商社ごとの違いとは?

66,535 views

最終更新日:2025年3月18日

記事公開日:2016年1月21日

商社ごとの違いとは?

こんにちは。
16卒の総合商社内定者です。

ここ数年、就活生に絶大な人気を誇るのが総合商社業界であり、Unistyle就活意識調査においても志望業界ランキングトップ、第一志望群企業人気ランキングのトップ5を五大商社が独占しています。

私自身も五大商社の選考を受け、幸いにも数社から内定を頂くことができました。今回はその際に感じた各商社ごとの違いを語りたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

企業研究に関して


ここ数年、商社業界は業績が良く、過去最高益を達成したニュースなどが新聞を賑わせていますね。では実際に商社業界がどのような状況になっているのか分析をしてみましょう。

私は企業研究をする際にホームページに穴をあける気持ちでくまなく見ていました。特にIR情報などは印刷し、赤ペン先生のごとくペンで書き込みをし、他商社比較を行っていました。

IR情報の読み解き方については下記の記事にて説明しているので参考にして下さい。
URL:最後のとどめの一手「IR情報を用いた逆質問」の考え方

2014年度当期純利益
三菱商事 4,006億円
三井物産 3,065億円
伊藤忠商事 3,006億円
丸紅 1,056億円
住友商事 ▲732億円

2014年度に関しては原油価格の下落により、資源分野での収益の下落が顕著に表れています。

また2015年度業績予想においては三井物産が資源価格下落の影響を受け収益を落とし、業績予想においては伊藤忠商事と三井物産の順位が入れ替わると言われています。

セグメント別トップ3の収益(単位:億円)
三菱商事 生活産業1,205、機械913、エネルギー823
三井物産 エネルギー1,197、金属資源609、機械・インフラ457
伊藤忠商事 食料1144、住生活・情報790、機械546
丸紅 生活産業398、輸送機256、電力・プラント223
住友商事 輸送機・建機498、メディア・生活関連478、金属325 

各セグメントにおいて安定した収益を誇っている三菱商事資源分野というタイヤで一輪車を漕いでいる三井物産非資源分野でNo.1を獲得した伊藤忠商事水や電力に強みをもつ丸紅輸送機とメディアに強みをもつ住友商事などなど...

セグメント別の収益を見ると各商社ごとに注力している分野の違いがわかりますね。特に三菱商事はどの分野においても業界上位3位以内に入り、安定した強さが光ります。

また学生の人気としては三菱商事ならばどの部門も人気が高く、三井物産なら資源分野もしくは機械・インフラ、伊藤忠商事なら食料、住生活・情報、機械、丸紅なら紙パルプ、電力、住友商事ならばメディア、輸送機の業務に携わりたいと考える学生が多いと就職活動および内定後に聞いた話からわかりました。

注力している地域

各商社のIR情報からカントリーリスクエクスポージャーという資料に辿り着き、出資額順に重点国を予想しました。また三井物産は中期経営計画に重点国を記載しています。

参考までに以下は住友商事のカントリーリスクエクスポージャーの資料です。

[三菱商事]
中南米(チリ、ペルー、ブラジル)、東南アジア(インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ)、ロシア、中国、インド

[三井物産]
中国、インド、インドネシア、ロシア、メキシコ、ミャンマー、モザンビーク、チリ、トルコ

[伊藤忠商事]
中国、東南アジア(フィリピン、ベトナム、インドネシア)、中南米(コロンビア、ブラジル、ベネズエラ)

[丸紅]
中国、インド、ミャンマー、南米、サブサハラ(南アフリカ、アンゴラ、ケニア)

[住友商事]
東南アジア(インドネシア、ベトナム、フィリピン)、中国、中南米(ボリビア、メキシコ、ブラジル)、マダガスカル、南アフリカ

各商社が注力している地域を見てみると中国、東南アジアに関してはどの商社も多額の投資を行っています。

ただ中南米やアフリカにおいては各商社ごとに注力している国にはバラつきがあり、まだまだこれから投資先を検討していくというように感じます。

三井物産がモザンビークを重点国として発表したように、これからはそれぞれの商社が力を入れているセグメントによって進出していく国が異なると考えられます。

内定者および社員の雰囲気


内定式も終わり、他商社の内定者と関わる機会も増えてきました。選考中にお会いした社員と選考後に会った内定者の雰囲気はそこまで相違はなかったので、それを踏まえた上で各商社の雰囲気に関して書きたいと思います。

【三菱商事「社会人デビュー」】
業界不動の一位で毎年高学歴かつ優秀な内定者を集めています。

そして今までの人生において挫折を味わった人が少ないように感じます。中学高校の試験では常に学年上位、スポーツでの入賞経験ありなど輝かしい実績を残してきており、エリート志向が非常に強い集団です。

みなさんの親の世代では「商社ならば三菱商事に入っておけば間違いない」という風に考えている人も多くいるでしょう。

一方で「三菱商事内定者」という素晴らしい看板を手にした瞬間に自分はスーパーマンであると過信し、自分にできないことはないなどと考えてしまう学生が多いようです。

よく高校デビュー、大学デビューという言い回しがあるように社会人デビューの色が強い会社です。    

【三井物産「知的体育会」】
五大商社の中でも採用人数における体育会出身者の割合が一番多いことで有名です。

しかし、ただスポーツをやってきただけでなく、チームビルディングなどの頭を使うことに慣れているスポーツマンが多いように感じます。

その為、体力のあるインテリ集団、「知的体育会」と呼ばれる人が多く属する会社といえるでしょう。「人の三井」といわれるように一人一人に魅力があり、OB訪問を通して印象に残った社員が多くいました。

【伊藤忠商事「野武士集団」】
今最も勢いのある商社といえるでしょう。お酒様など伝統的な宴会芸が語り継がれていることから宴会好きな人が多いようにも感じました。

野武士集団という意味では個の力を重視しており、その点では「人の三井」に似たものがありますが、品格があるかどうかは怪しいです。よく合コンでは「伊藤忠はとりあえず脱ぐ」などという格言があるようになんでもやってやるという人が多いように感じました。

【丸紅「俺たち商社マン」】
2014年度の業績においては業界4位になったものの、人気ではまだ業界5位であったように感じます。つまり五大商社に入りたい人がギリギリ引っかかるのが丸紅であるということです。

「商社マン=勝者マン」という言葉を信じているのかわかりませんが、自分が商社マンであることに誇りを持っているようです。しかし、情熱的な人が多く、泥水を飲む覚悟ができている人が多いように感じました。

【住友商事「石橋を叩いて崩れ落ちる」】
石橋を叩いて渡らないといわれるほど慎重な商社として知られている住友商事ですが、ついに昨年度、資源分野において大損をしました。

とはいえ住友財閥の商社であり、そのブランドの人気は根強いです。会社の場所が勝どきと都会の喧騒を外れているからかはわかりませんが、おっとりしている人が多いように感じました。

最後に

盛りだくさんの内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

ひとえに総合商社といっても各社で雰囲気やビジネススタイルは異なり、さらには同じ会社においてもセグメントごとに雰囲気は違うと思います。

これから就職活動を迎える学生には自分の足と目を使って、会社とその中で働く社員を見極めてほしいと思います。

 

photo by Martin Thomas

おすすめコラム 4 件

【商社のインターン選考でも使える!!】総合商社の面接質問対策集 【商社のインターン選考でも使える!!】総合商社の面接質問対策集 はじめにこんにちは。16卒の総合商社内定者です。今年はすでに三井物産、伊藤忠商事、住友商事、双日がインターンシップを開催することを発表しており、そろそろ総合商社のインターンの面接対策を始める就活生もいると思います。総合商社のインターンに参加することは非常に重要で、アピールができれば社員の印象に残り、今後の選考にも有利になります。今回は私が実際に総合商社のインターン面接と本選考の面接でされた質問を挙げた上で対策を語ります。総合商社の面接でされる質問は自己PRと志望動機に大きく二分化されます。これに関しては「ロジカル面接術」においても述べられており、数少ない優良な就活本なので時間のある今のうちにぜひ読んでみて下さい。ロジカル面接術2016年基本編1.自己PR自己PRは自己分析の延長線上にあります。自分の人生を振り返り、伝えたいことを一本の串に刺し相手の前に差し出しましょう。また、ただ自分の強みを打ち出すだけでなく、いかに面接官の印象に残るかが重要になってきます。1-1.自己紹介総合商社は非常に人気のある業界で本選考では約100倍-200倍、インターン選考においても約50倍の倍率です。その為、面接官一人が一日あたりに面接する学生の数も多く、印象に残ることが非常に重要になってきます。そこで自己紹介は自分から主導権を握れる数少ないチャンスなので洗練されたものを用意しましょう。1-2.学生時代頑張ったこと(学業)・学生時代に注力した勉強に関して教えて・なぜその研究を選んだのか教えて・卒業論文に関して詳しく教えて・その研究から得られたことを教えて・卒業はできそう?・英語に関しては自信ある?・留学先で感じた文化や価値観の違いに関して教えて内定者で体育会の学生に話を聞くと、「勉強なんかせずにラグビーばっかりしていました。」と潔く勉強をしていなかったことを認め、面接で笑いをとっていた人もいました。しかし、体育会や起業経験などの余程の時間を割かなければいけない課外活動をしていない限りは勉強はしていたというべきでしょう。またその勉強内容が自己PRに結びついていると尚良しです。1-3.学生時代頑張ったこと(学業以外)・学生時代に学業以外で最も注力したことを教えて・サークルの活動内容を詳しく教えて・なぜその団体に入ることを決めたの?・後輩に指導する際に気をつけていた点を教えて・課外活動における挫折経験とそれをどのように乗り越えたかを教えて・その団体において一番苦しかった意思決定に関して教えて・あなたはどのようにリーダーシップを発揮するタイプ?最も自己分析をする分野がこれでしょう。学生時代頑張ったことに関して様々な角度から矢継ぎ早に質問が飛んできます。これも同じで自己PRに一貫性を持たせることで面接官の共感が得られる可能性が高くなります。1-4.自己PRまとめ・簡潔に自己紹介をして志望動機を話して・あなたの強みと弱みを教えて自己紹介、学生時代頑張ったことは一貫性と論理性がある必要があります。つまり上の自己紹介で述べたことと学生時代に頑張ったことの延長線上に自己PRがあります。強みと弱みもそこに触れるとより共感を得られるでしょう。また実際の面接では冒頭、2,3分で自己PRをして下さいと言われることもあるので。様々な長さの時間で自己PRをできるように準備をしておきましょう。2.志望動機本選考においてはなぜ商社なのか、なぜその会社なのか、なぜその部門なのかを細かく何度も訊かれます。インターン選考では希望する部署などは訊かれないものの、商社に入るとしたら何をやりたいかぐらいは話せるようにしておくと良いでしょう。2-1.商社業界に関する志望動機・なぜ商社を志望しているの?・それってメーカーでもできると思うんだけどなぜ商社にこだわる?・トレーディングと事業投資はどちらが重要だと思う?必ずされる質問です。特に本選考ではメーカーとの違いを聞かれる場面は多くある為、インターン選考の頃から意識しておくと良いでしょう。2-2.個別の企業に関する志望動機・組織の三菱と称される弊社でどのような役割を果たしたいか・弊社は「人の三井」といわれるように人材育成に力を入れているが、あなた自身が後輩を育成する際に心がけていたことは?・「三方よし」を実生活の中で意識することはあるか・浮利を追わずという事業精神があるが、利益と正義どちらかを取らなければいけない場面はあったか?・社是「正・新・和」の精神もしくは丸紅スピリットの中で共感するものとその理由を教えてこれに関しては自分が話す会社に対しての志望動機の中に組み込んでおくと説明がしやすいでしょう。全部に触れる必要があるとは思いません。自分が共感できる企業理念、事業精神に関して自分の経験を踏まえたうえで一貫性と論理性をもって話せれば問題ありません。2-3.部門に関する志望動機・エネルギー部門を志望しているようだけど、商社は配属リスクがあるから他の部門になる可能性もあるけど、他の部門でも良いの?・うちはその分野に関しては他商社に負けているけど、それでもその分野に興味があるの?インターン選考ではあまりされない質問だと思います。しかし、本選考に臨むにあたって各商社のセグメント別の状況を横並びにして把握しておくことは必須でしょう。そのクセをインターン選考の時からつけておくと非常に好感度が上がります。2-4.人に関する質問・OB訪問で印象に残っている社員の名前とその理由を教えて・セミナー、OB訪問、面接などで様々な社員とあったと思うけど、どんなところに共感できた?3.その他・今日の日経新聞に商社のニュースが出てたけど読んだ?・最近気になったニュースは?なぜ気になった?・今後の商社業界はどうなると思う?・自分の人生に大きく影響を与えた本とその理由を教えて・尊敬する人とその理由を教えて・40年後にどんな大人になっていたい?・質問したいことはある?・最後に何か言い残したことはある?外資系の面接に比べれば突拍子のない質問は少ないですが、少し考えないと答えられない問題や普段から情報のアンテナを張っていないと答えに窮してしまう質問もあるでしょう。日経新聞やNewspicksなどの経済ニュース媒体に普段から目を通しておくことを強くオススメします。実際に私が就職活動中にどのように経済のニュースを効率的に収集していたのかを下記のコラムにて解説していますので、ぜひご参照下さい。実際に面接でも助かった!総合商社内定者が語るNewsPicks活用法最後にインターン選考は非常に重要です。実際に2016卒の三菱商事や三井物産のインターンに参加した学生は結果的に志望業界からの内定を数多く獲得しています。総合商社志望者はインターン選考といえども気を抜かず、本気で対策をしていきましょう。 26,469 views
グループディスカッションを突破する上でまず最初に鍛えるべきたった一つの力 グループディスカッションを突破する上でまず最初に鍛えるべきたった一つの力 グループディスカッション対策というと、「相手の意見を否定しない」、「人に発言を促す」など対人マナー対策やいいタイムキーパーとはなどの役割別対策がメインになりがちですが、はっきり言ってグループディスカッションの評価基準を考えるとこのような対策は本質からズレていると考えられます。今回は、グループディスカッションで必ず評価されるために最も大事な能力とその鍛え方についてご紹介したいと思います。グループディスカッションの試験の仕組みさて大事な能力を考える前に、グループディスカッションの目的が何かを考えてみましょう。もちろん就活生の目線から考えれば、「選考に通過する」ことですが、議論そのものの目的は「全員でいい結論を導く」ことです。いい結論を導いたチームは全員が通過する可能性が高まり、逆にいい結論を導くことができなかったチームは全員が落ちる可能性が高まります。決して一つのチームから2人を絶対に通過させるという選考にはなっていないことに注意して下さい。その上で、個人として「議論にどれだけ貢献したか」によってチーム内の優劣がつく試験だと考えて下さい。自分一人で論理的に結論まで導く力が大事上記前提のもと、グループディスカッションで評価される上で、最も重要な能力は「一人でも論理的に結論まで導く力」です。「愛とは何か」といったような漠然なお題に対して、一人でも自分なりに論理的なアプローチを考え、結論まで導くことのできる力が最も重要な能力だと言えます。前述の通り、グループディスカッションでは、「議論にどれだけ貢献したか」が個人の評価基準となります。議論への貢献方法は、①議論の枠組みを作る⇒②人に発言を促すなど議論を進行させる⇒③的確な意見を述べ、議論を前に進める⇒④議論の流れを理解して脇道にそれた議論を修正する⇒⑤拡散した議論を集約し一つの結論に導く⇒⑥結論を発表するといった形があります。それぞれのフェーズで貢献していくためには、答えを導くために自分なりに道筋を考えられるかどうかが重要になります。企業が実施する新人社員研修においても、論理的思考(ロジカルシンキング)の基礎スキルを学ぶカリキュラムを取り入れられることが多くなっています。なお、新入社員研修に関しましては、以下のサイトで解説されています。外部サイトのご紹介新入社員研修|リスキルグループディスカッションの具体例それではわかりやすく、具体例で説明しましょう。今、5人で「愛とは何か」というテーマでグループディスカッションをしているとします。5人全員が一人で結論までどうやっていいのかわからない状態では、どのように議論を組み立てていいのかわからず、全員が右往左往したまま時間制限を迎えてしまうでしょう。この5人の中に一人だけ、一人で結論まで論理的に考えられる人がいるとどうでしょうか?この一人(A君)は「愛とは何か」といった漠然としたテーマにおいては、「定義を明確にすること⇒定義に合う具体的事例を挙げること⇒複数の具体的事例から愛とは何かを説明する一般的な物事に落とし込むこと」というステップで考えればいいことを知っています。A君は議論が始まった段階で①議論の枠組みを提案して、まず最初に「愛」の定義を全体で考えることを提案します。その上で②それぞれの人に定義を何にすべきか意見を求めます。③中々、結論まで出そうにない時は、自ら結論に近い意見を述べることで議論を前に進めることができます。また④議論が結論を出す方向ではなく、脇道にそれているように感じた場合はそれを修正することもできます。⑤結論についても、自分が考えた意見よりよいものがあればそれを採用すればよく、自分が考えたものよりもいい意見がなければ、謙虚に自分の意見でどうかと提案すればいいでしょう。このように一人だけでも、議論の進め方がわかっており、一人でも結論まで導けるとそのチームはスムーズに議論を進めることが可能です。一方で、そもそもあなたが自分一人で結論まで導ける人でなく、さらに誰も議論をリードできる人がいない場合は残念ながらチーム全員が落ちる可能性が高まるでしょう。マナーは一人で結論を出せるようになってから重要になるさてそれでは上記のようなケースで、5人全員が一人で結論まで導ける人材だったらどうでしょうか?全員がそれぞれの思った通りに進めようとすると議論がまとまらずに空中分解してしまいます。この時に初めて、相手の意見にも耳を傾ける、全員が納得する方向で議論を進めていくなどマナーと言われる部分が重要になります。譲る時は譲り、譲れない時は譲らずにうまいバランスで議論を進めることが重要になります。譲るケースと譲れないケースの状況判断が難しいところですが、議論の枠組みなど、より根本的な部分については譲らずに、結論に近いような具体的な部分は譲るといった形で整理するとうまくいきやすいかもしれません。グループディスカッションにおいては結論以上に、その結論に至るまでのプロセスが評価されているというのがその理由です。一人でも結論まで導く力を鍛える唯一の方法ここまでで、一人で結論まで導く力の重要性を語ってきましたが、それではどのようにすればこの力が鍛えられるでしょうか。一つの答えとしては、ひたすら自分でグループディスカッションのお題を解いて、模範解答に触れるということがあります。例えば外資系コンサルの面接で出題されるケース問題を解いている人は漠然としたお題に対しても、一人で結論まで導く力が鍛えられます。下記の本は外資系志望者でなくてもグループディスカッションの参考にもなるので、是非読んでみて下さい。unistyleのケースにおいても下記の通りグループディスカッションのケースを解説しています。まずは自分の頭で考えてから、解答を読んでいただければ幸いです。ケース:「充実した大学生活を送るための高校生へのアドバイス【かんぽ生命GD】」「憧れの社員が持っている要素を一つ挙げよ【三井物産GD】」最後に一人で結論まで導くという基礎的な能力があって、初めて1+1が2にも3にもなります。多くの就活生がマナーや議論の際の役割などの本質的ではない対策ばかりになり、一人で論理的な結論まで導くという最も重要な力を見逃しがちです。今回のようにどんな試験も「何が最も重要なのか」を考える癖をつけると、仕事においても成果をあげれる人になるでしょう。是非、就活のための対策ではなく、人生を豊かにするための方法を学んでいるという意識で、実生活に応用して欲しいと思います。 65,082 views
「日本のプレゼンス向上」を軸にした商社内定者が惹かれた企業|33選 「日本のプレゼンス向上」を軸にした商社内定者が惹かれた企業|33選 こんにちは。16卒の総合商社内定者です。私は日本の世界における立場をもっと良くし、素晴らしい技術力を持つ日本のメーカーを筆頭に新興国などに進出させたいと考えていました。つまり「日本のプレゼンスを向上したい」が就活の軸となっていました。それを元に受ける業界・企業を絞り、早い時期からひたすら面接を受けていました。今回は私が志望した業界・企業の紹介と惹かれたポイントを綴りたいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・外資系投資銀行└(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、メリルリンチ)・外資系コンサル└(マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー、アクセンチュア)・外資系損保└(AIG)・ベンチャー└(DeNA、レバレジーズ、アルー)・プラント└(日揮)・日系メーカー└(トヨタ自動車、新日鐵住金、味の素、キーエンス)・エネルギー└(国際石油開発帝石)・損保└(東京海上日動火災、三井住友海上)・メガバンク└(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)・証券└(野村證券、大和証券)・海運└(日本郵船、商船三井、川崎汽船)・総合商社└(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)・最後に外資系投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、メリルリンチ)《大学3年生冬〜大学4年生春》外資系投資銀行はサマーインターンに始まり、ウィンターインターン、本選考中のジョブなど選考が数多くあります。また早くから活動している就活生が多く受けることからそのレベルを知るという意味でもたとえ興味がなくともチャレンジする価値はあると思います。選考を通じて会った学生は一貫して高学歴が多いように感じました。部門別採用をしているのでエントリーシートを出す時点でどの部門を志望するのか決める必要があります。私は投資銀行部門を主に受けていましたが、投資銀行部門は日系企業のM&Aの案件などを請け負っているために日本の業界地図を変えることで日系企業の競争力を高め、日本のプレゼンスを向上するような企業を輩出する手助けをしたいという志望理由でした。また投資銀行部門の社員は真面目な方が多く、面接でも非常にロジカルな質問をされました。外資系コンサルマッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー、アクセンチュア《大学3年生冬〜大学4年生春》外資系コンサルのほとんどが選考の一貫としてジョブを行います。また志望動機以上にロジカルな頭を持ち合わせているかどうかを見られているように感じました。私自身、選考を通して志望動機を聞かれる機会は少なく、ケース面接などで地頭の良さを見られているという印象を受けました。ケース面接になれておくと物事をロジカルに考えるようになるのでその後の他社の選考にもその経験が活きてきます。私は日系企業の戦略コンサルティングを行うことで企業の価値を高め、日本のプレゼンスを向上することに貢献したいという理由で受けていました。ボストン・コンサルティング・グループは筆記試験がテストセンターの為、受けておくことを強くオススメします。基準点が非常に高く、この時点でテストセンターを卒業するには良い機会となるでしょう。参考:外資系損保AIG《大学3年生冬〜大学4年生春》日本の就活生にはあまり人気ではないかもしれません。しかし世界的に見ると外資系損保の存在感は大きく、訴訟大国アメリカでは損保の必要性は大いにあるようです。日系の損保は自動車保険において圧倒的なシェアを誇っている為、外資系損保はブルーオーシャン戦略を敷きニッチな場所でビジネスを行うしかないようです。損保というビジネスは日系企業の海外進出を支援するので、必然的に日本のプレゼンスを向上することに携わることができます。私自身は日系の損保も受けたいと考えていたので外資系損保を腕試しで受けていました。ベンチャーDeNA、レバレジーズ、アルー《大学4年生3月〜7月》ベンチャー企業の人気は近年高まってきたように感じます。ベンチャー企業といっても様々な規模があり、私の場合は50人〜300人ほどの成長期にある会社と500人以上の成熟期にあるメガベンチャーを並行して受けていました。こちらに関しては日本の価値を高めるという軸にはあまり沿わず、将来的に経営者になりたい人に受けることをオススメします。しかし日本独自の技術を持ち、今後日本のプレゼンスを向上することのプレーヤーとなっていく会社も多くあります。ただ、まだ影響力が存分にはないので受ける企業の候補からは外していました。プラント日揮《大学4年生3月〜7月》プラントエンジニアリング会社は海外の特に新興国においてインフラの整備を行い、工事建設のマネジメントを行う会社で、新興国に興味のある学生に人気な業界です。日揮に関しては今年度からエントリー時にビデオ選考などを行っており、新しい試みを行ったことでも話題になりました。私自身は新興国の経済発展に貢献することで将来的には日本に良い影響が出てくると考えていた為、新興国の価値を高めることで最終的には日本のプレゼンスを向上したいと話していました。参考:日系メーカートヨタ自動車、新日鐵住金、味の素、キーエンス《大学4年生3月〜7月》日本のプレゼンスを向上する為の中心人物がメーカーです。特にトヨタ自動車や新日鐵住金は業界では世界トップシェアを誇っている為、日本のプレゼンスを向上する最前線にいる会社といえるでしょう。しかし私自身は理系ではなかったので、会社の製品を開発できないという点がしっくりきませんでした。その為、日系のメーカーは数社しか受けませんでした。参考:エネルギー国際石油開発帝石《大学4年生3月〜7月》エネルギー開発会社で日本において世界レベルで知名度があるのは国際石油開発帝石ぐらいのように感じます。総合商社のエネルギー部門とは異なり、より上流の段階に関わることができるのとプロジェクトのオペレーターが任されるのが魅力です。しかし、私はどうしてもエネルギー開発を行いたかったわけではないので総合商社と併願しており、最終的には仕事の幅が広がる総合商社を選びました。参考:損保東京海上日動火災、三井住友海上《大学4年生3月〜7月》就活生に人気のある損保業界です。日系企業が海外進出を行う際には様々なリスクがあり、そのマネジメントをしプランを練るのが損保です。私はその中でも業界上位二社に絞って受けていました。ただ損保というビジネス自体が企業の海外進出に前向きなイメージは私にはなかったので最終的にはしっくりきませんでした。ただ両社ともにインターンは充実しており参加することを強くオススメします。参考:メガバンク三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行《大学4年生3月〜7月》多くの就活生が受けると思います。また三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行に関しては採用人数の少ないグローバルコースがあるので早くから大企業の法人営業を担当し、海外に行きたいのであれば難関のグローバルコースに応募することをオススメします。私自身はメガバンクの内定を頂くことができましたが、金融的なサポートしかできないことに物足りなさを感じたので辞退することにしました。参考:証券野村證券、大和証券《大学4年生3月〜7月》外資系投資銀行と同様に投資銀行部門を中心に受けていました。よく新聞に掲載されるようなM&Aや業務提携の記事には裏で証券会社が絡んでいることが多く、業界地図を塗り替えるぐらいのプロジェクトに関わることで日本の競争力の向上に携わることができるため、日本のプレゼンス向上に貢献することができるという理由から志望していました。参考:海運日本郵船、商船三井、川崎汽船《大学4年生3月〜7月》海運は物流の中心にいる為、日系企業の海外進出に携わることができます。また日本の海運は世界的に見ても大きな存在感を出しているので非常にやりがいのある仕事ができると思います。ただ私の場合はあくまで物流の域を越えないのでモノやサービスを作ることのできないことに物足りなさを感じました。参考:総合商社三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅《大学4年生3月〜7月》総合商社を受ける際に多い志望理由が「新興国の発展に寄与したい」もしくは「日本のプレゼンス向上に貢献したい」だと思います。志望動機は他にもありますが、大体はパターン化されており下記の記事が参考になります。参考:私自身は日本のプレゼンス向上に貢献したいと考えていた為、それに関連した話をしていました。総合商社に関しては内定を頂いたこともあり、思い入れがあるので各企業ごとに詳細を記します。○三菱商事万年業界トップを守り抜いてきた三菱商事はどのセグメントにおいても安定的な収益を上げています。私自身OB訪問をして感じたのは国家的なプロジェクトに関わっている社員が他の商社に比べて多いということでした。組織の三菱といわれるように三菱グループの企業を活用してビジネスを行うことも多いようでチームプレーを行ってきた就活生はフィーリングが合うと思います。三菱商事の内定者と話していると非常にプライドが高く、自分に自信を持っている人が多いように感じました。エリート志向の人が多いように思います。○三井物産資源分野がダントツに強く就活生の人気もエネルギーと金属資源に集中しています。私自身は国際石油開発帝石を受けていたので商社が関われるエネルギー開発の限界を知っており、エネルギー部門は志望していませんでした。OB訪問で印象に残っているのは、「人の三井」といわれるだけあって社員に自分自身が会社を変えるという意識が浸透していることでした。○伊藤忠商事非資源分野で業界No.1であり、非常に勢いのある商社のように感じます。私自身は非資源分野を志望していたので企業研究は非常にしやすかったです。OB訪問では他商社と比べると個性的な人が多く、商社の内情をかなり聞くことができました。○丸紅電力・プラント部門が強く新興国にも多く進出しています。私自身が商社でやりたいことがぴったりハマっていたため面接は非常にやりやすかったです。OB訪問では情熱的な社員に多く会い、商社業界の順位を変えたいと強く話していたことが印象に残っています。また会社の近くにある赤坂飯店の坦々麺はオススメです。なぜか三井物産の社員がわざわざ食べに来るほどです。○住友商事もっともバランスの良いポートフォリオを組んでいる商社といえるでしょう。一方で16卒においては住友商事は減損をしてしまった為就活生の人気は下がったように感じました。私自身はOB訪問にて美味しいランチを食べるのが楽しみで勝どきまでよく足を運んでいました。今年はインターンも行うので早い段階から接することができる商社の一つです。最後に私の場合は幅広い業界を受けすぎた為に企業研究が疎かになってしまったという反省がある反面、幅広い業界を受けたからこそそれぞれの関わり方が見えてきたというメリットがあります。ここで書いた会社は就職人気ランキングでも上位の会社が多いので倍率も非常に高いです。しかし就職活動において強い軸がある学生はぜひとも参考にして欲しいと思います。参考:photobyMartinThomas 62,714 views
【内定者ES例文付】ガクチカで留学経験をアピールする書き方とは? 【内定者ES例文付】ガクチカで留学経験をアピールする書き方とは? この記事でわかること留学をガクチカでアピールしたES例文14選留学経験をガクチカとして用いる際に重要な3つのポイント留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方とはこの記事は「ガクチカ例文×留学」の"詳細"を解説しています。ガクチカ例文の全体像(エピソード別23選・文字数別12選)は、以下の「ガクチカ例文完全版」をご覧ください。▶︎▼目次クリックで展開本記事の構成ガクチカで留学経験をアピールするのは効果的なのか・短期留学・長期留学留学のガクチカでアピールできる強み一覧留学経験をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント留学×強み別のガクチカ例文・(1)行動力・(2)積極性・(3)コミュニケーション・(4)多様な価値観を受け入れる・(5)ボランティア短期留学・(6)主体性・(7)問題解決・(8)目標達成・(9)計画性・(10)発信力留学×期間別のガクチカ例文・(1)1年以上・(2)半年・(3)1ヵ月・(4)短期留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方留学のガクチカに関するQ&Aまとめガクチカで留学経験をアピールするのは効果的なのかガクチカで留学経験をアピールすることは非常に効果的です。多くの学生が留学を経験している今、重要なのは「留学した事実」ではなく、「留学で何を成し遂げ、何を学んだか」を具体的に伝えることです。作成する際のポイントや注意点をしっかりと理解し、自分の魅力が最大限に伝わるような工夫をすることが重要と言えます。短気留学短期留学は期間が短い分、目的意識の高さや計画性が重要になります。ただ観光に行ったと捉えられないよう、「限られた時間で何を達成したか」を明確に伝えましょう。例えば、「2週間の語学研修で、現地の学生との交流を目的とした自主的なグループ学習を毎日欠かさず行い、TOEICのスコアを〇点向上させた」といった具体的なエピソードを交えることで、目標設定能力や実行力をアピールできます。長期留学長期留学は、異文化での生活における深い経験を伝える絶好の機会です。語学力の向上はもちろんのこと、「異文化での長期的な適応力」や「未知の環境での課題解決能力」をアピールできます。例えば、「現地のボランティア活動に定期的に参加し、言葉の壁を乗り越えて地域住民との信頼関係を築き、〇〇という問題の解決に貢献した」といったエピソードは、コミュニケーション能力や社会貢献への意欲をアピールできます。単なる学業成績だけでなく、生活全体を通じて得られた学びや成長をストーリーとして語ることで、唯一無二のエピソードが完成します。留学のガクチカでアピールできる強み一覧留学経験をガクチカで語る際、「語学力がついた」という一言で終わらせていませんか?企業が知りたいのは、留学という環境であなたがどう考え、どう行動し、何を得たかです。ここでは、「留学のガクチカ」によってアピールできる強みをまとめましたので、これらを参考にして、自分なに合う強みを見つけていただけたらと思います。​行動力積極性コミュニケーション能力多用な価値観の受け入れ主体性問題解決能力目標達成力計画性発信力留学経験をガクチカにする際のポイント留学経験をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。基本的に、ポイントは以下の3点に大別されると考えています。留学という経験自体はプラス評価にはならない語学力+αの内容を盛り込むことが望ましい留学における目標・目的をしっかりと伝える留学という経験自体はプラス評価にはならない結論、留学という経験自体は評価の対象になりません。そのため、ガクチカ作成において「留学期間や留学先」で悩むことは、それ自体がナンセンスと言えるでしょう。ガクチカで留学経験を用いる際には、「なぜ留学をしようと考えたのか?留学先でどのような経験をしたのか?留学を通じて何を学んだのか?」といった内容が非常に重要となります。また、近年は留学をする学生が珍しくなく、それゆえに単なる留学経験だけでは他の就活生と差別化を図ることができません。しっかりと「留学の動機・留学での活動・学んだこと」等を述べ、オリジナリティのあるガクチカ作成を目指しましょう。語学力+αの内容を盛り込むことが望ましい「●ヶ月に渡り▲▲へ留学に行き、留学前後でTOEICの点数を■点から■点まで向上させることができました。」というガクチカを見かけますが、このガクチカでは選考突破は難しいでしょう。というのも、"一定期間留学に行っていたのであれば語学力が向上しているのは当たり前で、その上で「留学期間中にどのような経験をしてどんなことを学んだのか」が重要"と企業側は考えているためです。単なる成果報告ではなく、留学中の具体的な経験や苦労、挫折を語ることで、人間性や課題解決能力が伝わり、企業の印象に残るガクチカになります。留学における目標・目的をしっかりと伝える「●●に取り組むに際し、留学で▲▲を学びたいと思ったから」や「■■という環境の中で●●の経験を積みたいと思ったから」など、留学における目標・目的を具体的に述べることは非常に重要です。たとえ、留学が必須だったり、教授に勧められたりした受動的な理由だったとしても、「自分なりの目標・目的」を述べ、「その上でどのような経験を積み、何を学ぶことができたのか」までを伝えるよう心掛けましょう。留学×強み別のガクチカ例文(1)行動力大学時代のガクチカ(600字)私はドイツ留学を目指して、モチベーションを維持しながら成績と語学に注力し、第一志望に内定した。1年間の留学に向けて大学の派遣プログラムに応募し、選抜条件である大学の成績、英語、ドイツ語の向上に入学当初から努めた。留学を志した理由は、自分の価値観を相対化したかったからだ。今まで自分は、周囲の異なる価値観に触れ、自分の至らない点に気づいたときに成長した。そのため、大学では海外のさらに異なる人との出会いを通じて、広い視野を身につけようと考えた。工夫した点は、異なる価値観に触れたいという留学の目的と近い状況に身を置いたことだ。1年生の終わりに語学が伸び悩みモチベーションが低下していたため、実際に外国人と話す機会を作るべきと考えて留学生フットサルサークルに所属した。そこでの交流を通じて、楽しみながら語学力を向上させることができた。結果、2年間の努力の末、志願者の上位10%に入り、第一志望の大学に内定した。この経験から、長期的な視点で努力を継続すること、そしてその際モチベーションを高められる環境に身を置くことの重要性を学んだ。なお、留学は延期になったが今夏からの内定も持っているため、情勢が良くなれば半年ほど行きたいと考えている。オンライン英会話を毎日行うなど、留学に向けた取り組みは今も続けている。ブリヂストン本選考エントリーシート(総合コース):22卒ブリヂストンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(2)積極性ガクチカ(400文字)モロッコでの留学生活アラブ文化に身を置き学びたいという強い思いから、留学することに決めた。より厳しい環境を求めて日本人がいないモロッコを選択した。当初、イスラム圏での生活は想像以上に厳しく、ディベート形式の授業には圧倒され、精神的に追い込まれた。しかし覚悟を決めたからにはやり切ろうと、粘り強く直向きな努力を重ねた。具体的には、授業に参加し、与えられた課題をこなすという受動的な態度を打開しようと、寮での生活から現地の人々とより深く関わることができるホームステイに切り替えた。また、アラビア語のニュースを見始め、そのニュースに対する自分の考えをアラビア語で言えるように。家族とは積極的に会話し、そのニュースの意見交換をしたりした。その結果、授業中に積極的に自分の意見を述べられるようになり、充実した留学生活を送ることができた。この経験から、積極的に挑戦し、主体的に取り組むことの重要性を学んだ。ヤマハ発動機本選考エントリーシート:21卒ヤマハ発動機の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(3)コミュニケーションガクチカ(400字)留学先のホームステイファミリーとの関係性の変化を試みました。ホームステイ先は常に仕事で忙しい一人暮らしの女性宅で、会話時間ときっかけが極端に少ないことから気まずさを感じていました。そこで、家族の様な何でも話せる関係を築くことで、限られた留学生活をより充実させたいと考え、スケジュール調整ときっかけづくりを行いました。自身の習慣を調整することで毎日一緒に過ごす時間を増やし、増えた時間の中で一緒に日本食を作る「クッキングデー」を設けました。料理を通して、共通点が見つかり、話題作りが容易になりました。ホストマザーも進んで話をするようになり、私も些細な事から悩みまで気軽に相談できるようになりました。休日に一緒に買い物についてきてほしいとお願いされるまで仲を深めることができ、一緒に過ごす時間が留学生活の一つの楽しみになりました。この経験から小さなことでも継続すると大きな変化をもたらすことを学びました。キヤノンメディカルシステムズ本選考エントリーシート:22卒キヤノンメディカルシステムズの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(4)多様な価値観を受け入れるガクチカ大学入学時と比べ、周囲との価値観に対する理解の幅を広げるよう取り組みました。その中でも、アメリカ留学時にイスラム教徒のホストファミリーに誘われて参加したホームパーティーでの会話は印象に残っています。話す前の印象として、宗教に偏見はなかったものの、関わってはいけない印象がありました。しかし、宗教理解の機会と捉え、親戚一同のイスラム教参拝後の団らん時にあるご夫婦と会話をするうち、無意識に壁や偏見が胸中にあったことに気づきました。帰国後、授業や新聞で国際的ニュースを目にした際、まず客観的な目線で物事を見られるようになりました。これらの経験から、相手の信念や思いを受け止める器量を備えられました。アルプスアルパイン本選考エントリーシート:22卒アルプスアルパインの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(5)ボランティアガクチカ(400文字以内)○○での半年間の語学留学中に、献血を呼びかけるボランティア活動において、献血への参加者を30名募ったことです。この活動の内容と目標は、現地の医療を支援するための、献血の参加者30名の勧誘とビラ配りでした。課題として、参加リストが埋まらない月が続き、チラシも在庫が多く出ていたということがありました。そこで、ボランティアのメンバーと話し合い、この活動と献血に対する周知の不足が原因と考え、二つの施策を行うことを決めました。一つは、献血の仕組みやどのようなメリットがあるのかをプレゼンするようなチラシを新しく作成すること。二つ目は、授業の際の数分を借りて、この活動を広報するプレゼンを行うことです。その結果、当初目標としていた30名の参加リストの名前を埋めることに成功し、ビラもすべて配り終えることが出来ました。上記より、チームとして課題解決に向かっていく過程を学ぶことが出来ました。近鉄エクスプレス本選考エントリーシート:24卒近鉄エクスプレスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(6)主体性ガクチカ取り組みの理由と結果を具体的に(400字以内)7か月間の○○留学で、現地の農家にホームステイすることを目標に主体的な語学学習に取り組んだ。大学の授業を通して農業や人々の日常生活に関心を持った私は、語学力を鍛えつつ農家で共同生活を送る独自の留学に挑むことを決意した。まずは基礎語学力の習得を目的に語学学校に通ったが、聴講型の講義や日本人留学生の多さにより会話力が伸びないという課題に直面した。そこで私は、主体的に○○語を使う学習習慣を徹底した。具体的には、その日に触れた語彙を使って最低200語の日記を毎日書き、先生の添削を踏まえて修正と音読を繰り返した。また、身に付けた語彙力を実践するため、周囲の留学生を誘って学校の菜園活動や教会の勉強会に積極的に参加した。常に生きた○○語を使う環境に身を置いた結果、自然な日常会話が可能な語学力が身に付いた。語学学校修了後に実現したホームステイでは、家族と農業や社会問題について意見を交わせるまでになった。伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)本選考エントリーシート:24卒伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(7)問題解決ガクチカなど、自由に自己PR(550字以内)私は「現状に満足せず変化させ続けていく人財」です。この特徴は、8か月間のアメリカ留学での「寮の改革」で活かされました。大学二年次に挑戦したアメリカ留学時、私は新設された寮に、一期生として住み始めました。しかし、新しいが故にルールが決まっておらず、文化や生活習慣の違いによるトラブルや不満の声が多くありました。このままではお互いに不満を抱えながら住むことになる上に、その後入寮してくる学生にも悪影響だと考え、私は以下2点に取り組みました。①「ルールをきめること」意見交換する場を設け、一人一人の不満や生活に関する希望をまとめ、一律基準を決めました。②「イベント企画の実施」入居者同士の交流の機会を増やし、腹を割れるような関係構築を目的として行いました。はじめは、文化間の価値観の不一致や自分の語学力不足に頭を抱えることもありました。しかし、お互いに納得がいくまで改革を続けました。その結果、入居者から「有意義な寮生活を送ることができた。」と言ってもらえるほど、お互いに過ごしやすい環境にすることができました。この経験から、「強い想いを持ち行動し続けることで、どんな困難も乗り越えられる」ことを学びました。貴社へ入社した際も、現状の課題に対して解決の切り口を探し、未来を見据えて変化させ続けていきます。東海旅客鉄道(JR東海)本選考エントリーシート:22卒東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(8)目標達成ガクチカ(400文字以内)[オーストラリアで8か月間留学した経験]私は自ら意思を持ち、主体的に新たな挑戦に挑めないことを自身の欠点だと捉えていた。そのため、留学を自己成長の機会と捉え、進取の精神を持って行動するよう心掛けた。主体性を改善すべく、渡航後毎月一つ挑戦する目標を定めた。具体的には、一か月目はアルバイトを開始するというような月ごとの短期的な目標設定を行った。その過程では、目標達成までのフェーズを細分化し、段階的に挑戦することを徹底した。結果的に、言語や文化が異なる新天地においても無理なく挑戦を継続することに成功した。この経験を通し、以前の自分では躊躇してしまっていたような大規模で複雑なことにも挑戦する気概がいたと考えている。貴社に入社後も課題や挑戦に対し適切なステップを踏み、計画的に達成する姿勢を一貫して意識することで何事にも果敢に挑戦する姿勢を維持したい。東急カード本選考エントリーシート:25卒東急カードの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(9)計画性ガクチカ(250文字)学業、2つのサークルをこなしながら、海外留学のための資金を貯めました。私は大学1年時、留学に自己資金で行くことを決意しました。しかし、週24コマの授業や課題、2つのサークルの継続もあり、貯金がうまくできませんでした。そこで留学をする3か月前までに30万を貯めるという明確な目標を立て、週2回のアルバイトを固定して入れることに決めました。結果、30万の貯金を達成し、留学を成功させました。この経験から、やみくもな努力ではなく、明確な目標設定や結果から逆算した計画立てが成果につながることを学びました。デロイトトーマツコンサルティング(DTC)本選考エントリーシート:21卒デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(10)発信力ガクチカ大学1年次に日本食サークルを立ち上げた。留学先で英語の勉強だけではなく、+αの活動を求める生徒たちの思いに共感し、学びのアウトプット手段として母国の情報を広める活動を企画した。理由としては、英語力向上と同時に、海外の方にも日本の魅力を知ってもらうことができると感じたからだ。しかし、メンバーの募集が難航した。SNSを開設し、積極的に生徒にアプローチしたものの、入会者は数人にとどまった。そこで、新たな手段として1年生全員が履修する授業の最後に、宣伝活動を行い、私たちの熱意と本気度を伝えた。この際、既に考えているプロジェクトを明確に伝えることを意識し、入会後のギャップを最小限に抑え、退会者が発生しないように心掛けた。その結果、そ127人中31人と約1/4の生徒が入会してくれた。この経験から、人々のニーズに応え、新たな価値を生み出す力と円滑に相手を巻き込む力が身についた。NTT東日本-南関東本選考エントリーシート:25卒NTT東日本-南関東の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら留学×期間別のガクチカ例文(1)1年以上周囲と協力して活動した際に、やりがいを感じた経験について教えてください。200字以内大学での1年間の留学中、飲食店アルバイトにおいて10人の多国籍のメンバーから成るチームのリーダーを務めた。当初はチームがうまく機能せず、業務効率も低かった。そこで、役割分担におけるメンバーの意見の取り入れや、チーム内の交流活性化の取り組みを行った。結果、業務効率を2倍にすることができたこの経験では、多様な個性を持つメンバー全員でひとつの目標に向かい、達成感を共有することにやりがいを感じた。三井住友銀行(SMBC)内定者ES:18卒三井住友銀行(SMBC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(2)半年ガクチカ(400字)留学先のホストファミリーとの生活の中での価値観の相互理解です。私は以前から海外の文化に興味があり自分の力で生活したいという思いから、半年間のカナダ留学を経験しました。ホストファミリーとの生活では文化や習慣の違いから、すれ違いを起こし日本の友人に相談する毎日が続きました。しかし自ら状況を変えるべきだと考え、まずは語学力の向上はもちろん、異文化の人とのコミュニケーション方法を学ぶため、趣味の音楽を通したコミュニティに自ら足を運び音楽を通して活動する現地の人と考えを共有することで関りを持ちました。そして家族で会話する時間を増やし、自分の意見を諦めず伝え続ける努力をしました。結果、語学力も向上しホストファミリーとお互いを理解し合える関係を築き、終盤には居心地の良い生活環境を作ることができました。この経験から多様性を受容することの大切さと、諦めず努力を継続することで成果が得られることを実感しました。メディセオ本選考エントリーシート:22卒メディセオの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(3)1ヵ月あなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)オーストラリアへの短期留学だ。異文化交流を目的に、1カ月間ホームステイを経験した。この経験を通し、主に2つの成果を残した。1つ目は、資金の調達に向け、計画性を持って努力をしたことだ。自分で決めた留学だからこそ、学費以外の面で両親に頼らずに行きたいと考え、半年前から計画を立ててアルバイトに励んだ。この際、目標から逆算した週単位の計画を立て、オンオフの切り替えを徹底することで部活動や学業等の活動と両立し、目標を達成した。2つ目は、留学先で自分の短所を見つけたことだ。私は誰とでも打ち解けるのが早い方だと思っていたが、なぜかホストファミリーと距離を縮めることに苦戦していた。自分で考えても分からず、このまま留学を終えたくなかったため、理由を相手に尋ねることにした。そこで、「周りに合わせすぎている」という自分の短所に気が付いた。異文化に身をおいたからこその学びであり、この留学の目的は大いに達成された。アビームコンサルティング本選考ES:22卒アビームコンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(4)短期困難を乗り越えた経験を教えてください。またそこから何を学びましたか。(250文字以下)短期留学中に、苦手だった英会話を克服することができた。英会話の能力を磨くために異文化交流会に足繁く通い、自分から積極的に初対面の相手に話しかける努力をした。しかし、自分の伝えたいことを的確に伝えられず意思疎通がうまく取れないことがあった。私は、英会話の時間が根本的に不足していることが原因であると考え、交流会で知り合った友人を食事に誘うことで会話の時間を大幅に増やした。徐々に自信を持つことができ、苦手意識を払拭できた。この経験から、問題の原因と解決策を考え主体的に行動することの大切さを学んだ。デロイトトーマツコンサルティング(DTC)本選考ES:22卒デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方ガクチカのフレームワークは以下の通りです。この6ステップに当てはめれば、誰でも論理的で伝わりやすいガクチカを書くことが出来ると思います。ガクチカの書き方(フレームワーク)1.結論(何に取り組んだのか?)2.動機(なぜ取り組んだのか?)3.目標と困難(どんな目標を掲げ、課題は何だったのか?)4.取組みと結果(どう取組み、結果はどうだったのか?)5.人柄(どのような性格が活かされたのか?)6.学び(何を学び、社会でどう活かすのか?)上記のフレームワークを用いるのが、基本的な書き方です。各ステップで記載する内容も重要なため、詳しいガクチカの書き方を確認しておきましょう。留学のガクチカに関するQ&Aまとめ本記事では、文系学生を中心にエピソードとして用いられることの多い"留学経験のアピール方法"を解説しました。「留学経験=語学力の向上をアピール」と勘違いしている就活生を稀に見受けられますが、それだけでは他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法・文章構成を理解しておく必要性があります。本記事の内容を参考にし、自身の留学経験のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います。また、留学と似た経験である資格取得・TOEICのガクチカについて是非確認してみてください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 270,471 views

現在ES掲載数

87,308

すべて見れる

読み込み中...

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録