岸田文雄首相(自民党総裁)は12日、党本部で開いた自民党全国幹事長会議に出席し、夏の参院選勝利に向けて一致団結を訴えた。ウクライナ情勢▽新型コロナウイルス対策▽新しい資本主義の実現▽憲法改正-の4つのテーマを挙げ、「大きな課題に立ち向かっていくための力を得る戦いが参院選だ」と述べた。
会議には47都道府県連の幹部が参集した。首相は、ウクライナに侵攻したロシアに関し、「国際社会とともに強い制裁を科し、暴挙には高い代償が伴うことをしっかり示していかなければならない」と強調した。
党是の憲法改正については「今こそ成し遂げなければならない。地方において国民的な議論を盛り上げていくことが必要だ」と述べ、各地での世論喚起の取り組みを要請した。
その上で参院選に向け「自民党が一致団結し、まなじりを決して勝ち抜く。私自身がその先頭に立つ」と呼びかけた。
一方、茂木敏充幹事長は、11日に公明党と協議した結果、調整が難航していた参院選の相互推薦について実施することで合意したと報告した。国民民主党から要請されているガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除など原油価格高騰対策に関しては「現時点で何か決まっているということではないが、真摯(しんし)に対応していきたい」と述べた。
自民は13日、東京都内のホテルで党大会を開き、幹事長などの任期を1期1年、連続3期までとする党則改正案を決める。
