グローバル・クラスメート・サミット
Global Classmates Summit 2025
-

-
次世代リーダーの育成
2025年7月24日から8月2日にかけて、Global Classmates Summit 2025 がワシントンD.C.にて開催されました。
本サミットは、2,000名以上が参加したオンライン交流プログラム「Global Classmates 2024-25」に参加した日米高校生の中から選抜された14名(日本7名・米国7名)が、対面で学び合い、日米関係と国際社会における自らの役割を探究する次世代リーダー育成サマープログラムです。
COVID-19パンデミックを機にしばらくオンライン開催となっていたサミットですが、今年は6年ぶりのワシントンD.C.での対面開催が実現しました。生徒たちは、半年間のGlobal Classmatesへの参加を通じて培った互いの文化への基本的な理解を土台に、より深い相互理解と協働、そして実践的な学びを実現しました。
-

-
日本人参加生徒は渡米前に東京で3日間の事前研修に参加した上でワシントンD.C.へ向かいました。
ワシントンD.C.における約10日間に及ぶサミット期間中、生徒たちは大学の寮で共同生活を送りながら、以下の活動に参加しました。
・日米関係に携わるリーダーや専門家との対話
・異文化コミュニケーション・ワークショップ
・市民外交やグローバル課題に関するディスカッション
・体験型学習・ボランティア活動
-

-
締めくくりとして、日本国大使館旧公邸にて来賓の方々を前に、サミットでの学びを振り返り、次世代リーダーとして明るい日米関係や国際社会の未来を築くための提案をプレゼンテーションしました。その後、来賓の方々とのネットワーキングレセプションにおいて交流を深めました。
-
ローガン・ヴェルカー(ネバダ州・コロナド高校)
このサミットを通じて、私は日本文化についてさらに多くのことを学びました。学校の方針やSDGs、「もったいない」という考え方、さらにはアメリカに対する日本の視点まで、さまざまな理解を深めることができました。また、交流プログラムや将来のキャリアを通じて、どのように日米関係に貢献できるかという新たな可能性にも気づきました。その過程で、異なる文化や背景を持つ人々とコミュニケーションを取り、つながる力も高まり、日本語や日本のスラングについてもさらに学ぶことができました。この経験は、大学において日本語を副専攻に選んだ自分の決断が正しかったと改めて感じさせてくれました。言語や文化を学ぶことがとても楽しいと感じています。また、JETプログラムに参加することや、将来はエンジニアリング分野で日米関係の発展に貢献できるキャリアを目指すことにも興味を持つようになりました。サミットを通して、二つの文化の架け橋となることがどれほどやりがいのあることかを実感するとともに、将来参加できるさまざまな交流の機会についても知ることができました。総じて、このサミットは本当にユニークで視野を広げてくれる経験でした。国際関係にどのように貢献できるかという見方が変わっただけでなく、多くの学びと楽しさ、そして一生続く友情を得ることができました。
アブドゥラ・アブドゥルアジズ(ミネソタ州・ハーディング高校)
サミットに参加する前は将来の方向性が定まらず、専攻も特別な情熱があったわけではないもののファイナンスを考えていました。サミットを通じて、ゲストスピーカーの方々の仕事への情熱に触れ、私も人々の役に立ち、日米関係に貢献したいという思いを強く持つようになりました。自分の中に目的意識が芽生え、進みたい道が明確になり、専攻を国際ビジネス・国際関係へと変更しました。大学卒業後は、キャリアを始める前に1~2年ほどJETプログラムに参加したいと考えています。草の根レベルでのつながりを築く素晴らしい機会だと聞いたからです。サミットに参加する前は、日本と米国の複雑な相互の結びつきについて全く知らなかったため、日米関係の重要性について得た知識は、非常に貴重なものでした。また、普段ほとんど日本人に出会うことのない環境で育った私にとって、このような交流がいかに意味のあるものか、特に言語を学ぶ上でどれほど大切かを実感しました。
イーヴィー・イシャク(カリフォルニア州・ロスガトス高校)
このサミットは本当に素晴らしい経験でした。わずか10日足らずの間に、人生で最高の友人たちと言える仲間に出会うことができました。これまで私は、強い友情を築くのが特別得意な方ではありませんでしたが、出会ったばかりにもかかわらず、これからもずっと続く絆ができたと感じています。彼らと過ごす時間を通して、コミュニケーション力や物事の見方が大きく成長しましたし、これからもつながりを保っていけると確信しています。また、キャリアの道は必ずしも一直線である必要はないということも学びました。大学出願を控えた高校生として、「将来何をしたいのか」をはっきり決めていなければならないというプレッシャーを感じていました。しかしサミットを通して、今すべてを決めておく必要はないし、今選んだ道も後から変えることができるのだと気づきました。将来に対して怖さを感じていた気持ちが、楽しみに変わりました。私はぜひ留学したいと考えていますし、まだキャリアの興味は探っている段階ですが、以前よりずっとオープンな気持ちで考えられるようになりました。特に、人々や文化を研究する民族誌(エスノグラフィー)に興味を持つようになり、異なる文化をつなぐような分野で働けたら素敵だと思っています。国際関係の分野にも魅力を感じていますが、これからもさまざまな可能性を探っていきたいです。
-
齋藤朱莉 (兵庫県立加古川西高等学校)
参加する前よりもオープンマインドを持つことができ、日本では、特に普段の学校と家の往復の毎日では絶対に出会えることのないような、多種多様な人たちに出会えて、さまざまな文化、考え方などに触れることができました。以前から興味のあった起業へのモチベーションが高まった一方で、国際機関で働くという選択肢にも新たに興味を持ちました。サミットを通じて、考え方が変わり、大袈裟ではなく本当に人生が変わりました。私だけでなく全員が大きく成長しているのを感じました。
赤石覇成 (群馬県立伊勢崎高校)
サミットは、17歳の普通の高校生が素晴らしい仲間とアメリカの若者達と密に交流し、その上で多様な分野のプロフェッショナルの方のお話を聞けるという何にも変えられない貴重な体験であった。得たものは人生の宝となると思う。サミットへの参加を通じて、人と良い関係性を築くことがうまくできるようになり、自分のありのままの姿を見せることが容易にできた。それが相手に心を開いてもらう上で必要なことだと実感した。そして、自分が楽しいと思える自分になりたいと思った。この気づきは、自分にとって一番の収穫だった。 さらに、日米間の交流事業の多さや種類について学ぶ事ができた。奨学金プログラムや文化交流プログラムの情報は今後のキャリアに幅を与えてくれるものだった。自分が志すジャーナリズムやメディアの根源にコミュニケーションがあることを実感したため、コミュニケーション学への興味が沸いたし、その一つの発展でもある外交についても学びたいと思った。
市野川沙来 (埼玉県・開智高等学校)
このサミットを通じて、私の世界は大きく広がりました。「多様であるほど、より良いものが生まれる」ということを実感した一方で、世界の多様性や、それがもたらす葛藤についても理解を深めることができました。日米関係に対する仲間たちの情熱にも大きな刺激を受けました。また、コミュニケーション力や感情理解力、プレゼンテーション能力も大きく伸びたと思います。また、私のような一人の存在でも世界に貢献できるのだと感じ、自信につながりました。以前は、特定の分野への強い関心はありませんでしたが、サミットを通して、教育分野には大きな発展の可能性と必要性があることに気づきました。将来は、日本の教育の発展に貢献し、生徒たちがよりオープンマインドになれるよう貢献してゆきたいと考えるようになりました。このサミットは、私の視野を広げ、自分の将来について考えるきっかけを与えてくれた、これまでの人生で最高の経験でした。







