
『グレイヴ・エンカウンターズ』のスチュアート・オルティス監督が手掛けるモキュメンタリー・ホラー『ストレンジ・ハーベスト インランド・エンパイアの怪事件』が7月17日(金) より公開。監督のコメントと4種のアザービジュアルが到着した。
犯罪ドキュメンタリーの形式で、カリフォルニア州で起きた奇怪な猟奇殺人事件の真相を検証する本作。儀式的な手口や犯行現場に残されたシンボルが特徴的なこの事件は、1993~95年に3件の殺人が行われたのち、15年後に再び同じ手口での犯行が確認された。事件には“ミスター・シャイニー”なる人物が関与しているのだが……。
4種のアザービジュアルは、映画本編から切り取られた、行方不明を思わせる少年の写真や、おどろおどろしい男の顔、防犯カメラが捉えた謎の黒ずくめの姿、そして奇怪な三角形のシンボルが使用されている。いずれも禍々しく、なんとも不安を掻き立てられるものとなっている。
本作を手掛けたオルティス監督によるコメントが到着。質問に回答する形で、本作をモキュメンタリーの形式にした理由や、デヴィッド・リンチからの影響を明かしている。
Q1. なぜ従来の劇映画ではなく、モキュメンタリー形式でこの物語を語ろうと思ったのですか?
この形式にすることで、より深い没入感を生み出せると考えました。現代のトゥルークライム・ドキュメンタリーのフォーマットやスタイルを徹底的に模倣することで、観客はより自然に“疑いを保留”しやすくなると思ったのです。
私は世界観構築に徹底的にこだわりました。細部やニュアンスをぎっしりと積み重ね、本物らしく感じられる状況を作り上げています。観客が理性的には「これはフィクションだ」と理解していたとしても、幻想が十分に説得力を持っていれば、感情的には物語に引き込まれるのです。Q2. なぜ舞台をカリフォルニア州サンバーナーディーノ(インランド・エンパイア地域)に設定したのですか?
サンバーナーディーノは、恐ろしい連続殺人事件が起きていても、世間にはほとんど知られずに終わっていそうな場所に思えました。広大で無機質な印象があり、歴史的にも年間犯罪率が平均より高い地域です。また、デヴィッド・リンチが自身の映画『インランド・エンパイア』のタイトルにこの地名を用いています。あの一帯にはどこか奇妙な雰囲気があるのです。
Q3. 本作から観客に何を受け取ってほしいですか?
私たちが細部にまでこだわって作り上げた“幻影”や“呪い”のような感覚が、観客の心をつかんでくれればと思っています。たとえIMDbのトリビアページを読んだあとであっても、「これは本当に現実なのか?」と疑い続けてほしいのです。そして、あの捉えどころのないミスター・シャイニーが、観客の夢にまで現れる存在になってくれればと願っています。




『ストレンジ・ハーベスト インランド・エンパイアの怪事件』
7月17日(金) より、全国ロードショー
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