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フォワーダーランキングの真実|大手5社の比較と“自社に最適な会社”の選び方

この記事でわかること
  • フォワーダーの役割と、ランキングに頼ってはいけない理由
  • 日系大手5社の得意分野と実務での使い分け方
  • 「自社条件 × 得意分野」で選ぶ考え方の手順
  • 料金より重要な「実務相性」の見抜き方
  • ルート別・貨物種別の選定ガイド(9分野)

フォワーダーとは?役割としくみ

フォワーダーは、輸出入のときに「荷主(荷物を送りたい人)」と「キャリア(船会社や航空会社)」の間に入って、輸送の手配をする会社です。

キャリアはできるだけ多くの荷物を積んで運びたい一方、コンテナ船のような大きな船ではスペースを自力で埋めきれない場合もあります。そこでフォワーダーが機能します。

  • フォワーダーは、キャリアから「まとめ買い(卸価格)」でスペースを取得する
  • そのスペースを荷主に「小分け販売(小売価格)」する
  • この差額と手数料がフォワーダーの収益になる

フォワーダーの仕組み:キャリアからスペースをまとめ買いし荷主に小分け販売する流れの図解

つまりフォワーダーは「スペースを仕入れて売る物流の仲介業者」であり、輸送に関する手配をまるごと請け負う存在です。通関書類の作成、現地での手配、保険の手続きなど、輸出入に付随する業務を一括して担うケースも多く、荷主にとって「輸送の窓口」として機能します。

ランキングより重要な「選び方の考え方」

フォワーダーのランキングは、知名度や売上規模を把握するうえでは便利です。しかし「自社にとって最適な1社」を決める指標にはなりません。

多くの企業が「大手なら安心」「ランキング上位なら間違いない」と考えます。しかし国際輸送の現場では、貨物の種類・ルート・必要な管理レベルによって、最適な会社は大きく変わります。危険品・冷凍冷蔵・大型機械・EC小口・アパレルなど、フォワーダーごとに得意と不得意はっきり分かれます。

ランキングだけで選ぶと…

  • 自社の貨物と相性が悪いフォワーダーを選ぶ
  • 管理レベルが足りず、現場でのトラブルが増える
  • 見積もりは安いが、追加費用や手戻りが積み上がる

といった問題が起こりやすくなります。

中小企業が見るべき判断軸は「ランキング」ではない

フォワーダーを新規で探す・切り替えるときに、最初にやるべきことは一つです。自社の輸送条件を言語化することです。

✅ 言語化すべき輸送条件チェックリスト






これらの条件と「フォワーダー各社の強み」がどれだけ重なるか——ここが中小企業にとっての判断軸です。

ランキングは「名前を知るきっかけ」にはなりますが、最終判断は「自社条件 × 会社の得意分野」の一致度で決めるべきです。

大手フォワーダー5社の比較と使い分け方

日系大手5社は、どこも世界的なネットワークを持っています。ただし、同じ「大手」でも得意領域には違いがあります。(以下はいずれも一般的な傾向です)

日本通運

総合型

海上・航空・国内輸送・倉庫を一体で組みやすい総合力が特徴。アパレルハンガー便や危険品対応など専門サービスも充実。
こんな企業向き:全体を一社にまとめたい、拠点が多い企業
近鉄エクスプレス

航空輸送に強い

航空輸送に強いイメージがあり、急ぎ貨物で選ばれやすい。FBA対応や北米定期便の充実も特徴のひとつ。
こんな企業向き:リードタイム重視、急ぎの航空貨物
郵船ロジスティクス

海上+倉庫

海上輸送と倉庫の組み合わせを得意とするケースが多い。リーファー輸送や北米・中南米向けの体制が整っている。
こんな企業向き:海上メイン+在庫管理を一括で組みたい
日立物流(LOGISTEED)

国内配送+3PL

国内配送網と3PL(物流全体の請負)に強みがあり、製造業の調達・納品とセットで組みやすい。
こんな企業向き:製造業、調達〜納品まで一貫管理
商船三井ロジスティクス

海上+大型貨物

船会社グループならではの海上輸送ネットワークと、大型・重量物貨物の扱いに経験があるケースが多い。
こんな企業向き:大型貨物・重量物の海上輸送

重要なのは「この中から1社だけ選べば正解」という発想を捨てること。案件ごとに「どの会社の得意領域と重なるか」を見ることが実務的な発想です。

例えば…

  • 定期的な海上FCLはAタイプの会社
  • 急ぎの航空小口はBタイプの会社
  • 危険品で手順が細かいものはCタイプの会社

という使い分けも実務では十分ありえます。

大手と中堅フォワーダーの役割の違い

大手と中堅は「どちらが上か」ではなく「役割が違う」と考えるのが正確です。

比較項目 大手フォワーダー 中堅フォワーダー
拠点・ネットワーク 拠点数が多く、船会社・航空会社との取扱量が大きい 特定国向け混載や特定品目に特化した会社が多い
料金安定性 便の確保や料金が安定しやすい 案件ごとに柔軟な提案が出やすい
対応力 複数国・複数拠点をまたぐ大きな流れを組みやすい 少量貨物や変則的な条件にきめ細かく対応
向いている案件 貨物量が多く、毎月同じ動きが続く案件 少量で内容が変わり、条件も細かい案件

どちらかに固定せず「案件によって使い分ける」のが合理的です。

参考情報:日系・外資系フォワーダーのランキング

日系フォワーダーランキング詳細を見る

海上輸送分野のトップ5

  1. 日本通運(世界ランク18位)
  2. 郵船ロジ(世界ランク19位)
  3. 近鉄エクスプレス(世界ランク22位)
  4. 日立物流(世界ランク29位)
  5. 日新(世界ランク40位)

航空輸送分野のトップ5

  1. 日本通運(世界6位)
  2. 近鉄エクスプレス(世界9位)
  3. 郵船ロジ(世界19位)
  4. NNR Global Logistics(世界21位)
  5. 日立物流(世界31位)

※ Transport Topics参照。スタートアップ・小規模法人は断られるケースがあります。

外資系・日系の比較を見る
外資系フォワーダーの特徴 日系フォワーダーの特徴
メガキャリアなど広い輸送ネットワークを持つ 日本発着路線が中心で、それ以外では価格競争力が低下
高い価格競争力がある 日本企業ならではのきめ細かいサービス
出荷量が少ない荷主には冷たい傾向 長期的な関係・取引実績を重視する
海外ニッチ地域への輸送で便利 海外主要都市への輸送で便利



📋 自社条件に合うフォワーダーを絞り込めていますか?

「大手の特徴は分かった。でも自社のルート・商品・ロットにどれが合うかは別の話」——そう感じた方は、まず輸送ルートと概算コストを確認することをお勧めします。発地・着地・品目をお知らせいただければ、方向性を整理できます。

輸送ルート・コストの概算を確認する →

料金より重要な「実務相性」の見抜き方

フォワーダー選びで長期的な差を生むのは、料金よりも「実務相性」です。

✅ 実務相性チェックポイント




返信が遅い、説明があいまいな会社は、輸送中のトラブル対応でも同じ傾向になりがちです。金額だけで選び、相性を見ないまま決めると、のちのち手戻りが多くなります。

見積もりを見るときは、単価だけでなく「どこまで含んでいるか」「追加費用が発生する条件」「現地作業の有無」を合わせて確認することが重要です。詳しい見積の読み方は フォワーダー見積の読み方と比較ポイント で整理しています。

初めて依頼するときに確認すべきこと

初めてのフォワーダーに依頼するときは、最低でも次の3点を整理しておきます。

  1. 自社側で用意できる貨物情報(サイズ・重量・数量・梱包・納期・危険品該当の有無)
  2. 見積もりに含めたい範囲(通関・倉庫・配送・書類作成など)
  3. 現地で必要な作業(検査・仕分け・ラベル・個別配送など)

フォワーダー側には以下を確認します。

  • 同じような案件の取り扱い実績
  • 対応可能な輸送方式とスケジュール感
  • 追加費用が発生しそうな条件

この確認が曖昧だと、あとから「想定外の追加費用」「想定外の日数」が発生しやすくなります。

ルート別フォワーダーガイド

中国輸入に強いフォワーダーの選び方

中国向けの輸送でフォワーダーを選ぶときは、次の3点を軸に確認するのが実務的です。

① 自社で混載便(LCL)を持っているか
他社の混載便を使う「コーロード」だと、余計な手数料と時間がかかります。自社混載を持つ会社は、スケジュール調整がしやすく遅れが少ない傾向があります。

② フェリー輸送に対応しているか
大阪・九州などから出るフェリーは、コンテナ船よりCYカットが遅く(出港当日まで受け付けるケースも)、トラックのドレー費用も抑えられます。関西・九州発の中国ルートではとくに有力な選択肢です。

③ 中国現地でのサポート体制はどうか
通関・検品・現地配送まで一貫して対応できる会社は、トラブルが発生しても現地で即時対応できます。現地に自社拠点または一級フォワーダー資格を持つパートナーがいるかが判断基準になります。

この3点に加え、「華北・華南・内陸エリアなど、自社の仕入先がどの地域か」で対応力の差が出ます。上海・青島・石島などフェリー港に強いタイプの会社と、深セン・広州発に強いタイプでは得意エリアが分かれます。

韓国・釜山ルートのフォワーダー選び方

韓国向け輸送は「早い・安い・近い」がそろっており、中小企業が使いやすいルートです。なかでもフェリー便(RORO方式)が多くの案件で選ばれています。

RORO方式はトラックやトレーラーごと船に積み込めるため、荷物の積み替えが少なく、破損リスクと梱包の手間を抑えられます。また、コンテナ船と比べてCYカットが遅く(当日午前まで対応するケースも)、急な出荷変更にも対応しやすいのが実務上のメリットです。

フォワーダーを選ぶときの確認ポイントは主に3点です。

  • 釜山到着後の韓国内陸接続:釜山からソウル圏(京畿道)への保税トラック体制があるか。釜山到着翌日午前中にソウル圏で納品できる体制を持つ会社も存在します
  • 釜山近郊の保税倉庫体制:韓国税関は「Made in Japan」などの原産地表示規制が厳しく、通関前にラベル対応できる保税倉庫機能が重要です
  • 釜山ハブを使ったSea&Air対応:日本地方港からフェリーで釜山へ運び、釜山空港から欧米・東南アジアへ航空便で接続するルートも選択肢になります

北米・中南米向けフォワーダーの選び方

北米向けのLCL輸送では、自社混載ダイレクト便を持つ会社(いわゆるNVOCC機能を持つタイプ)が価格面で有利です。NVOCCは船会社と直接大口契約を結び独自B/Lを発行できるため、一般フォワーダーより価格競争力があります。中間マージンを避けるためにも「自社でバン詰めしてダイレクト便を運航しているか」を確認してください。

実務上、北米向けではAmazon FBA対応の有無も重要な選定基準になります。ラベル・リパック・FBA納品まで含めて対応できる会社かどうかは、EC事業者にとって欠かせない確認点です。

また、アメリカ向け輸出ではISF申告(船積み24時間前までにCBPへの申告)が義務付けられており、申告漏れは高額な罰金につながります。ISF代行に慣れているかもチェックポイントです。

中南米(特にブラジル・アルゼンチン)は通関規制が複雑で頻繁に変わります。ここでは現地に自社法人またはしっかりした代理店ネットワークを持つ会社を選ぶことが、予期せぬ追加チャージや通関遅延を避ける最善策になります。

モンゴル・CIS向けフォワーダーの選び方

モンゴルや中央アジア(CIS:カザフスタン・ウズベキスタン等)向け輸送は、対応できる会社が限られる専門性の高い領域です。基本は海上輸送と陸上輸送の組み合わせで、主要ルートは2つです。

  • TCRルート(中国鉄道経由):輸送頻度が高いが、中国・モンゴル/カザフスタン国境で「軌間変更(線路幅の違いによるコンテナ載せ替え)」が発生し、ダメージリスクがある
  • TSRルート(シベリア鉄道経由):積み替え地点が少なくダメージリスクが低い。ウラジオストク経由で内陸へ接続

精密機器・電子部品などダメージに敏感な貨物はTSRルートの優位性が高く、輸送頻度やコストを優先するならTCRルートが選ばれます。どちらのルートに実績があるかをフォワーダーに確認してください。

また、冬季輸送(-30度以下になるエリアもある)では、断熱ライナーや防湿剤・温度ロガーなどの特殊対応ができるかも確認ポイントです。

輸入の総コストを正確に理解する

貨物種別フォワーダーガイド

LCL・小口混載に強いフォワーダーの選び方

LCL(混載便)を使うとき、フォワーダーの中でも「自社混載」を持つ会社と「他社混載(コーロード)」しか持たない会社では、コストと品質に差が出ます。

自社混載のメリット:スケジュール調整がしやすい、積載効率が高いため単価が安い、自社CFSでの作業(検品・ラベル・仕分け)が柔軟に対応できる。

コーロードの実情:自社でコンテナ1本分の荷主を集められないフォワーダーは、他社の混載便に「合積み(コーロード)」します。この場合、他社混載のマージンが上乗せされるため割高になります。

見極め方は「自社CFSを持っているか」「どの港から直行便を出しているか」を具体的に確認することです。関東エリアでは自社混載を持つ代表的なタイプの会社が複数存在し、特定のルート(アジア・北米・中南米)に強みを持つ会社と、アジア域内特化の会社で対応力が異なります。

危険品(DG)や冷凍・冷蔵のLCLは対応会社がさらに絞られます。自社貨物が特殊品に該当する場合は、一般LCLの比較をする前に「特殊品対応能力の有無」を最初に確認してください。

危険物・化学品に強いフォワーダーの選び方

塗料・リチウム電池・薬品などの危険物を海外に送るには、専門の知識と設備が必要です。ルールを守らないと通関で止められたり、最悪の場合は事故につながるため、実績のある会社を選ぶことが前提になります。

確認すべきチェックリストは以下の通りです。

✅ 危険物フォワーダー確認チェックリスト





特にリチウム電池(UN3480/UN3090)は、ワット時定格量(Wh)の計算ミスや梱包の不備が通関ストップの主因です。計算に不安がある場合は、DGデスクや専門部門を持つ会社に申告代行まで含めて依頼することを強くお勧めします。

液体化学品を大量に扱う場合は、ドラム缶よりもISOタンクコンテナが経済的なケースがあります。容器コストの削減・積載効率の向上・洗浄コストの圧縮など、継続出荷量が増えるほどメリットが大きくなります。

食品・リーファー対応フォワーダーの選び方

生鮮食品・冷凍品・チョコレートなど温度管理が必要な貨物には、リーファーコンテナ(冷蔵・冷凍コンテナ)対応のフォワーダーが必要です。選ぶときの確認点は主に3つです。

  • 温度管理の精度:2〜8℃・-18℃・-60℃(超低温)など、自社商材に合った温度帯を管理できるか。データロガーによる温度記録が取れるかも確認する
  • 検疫・他法令の対応体制:食品輸出では相手国ごとの検疫証明書・衛生証明書の取得が必要なケースが多い。他法令(食品衛生法・植物防疫法など)に対応した専門チームを持つ会社が安心
  • コールドチェーンの一貫性:港・空港近くの冷蔵倉庫、リーファーCFSでの作業体制、通関後の冷蔵トラック配送まで一貫しているか

小ロットの場合、リーファーLCL(冷凍・冷蔵の混載)に対応できる会社はさらに限られます。北海道発や関西発など、出荷地域によって対応会社も異なるため、発地での取り扱い体制も確認してください。

アパレルに強いフォワーダーの選び方

アパレル輸送には「納期の厳守」「型崩れ防止」「繊維品の通関分類」など特有の対応が求められます。シーズン商品やセール品は、遅延が直接損失に直結するため、実績のある会社選びが重要です。

確認ポイントは3点です。

  • GOH(ガーメント・オン・ハンガー)対応:洋服を吊るしたまま輸送できるハンガーコンテナに対応しているか。GOHはカートン輸送より積載効率が20〜30%低下するため、単価が高くなる。ハイブランド品・アウター類はGOH必須だが、Tシャツ・ニット類はカートン輸送に切り替えることでコスト削減できる
  • 繊維品の通関・EPA対応:HSコードの分類が複雑な繊維製品で、最も関税が低くなる分類を正確に行える通関士がいるか。ベトナム・タイ生産品はEPA適用で関税ゼロにできるケースがあり、対応実績が重要
  • VAS(付加価値作業)の有無:検針・タグ付け・バーコード処理・簡易プレスなどを港近くのCFSや自社倉庫で行える体制があるか。国内DCでの作業負荷を下げ、リードタイムを短縮できる

また、アパレルのLCLでは「雑多な貨物との混載」によるにおい移りや型崩れリスクがあります。アパレル・雑貨専門の混載便を持つ会社は、この問題を回避できます。

重量物・大型機械に強いフォワーダーの選び方

工作機械・建設機械・プラント設備などの重量物輸送は、対応できる会社が限られる専門領域です。通常のコンテナ輸送では対応できない場合も多く、初回の相談段階から専門フォワーダーに当たることが重要です。

事前に確認すべきチェックポイントは以下の通りです。

✅ 重量物フォワーダー確認チェックリスト





コスト面では、海上運賃よりも特殊機材費・国内外の陸送費が総額を大きく左右します。見積もりの際は必ず内訳を確認し、「海上運賃」「特殊コンテナ費」「国内陸送費」「現地搬入費」それぞれの比率を把握してください。

在来船(ブレイクバルク船)やRO/RO船は定期コンテナ船より運航頻度が低く、スケジュールが流動的です。納期の確実性が必要な案件では、代替便の仮押さえ(バックアップ・ブッキング)を提案できるフォワーダーを選ぶことが重要です。

フォワーダー変更を検討すべきサイン

次のような兆しが複数重なってきたら、フォワーダーの見直しを検討すべきです。

⚠️ 変更検討のサインチェック





こうした状態は、担当者の負荷増加や社内体制の変化を反映している可能性があります。他社にも同じ条件で見積もり・相談してみることで、現在の状態が「普通」なのか「劣化している」のかが見えます。

フォワーダー・NVOCC・通関業者・乙仲の違い

実務で混同されやすいのが、フォワーダーとNVOCC・通関業者・乙仲の違いです。

フォワーダー

輸送全体を取りまとめる窓口。便手配・書類・現地調整をまとめて扱います。

NVOCC

自社名義でB/Lを発行する「船会社に近い立場」の会社。混載に強いケースが多いです。

通関業者

通関書類の作成と申告を専門に行う会社。フォワーダーが兼ねる場合もあります。

乙仲

港での荷役・船会社との調整など、港湾実務に特化した会社です。

役割の違いを理解しておくと、どこに何を依頼するか、トラブル時に誰がどこまで責任を持つかが整理しやすくなります。

詳細解説:乙仲とフォワーダーの違いを詳しく見る

よくある質問(FAQ)

Q. フォワーダーとNVOCCの違いは?
A. フォワーダーは輸送全体の調整役、NVOCCは自社名義のB/Lを発行し混載に強い会社が多い、という違いがあります。NVOCCは船会社と直接大口契約を結ぶため、価格競争力が高い傾向があります。
Q. 乙仲とフォワーダーはどう違いますか?
A. 乙仲は港での荷役・船会社との調整が中心、フォワーダーは国内と海外をつなぐ全体管理が中心です。詳細は 乙仲とフォワーダーの違いを詳しく見る を参照してください。
Q. 航空と海上はどう使い分ければいいですか?
A. 速度重視なら航空、コスト重視なら海上です。重量・サイズ・納期で決めます。少量なら混載(LCL)やクーリエも候補です。詳しくは 国際輸送の基本(航空便 vs 船便) をご覧ください。
Q. LCLと宅配便・クーリエの違いは?
A. LCLは海上混載で費用は安いが日数がかかります。宅配便・クーリエは早い反面、単価が高めです。荷物の量と納期のバランスで選びます。
Q. 自社混載と他社混載(コーロード)の違いは?
A. 自社混載は自社のコンテナに自社の荷主だけを積む方式。コーロードは他社の混載便に合積みすること。コーロードは中間マージンが加わるため割高になりやすく、スケジュールも他社に依存します。
Q. フォワーダーを変える良いタイミングは?
A. 返信の遅れ、説明のあいまいさ、追加費用の増加、現地トラブルの増加が複数重なったときです。定期的に他社の見積もりを取ることで、現状の劣化を早期に気づける場合があります。
Q. 危険品対応のフォワーダーを選ぶ基準は?
A. 自社品目(リチウム電池・化学品・塗料など)の取り扱い実績があるか、危険品専用倉庫・DGデスクを持つか、IMDGコード(海上)またはIATA DGR(航空)の専門スタッフがいるかが主な基準です。



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まとめ

この記事の要点まとめ
  • ランキングは「知名度と規模」を知るための入り口であり、「自社に最適な1社」を決める指標にはならない
  • 判断軸は「自社の貨物タイプ × 路線 × 管理レベル」と「フォワーダーの得意分野」の重なりで決める
  • 日系大手5社はそれぞれ得意領域が違い、案件ごとに使い分ける発想が実務的
  • 大手と中堅は上下ではなく役割が違う。貨物量と条件の細かさで向き・不向きが変わる
  • 料金差は取扱量・自社設備・現地ネットワークの差から生まれる。単価だけでなく構造を見る
  • 実務相性(返信速度・説明の具体性・確認の姿勢)は長期的には料金以上に重要
  • 中国輸入は「自社混載・フェリー対応・現地拠点」の3点、韓国は「RORO方式・釜山内陸接続」がポイント
  • 北米はFBA対応・ISF申告対応、中南米は現地ネットワークが判断軸
  • モンゴル・CISはTSRとTCRルートの特性を理解した専門業者に依頼する
  • 危険品はUN番号・IMDG対応・専用倉庫の3点、アパレルはGOH・EPA・VAS機能で選ぶ
  • 重量物は特殊コンテナ実績・B.B.コスト算出・据付まで含む保険対応が判断基準
  • フォワーダー変更のサインが重なったら早めに複数社への相談を始める

フォワーダー選びで迷ったときは、まず「自社の輸送条件を言語化すること」から始めてください。発地・着地・品目・ロット・リードタイムの優先度——この5点が整理できれば、候補会社を大幅に絞り込めます。

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