就活は動物園!?私が遭遇した”トンデモ人間”7選

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最終更新日:2023年10月26日

記事公開日:2018年8月31日

就活は動物園!?私が遭遇した”トンデモ人間”7選

皆さん、こんにちは。就職活動を終えた19卒の学生です。

就職活動は、これまで出会うことのなかった多種多様な人々と出会う良いチャンスです。これまでのコミュニティを飛び出すことで得られるものも多いでしょう。ただし、それは裏を返すと、自分とは相容れないような変わった人々とも沢山遭遇するということです。

そこで今回は、私が就職活動を通して出会った”ヤバい”人々を紹介していきたいと思います。

最初に断っておきますが、これから紹介する人々に関しては完全に私の主観で捉えたものです。そのため、人によって感じ方は様々かと思います。

本記事から得るものは特に無いかと思いますが、皆さんの息抜きになれば幸いです。

それではご紹介していきたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

トンデモ人間 ~面接官編~

これは、とある企業の採用面接での出来事です。

恐らくこの方の座右の銘は、『原体験』です。

 

志望動機を聞かれたので、私はその業界を志望する理由、その企業を志望する理由、どのような仕事をしたいかについて端的に述べました。

するとひたすら、私がそのように考えた経緯について深堀りしてこられました。

このような質問を延々と繰り返してきます。巷で流行りのコンピテンシー面接を意識しているのでしょう。ただ、この方の面接はコンピテンシー面接とは程遠いものでした。

原体験をただ問うてくるという、質問を考えることを放棄したかのような面接が30分間繰り広げられました。

 

 

ここで、面接中にも関わらず私の頭の中には1つの疑問が浮かびました。

『人間ってそんなに一貫性のある生き物だっけ?????』

確かに過去の出来事が今の自分を形成していることは否めません。ただし、全てが全て過去の自分の行動が今の自分に結び付いているのでしょうか?

そもそも、この企業で働きたい!とか、この仕事をしたい!という思いが、何か幼少期の原体験に結びついている人なんてほとんどいないような気がします。ましてや幼少期から一貫して同じ思いを抱いている人なんて、そういないでしょう。誰もが誰もソフトバンク創始者の孫さんのような強烈な原体験を持っている訳ではないのです。

子供の頃から好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いです。それに理由なんてあるのでしょうか。

過去との繋がりを聞く時間があるなら、今後何を実現したいか、そのために何をしてきたか、今何をしているかを聞いた方がよっぽど有益ではないかと感じました。

 

 

少し話が逸れたので本題に戻しましょう。

このような面接官にあたった場合は、話にストーリー性を持たせるしかありません。

私は無理やり原体験となりうるようなエピソードを探し出し、それが今の自分にどのような影響を与えているのかを伝えることで、無事乗り切ることが出来ました。

 

続いては、コンサルを名乗るベンチャーで遭遇した武闘派ジジイの話をします。

武闘派と聞くと暴力を振るわれたのかと思う方もいるかもしれませんがそうではありませんのでご心配なく。この方の得意技は、『自身の価値観に基づく言論封殺パンチ』です。自分基準のものさしで相手をぶん殴るという類の論法でした。

 

 

この面接で開口一番に言われたのは、「で、うちで働いていくら欲しいの?」でした。

正直、明確にいくら欲しいとかがなかった私は、「他人よりも少し多めに貰えたら良い」という趣旨の発言をしました。この発言が奴のスイッチを入れることになるとは思ってもいませんでした。

私が上記の旨の発言をした瞬間、相手の目つきが変わり、威圧的な態度で「そんな生半可な気持ちで他人より多く金稼げると思ってるの?」と言われました。

ここから、この方の自分語りが始まります。

私もさすがにうんざりしていたので適当に相槌を打って聞いていました。

そもそも、なぜ私がお金に重きをおいていると最初から決めつけているのかも謎でしたし、365日働くことのできる会社のガバナンスは大丈夫なのかと単純に疑問を抱きました。何より、面接という場で初めて会った相手をこういう人だと勝手に決めつけて一方的に批判できる神経には心底驚きました。

また、この30分間の面接で私が話した時間は5分にも満たないでしょう。

この後も、この方の人格否定とも言える発言は続くわけですが、今思い返しても腹立たしいのでここら辺にしておきましょう。

 

トンデモ人間 ~学生編~

某生命保険の集団面接で遭遇した学生の話です。

その学生の学生時代頑張ったこと、いわゆるガクチカは、”ナンパ”を頑張ったというものでした。その時の、女性の面接官の顔は少し引きつっていたように思います。私も「何を言っているんだこいつは?」と戸惑ったのを覚えています。

その学生と面接官のやりとりを以下で簡単に紹介していきたいと思います。

 

「学生時代頑張ったことを教えてください。」

 

「私は奥手な自分自身を変える為に、学生時代は女性をナンパすることに力を入れました。」

 

「、、、ナンパ、、なるほど。。それは具体的にどういうことをしたのかな?」

 

「具体的には、ライブで横の席になった女性に声をかけて連絡先を交換したり、道行く女性に話しかけたりしました。」
 

「ナンパをする際にどんなことを心がけていたのかな?ポイントとかはあるの?」

 

「まずは、服装や身だしなみに気をつけるようにしました。第一印象を良くするために流行りの洋服をチェックしたり、香水をつけたり、ダイエットにも取り組みました。ポイントは、まずは相手と共通の話題を探すことですね。自分と共通点があると分かったら、相手も比較的心を開いてくれるので。」
 

「自分自身を変える為にナンパを始めたということだったけど、なんで自分自身を変えたかったのかな?その後どのように変化したかも教えてください。」
 

「もともと高校では太っていて自分に自信が持てなくて、女子とも話すことが出来ませんでした。大学では、モテたいと思って高校の時の自分と変わる為にナンパをするようになりました。ナンパを始めたおかげで、少し自分に自信が持てるようになりました。」

 

 

上記のようなやりとりが面接官とその学生との間で行われました。

非常にツッコミどころが多いため、全てに言及することは出来ませんが、以下の4点が個人的には気になりました。

この学生の合否については分かりませんが、選考に落ちたであろうことは想像に難くないです。

 

3月1日が何の日かは皆さんご存知かと思います。そうです、就活解禁日(2019年現在)です。

この時期になると早期内定者のマウント合戦が始まります。ここでは、私が遭遇した内定マウンターの話をしようと思います。

 

 

それは、就活解禁された3月中旬のことです。私はある電力会社の説明会に参加しました。

20人ほどの小規模な説明会で、人事が2人に現場社員の方が3名ほど来られていました。

説明会が始まる10分前くらいでしょうか。周囲が静かであるのにも関わらず、2人の学生が周りにも聞こえるほどの声で話し始めました。2人はおそらく知り合いなのでしょう。かなり親しげに話していました。

時期が時期だけに当然、就職活動の話になり、その後どこの内定を持っているかという話を彼らはしていました。

すると、1人が「俺はA社(外資コンサル)の内定持ってるから、就活余裕だわ」ということをもう一方に向かって話していました。

3月になり、就活生はみんなピリピリしている中、デリカシーのない発言だなとは思いましたが、内定貰ったら友達に自慢くらいしたくなるよなと聞き流していました。

すると案の定、もう一方も「俺もD社(外資コンサル)の内定持ってるわ、実際ここの会社興味ないから説明会来るか迷ったわ」と大声でイキリ始めました。

内定を持っていることを自慢するのは良いにしても、興味のない会社の説明会にわざわざ来てやったという旨の発言は、他の学生や社員にあまりに失礼じゃないかと怒りを覚えました。

 

 

就職活動をしていると少なからず、こういう自己顕示欲に満ちたデリカシーのない人々と遭遇することもあるかと思います。

ただし、内定マウントは3ヶ月も満たないうちにその効力を失います。周囲が内定を貰い始めると、ただのイタいやつになるので、ないかとは思いますが皆さんもそうならないように注意してください。

 

 

インターンに行かれた方は、遭遇したことがあるかもしれません。フレームワークお化けは高確率であなたの周りにもいることでしょう。

これは私の偏見かと思いますが、この類のお化けは意識高めの早慶コンサル志望に多く見受けられます。数が多いだけに非常に厄介です。

このフレームワークを振りかざしてくる学生の多くが対策本の受け売りです。彼らは自分の頭で考えるより先にフレームワークを使いたがります。フレームワークが手段ではなく目的となっている場合が多いです。

私も一度カード会社のインターンでこのお化けに遭遇しました。彼女はチームとして解を出すことよりも、いかにフレームワークを駆使できるかに重点を置いていたように思います。

最終的には、彼女自身もフレームワークとはなんなのか分からなくなり、議論は混沌と化しました。

もちろん、フレームワークを勉強し、それを活かそうという意識は評価されるべきでしょう。しかし、他の学生は疎か、本人までもがその使い方や意義を理解していない以上、フレームワークのゴリ押しは無意味でしょう。

言わずもがな、私たちのグループの発表は見事撃沈しました。

 

 

これは就活でよくあると言えばよくあることです。インターンでは当然メンバー同士の仲が深まります。そこに20代の男女がいるならば、予期せぬ”事故”も起こるというものです。これをチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかは人それぞれでしょう。

ただ、彼氏彼女持ちのインターンメンバーが飲み会の後に闇に消えていったときは、この世の無常を感じざるを得ませんでした。

また、遠方から来るメンバーには会社がホテルをとってくれることも多いです。そこで、"何か"が起きたということも就活中しばしば耳にしました。

これから就活をするという方々は、これらの話が本当なのか嘘なのかを身を以て判断して頂ければと思います。

 

トンデモ人間 ~番外編~

就職活動をするにあたって、SNSで情報収集をしている方も多いことかと思います。

私もその一人で、ツイッターで就活垢(就活用アカウント)を作って、インターン情報や選考情報を集めていました。上手く使えば就職活動を有利に運ぶことも可能なツイッターですが負の側面も当然あります。

その1つが、『再現性ゼロアドバイスおじさん』です。こういう方々は”就活アドバイザー”を名乗っていることが多いです。

このようなアカウントは、n=1の成功例でしかないにも関わらず、あたかも再現性があるかのような口調で就活生にありがたい指導をしてくださいます。

しかし、このような方々のアドバイスをむやみに信じることは非常に危険です。常に自分の頭で情報の取捨選択をすることが重要です。

また有難いことに、リプライやダイレクトメールを一方的に送りつけてきて、そんな就活のやり方をしてたらダメだよとわざわざ忠告してくださる方もいます。

ツイッター界隈には優秀な方々が多いため、上手く活用すれば就活をスムーズに進めることも可能です。一方で、マルチや宗教くさいアカウントもあったり、偉そうに説教を垂れて来るアカウントもあるため、個人のネットリテラシーが問われます。皆さんもSNSの利用法には十分注意を払いましょう。

 

最後に

就活は、これまで接する機会のなかった人々と交流を深めるチャンスが随所にあります。この記事では、ネガティブな書き方をしてしまいましたが、皆さんにとってはそれ以上に有益な出会いがあることかと思います。

私も就活後も飲みに行ったり旅行に行ったりすることのできる友人が出来ました。

就職活動を単なる内定獲得ゲームと考えるのではなく、友人・知人を増やすチャンスだとポジティブに捉え、就活後も繋がりを持つことのできる関係を築くことができれば、就活も後の人生において有意義なものとなるでしょう。

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NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー 最近ではこの日に限らず労働環境の是正に向けた取り組みが注目を集めています。そんないわゆる働き方改革の一環として、以下の記事が話題に挙がりました。参考:正社員の待遇下げ、格差是正日本郵政が異例の手当廃止(朝日新聞)元々は、非正規労働者の待遇改善を主な目的に提唱された、"同一労働同一賃金"。その状況を、非正規者の待遇を高めるのではなく、正規労働者の待遇を下げることで格差是正を図ったものとして、非難や反発の声が多く挙がりました。この話の良し悪しは別として、対比のような形でメーデーの翌日に取り上げられたのが以下の記事になります。参考:NTT、非正社員も同じ福利厚生健康診断項目も増える(朝日新聞)元々福利厚生関連の諸制度が充実していることで知られ、世間一般が思い描くホワイト企業として名高いNTTグループ。このようなトピックスの存在もあり、良好な労働環境・待遇が受けられるものとして、例年一定の注目を集める企業グループとなっています。特にこれから本格的にインターン期を迎える20卒の間では、来たる2020年東京オリンピックに関連してより注目度が増すことも想定されます。参考:TowardandBeyondNTT「ホワイト企業に何となく関心が高い」「国内外の通信インフラをより発展させたい」「東京オリンピックに何らかの事業活動で携わってみたい」以上より、今回はこのような考えを少しでも抱いている就活生へ向けて、ホワイト企業群"NTTグループ"から内定を獲得するためのストラテジーとして、各社のインターンから内定を獲得するためのストラテジーをご提案します。各社同一年度で複数種類のインターンを開催していますが、今回取り上げるのは、①選考がある②文系・事務系志望の学生が参加可能③複数日開催(1dayではない)以上3つの条件を満たすものとなっています。まずは"NTTグループ"とは何かを知るunistyleでは過去にNTTグループ各社の社員へOB訪問をした就活生が執筆した記事で、NTTグループの概要について説明しています。(この記事の主旨はNTTグループの業界・企業研究ではなく、「グループ他社企業の社員へOB訪問をする意義」になります)参考:要点をまとめると、・連結子会社900社超。近年では通信とは全く関係のない分野まで幅広く事業を展開・新卒就活では毎年一定の人気を集めるものの、最上位とまではいかないレベルまずはこの2点を認識しておけば十分です。次に、主要企業について個別に見ていきます。今回紹介するのは全て、各項目の筆者が実際にインターン選考に参加し合格・もしくは本選考で内定を獲得した企業として実体験も含めた記述になります。(記載内容は18卒・19卒の内容に基づくものであり、20卒以降にも必ずしもこれが当てはまるとは言えません。)なお、グループ内における主要企業は、一般に以下のように分類されます。[主要5社]東日本電信電話(NTT東日本)・西日本電信電話(NTT西日本)・NTTドコモ・NTTコミュニケーションズ・NTTデータ[主要8社](主要5社に加え、)日本電信電話(持株)・NTTコムウェア・NTTファシリティーズ[主要10社](主要8社に加え、)NTT都市開発・NTTファイナンスこのうち日本電信電話(持株)については、例年ほぼ理系学生のみの採用となっているため今回は割愛します。NTT東日本:内容も優遇もオーソドックス。GD慣れがインターン攻略のカギ固定電話やフレッツ光を始め世間的な知名度も高いNTT東日本。※NTT西日本志望者もこちらを参照してください。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加[本選考]ES+Webテスト→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ご自身の『強み』について、そう思う具体的な経験や取組みを踏まえて教えてください。※具体的な経験や取組みは、学業や課外活動等、どのような内容でも結構です。(300文字以下)(2)NTT東日本のインターンシップに応募する目的と、参加するにあたっての目標について教えてください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)大学時代において、「これだけは誰にも負けない」と自負できる取り組みは何ですか?(100字以内)(2)上記取り組みにおいて、ご自身の主体的な行動や、工夫・苦労などについて教えてください。※主体的に行動したものであればどのような内容、結果でも結構です。またその結果は、成功でも失敗でも構いません。(300字以内)(3)NTT東日本というフィールドで、何を実現したいですか?(200字以内)インターン選考では、書類選考通過後に実施されるGDが最大の関門になります。インターン情報解禁から半年近く経過した時期に実施されるため、既に選考慣れが出来ている学生も多く、ある程度質の高い議論が要求されていると言えるでしょう。他社の選考や以下の記事にあるような能力向上に向けた取り組みをすることが、インターン参加に向けても求められます。参考:◎インターン内容近年の事務系のインターンは、ウインターの時期に4日間のプログラムが設けられています。インターン当日には、通信業界に紐づいた新規事業立案という、インターンではよくあるテーマが組み込まれていました。なお、3月には"5日目"と称して同タームの参加学生と再び交流する機会が設定されています。ウインターの時期に連続では無くあえて本選考解禁後に接触することで、学生のロイヤリティ―を高める意図が感じられます。◎本選考への優遇NTT東日本では、例年広報活動解禁日(18・19卒は3月1日)にプレエントリーするとリクルーターがつくことで知られています。インターンに参加していると、本選考のマイページをそのまま引き継げるほか、自動的にリクルーターがつくため有利に働くことが推測されます。一方、基本的に内定出しは選考活動解禁日(18卒・19卒は6月1日)以降になるため、インターンに参加していても面接が開始するまでしばらく待つ必要が出てきます。ちなみに、19卒ではインターン中に個別に1対1で社員からフィードバックを受ける機会があり、インターン中の取り組みはかなりチェックされていることを感じました。本選考対策に関しては以下の記事も参考にしてください。参考:NTTデータ:インターンルートでもかなり差がつく。学歴重視?国内最大手SIerとして、NTTグループ内でも抜群の人気度を誇るNTTデータ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。(200字以内)(2)今までの経験の中で、一番やりがいを感じた経験を教えてください。(200字以内)(3)あなたがチームで最も高い成果を上げた経験、役割とチームへ及ぼした影響を教えてください。(200字以内)(4)日常でおかしいと感じていることは何ですか?その内容を理由とともに教えてください。(200文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)-1NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力・変革力・共創力)(1)-2上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)(2)選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)(3)-1あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。(3)-2上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)(4)-1今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。(4)-2上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)NTTデータのESではインターン・本選考共通して"経験"、すなわち学生時代頑張ったことが複数尋ねられる点が特徴です。インターン参加者を見ても、学生時代に自身を持って取り組んだ何かを持っている学生が多く揃っていた印象がありました。特にインターンではGD・面接なしで書類のみでの選考となるため、各設問短い字数の中で他の学生よりも一歩抜けた回答を創り上げないと通過は難しいと考えられます。また、WebテストはESと同時では無く、ES通過者のみが受験可能となる点に注意が必要です。ES通過者でもこのWebテストで落ちている人は周囲に多い印象でした。本選考では過半数が学校推薦で採用され、インターンでも全体的に上位校の学生が多く集まっていたことから、学歴のスクリーニング要素が高い企業という推測も出来るでしょう。◎インターン内容上記フローを選考で辿うサマーインターンでは、課題解決を軸とした事業立案系のワークということで、内容自体はこれと言って特徴は感じられませんでした。先ほどのNTT東日本では、通信が絡んでいれば基本的に何でもOKに近いテーマでしたが、NTTデータでは同社の事例やビジネスモデルとの関連が比較的重視されている印象がありました。とは言えSIerやNTTデータに関する業務については初日に説明があり、テクニカルな知識についても参加において全く無くても問題ありません。◎本選考への優遇今回紹介した書類選考のみのインターンでは、参加者の中から選抜されて後日限定のイベントに招待されることがあります。こちらに参加出来れば高く評価されていることが想定され、本選考でも優位に働く可能性が高いと考えられます。限定イベントに参加出来なかった場合でも、学生によって早期選考に呼ばれる場合もあれば一般学生と全く同じスケジュールを組まれる場合もあるなど、優遇にはかなり差がつく企業と言えます。タームを多数(19卒ではサマーだけで6つ)設け、インターン参加者自体は数多く存在することから、採用側からすれば出来るだけ多くの学生と接点を持ち、インターンの現場で優秀な学生を発見し囲い込もうという意図が感じられました。そのため、こちらも参加出来ればそれでよしでは無く、インターン=選考の場と考え、レベルの高い学生の中で目をつけてもらえるような取り組みが求められると言えるでしょう。NTTドコモ:インターンの選考フローが特徴的。求める人材が明確NTTグループの中でも圧倒的な収益力を誇り、携帯端末で国内No.1の契約者数を誇るNTTドコモ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GDまたはプレゼン→参加[本選考]ES+Webテスト→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ドコモに限らず、インターンシップに参加しようと考えた理由を教えてください。(150文字以内)(2)あなたの個性・長所を「漢字1文字」で自由に表現してください。(400文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代にチャレンジしたエピソードを語ってください(成功・失敗問わず)(400字以内)(2)ドコモで叶えたい夢を教えてください(300字以内)「」でも述べた通り、NTTドコモではインターン選考のプレゼンテーションが特徴的なフローになっています。詳細については同記事を参照してください。過去の関連記事でも再三触れていますが、同社では毎年「挑戦心」「行動力」という採用キーワードを掲げており、各選考におけるアピールポイントが明確になっている点でやりやすさを感じるという意見もあるようです。この2つのキーワードを深く解釈し、もう一つの採用キーワードである「個性」をいかに示せるかがポイントになるでしょう。また、エントリーシートについては、少し前までは「ドコモはまだまだつまらない。あなたならどう面白くしますか?」「桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら(などといったテーマから一つ選択)」など奇抜な内容が同社の特徴でしたが、18卒以降は上記のような比較的オーソドックスな内容に落ち着いています。◎インターン内容NTTドコモが今後注力するべき新規事業立案をするという、これまたよくあるビジコン形式の内容です。"個性"が採用キーワードになっていたり、プレゼンテーション等で自分を売り込む力に長けた学生が多く集まることから、活発な議論のもと他の学生に埋もれることなく、社員からの評価を得ることが肝心になります。◎本選考への優遇インターンの選考フローにGDが組み込まれていることもあり、参加者は本選考でGDが免除されます。また、インターン中のメンターの評価は本選考の優遇度にも影響するようで、NTTデータと同様に選考時期や面接の雰囲気(深堀りの難易度)は参加者内でも差がついているようでした。NTTコミュニケーションズ:志望動機が勝敗を分ける。最もボリュームのあるインターン◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→個人面接→参加[本選考]ES→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)本インターンシップに参加する理由(400文字以下)(2)そのフィールドを選択する理由、そのフィールドに関わりのある経験がある場合はその内容も伏せて(400文字以下)(3)あなたがもっとも自分らしいと思う内容で自己PR(400文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代に特に頑張った経験について、最も力を入れた内容をご記入ください。(200文字以下)(2)当グループで挑戦したいことや夢/目標をご記入ください。(400文字以下)(3)その夢/目標を自分が実現できると思う理由をご記入ください。(400文字以下)NTTコミュニケーションズのESの特徴として、全体的に志望動機に関する設問が多いことが挙げられます。国際・長距離通信事業が主軸と言われても総合的な事業内容を理解するのがやや難しい企業であり、企業研究を深く行っている志望度の高い学生に受験して欲しいという考えが、ES設問・インターン日程から感じ取ることが出来ます。◎インターン内容本選考解禁前に例年多くのセミナーを開催しているNTTコミュニケーションズですが、メインとなるのは2月に「職場体験型インターン」と称して2週間近くに渡って実施されるインターンです。2月はウインターインターンの最盛期として他社も多く開催している時期であるため、このインターンに参加するということはそれなりの志望度がある学生がほとんどだと思われます。(企業側にも長期間拘束することで他社との関わりを減らし、志望度を高めてもらおうという意図が少なからずあると考えます)これまで紹介した各企業ではグループワーク形式の事業立案がほとんどでしたが、NTTコミュニケーションズではミーティングへの参加・提案資料の作成といった実務に近いプログラムが組み込まれていました。"机上の空論"では無く、実際の仕事内容を知るという意味でインターンに目的意識を持っている方には最も推奨したいインターンになっています。◎本選考への優遇二週間という長期間のインターンになりますが、参加したら即内定ということは無いようです。参加者は基本的に本選考のGDが免除、学生によっては面接の回数もカットになることもありました。志望度を重視する企業であるため、本選考に関連したイベントや面談には二つ返事で参加した方がいいでしょう。NTTコムウェア:インターン満足度No.1。フローの割に本選考への優遇が大きいNTTグループ向けのシステム開発を主な生業とするNTTコムウェア。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト+テストセンター→リク面→(GD)→個人面接(2回)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTコムウェアを知ったきっかけとインターンシップに応募した理由を、あなたがインターンシップを通して得たいことを含めて、400字以内で記述してください。【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください(200文字以内)事業内容が重なることからNTTデータと比較して見られることが多いNTTコムウェアですが、インターンのフローはESと"同時に"Webテストが課されるというタイミングこそ異なるものの、書類選考のみで参加可否が決定されるという点では共通しています。ESの内容は志望動機ですが、インターンのESで志望動機のみを尋ねてくる企業は珍しい印象です。本選考では19卒から設問が大きく変更され、自己PRが問われなくなった一方志望動機の比重が高まりました。◎インターン内容上記フローによる5dayのインターンは、夏に3日間・秋に2日間という形で分割されています。NTTデータと同様、SIerの業務に関連した事業立案がメインのグループワークになっています。「また同じか」という声も聞こえてきそうですが、同社のインターンは17卒の楽天みん就「インターンシップ参加学生が支持したランキング」で1位を獲得するなど、コンテンツの満足度がかなり高いインターンになっています。その要因の一つが、PM(プロジェクトマネージャー)と呼ばれるメンター社員のサポートにあると感じました。単純にサポートが「手厚い」というだけでは無く、報告の形式やそもそもの立ち位置など、学生によって有意義なものにするための工夫が随所に散りばめられている、参加価値が高いインターンだと感じました。◎本選考への優遇このインターンに参加すると、全員一律で本選考のGDが免除になるというかなり大きな優遇を受けることが出来ます。選考時期も一般学生と比較して早いスケジュールが組まれます。インターン中の取り組みの評価はそこまで持ち越されること無く、他社と比較すると一律の優遇度に近い印象がありました。さらに、ウインターの時期に開催される1dayのインターンに選考無しで参加できる点もメリットと言えます。しかしこれは、インターンに参加すれば(本来の)GDのフローまで自動的に進めるという意味では無く、インターン生の中でもES落ちしたというケースも報告されてはいます。いずれにせよ、インターン選考でGD・面接が無いのにも関わらず、本選考でGDがカットになるというのは非常に優遇度が高い企業と言えるでしょう。NTTファシリティーズ:優遇なし?「イベント」という名の選考に注意。◎選考概要【選考フロー】[インターン]GD→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社でやりたいことを具体的に記入ください。(400字以内)(2)あなたの性格を自己分析し、その特徴を学校生活(勉強)や課外活動での具体的経験に基づいて説明してください。(400字以内)NTTファシリティーズのインターンでは、「プレイベント」と称して説明選考会の形でGDが課されます。(具体的に「GDを行う」ことは予告されませんでしたが、ここ2年は両方GDが課されました。)唯一のフローであるGDでは、積極性が求められると考えます。この項目の筆者の場合は、議論をリードする力が認められインターン参加に繋がりました。また1次面接の前に採用担当の方と話した際に、本選考のGDでも同様の力を認められたことを伝えられました。また、インターン当日においても積極的に発言する人が少なかったことから、積極的に議論をリードする姿勢が高く評価されると想定できます。(例えばデータやドコモと比較すると発言力に長けた学生が少なかったため、グループの中心的な立ち位置を確保するのはそれほど難しくない印象です。)◎インターン内容3日間のインターンで、1日目はNTTファシリティーズに関する説明・アイスブレイクを兼ねたポスター作り・翌日からのグループワークのためのインプットで、2・3日目がグループワークでした。グループワークはまちづくりを軸とした事業立案系のワークで、実在する地域を舞台としてNTTファシリティーズが実際に持っている技術を使って提案をする点が特徴的でした。◎本選考への優遇インターンの選考フローがGDのみということもあってか、インターン参加者と一般組で選考時期・選考フローで差も付きにくく、優遇はほぼないと考えられます。19卒ではインターン参加者は広報活動解禁前に座談会に招待されました。しかし、1時間半で企業の説明+座談会という簡単なもので、これ以外に特に接触はなく、インターン後の接触機会の少なさからも本選考への優遇はほぼないと考えられます。NTT都市開発:インターン選考のフローの多さと実務との"近さ"が特徴。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→GD→個人面接→参加[本選考]ES→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)あなたがNTT都市開発のインターンシップに参加したいと思う理由をご記入ください。(300文字以下)(2)あなたがアピールしたいことを具体的な経験を交えてご記入ください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください。(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください。(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください。(200文字以内)NTT都市開発のインターン選考ではGDと面接が両方課され、今回紹介する企業の中では最も突破すべきフローの数が多い企業となっています。特にGDが鬼門のようで、周囲の学生の多くがここで落とされていました。また、そもそもの実施時期が2月ということもあり、GDや面接経験を積んでいる学生の割合も増えてきているため、何となくのデベロッパー志望の学生が受験しても全く勝負できずに終わることになるでしょう。◎インターン内容インターン参加者は、事業テーマごとに5つ程度の配属部署に分けられます。この部署はエントリーの段階で希望を出し、面接でも「なぜその部署を志望したか」について問われることになります。内容自体はその部署のプロジェクトに関連したグループワークですが、大教室に多くの学生が詰め込まれる他社のインターンとは異なり、実際に社員が働いているフロアでワークを進めることになります。そのため、疑問点があればすぐに現場社員へ質問するなどして、常に実際の業務との繋がりを考えながら取り組める点が大きな特徴になっています。実際に部署で関わる学生も各6名程度と非常に少ない中で多くの社員と交流をはかれるため、企業説明会や採用HPで得られるような情報のインプットに終始することなく、「デベロッパー業界で働くとはどういうことか」について現場視点で理解を深めることが出来ます。この点、充実したコンテンツが組み込まれたインターンだと他社と比較しても感じました。◎本選考への優遇内定直結には至らないものの、人数が少ないこともありインターン参加者には早期選考スケジュールが組まれています。インターンの段階でかなり絞り込まれるとは言え、本選考の採用人数も毎年30名程度とグループ10社では最も少ないため、自己分析等の精度はもう一段階高めておくべきでしょう。NTTファイナンス:昨年度からGDが追加。基準不明の「招待枠」の存在ありNTTグループの金融事業従事者として、ビリング・リース・カードなど幅広い事業を展開するNTTファイナンス◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加※招待枠あり[本選考]ES+(テストセンター)→(GD)→集団面接→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)学生時代に注力したことをご記入ください。(300字以内)(2)今回のインターンシップで活かしたい自分の強みをご記入ください。(150字以内)【本選考ES】(19卒)(1)ご自身の長所をご記入下さい。(30字以内)(2)ご自身の短所をご記入下さい。(30字以内)(3)志望動機をご記入ください。(200字以内)(4)学生時代に注力したことをご記入ください。(400字以内)NTTファイナンスでは19卒からインターン・本選考共にGDのフローが追加されました。選考自体にこれと言った特徴はありませんが、上記フローに加え「招待」という形で実質的な選考が無いまま参加出来るというタームが一つ用意されていました。本項目の筆者は大学近くのカフェで開催されていた交流会に参加したことが招待に寄与したようですが、そうで無くても招待案内が来た同じ大学の友人はおり、選考基準は全くの不明です。企業と接点する機会を見つけたら参加してみると、選考なしでインターン参加の座を掴めるかもしれません。◎インターン内容3日間のインターンで、1日目がリース業界やNTTファイナンスの変遷に関するインプット中心、2・3日目がグループワークでした。グループワークの内容は「NTTファイナンスが取り組む海外新規事業を考える」という事業立案系のワークで、各班に1人メンターがつく以外は特に変わったことはありませんでした。ワークの途中にグループファイナンス部門とグローバル部門の方の講演があり、各部門の理解を深めることができます。総じて「グループワークでリースについて知ってもらい、その他のコンテンツでNTTファイナンスを知ってもらう」という内容のインターンとまとめられます。◎本選考への優遇インターンに参加していると、一般組と比べて選考時期が1か月程度早くなることに加えてGDが免除され、かなり有利に働きます。また、インターン選考の際に提出したWebテスティングサービスの結果をそのまま使い回せ、実質テストセンターを受験する必要が無くなることもメリットと言えるでしょう。インターン後の接触も多く、インターン中の取り組みについてフィードバックを受けるフィードバック面談や、現場で働く職員の方と1対1や1対2(学生2人)で会話することができる社員質問会に招待されます。また、説明会もインターン参加者限定のものに招待されます。おまけ:「ホワイト企業だから」を軸とした"NTTローラー"はアリか?ここまでの内容を総括すると、NTT主要10社では全体的にインターンに参加することで本選考で有利に働く企業が多いことがわかると思いますNTTグループを志望する学生には「ホワイト企業」という軸を設定している人も多く、「NTTグループ主要企業をひたすら受けてホワイト企業から内定を貰おう」という”NTTローラー”を実施する人も一定数いる気がしています。この姿勢には、良い面・悪い面両方があると考えています。NTTローラーのメリット:「チームNTT」の自覚と事業領域の共通性今回取り上げたようなグループ企業は、それぞれあくまで別の法人である以上、各企業はそれぞれにとっての利益を追求することになります。しかし一方で、社員の多くが自分の所属企業だけでなく、「NTTグループの」社員としての自覚を持ちながら業務に励んでいることも事実だと思っています。実際、NTTコムウェアからNTTファイナンスへ異動した社員は冒頭で触れた記事で以下のように述べています。この方曰く、グループへの貢献の仕方が変わっただけであり、他へ移ったとしても自分がグループの一員であることには変わりなく、逆に違った角度からに携わることができて働くうえでもプラスになったとのことでした。参考:例えばファイナンスの近年の代表的な取り組みであるおまとめ請求。ドコモの携帯・東西の固定電話・コミュニケーションズのインターネットなどの請求を一括化するビリングサービスですが、これはファイナンス自体の利益よりも、NTTグループ全体としての業務効率化・コスト削減に寄与した面が大きかったと言われています。出向先であるコムウェアが多くを請け負うグループ内の取引は、コムウェアの売上=東西を始めとした他社のコストとなり、連結会計的には資産の移動に過ぎません。それでも「意味がない」で片づけることなく、というグループを支えている自覚が多くの社員にはあると、これまで多くの方から話を伺い感じてきました。こういった中、グループ内で多くの企業に目を向けることはグループを包括的に捉えることに繋がり、選考にプラスに働くことも多いと思っています。また、近年グループでは多くの企業で””がキーワードになっており、事業内容も重なる点が多くなってきている印象があります。例えば同じ「働き方改革」というキーワードを取ってみても、各社さまざまな切り口から近しい事例を展開していることが読み取れるでしょう。参考:生産性向上で「働き方改革」(東日本)NTT高解像データを扱う建設、製造、医療業界などの働き方改革を支援(データ)NTTドコモと実現する「働き方改革」コムウェアの働き方改革NTT「働き方改革」のヒントはスマートビルディングにあった(ファシリティーズ)NTTこのように、東西=固定電話・ドコモ=携帯電話のような完全な住み分けはなされず共通性が高まった昨今において、複数のグループ他社の選考を受けることは一定の効果を発揮すると言えるでしょう。NTTローラーの注意点:「ホワイト企業」の定義とリスク回避思考の甘さ一方、「ホワイト企業」を軸に企業を選定する場合は、自分なりの”ホワイト”の定義についてしっかりと向き合っておくべきだと考えています。例えば、「若手の意見でも筋が通っていれば採用される風通しの良い社風」をホワイト企業の条件とみなした場合、典型的な大企業で一社時代のベテラン層も抱えるグループ各社においては、それが満たされない可能性は十分あると思われます。また、創業者樋口が取り上げていた記事の通り、「ホワイト企業に入りたい」という考え方の多くは「ブラック企業は嫌だ」というリスク回避的な思考に基づき、結果的にホワイト企業からの内定を勝ち取ることが出来ないケースに繋がりやすいという考え方も存在しています。これ非常に面白かった。ブラック企業に入社してしまう人の傾向として、①リスク回避型である、②自己肯定感が低い、③一方で自尊心は強いという傾向がありそうとのこと。リターンの最大化よりもリスクの最小化を志向した結果、皮肉なことにブラック企業に入ってしまう。https://t.co/VNQRvrOmoB—KotaroHiguchi(@happytarou0228)2018年5月10日また、そもそもホワイト云々の待遇の話は企業から「与えられるもの」に過ぎず、「自社の利益に貢献できる人材」を選定する採用側からすれば、ホワイトな環境目当てでエントリーしてくる学生は好ましくは思わないでしょう。ホワイトかどうかはあくまで自分の心の中の一つの軸として、採用側にも納得感を示せるような経験に紐づく筋の通った軸を設定しないと、結果として自らの満足のいく内定先を確保できない可能性が高まります。両者より、「NTTローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」とまとめることが出来ます。是非、今後インターンや本選考でエントリーをする際の一つの参考にしていただければと思います。「ローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」最後に「就活は情報戦」という言葉をしばしば耳にしますが、今回の「本選考へ優遇があるか」といった話は今後のインターン選びにおいても特に重要な情報となります。unistyleでは今後も就職活動生の皆さんに有益な情報を数多く提供していきますので、是非アンテナ高く活用してご自身の就職活動に役立てていただければと思います。 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東京未来大学キャリアセンターが実現する「日本一学生が成長できる」就職支援取り組みとは 東京未来大学キャリアセンターが実現する「日本一学生が成長できる」就職支援取り組みとは 本記事は東京未来大学キャリアセンターの紹介記事になります。東京未来大学キャリアセンターの職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。こんな方にオススメ・受験する大学を探している高校生や保護者の方・東京未来大学に通っていてキャリアセンターの取り組みを知りたい学生・東京未来大学の就職支援の取り組み内容を知りたい企業の方本記事の構成東京未来大学キャリアセンターとは「働く楽しさをすべての学生に」あなたらしく輝くためのキャリアサポート就職実績は内定率より実就職率を見てほしい学生と近い距離感で常にサポート!東京未来大学の「就職支援」とは人生のピークは常に今。だからこそ、この瞬間を心から楽しんで生きてほしい高校生と保護者の方に知ってほしい東京未来大学の魅力企業の方に知ってほしいキャリアセンターの就職支援取り組み取材後記東京未来大学キャリアセンターとは取材した方のプロフィール逸見(へんみ)さん新卒採用担当の経験を経て、現在に至ります。東京未来大学とはどんな大学?東京未来大学は、昭和60年に設立された学校法人三幸学園を母体としています。三幸学園は30年以上にわたり、「技能と心の調和」を教育理念に掲げ、専門的な知識の習得とともに、人間性豊かで温かな心を持つ社会人の育成を目指して教育を展開してきました。同大学は、堀切キャンパスと六町キャンパスの2つのキャンパスを有しており、堀切キャンパスはドラマ『金八先生』の舞台としても有名で、現在でもロケ地として使用されることがあります。キャリアセンターとは?東京未来大学は、一般企業や公務員、大学院進学などをサポートするキャリアセンターと、福祉職・保育職・教職をサポートする保育・教職センターの2つのセクションに分かれています。今回は一般企業向けの担当者にお話を伺いました。キャリアセンターでは、低学年から「楽しく」「気軽に」未来について考えられる場所として、「キャリアカフェ」をオープンしました。一般的なキャリアセンターのイメージを刷新するため、全面ガラス張りのホールを改装し、外からもカフェの様子が見やすくなっています。「働く楽しさをすべての学生に」あなたらしく輝くためのキャリアサポートおしゃれで開放的な雰囲気のキャリアカフェコーヒーや紅茶を飲みながらキャリア相談もできる。一人ひとりの学生に対して丁寧できめ細かなサポートを提供キャリアセンターはどのようなことを目的としている部署ですか。逸見さん:学生一人ひとりの進路、就職、学生生活を徹底的にサポートします。入学から卒業後まで、定期的な面談を通じて、個別のキャリアサポートを行っています。学年ごとに異なる悩みに対応するため、キャンパスアドバイザーや担任教員、ゼミの教員、さらに各センターのスタッフが、学生一人ひとりの目標に応じた適切なアドバイスを提供します。就職支援に加え、社会人として必要なマナーや礼儀も指導し、卒業後すぐに社会で活躍できる力を育成します。学生と接する際に心がけていることはありますか。​​逸見さん:「働く楽しさをすべての学生に」—あなたらしく輝くためのキャリアサポートを提供します。就職に限らず、進学、留学、起業など、学生一人ひとりが幸せな人生を歩むための最適な選択肢をサポートします。キャリアセンターの職員は、実際に社会人として楽しんでいる姿を学生に見せ、社会人生活の魅力を伝えることを大切にしています。社会人としての楽しさを感じてもらい、将来に希望を持ってもらえたら嬉しいです。就職実績は内定率より実就職率を見てほしい東京未来大学キャリアセンターWEBサイトより引用特に心理分野の大学で高い実績を誇る!就職実績について教えてください。​​逸見さん:2023年度の卒業生就職内定率は99.7%です。ただ、実績としては内定率より、実就職率を参考にしていただきたいと思っております。大学実就職率ランキングでは、東京エリアの心理分野の大学で、2022-2024年の三年連続一位を獲得しています!※大学通信社:2024年実就職率ランキングすごいです!!とても高い実績ですね。学生と近い距離感で常にサポート!東京未来大学の「就職支援」とは就職模擬面接会のお写真(東京未来大学キャリアセンターWEBサイトより引用)就職支援取り組み一覧・資格講座(年2回)・OBOG座談会(過去実績)・社会人座談会(過去実績)・キャリアガイダンス(3年次通年)・インターンシップセミナー(8月)・学内合同企業研究会(2月)・学内個別企業説明会(4年次)・ハローワークジョブサポーター面談(4年次通年)・就活アカデミー(2~4年)・その他特徴的な就職支援の取り組み東京未来大学の特徴的な就職支援の取り組みについて教えてください。逸見さん:本学の特徴的な取り組みの一つに、「キャンパスアドバイザー制度」があります。この制度では、学生一人ひとりに担当職員が付き、入学時から卒業までサポートを行います。担当職員は1年ごとに交代することもありますが、交代の際には前任者からの引き継ぎがしっかりと行われ、学生に対して一貫した支援が提供されます。キャンパスアドバイザーとの個別面談を通じて、学生は自分の希望する進路を明確にし、それに必要なスキルや資格を一緒に考えながら、4年間の成長計画を立てていきます。さらに、学生の成長に応じた段階的な進路指導を重ねることで、安心して就職活動に臨むことができます。活動状況に応じた細やかなアドバイスを提供できるのは、4年間にわたって学生の個性や希望を把握してきたキャンパスアドバイザーだからこそ。卒業まで共に歩む心強いパートナーです。絶対に利用してほしい、おすすめの取り組み取り組みの中で特におすすめの取り組みを教えてください。逸見さん:就活アカデミーです。参加は任意ですが、是非エントリーをお勧めします。このアカデミーは外部講師から就活に関するノウハウを教わる塾のようなものです。そのほかにも就活を終えた先輩たちが、就活を控えている後輩に向けて就活サポートをしたりします。具体的には、ESの添削や面接練習などを一緒に行い、実体験に基づいたアドバイスをします。実際に最近まで就活をしていた4年生から、直接アドバイスをもらえるのはとても心強いですね!逸見さん:具体的なイメージが沸きますよね。あとはインターンシップセミナー、学内合同企業研究会もお勧めです。人生のピークは常に今。だからこそ、この瞬間を心から楽しんで生きてほしい中長期的な就職支援について中長期的な就職支援として行っていることはありますか。逸見さん:低学年のうちから、キャリアについて意識ができるよう1.2年次に、キャリアプログラムというものを実施しています。企業と連携したガイダンスやインターンシップのような体験となっているので、働くということを体感することができます。また、ビジネス書『7つの習慣』をもとにした授業も実施しています。それに加えて、さまざまな企業で活躍している講師を招いて実際のビジネス現場で必要な知識や経験を学ぶ機会を提供しています。人生においても仕事においても人として好かれる存在になることが重要なので、マインド面の教育には特に力を入れています。意識していきたいこととは中長期的な就職支援を行っていくのにあたって、どのようなことを心がけていますか。逸見さん:自分に自信がない学生が多いですが、そのような学生にはぜひ背中を押してあげたいと思います。世の中には「ブラック」「ホワイト」など、企業について二元的に捉える言葉がありますが、重要なのは他人の基準ではなく、自分自身の基準で物事を決めることです。学生のうちは、一般的な尺度に合わせて評価をしてしまうことも多いですよね。逸見さん:そうなんですよね。だからこそ自分の価値観や考え方を大切にして、自分自身で判断する力を養うことが大切です。そのためには、他人の意見や社会の常識に左右されるのではなく、自分がどう感じるかを重視して決断することを伝えたいと思います。東京未来大学の学生に向けて最後に一言最後に、東京未来大学の学生に向けて一言お願いします。逸見さん:とにかく、人生を楽しんでほしいです。私は今までの中で、今が一番楽しいと感じています。学生の皆さんもぜひ、楽しさを更新し続けてほしいですね。働くことって、実はそんなに嫌なことじゃないんです。「働く楽しさをすべての学生に」届けたいと思っています。高校生と保護者の方に知ってほしい東京未来大学の魅力卒業生から在学生へメッセージ高校生や保護者の方に向けて東京未来大学のおすすめポイント高校生や保護者の方へ向けて伝えたい東京未来大学の魅力を教えてください。逸見さん:まず、先ほどご紹介した就職実績についてですが、内定率は99.7%という一般的に見ても高い数字です。しかし、私は実際の就職実績が高いことこそが重要だと考えており、これこそが本学の大きなアピールポイントだと感じています。また、本学の魅力の一つとして、行事が盛んであることも挙げられます。毎年実施される「MIRAIFES.」は、文化祭と体育祭が融合したような内容のイベントです。ステージや出し物、さらには競技など、学生が一堂に会して楽しむことができる盛大な行事です。青春が味わえて最高ですね!大学生になると体育祭がないことがほとんどですよね。逸見さん:学生からも喜んでもらえています。キャンパスアドバイザー制度もありますので、大学4年間をサポートしてもらえるという点も、魅力的なのではないかと思っております。本学に入学すれば充実した4年間を送っていただけるはずです。東京未来大学の魅力が詰まった、Webマガジン「クルmag.」MIRAIFES.をはじめとした学生主体の行事が盛りだくさんの東京未来大学は、学生の主体性を育む環境が整っていますね。逸見さん:学生が積極的に楽しんでいる姿は私達から見ても印象的です。また、本学には在学生による広報スタッフ「キャンパスクルー」による高校生向けWebマガジン、「クルmag.」というものがあります。職員などの大人が東京未来大学の魅力を外部に訴求することもありますが、クルmag.は在学生ならではの視点で本学を紹介している点が魅力です。在学生がマガジンを作成!素敵です。内容としてはどのようなものがありますか?逸見さん:毎号、テーマに沿ったインタビュー記事や行事の写真、在学生の紹介など、さまざまな内容を掲載しています。ぜひ、このマガジンを通じて本学の魅力が伝わることを願っています!クルmag.はこちら高校生や保護者の方へメッセージ最後に高校生や保護者の方へ一言お願いします!逸見さん:本学のオープンキャンパスは、キャンパスクルーが高校生の皆さんをお出迎えからお見送りまで、しっかりとご案内しています。また、保護者の方向けの説明会も同時に開催していますので、ぜひ保護者の方もご一緒にお越しください。企業の方に知ってほしいキャリアセンターの就職支援取り組み企業と共同で行っている取り組み・学内合同企業説明会・キャリアプログラム・インターンシップの成果報告会・企業側同士の情報交換会企業の方に特に知ってほしい就職支援取り組み企業の方に特に知ってほしい東京未来大学の取り組みがあれば教えてください。逸見さん:本学にはキャンパスアドバイザー制度があるので、企業様からいただいた情報を迅速に学生へお伝えすることができます。また、その情報に関心を持ちそうな学生に直接伝えることができ、学生と企業様のマッチングに特化した支援が可能です。リアルタイムな情報共有で、学生と企業をつなげることができるのは双方にとって嬉しい支援ですね!逸見さん:また、インターンシップの成果報告会は、企業同士の情報交換の場としても大変有益です。約50社が参加するため、貴重なネットワーキングの機会となります。企業の方へメッセージ最後に企業の方へ一言お願いします!逸見さん:本学のキャリアセンターである「キャリアカフェ」に、ぜひ一度お越しください。本学の雰囲気や学生の様子を感じていただけると嬉しいです。取材後記東京未来大学のキャリアセンターは、学生に「働く楽しさ」を伝えるために、自らの姿でその魅力を示し続けています。この取り組みが実を結び、着実に高い実績を上げてきました。ただ単に就職することだけが人生ではありません。大切なのは、人生の楽しさを更新し続けることです。キャリアセンターの職員は、そんな温かい思いを抱きながら学生に接しており、学生にとっては非常に頼りにできる存在であると言えるでしょう。桜中学校の地にキャンパスを構える東京未来大学。まるで金八先生の後継者のような職員たちは、その遺伝子を受け継ぎ、学生にとって大切な教えを伝え続けています。東京未来大学のキャリアセンターについての詳細は以下のリンクからご確認ください。東京未来大学キャリアセンターの詳細はこちら他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。 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【出版社への就職】良い点と選考対策 【出版社への就職】良い点と選考対策 こんにちは、16卒の大手出版社内定者です。僕はいわゆる「意識が低い」学生で、大学も1年留年しています。別に留学や起業、就活に打ち込んでいたからではなく、ただ授業が面倒で行かなかっただけです。unistyleを見ている皆さんの中にこのような人もいなければ、出版業界を志望している人も少ないかもしれません。ただ、僕は就活を通じて出版社は結構魅力的だと感じました。そこで、(1)出版社の良い所、(2)出版社を受ける際のポイントを紹介できればと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・出版社の良い所・出版社を受ける際のポイント・最後に出版社の良い所(1)「面白い」の基準が違う出版社の最大の魅力はこれです。おそらく「面白い仕事がしたい」「面白い人と会いたい」と考えて、テレビ局や広告代理店などを受ける人は多いと思います。それだけじゃ落ちるから理論武装しますが、原点はこんなもんでしょう。ですが、ちょっと待ってください。あなたの考える「面白い」って何ですか?これはあくまで僕の個人的な感想ですが、テレビ局や広告代理店の考える「面白い」人と、出版社の考える「面白い」人は違います。ざっくり表すと前者は「楽しげな人」「愉快な人」を欲しがりますが、後者は「独特な思想・価値観の人」を欲しがります。テレビ局や広告代理店に「アナーキスト」は求められていません。「楽しそうな・明るい」人は必要ですが、「毒のある」人は不要なんですね。その点で言えば出版社は、物事を斜に構えてみる癖のある人や、既存の枠組みで上手く立ち回ることにストレスを感じる人でも受け入れてくれる土壌があります。なぜなら、そうした人材の多様性が自分たちの強みであると理解しているからです。テレビ番組や広告プロモーションの「面白さ」と週刊誌や書籍の「面白さ」の質が違うことは、皆さん直感的に理解できると思います。もし、テレビ局や広告代理店の人と話をして「なんか違うな…」「ぶっちゃけあんま面白くねーな」と感じたら、出版社を受けてみてください。あなたの期待に応えられるとは限りませんが、懐が深い人は多いと思います。(2)「就活生っぽさ」が不要例えば会社にもよりますが、面接は基本的に私服でOKです。僕は7,8社面接を受けましたが、最終面接以外は全て私服で行きました。私服指定の場合もありますし、そうでない時も(周りから浮くのが嫌でなければ)私服でも全く問題ありません。また、学歴も見られませんし、「OB訪問は何人したか」という不毛な質問も、少なくとも僕はされませんでした。(OB訪問自体はとても良いことですけどね。)ただし逆に言えば、あなたの能力と適性はフルに見られます。「今までこういうことをやりました!(ドヤ)」は不要です。「あなたが何に対してどう感じる人間なのか」をしっかりとアピールしましょう。問われているのはあなたの感性と思考プロセスです。その点、ひねくれた人間にはとてもやりやすい就活でしょう。(3)待遇が良いこれは大手に限りますが、出版社は社員数が少ない分、給料はとても良いです。もちろん激務という話はよく聞きますが(特に雑誌編集)、それはどの業界も同じです(笑)調べてもあまり出てきませんが、大手出版社の平均年収はテレビ局よりやや少ないか、大手新聞社と同じくらいでしょう。福利厚生は大企業と比べて貧弱ですが、基本給が高い+(一部は)残業が多いので問題ありません。確かに今後はメディア環境の変化に伴い収益構造が崩れ、給与体系も変わることが予想されます。しかし少なくとも約10年、つまり私たちの世代が一人前の社会人になるまでは大丈夫だと思いますよ。(これに関しては自己判断でお願いします。)また、取材で色々な人に出会えたり、様々な経験を通じて自分の知性や教養が磨かれたりすることも魅力の一つです。出版社を受ける際のポイント(1)ESと筆記試験は「前提条件」出版社の最大の特徴は「膨大な量のES」と「独特な筆記試験」です。ですが正直、ここで躓くようなら「適性がない」と諦めてください。長い文章を構成できることや幅広い問題に関心を持つことは、出版社に入るための前提条件です。ここでは能力ではなく「向き不向き」という適正が問われています。極端な話、準備などせずにできる人もいますからね。対策をするなら(1)『朝日キーワード』『一般教養の天才』などを読む、(2)日頃から硬軟問わずニュースをチェックする、(3)論文でも個人のブログでも何でも良いので、ものを書く数をこなす・・・といった当たり前のことをやるのがオススメです。まあこの辺りはググれば出てきます。そんなに力まないで大丈夫ですし、もしこの過程を嫌だと感じるなら受けない方が身のためです。参考:→筆記試験対策におすすめの書籍の紹介がされています。(2)話の「わかりやすさ」が重要「話のわかりやすさ」が重要である点は、コンテンツ業界全般に共通しています。モノではなく人が主体の仕事ですから、短時間で相手の心を動かすスキルは必須です。しゃべり上手である必要はないですが、何をどう話すかはちゃんと準備しましょう。ただし、「志望動機」や「やりたいこと」といった質問は最初だけで、後はフリートークのようになる場合も多いです。そのため「すべらない話」風のエピソードトークを用意しておくと良いでしょう。筆記試験の作文で「予定稿」を変形して挿入するのと同じ要領ですね。また当然、ただ面白い話をするのではなく、その中にあなたの能力や性格が表されている必要があります。(3)話の「幅広さ」も重要一方で、「話の幅広さ」も重要です。例えば日刊ゲンダイのスローガン「エロからテロまで」に象徴されるように、出版業界は扱うテーマが多岐に渡ります。もちろん面接ではあなたの志望するジャンルをメインに質問されますが、全く違うテーマの話を振られることもあります。入社後の配属先が異なることもあり得るので、「そもそも出版人の適性があるか」を見られているのでしょう。そのため、あなたの興味や知識の幅広さを伝えることは大事です。アイドルでもラーメンでも数学でも、何の話でも構いません。あなたがある事象に対して何を考えどう感じているかを堂々としゃべりましょう。(そもそも知的好奇心の幅広さを持たない人には、あまり向いていない業界ですね。)最後になんとなく「面白いことを仕事にしたいなー」と思っている方や知的好奇心の広い方は、ぜひ出版社を受けてみてください。商社やメーカー、テレビ局などもそれぞれ魅力的ですが、出版社もなかなか悪くないですよ。何に「面白さ」を見出すのかだけは、真剣に考えてみてください。あと最後に。やっぱり「笑顔でハキハキ」が大事なのはどこでも一緒です!まあ、就活以前に人としての好感度の問題ですからね。では皆さん頑張ってください!出版社も面白いなと思っていただけた方は、是非下記の記事も併せてご参考ください。参考: 62,803 views

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