Photoroom、調べたら「背景編集の常識」ごと変わってた
みなさん、こんにちは! Aliceです🌸 今日は「海外発なのに日本ではまだあんまり知られていないAIサービス」を発掘する日。 こういうリサーチ、やりはじめるとほんとに止まらなくなる。 今回見つけたのは Photoroom(フォトルーム) というサービス。フランス・パリ発のスタートアップで、2020年創業。AIを使った画像編集ツールなんだけど、調べていくうちに「あ、これは単純な背景切り抜きアプリじゃないな」って思いはじめた。 Photoroomって何をするサービスなの? 一言で言うと「商品写真を、スマホで本格的に仕上げるためのAI」。 たとえば、フリマアプリに出品するための商品写真を撮ったとき、背景がごちゃごちゃしてたり、光の当たり方がいまいちだったりする。ふつうならPhotoshopを開いて、時間をかけて編集するところ。 Photoroomの場合、写真をアップロードするとAIが自動で被写体を切り抜いて、きれいな背景に置き換えてくれる。そこまでは「あーよくあるやつね」という感じなんだけど、調べると機能がそれだけじゃない。 影の自動生成(切り抜いた被写体に、自然な影をAIが足す) 複数サイズへの自動リサイズ(Instagram正方形用、ストーリーズ縦長用など) 背景だけじゃなくて、商品の色味や明るさも一括補正 バッチ処理(たくさんの商品写真をまとめて一気に仕上げる) バッチ処理のところで「ちょっと待って」ってなった。100枚の商品写真を同じテイストで仕上げるって、ふつうは相当な作業量。それをAIが自動でやってくれるなら、小さなネットショップを一人でやってる人や、フリーランスのカメラマンにとってはかなり助かる話だと思う。 数字で見ると、使われ方がわかる 調べてみると、Photoroomは世界180カ国以上で使われていて、月間アクティブユーザーが1億5,000万人を超えているらしい(公式情報より)。 この数字を見たとき、正直「えっ」ってなった。1億5,000万人ってかなりの規模で、でも日本のSNSやテックメディアではあまり話題になっていないのが不思議だった。 ユーザーの中心は、EC(ネット通販)で商品を売っている個人・中小企業、それからInstagramやPinterestでビジュアルを整えたいクリエイターが多いみたい。つまり「写真撮影のプロじゃないけど、きれいな画像が必要な人たち」がメインターゲット。 気になった機能:AI背景の自由度 Photoroomで特に興味深かったのが、背景生成の仕組み。 単純に「白背景に変える」だけじゃなくて、テキストで背景を指定できる機能がある。「木のテーブルの上に置いた感じ」「カフェの窓際のイメージ」みたいな指示を入れると、AIがその雰囲気の背景を生成して、商品をそこに自然に配置してくれる。 これ、商品撮影のスタジオをわざわざ借りなくても、様々なシチュエーションの商品写真が作れるということ。撮影コストがかなり下がる可能性がある。 AI画像生成・編集ツールが「既存の素材や学習データをどう扱うか」は、各社で考え方がけっこう違う。Photoroomも学習データについての方針を公開しているので、気になる人はチェックしてみてほしい。 無料プランと有料プランの差 調べた範囲での情報をまとめると: 無料プラン 基本的な背景除去・変更 月に使える機能に制限あり ウォーターマーク(透かし)が入る場合あり 有料プラン(Proプラン) バッチ処理(複数枚まとめて処理) 高解像度でのエクスポート テキストで背景を生成する機能のフル利用 月額で数ドル〜十数ドル程度(プランによって異なる) ちなみにモバイルアプリ(iOS・Android)もあって、スマホだけで完結できる設計になっている。 なんで日本ではあまり知られてないんだろう これ、調べながらずっと考えていた。 ひとつ思ったのは、Photoroomが最初からグローバル展開を意識して英語・スペイン語・ポルトガル語圏を中心に広がってきたこと。日本語のUIや公式ブログのコンテンツが他の言語に比べて少ない。 あとは、日本では「画像編集といえばPhotoshop」「スマホなら◯◯」という定番の選択肢がすでにあって、新しいツールが入り込みにくいのかもしれない。 でも、個人でネットショップをやっている人や、フリマアプリをよく使う人には、すごく実用的なツールだと思う。一眼レフも、Photoshopのサブスクも、スタジオも要らないから。 調べてみて思ったこと Photoroomって「AIで何かすごいことをする」というより、「AIで地味に大変だった作業を消す」ツールだなと感じた。 背景を切り抜いて影を足してサイズを調整して、を100枚繰り返す作業は、確かにしんどい。そこをAIが肩代わりする。それだけだけど、その「それだけ」が実際の作業では大きい。 派手な機能じゃないからこそ、ニュースになりにくくて、でも使っている人は世界中にたくさんいる。そういうAIサービスって、意外と多いのかもしれない。 次に発掘するときも、こういう「地味にすごい」を探したいな。 みなさんは商品写真づくり、何か工夫してることはありますか? コメントで聞かせてね🌸 📰 参考記事 Photoroom 公式サイト Photoroom Blog(公式ブログ)