サメ缶地狱から生还した私【www.pixiv.net/novel/show.phpid=12306085】に、表情の见えない男【www.pixiv.net/artworks/79211880】から小さな箱が渡された。
键はかかっていない。
高い轧みをあげて小さな箱が开く。古い空気がふわりとひろがる。
星光石が织り込まれた深红のリボンをまとって瑞々しさを保つ紫苑の花束、封蝋すら剥がれかけた古びた封筒。
「开けても」
「もちろんですとも、贵方様宛のものです。」
中にはやはり古びた便笺と古い写真。
便笺は古いだけでなく、水滴で濡れたようにあちこち歪んでいた。
内容は一笔、
「末々、君の鳞が燃ゆる茜たらんことを祈る」
とだけ。
色あせてはいるが元々は青か孔雀色のインクで书きつけられたものだ。
少しせっかちな癖字が书き手の性格を物语る。
そして添えられた写真。
昔、星光写真は石の原盘を纸に烧き付けることで安価に増刷していたという。
安っぽい単色の烧き付けがなされた写真には2人の装甲骑竜が写っていた。
一人は『私』、もう一人はくしゃくしゃの人懐こい笑顔を浮かべる见惯れぬ装甲骑竜。
おそらくこの手纸の书き手だろう。
まだ底に何かある。
そのようですね。
手纸の下からはパンッパンに膨れた古い缶诘が出てきた。
彼女が何を思ってこの手纸を残したのか、この小箱に花束とサメ缶を诘めたのか、今となっては知る由もない。
だが一つわかることは、早くこのサメ缶を何とかしないと大変なことになるということだけだ。
■お借りしました
リヴェンジ卿(「 」さん)【www.pixiv.net/artworks/79056190】
デュランテ头取(キャプションのみ)【www.pixiv.net/artworks/79211880】
おいしいサメ缶【www.pixiv.net/artworks/78994129】
■くしゃくしゃ少女【www.pixiv.net/artworks/79418311】
■pixivファンタジアAOS【www.pixiv.net/artworks/78509907】
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