすぎると、サイトのデザイン崩れや一部機能が動かなくなるリスクがある(事前のテストが必須) |
| 対策しない場合 | ・設定の手間やコストがかからない(※推奨しません) | ・悪意ある攻撃の標的になりやすい ・万が一情報漏洩が起きた場合、企業の信用を大きく損なう |
まとめ:まずは「知る」ことから始めよう
セキュリティヘッダーの設定は少し専門的な部分もありますが、まずは「自社が管理しているウェブサイトが現在どういう状態なのか」を正しく把握することがセキュリティ対策の第一歩です。
まだチェックしたことがない方は、今すぐ「Security Headers」で自社サイトのURLをスキャンしてみてください。もし評価が低かった場合は、ウェブサイトの制作会社やサーバーの管理者に「セキュリティヘッダーの追加設定は可能ですか?」と相談してみることを強くおすすめします。
ユーザーが安心して閲覧できる、安全なウェブサイトを作っていきましょう!
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