クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』、日本公開が9月11日に決定 本予告では壮大な叙事詩のさらなる詳細が明らかに
米国公開は7月17日
クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の日本公開日が2026年9月11日(金)に決定した。7月17日の米国公開から2カ月近くの間隔を空けての封切りとなる。あわせて、本作の本予告映像とメインビジュアルも解禁になった。
今回の予告編には、オデュッセウスの忠実な愛犬アルゴスや、シャーリーズ・セロン演じるカリュプソなど、これまで未公開だったさまざまな要素が登場している。映像は、海難事故によって岸へ打ち上げられたオデュッセウスに対し、カリュプソが「覚えてることは?」と問いかける場面から始まる。マット・デイモン演じるオデュッセウスが思い出すのは、アン・ハサウェイ演じる妻ペネロペと、トム・ホランド演じる息子テレマコスだ。オデュッセウスはトロイア戦争に勝利したが、今の彼が望んでいるのは故郷へ帰ることだけだった。
続いて、ロバート・パティンソン演じるアンティノウスの姿も本格的に映し出される。彼はペネロペの求婚者のひとりであり、オデュッセウスが不在のあいだにイタケを支配しようとしている。しかし、テレマコスはそれを快く思っておらず、アンティノウスに向かって「父は必ず帰る」と告げる。
監督のノーランは先月、『オデュッセイア』の上映時間が前作『オッペンハイマー』より短いことを認めつつも、「題材が求める通りの壮大な映画です」と強調していた。
2023年公開の『オッペンハイマー』は3時間にわたる大作だった。ノーランはAP通信の取材に対し、『オデュッセイア』はそれより短いと語ったが、具体的な上映時間はまだ明かされていない。同作は「神話的アクション超大作」と説明されており、最新のIMAXフィルム技術を用いて世界各地で撮影された。
『オデュッセイア』の上映時間が話題となっているのは、原作に含まれる膨大な物語要素のためである。ノーランの作品はテンポが遅いわけではないものの、多くの人々は、彼がホメロスによる同名の叙事詩から大幅に要素を削る必要があるだろうと考えている。
ノーランはまた、本作に対して大きなプレッシャーを感じていることも率直に認め、原作に対して「力強く誠実な解釈」が求められていると語った。
「ものすごくプレッシャーがあります」とノーランは述べている。「『オデュッセイア』に挑むということは、壮大な映画を愛する世界中の人々の期待と夢を背負うということです。それには非常に大きな責任が伴います」
さらにノーランは、「ダークナイト」三部作を手がけた経験から、『オデュッセイア』のような作品に観客が何を求めているのか理解できたとも語っている。
「あの経験から学んだのは、人々は愛されている物語やキャラクターを題材にした映画に対して、力強く誠実な解釈を求めているということです」とノーランは説明した。「観客は、監督が本気でその作品に向き合っているかを見ています。私は本当に、可能な限り最高の映画を作ろうとしました」
映画『オデュッセイア』は9月11日(金)に日本公開。