今のサイトを公開しながら、同じサーバーで制作したい


別の制作環境を用意できない場合や、すでに運用中のサーバーをそのまま使って新しいサイトを制作したい場合があります。

たとえば、次のようなケースが該当します。

  • 既存サイトを公開しつつ、リニューアルを同じサーバーで進めたい

  • ローカル環境や別サーバーを確保するコストや手間を省きたい


解決方法

公開ディレクトリの中にサブディレクトリを作成し、そこに a-blog cms をインストールして制作を進める方法をとります。

手順の流れ

/public_html/            ← 現在の公開サイト
/public_html/dev/        ← 制作用サブディレクトリ(ここに a-blog cms をインストール)
  1. サブディレクトリを作成する
    ドキュメントルート(例:public_html)の中に、制作用のサブディレクトリ(例:dev)を作成します。

  2. a-blog cms をインストールする
    作成したサブディレクトリに a-blog cms をインストールし、テーマ開発やコンテンツ制作を進めます。
    https://example.com/dev/ のようなURLでアクセスして確認できます。

  3. 制作完了後、本番ディレクトリへ移動する
    制作が完了したら、サブディレクトリの内容を一つ上の公開ディレクトリにすべて移動します。


本番移行時の作業チェックリスト

1. ファイルの移動

サブディレクトリ内のすべてのファイル・フォルダを、ドキュメントルートへ移動します。

/public_html/dev/ のすべて → /public_html/ へ移動

2. cache ディレクトリの中身を .htaccess 以外削除する

a-blog cms はパフォーマンス向上のためにキャッシュファイルを生成します。
サブディレクトリで制作していた際のキャッシュには、古いURLやパス情報が含まれているため、移動後は必ず cache ディレクトリの中身を .htaccess を除いて削除してください。

/public_html/cache/ の中身を .htaccess を除いてすべて削除
(cache ディレクトリ自体は残す)

cache ディレクトリ自体を削除するのではなく、中に入っているファイル・フォルダを .htaccess以外すべて 削除してください。
キャッシュは次回アクセス時に自動的に再生成されます。


3. ドメインの設定を更新する

サブディレクトリから本番URLに変わるため、a-blog cms の管理画面でドメイン設定を更新します。

管理画面 → システム → ドメイン設定 で、制作時のURL(例:example.com/dev)から本番URL(例:example.com)に変更してください。


注意事項

  • ディレクトリごとに異なるドメインが設定されている場合は、システム側のドメイン設定の変更が必要です。

  • 制作用サブディレクトリは、関係者以外にアクセスされないよう .htaccess でのアクセス制限をかけておくことを推奨します。