気に入っていた仕掛けを、捨てました。
ホームページを作り直した話
Claudeと2時間で、自己紹介サイトを作った。
そのとき、いちばん気に入っていたのが
「あなたは、どちらですか?」という仕掛けでした。
半年ほど前、私はこんな記事を書きました。
▶ note:2時間でLP完成!Claudeコーディングで自己紹介サイトを作ってみた話
サイトを開くと、訪問者に問いかける。
AI×伝え方に興味がある人。
ADHD×生き方に興味がある人。
選んだほうのページだけが表示される。
2つの軸を、1つのサイトに収める。
情報過多にもならない。
我ながら、うまい仕組みを思いついたと思っていました。
でも先日、私はその仕掛けを手放しました。
ホームページを、まるごと作り直したのです。
今日は、なぜそうしたのかを書いてみます。
うまくいっていたはずの仕組みを、なぜ捨てたのか。
ここに、半年で私が気づいたことが詰まっています。
こんにちは、永野ヨウです。
48歳で長期ブランクの主婦から再就職した、とあるJTC勤め。
50代・氷河期世代の視点から、あなたの発信をラクにするヒントを発信しています。
渡すたびに、説明を足していた
きっかけは、ちょっとした違和感でした。
自分のサイトのURLを、人に渡すとき。
「ここを見てください」と言いながら、
私はいつも、ほんの少し説明を足していたのです。
「最初に選択肢が出るんですけど、AIのほうを選んでもらえれば」
その一言を、毎回つけ加えている自分に気づきました。
訪問者に選ばせる仕組みは、たしかに面白い。
けれども、選ばせるということは、
相手に一手間をかけさせるということでもあったのです。
入り口で立ち止まらせていた。 それも、いちばん最初の一歩で。
2つの軸は、別物ではなかった
もうひとつ、半年のあいだに私自身が変わっていました。
あのころの私は、
2つの軸を「どちらも捨てられないもの」として
抱えていました。
でも、続けていくうちに見えてきたことがあります。
AIも、文章も、デザインも、ADHDとの付き合い方も。
バラバラの軸に見えて、根っこは同じだったのです。
自分を責めず、小さく続けて、少しずつ前へ。
「伝え方」も「生き方」も、
私の中では一本の糸でつながっていた。
それなら、無理に2つに分ける必要はなかったのです。
全部あっての、自分です
コーチングの勉強は、今でも続けています。
一方で、AIを使った開発もますます楽しくなって、
漫画プロンプトメーカー・あいこという代表作も生まれました。
これからの働き方に迷いながら、
それでも、日々の仕事に励んでいます。
全部あっての、自分です。
その全体像をまとめて。
面白いと思ってくださる人が、ひとりでもいたら。
仕掛けで分岐させていたのは、
もしかしたら、私自身がまだ
それら2つを別物だと思っていたからかもしれません。
もう一度、Claudeに相談した
そう気づいてから、Claude Coworkにこう相談しました。
「分岐をやめたい。1枚で、迷わせずに、ぜんぶ見せたい」
前回と同じです。
私は「こうしたい」というイメージを渡すだけ。
具体的な形は、対話の中で決まっていきます。
選択肢で振り分けるのではなく、
上から下へ読むうちに、
自然と私という人間が伝わる構成。
「私なんて」から、始めていい。
そんな一言から始まるページに作り直しました。
凝った仕掛けは、なくなりました。
でも、迷わせない。
それが、いまの私が出した答えです。
引き算のほうが、難しい
作っていて、あらためて思ったことがあります。
半年前の私は、
仕掛けの面白さに少し酔っていたのかもしれません。
新しいことを覚えると、つい使いたくなる。
分岐UIも、そうでした。
けれども、本当に大事なのは、仕掛けの巧みさではなかった。
来てくれた人が、迷わずに、私のことを知れること。
ただ、それだけだったのです。
引き算のほうが、難しい。
足すよりも、削るほうに、勇気がいる。
半年かけて、私はようやくそれを実感しました。
自己紹介サイトは、いまの自分を映す鏡
ホームページは、一度作って終わりではないのですね。
自分が変われば、伝え方も変わる。
だから、また半年後には、別の形になっているのかもしれません。
それでいいのだと思います。
サイトは、いまの自分を映す鏡のようなもの。
その時々の自分を、正直に置いておく場所。
完璧な正解を、一度で出さなくていい。
作り直しながら、少しずつ自分に近づいていく。
それは、文章を書くことと、よく似ています。
誕生日の前の夜に
ところで、これを書いているのは、誕生日の前の夜です。
52歳の一年を振り返ると、
ずいぶんいろいろなことに手を出した気がします。
文章を書き、画像を作り、音楽を鳴らし、アプリまで生まれて。
気づけば、空白だった時間が、活動で埋め尽くされていました。
ホームページを作り直したのも、その一年の終わりでした。
明日から、私は53歳になります。
来年の今ごろ、
このページはまた別の形になっているのかもしれません。
それを楽しみに、新しい一年を始めようと思います。
新しいページを、ぜひ。
新しいnaganoyoh.com、よかったら見に来てください。
今度は、選択肢はありません。
開いたら、そのまま読み進めてもらえます。
半年前の私と、いまの私。
どちらも私ですが、たどり着いた答えは、少しだけ変わりました。
その変化を、ページの中に置いてきました。
2026.6.7 永野ヨウ
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