助監督という役割に、ようやく腹をくくれた話
こんにちは、よかっぱです。
「自分、ただ乗りしているだけかもしれない」
チームで制作していて、そんな感覚を持ったことはありますか?
これって単純に「お互いの不得意な部分を、得意なほうで補い合ってる」って考えればいいはずなんですけど、
ぼくはずっと、ぼんやりと後ろめたさを感じながらAIアニメの共同制作に関わっていました。
ようやくそこを乗り越えられたので、そのときの話を書きます。
ずっと抱えていた後ろめたさ
前作までぼくは、主に音を担当していて、メインの映像は他のメンバーが作っていました。
もちろん音も重要です。
でもどこかで、「映像に乗っかっているだけではないか」という感覚がありました。
音響の仕事について、こんな言葉があります。
映像がないかぎり、自分たち発で何かをつくるということは基本的にはありません。そういう意味では、受け身のようなかたちでやっているところがあるんですよ。
音響監督・明田川 進さんの言葉(明田川進の「音物語」第84回 / アニメハック)
プロの音響監督でさえ、音響の仕事を「受け身」と語る。
これがぼくが感じた後ろめたさの理由かな、と。
そんな中、前回の作品でいろいろやっていたら、なんとエンドクレジットに「助監督(アシスタントディレクター)」として名前を入れてもらいました。
前作で担当したこと↓
・SE・BGMの追加
・一部カットの追加
・テンポの調整(詰めたり伸ばしたり)
・一部セリフの差し替え
・エフェクト処理(ビネット、フリッカーなど)
・カラー調整
でもうれしかった反面、正直、受け取り切れなかったんです。
「これ、自分が名乗っていいのか」という感覚。
映像を作ったわけでもないのに、助監督として名前が入る。
うれしいけど、なんだかすみません、という気持ちでした。
腹をくくって、一本作り切った
実は、動画づくりはずっとやってみたいと思っていました。
でも、自分に作れるのか不安で、なかなか言い出せずにいたのです。
初期メンバーとして関わってはいたものの、動画制作のスキルを買われて入ったわけではありません。
自分はあくまで、音まわりで貢献している立場。
だからこそ、「自分が動画をやっていいのか」という引っかかりもあったし、
「うまくできなかったらどうしよう」という不安もありました。
でも「映像作ったことないのに助監督とか、もうこんなモヤモヤした気持ちでいるのはムリ!」と思って、
「動画づくりからワンシーンやらせてください」と監督(イケハヤさん)にお願いしました。
すると「もちろん!」とあっさり快諾。
映像を作って、音を入れて、タイミングも調整する。
一通り、自分でやり切りました。
作り切って、ようやく腹落ちした
やってみたら、当然のように大変でした。
特に背景合わせは、かなりエネルギーを使います。
キャラクターの動きも、しょっちゅう破綻します。
口の動きがちょっと合ってないとか、細かい違和感がどんどん出てくる。
今まで外から見ていて「大変そうだなぁ」って思っていたのが、
「わぁ、これは大変だぁ」って自分ごとになったのは良い経験。
これで他のメンバーの苦労を、ぼくも分かち合うことができました。
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今回担当したシーン、監督チェックで「このままでOKです」と言ってもらえました。
助監督の役割は「監督の意図を汲み取り、それをどうすれば最大化できるかを考えて実行する」ことだと、ぼくは捉えています。
なので、今回の担当シーンでOKがもらえたというのは、自分にとって大きな自信になりました。
これで気が済んだので(笑)、次回からは動画を担当してもしなくても、後ろめたさを持たずにフラットに仕事ができそうです。
続けられている理由
気づけば、このチーム制作にも継続して関われています。
なぜでしょうか?
報酬があることも、もちろん継続するモチベーションになっています。お金は大事です。
でも、やる気が高い水準で保ち続けられているのは、クリプトニンジャの周りで活動している人たちが活き活きと楽しんでいること。そして、自分のアニメ作りが、そうした人たちの輪を広げることにつながると思えるからです。
詳しくはこちらの記事「なぜぼくはAIアニメのチーム制作にこんなにもハマっているのか?」をご覧ください。
一緒にアニメを作りませんか?
AIアニメクリエイターはまだ募集しています。
募集内容は監督(イケハヤさん)のこちらのX投稿から見ることができます。
一歩を踏み出すことで、人生は大きく変わることを実感しています。
ぼくもほんの1年前までは動画編集ソフトを触ったこともない、フツーの公務員でしたから。
ぜひ一緒にアニメを作りましょう!
ではでは〜。




次回作から制作チームに参加できることになりました、あいもん といいます!よろしくお願いしまっす!!!