自然を維持し、自然と共生するこれからのトレイルランニングの形を模索する
大雪山トレイルジャーニーは、新しい取り組みとして、
- 「トレイルを取り巻く自然環境の学びの場」として機能する
- トレイルランニングを行うことが、自然環境や登山道の保全にプラスに働く
そのような活動のハブとなるトレイルランニングイベントを目指します。
もちろん学ぶのは参加するランナーだけでは不十分です。
大会運営に携わるボランティアを含めたスタッフの理解が十分であればこそ、意味のある活動が可能になります。
この豊かで厳しい自然環境の中を走り抜けることを通じて、これまで維持されてきた特別な自然環境そのもの、およびそれを体験可能にしている登山道の保全への理解を深め、トレイルランニングを楽しむ者がそれらを維持することに自ら積極的に関わることを目指します。
新しくなった「大雪山トレイルジャーニー」は、トレイルを駆けぬけることを楽しむだけではなく、トレイルを取り巻く環境についても考え、それらを維持・保全する行動に繋げていきます。皆様の積極的なご参加とご協力を心よりお待ちしております。
この想いに株式会社 小鍛冶組 様から深いご賛同をいただき、本大会の「サステイナブルパートナー」として、各環境企画を「Supported by 小鍛冶組」として共同で推進していくこととなりました。

Education
トレイルランナーが、率先してトレイルを守る役割を担えるように
イベントを通じて、参加者へのトレイル/登山道の保全、自然環境保護の意識付けを目指します
山を楽しむ者の一人として、トレイルランナーこそが率先して学ぶ機会を作ります
学びとコミットメントの宣誓
大会に参加する全ランナーに向けたオンライン学習プログラムです。大雪山の自然環境や保護の重要性をまとめた数分間の特別映像を視聴していただきます。
- 仕組み
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映像を最後まで視聴した方のみが、「レースへの宣誓書/権利放棄書」をダウンロードできるシステムを導入します。
- アクション
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動画視聴後ランナーご自身の環境に対するコミットメント(約束)をご記入いただきます。レース終了後、そのコミットメントを振り返っていただくことができるプログラムです。

Sustainability and Research
大会の継続がトレイルの持続的な環境管理や整備に役立てるように
順位を競うトレイルランニングレースとしてだけのイベントではない
継続的なトレイルの整備や、登山道環境のモニタリングへ繋げます
大会開催のインパクトを目に見える形に残す
レース開催前の週末に、実際にレースが行われるコースのモニタリング調査を実施します。さらにレース後にも改めて登山道に入り、レース前後の環境変化をモニタリングします。この取り組みは、環境省の指示に基づく植生調査の一環としても位置づけられます。
2026年から、より客観的な比較可能なデータを得ることについて、北海道大学地球環境科学研究院の早川研究室からご協力を頂けることになりました。年をまたいでの登山道への影響についても調査をつづけてゆきます。
- 目的
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コース上の特別保護区域において、登山道と周囲の植生の様子を自らの目で観察し記録を残します。経時的な変化を観察することで、トレイルランニングイベントが登山道や植生に対しての悪影響を及ぼすかどうか客観的なデータをもとに判断できます。
- 特典
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ご参加いただいたボランティアの皆様には、小鍛冶組様よりオリジナルQUOカードを進呈いたします。

Maintenance of Trails and Nature
北大雪の登山道が荒廃を免れ、その景観を保全できるように
自然と人間との境界域において互いが適切な関係を維持できるように
目指すのは、参加者が多くなるほどに環境が改善される大会
レース当日、競技中に発生したゴミやコース上に落ちているゴミをランナー自らが拾い、ゴールまで持ち帰る自発的クリーンアップ・アクションです。
登山者が下界から持ち込むゴミは景観を悪化させることはもちろん、ヒグマなどの野生動物にとって食糧になるものであった場合は野生動物と人間の距離を期せずして縮めることになり得ます。
- エコ・アクション リワード: ゴミは「1点から」でも対象となります。もちろん自分が使ったものでも構いませんし、見つけたゴミを拾ってきて頂ければ大変助かります。自然を想う行動への感謝の印として、ゴミを拾って戻ってきたランナー全員に、小鍛冶組様よりQUOカードをプレゼントいたします。

走るだけで終わらない。地域を知り楽しんでもらうイベントとして
Increase Local Advocates
大会に足を運んでくれた人たちが、地元のファンになってくれるように
以前は白滝村であったこの地域。いわゆる「平成の大合併」にて2005年に遠軽町に合併され、白滝村から遠軽町白滝地区へと変わりました。2005年当時は人口1200人弱。それが現在の白滝地区ではなんと500人を下回っています。数百名の人口減少ではありますが、人口の多い都市部とは意味合いが違います。20年で半減以上に人が減ったわけです。都市部からは大きく離れており、経済規模はもちろん小さく、一般の旅行者があえてここに降り立つことはそうありません。
ですが、小さくても存在感のある、尖った光るものは、じつはここにもあるのです

©2023 atelier tanemaki
こちらはいまや遠軽のシンボルとなった黒曜石から生まれたキャラクター「いしのたからくん」です。(©atelier tanemaki)
数万年前の人類は黒曜石を加工した石器を制作し、それを生活の道具としていました。実は白滝は日本でも最大級の黒曜石原産地であり、それらを中心とした旧石器時代の遺物が大量に出土しているそうです。石器作成の変遷や技術などを現在に伝えるものとして2023年6月27日に国宝「北海道白滝遺跡群出土品」として指定されました。資料は白滝支所の埋蔵文化財センターで閲覧可能です。
キラキラした有名な観光地ではありませんが、それ以外にも光る逸品、美味しい農作物、興味深いスポットなどが実は沢山。遠軽全域を含めればなおさらのことです。そういったものに光を当て、大会に足を運んでくれる人たちが遠軽・白滝のファンや応援団になってくれるよう活動します。






