JFEスチールの志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし
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最終更新日:2025年12月17日
記事公開日:2017年7月3日
JFEスチールのビジネスモデル
当然ではありますが、JFEスチールが扱う核となる商材は鉄であり、それを生産・販売することが鉄鋼メーカーの事業になります。鉄鉱石・石炭・石灰石の3つが鉄を作るうえでの原料となり、それらを調達したうえで鋼材を生産することになります。
鋼材は直接消費者に渡るというわけではなく、他社メーカーを主な取引先として供給をしています。この調達から供給までの一連の流れを進めていく中では、以下にあるように事務系・技術系共に多くの部門の社員が携わっており、それぞれがうまく調整していくことで事業を円滑に進めていくことができます。また、素材メーカーは全般として取引先のメーカーがあるからこそビジネスが実現するため、自社が生産した鋼材が取引先のビジネスのどう役に立てることができるかを考え、こちらとも連携を保っていく必要があるでしょう。すなわち、立場の異なった社内・社外の関係者との協力が重要であるとまとめることができます。
また、海外売上率が高いということはもちろんですが、質の高い製品をグルーバルに発信できる鉄鋼メーカーでは日本の技術力の高さを世界に伝えることができる環境であると言えます。トヨタ自動車のような直接消費者に製品が行き渡る企業の方がそのイメージしやすいという場合もあるでしょうが、鉄鋼メーカーではBtoCメーカーと比べ自社製品が使われる幅が広がるため、幅広い影響力を与えることができると考えることもできるでしょう。また、素材の質を高めることは最終製品の質を高めることに繋がるため、直接的ではないにせよ消費者が手に取って使うことに対して貢献することができます。
参考:職種紹介
実際にJFEスチールが携わった事例を見ていきます。
このたび、JFEスチール株式会社(以下、「JFEスチール」)は、日本インシュレーション株式会社(以下、「日本インシュレーション」)の技術協力のもと、建築構造用冷間ロール成形角形鋼管(以下、「冷間ロールコラム」)の「JFEコラムBCR」を使用した鋼管柱に限り、耐火被覆材料であるけい酸カルシウム板の厚みを40%以上低減させ、国土交通大臣より耐火構造の認定を取得しました。
(中略)
さらに、今回の認定取得に加え、建物の外周部にある鋼管柱など、外壁を耐火被覆の一部として活用する合成耐火構造についても、鉄骨造建築物で使用頻度の高い外壁材であるALC板(※5)を対象に、「JFEコラムBCR」と「Jタイカ」の組み合わせで、2時間耐火の認定取得を3月中に見込んでいます。
JFEスチールグループおよび日本インシュレーションでは、今後もお客様のニーズに応じた建材商品の開発に努めてまいります。
こちらはJFEスチールが日本インシュレーションと提携して、耐火性を維持したまま厚みを低減させた耐火被覆材料製品の開発に成功したという内容の事例です。
BtoBメーカーでは取引先のニーズを的確に満たすような商品を提供することが重要になりますが、自社が製造した製品の応用可能性が高いぶん、今回のような建築分野を持つ企業など、様々な企業と提携したうえでニーズの引き出しの幅を広げることができます。実際、引用の最後に「今後もお客様のニーズに応じた建材商品の開発に努めてまいります」という形で述べられています。
以上より、JFEスチールの志望動機を考えてみると
「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」
「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」
「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」
このような軸が適切であると導けるでしょう。
JFEスチールのES通過者の志望動機解説

大学で学んだ材料系の学問を活かし、スケールが大きく、生活になくてはならないモノを作る仕事がしたいと考えて...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
最後に
JFEスチールの志望動機を考えるうえでは「なぜメーカー」「なぜ素材メーカー」「なぜ鉄鋼メーカー」「なぜJFEスチール」かというように「そうでない選択肢ではダメな理由」を段階ごとに考えていく必要があります。
ESを見てみても、志望動機の評価項目について十分な点・不十分な点がそれぞれあり、実際に書いていくうえで参考になるものも多かったと思います。今回挙げた軸は他の企業でも当てはまるような内容ですので、常に経験とリンクさせることを忘れることなく、納得感のある志望動機を完成させるヒントにしていただければと思います。
photo by Martin Thomas






