クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』、少なくとも『オッペンハイマー』よりは短い上映時間になることが判明
3時間は切る
クリストファー・ノーランの次回作『オデュッセイア』については依然として謎に包まれた部分が多いが、少なくとも前作『オッペンハイマー』ほどの長さにはならないことがわかった。
ノーランによる大作伝記映画『オッペンハイマー』は上映時間が3時間に及び、映画館によく通う観客でも忍耐を試される長さとなっていた。一方、『オデュッセイア』はそれよりも短くなる予定だが、正確な上映時間はまだ明らかになっていない。
この情報は、CinemaCon 2026でプロデューサーのエマ・トーマスが語ったもので、Deadlineが報じている。トーマスは『オデュッセイア』が3時間未満になることを保証した一方で、ポストプロダクションがまだ進行中であることから、最終的な上映時間については未定だとしている。
『オデュッセイア』の上映時間が話題となっているのは、原作に含まれる膨大な物語要素のためである。ノーランの作品はテンポが遅いわけではないものの、多くの人々は、彼がホメロスによる同名の叙事詩から大幅に要素を削る必要があるだろうと考えている。ファンの中には、『オデュッセイア』の上映時間がちょうど2時間59分59秒になるのではないかと冗談を言う人もいる。
本作は「神話的アクション大作」と説明されており、IMAXフィルムの最新技術を用いて世界各地で撮影された。主演のマット・デイモンは、イタケーの伝説的な王オデュッセウスを演じる。彼は長きにわたる戦いの後、故郷へ帰るための壮大な旅に出る。
これまでに公開された予告編では、父を探そうとする息子テーレマコス(トム・ホランド)、夫を案じるペーネロペー(アン・ハサウェイ)、そして『パニッシャー』で知られるジョン・バーンサルが演じるスパルタ王メネラーオス(アガメムノンの弟)らが登場していた。さらに、トロイの木馬を用いて街に潜入するオデュッセウスや、洞窟に入り兵士たちと対峙するキュクロープスの姿、さらには地面から死者が蘇る場面なども確認できる。
『オデュッセイア』は、これまでに「ダークナイト」三部作や『インセプション』、『インターステラー』、『TENET テネット』などを手がけてきたノーランの13作目の長編映画となる。期待の高さから、海外では昨年夏、公開の1年前にもかかわらず数量限定でチケットが販売されていた。
ノーランは現代の映画界を代表する監督の1人として高く評価されてきたが、前作『オッペンハイマー』が大ヒットを記録したこともあり、『オデュッセイア』は特に大きな成功を収めると見込まれている。『オッペンハイマー』はキリアン・マーフィー主演の伝記映画で、9億7500万ドルという驚異的な全世界興行収入を記録。アカデミー賞では作品賞も受賞した。
『オデュッセイア』は2026年7月17日に米国公開。
