終身雇用ではない外資系、ベンチャー企業の評価報酬体系

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最終更新日:2025年3月18日

記事公開日:2015年6月29日

終身雇用ではない外資系、ベンチャー企業の評価報酬体系

大企業でもリストラの話があがるように、終身雇用に対する幻想は学生の皆さんの間でもだいぶ薄れてきており、外資系企業や新興ベンチャー企業を志望する学生も増えているように感じています。

今回は終身雇用の大企業とベンチャー企業の大きな違いの一つである評価・報酬体系について説明できればと思っています。

評価・報酬制度は口には出さないものの、企業を決める際の大きな指標になっているのは事実でしょう。それぞれのいい部分、悪い部分を参考にしてほしいと思います。

終身雇用の報酬体系について

いわゆる日系の大企業の報酬体系というのは、ある程度の年次までは大きな差がなく段階的に給与があがります。入社1年目ならいくら、入社2年目ならいくらといった形でベース給与が決まっており、ベース給与に加えて業績連動のボーナスがもらえるという仕組みになっています。業績が好調な企業はボーナスが年収に占める割合が大きくなりがちで、近年好業績の総合商社などにおいては、年収の3〜4割程度がボーナスということも少なくないようです。

こういった組織の多くはある程度の年次までは段階的に昇進し、給与が上がっていきます。組織によっては競争も少なく、成果をあげておらずともある程度の役職にまではなれるのが一般的で、下記のような記事がありました。

住友商事は大胆ともいえる仕掛けを編み出した。大きくハードとソフトに分かれるが、ハード面ではまず一般社員層の賃金・処遇体系を抜本的に変革。入社後10年間はプロの商社人になるための準備・教育期間と位置づけ、昇格のスピードに差を設けず同じ処遇とした。つまり入社後の月給は毎年同期の社員と同じ金額ずつ上がり、10年目の32歳までは格差をつけないというものだ。

出典:検証!住友商事の革新的「OJT育成法」

 

このように多くの企業5〜10年目程度までは年次とともに給与があがり格差がそこまでつかないのが終身雇用の多くの企業がとっている報酬体系です。また「終身雇用」という名前の通り、一度入社してしまえばよほどのことがない限り、クビになることはないと言えます。もちろんシャープの事例を持ち出すまでもなく、経営危機にある場合はリストラのリスクはあります。

終身雇用でも、5〜10年の横並びの期間の後は厳しい競争にさらされることになり、成果を出せなかったり評価が芳しくない場合は課長にもなれないケースが多く、その場合の給与格差はかなり激しくなるようです。総合商社の場合、課長職につけるのは全体の3割程度といった感じで、銀行の場合は支店長になれるかどうかが一つの大きな節目だと言われています。役職が変われば給与も変わるため、同期同士で給料の話はタブーという40代の人も多くいました。

終身雇用とは言ってもドラマの半沢直樹を見た人にはわかる通り、出世競争に破れてしまった場合は転籍という形で別会社の社員として、給与も転籍した企業の給与水準に合わせた形で大幅ダウンして雇用されるケースもありますので、最後まで同じ企業で給与が上がり続けるわけではないという点は注意しておいた方がよいかもしれません。

まとめると、

【メリット】
◆5〜10年目程度までは横並びで差がつきにくく、安定して給与アップが見込める
◆成果をあげることができなくても無理矢理クビにされる心配はほとんどない(当然、経営危機の場合はクビになる)

【デメリット】
◆出世競争に勝てるかどうかで給与は大きく変わるため、競争がないわけではない

◆能力や成果があったとしても年次があがらない限り、給与・待遇が改善されない

◆出世競争にあぶれて子会社や取引先に転籍となった場合、給与は大幅ダウン

ということになります。外資系やベンチャーなどに比べると緩やかなものの、確実に競争というものが存在しているようです。

参考:半沢直樹で誤解して欲しくない! 「出向」の現実と総合商社における 出向の具体例

 

本選考とインターンの締め切り情報

外資系、ベンチャーの報酬体系

外資系やベンチャー系企業の報酬・評価体系はかなりシンプルで、たいてい以下の三つのレイヤーに分かれています。

◆現場担当者
 ・外資系コンサル(※1):年収400~800万円
 ・ベンチャー企業(※2):年収400~600万円

◆マネージャー
 ・外資系コンサル:年収800~1500万円
 ・ベンチャー企業:年収600~800万円

◆部長・執行役員
 ・外資系コンサル:年収1500〜2000万円
 ・ベンチャー企業:年収800~1200万円

◆上級役員・取締役
 ・外資系コンサル:2000万円〜
 ・ベンチャー企業:1200万円~

引用:
(※1)ワンキャリア 
(※2)飛級就職

もちろん企業によって異なりますが、大体上記のようなレンジで給与が決まります。但し、外資系投資銀行だけは別格で、新卒の現場担当者でも800~1500万円程度と破格の給与が得られるため就職人気が高いと言えます。

新卒で入社した場合は現場担当者として働くことになり、1〜3年程度で結果を残すことができ、評価されれば一つ上のレンジに上がり給与も大きく上がるという感じです。逆に結果を残すことができなければ、ずっと現場担当者で給与も上がらないのが辛いところです。また仕事ができない場合にはクビや退職勧告を受けることもあり、サイバーエージェントでも下記のような制度を導入しているようです。

ミスマッチ制度とは、
・下位5%をD評価とする。
・D評価1回でイエローカード、2回目でレッドカードとなり、2回目で部署異動または退職勧奨のいずれかを選択してもらいます。
・仕事のパフォーマンスだけでなく、価値観、文化の合わない人が対象となります。

出典:退職金とミスマッチ制度

 

このように仕事をして評価されないとリストラに合う可能性が終身雇用の大企業よりも遥かに高いのが外資系やベンチャー企業の特徴といえます。

一方で自分に自信があり、仕事を吸収して成果をあげるつもりがあれば、30代で1000万円以上の年収をもらうことも十分可能です。また転職の際には前職の給与や地位に基づき給与が決まることが多いため、一度マネージャークラスに昇進できれば、次の転職先でも同程度の待遇で転職することが可能です。そのため、報酬は変わらないままで、数年単位で働くフィールドや職場を自由に変えることができるのが、終身雇用の企業では得られない大きなメリットと言えます。知り合いでも、新卒で大手企業に入社し、転職してIT系ベンチャーに入社、2年でマネージャーになって、別のIT系ベンチャーに転職するなどしている人がいますが、自分のライフステージに合わせて働き方を選ぶことができるのはよいようです。

【メリット】
◆実力があり評価されれば若いうちから高い年収が望める
◆一度昇進すれば、その待遇で転職が可能なため、人生のライフステージに合わせて職場を柔軟に選ぶことができる

【デメリット】
◆仕事ができなければいつまでたっても年収300万円レベルから抜け出せない
◆仕事ができない場合、クビになるリスクがある

 

最後に

いかがでしたでしょうか、外資系やベンチャー企業はクビになるリスクもあるし怖いという学生も多いのですが、評価・報酬体系を見てみると、終身雇用の企業にも競争が存在し、リスクがあり、外資系やベンチャー企業は確かに厳しい部分はあるものの、ライフステージに合わせて働く場所や働き方を変更できるというメリットがあることがわかります。自分の力を信じることができれば、外資系やベンチャー系企業というのはかなり居心地よく、自分の人生を主体的に選ぶことができるという考え方もできるでしょう。終身雇用かベンチャー・外資の評価体系のどちらが自分の肌に合っているのかぜひ考えてみてください。

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【27卒】何をすればよいかわからない人必見|25卒経験者が語る日系大手内定に必要な3つのこととは? 【27卒】何をすればよいかわからない人必見|25卒経験者が語る日系大手内定に必要な3つのこととは? こんにちは。25卒のunistyleインターン生です。私は、大学3年間ゆる~く過ごし、「東京一工ならどうにでもなる」という言葉を信じ込んだせいで、就活で沢山の後悔を生んでしまいました。年明けから就活に本気になるも、「遅い」ことが原因な様々な失敗、「損」をしました。「損」をしなければ、1年間だらだら就活を続けることなく、より効率的に納得した就活ができたと思っています。私のように、学歴頼みで「どうにかなる」と思っている就活生は多いのではないでしょうか。実際には、自分から情報収集をするなど、行動せずして就活は上手くはいきません。そこで、本記事では、就活についてよく知らない学生に向けて、私が就活時代に「早く知っておけばよかった」と思う後悔から、就活生の皆さんが「損」しないための方法やノウハウをお伝えします。関連記事本記事の構成筆者のプロフィール「損ばかり」私の就活失敗談年明けから本気になった私の就活スケジュール就活の忙しさをグラフで表すと...一番の後悔誰も教えてくれなかった!知らずに後悔した就活の裏事情①「インターン行く意味ない」は嘘!早期選考のチャンス②先に業界を絞らないで!変わったときに痛い目に...③OB訪問を甘く見ないで!選考で有利になる4つのメリット今すぐ真似して欲しい!就活で「損」しないためにすべき3つのこと①まず最初にやるべきこと、早く本気になる具体的な2つの方法②時間を無駄にしない人は、夏インターンは「真面目に」「ひたすら」エントリー③他の学生に予約がとられる前に!OB訪問で最終面接の差別化全く違う!就活で「得」をした人はこうなる①外コンに内定し、年内に就活を終えた東京一工の友人の就活スケジュール②「得」した就活生の忙しさをグラフで表すと...最後に「就活で何より重要なこと」筆者のプロフィール私のプロフィールは以下の通りです。やりたいことを明確に持っておらず、「有名企業でブラックでなければならどこでもいい」という典型的な、ミーハー就活生でした。◆性別:女性◆大学:東京一工◆属性:非体育会・非留学◆アルバイト:飲食接客業・長期インターン◆就活軸(本音):やりたいことがない・有名企業・ホワイト◆内定先:コンサルティングファーム「損ばかり」私の就活失敗談まず、実際にどのような就活をしてどのような後悔したのかをお伝えしたいと思います。失敗例になりますので、決して参考にはしないでください。年明けから本気になった私の就活スケジュール私の就活を簡単にまとめたものが以下になります。6月からなんとなくは就活に触れていたものの、本気になったのは年明けからでした。大学3年生6月:周りがやり始めて一応就活始める7月:「楽しそう」だけで食品業界のみにエントリー8月:夏インターン全落ち、何もしない夏休み9月:志望業界変更10.11月:学祭に熱中、一切就活せず12月:志望業界変更1月:最初の面接でボロボロ、焦り始める2月:ひたすらOB訪問とエントリー3月:準備間に合わず3月選考逃す大学4年生4月:大量の面接、第一志望に集中できず5月:面接なくなり、就活から離れる6月:やる気なくなり、第一志望不採用恥ずかしいことに、1dayのインターンには何回か参加したものの、複数daysのインターン・ケース面接・グループディスカッション・面接は、年明けまで経験したことがありませんでした。一方、周りの就活生は既に何回も経験を積んでおり、慣れているわけです。就活では経験の差・練習の差が大きく結果に影響します。そこが大きなビハインドとなってしまい、まずは一定のレベルまで「ESスキル」「面接スキル」などの就活力を向上させる必要があり、3月の本選考に準備が間に合いませんでした。そして、私はインターンからの早期選考は全くなかったので、ほぼ全ての企業に6月選考のオープン採用でエントリーしました。就活の忙しさをグラフで表すと...3年生の6月から完全に就活を終えた4年生の6月までの1年間の就活の忙しさをグラフに示すと以下のようになります。年明けの1-3月は、「ES作成」「OB訪問」「面接練習」「企業研究」「面接」を同時に行っていたので、忙しいうえに精神的負担もかなりありました。記事の後半では、就活で「得」をした人の忙しさを示したグラフを示しています。比較すると、自身の就活がいかに非効率的な就活であったかが明確だと思います。一番の後悔私の一番の後悔は「全て遅かったこと」です。「本気になる時期」「志望業界を変更した時期」などなど、様々なことに出遅れていて、「間に合わなかった」「もっと早く知っておけばよかった」と後悔ばかりの就活でした。就活で恐ろしいのは、「出遅れたら取り返せない」ことです。サマーインターンは1回きりですし、本選考のエントリーも基本的には同じ企業には1度のみです。早期内定したいと思っても、過去にインターンに参加していないとダメという企業もあります。皆さんには、遅くて損したと思うような就活ではなく、効率的に納得できる就活をしてほしいと思います。そこで、具体的に「何が遅かったのか?」「どうすれば良かったのか?」、私の就活時代の反省点・後悔について皆さんにお伝えしたいと思います。誰も教えてくれなかった!知らずに後悔した就活の裏情報まずは、失敗談から、就活前に知りたかった「就活の裏事情」を大きく3つお伝えします。私は、以下の3つについて気付いたタイミングが遅すぎたことを後悔しています。①「インターン行く意味ない」は嘘!早期選考のチャンス大学の先輩から「サマーインターン行かなくても良かった」「年明けからでも大丈夫」という声を聞くことはありませんか?信じてはいけません。もちろん、インターンに行かなくても内定はできると思います。ただ、より確実で効率的な就活をするためにはインターンは必要です。インターンに行く意味を、私なりに3つ考えてみました。筆者の思うインターンに行く意味・基本の就活スキルの習得「ES作成」「webテスト」「面接」などを、本選考より前の時期に経験できます。練習なしで通過することはとても困難です。本選考は1度きりですが、インターンは落ちても本選考にエントリーできます。就活スキルを向上させる場としてインターンを活用できる。・就活仲間、コミュニティの獲得サマーインターンに参加できると、早めに就活を始めている優秀な就活仲間で出会えます。インターンが終了した後も、企業に関しての情報収集や面接練習など、助け合えます。・早期選考ルートへの優遇ほとんどのインターンに優遇があります。「一次面接免除」や「早期選考」など、本選考よりかなり有利に選考に進むことができます。また、インターン経由のルートでしか採用しない企業もあります。全てインターンの大事な要素ですが、特に3つ目が最大のメリットだと思います。公表していない企業でも優遇がある場合が多いです。私は3月に本選考でエントリーした企業が、インターン経由でほとんど採用してしまい、本選考では1人ほどしか採用しない企業で、インターンに行かなかったことを後悔しました。インターンは絶対に行くべきです。その後の自分の負担がかなり変わります。②先に業界を絞らないで!変わったときに痛い目に...「この業界はブラック」「この企業はこの事業だけでつまらなそう」など、イメージで企業選びしていませんか?先入観やイメージを頼りにしてはいけません!意外と説明会に行ってみたら、自分のイメージと全く異なることがあります。実際に企業の、働く人・事業内容・雰囲気を自分でしっかり見ることが重要だと思います。私は「つまらなそう」だけで夏前に企業を判断したせいで、その後印象が変わって志望度が高くなり、何度も志望業界を変えました。その度に、「インターンに行ってない」などと後悔するわけです。大学3年生の前半に様々な企業説明会やインターンに足を運び、秋ぐらいで志望業界を絞るのが、最も後悔しない効率的な方法だと思います。③OB訪問を甘く見ないで!選考で有利になる4つのメリット企業の社員さんに個別で話を聞くOB訪問。「したほうが良い」というのは皆さん知っていますよね。しかし、具体的な「メリット」を就活前に知っている方は少ないのではないでしょうか。私はOB訪問が重要と言われる総合商社を最終的に志望していたので、年明けにOBの方々に訪問しました。その中で感じた、OB訪問のメリットを私なりに4つ挙げてみました。筆者の考えるOB訪問のメリット・企業理解が手っ取り早く深まる現場の社員さんに話を聞くことが、企業研究で最も重要なことだと思います。表面的な情報ではなく、リアルな話が聞けます。・面接で他の学生と差別化できる企業への熱意のアピール材料になります。また、「○○事業部の~さんがおっしゃっていて」などと、自分の話に説得力を持たせることができます。・助けてくれるES添削や面接練習など、OBによっては付き合ってくれる方もいます。選考突破して内定した社員さんに、選考について相談することが最も確実です。・(加点になる)これは企業によりますが、OB訪問の「回数」や「質」が企業に報告されており、選考で有利になる場合があります。2つ目の「他の就活生との差別化」が最も大きなメリットだと思います。志望動機にOB訪問での学びや気付きを含めるだけで、説得力が全く異なります。まとめには挙げていませんが、OB訪問は「大人と話すことに慣れる場」としても価値があります。面接で緊張してしまう学生は、OB訪問を重ね、大人と話し慣れておくと良いと思います。今すぐ真似して欲しい!就活で「損」しないためにすべき3つのことここまで、私が「早く知ればよかった...」と後悔したことについてお伝えしてきました。ここからは、そのような後悔を生まないために「どうすれば良かったのか?」についてお伝えします。①まず最初にやるべきこと、早く本気なる具体的な2つの方法「全て遅かったこと」これが最大の後悔ですが、そうなった原因は「早く本気にならなかった」ことだと思います。私が本気になれたきっかけは、年明けのOB訪問でした(半強制的にセッティングされたもの)。そこで、OBにやるべきことを聞き、初めて就活の仕方を知ることができました。そして、OBに焦らされたこともきっかけでした。つまり、「やるべきことの明確化」「焦らされる環境」が早く本気になるために必要なことだと思います。早く本気になる方法・やるべきことの明確化まずはとりあえず経験者に「何をすべきか」聞いてください(大学のキャリアセンターやSNS等)。「ES作成」などと分かり切ったことではありません、「どのようにESのネタを考えたのか」「参考書は何をどれくらい解いたか」などの具体的な行動です。それをそのまま真似することで、就活の仕方が分かると思います。・焦らされる環境自分の意識が変わらないと、行動も変わりません。SNSで就活界隈を覗いてみるなど、自分が焦らされる環境に身を置くことが重要だと思います。②時間を無駄にしない人は、夏インターンに「真面目に」「ひたすら」エントリーサマーインターンの重要性は前半でお伝えしました。「真面目に」「ひたすら」エントリーしましょう。これは、「適当に」「限定した」エントリーは意味がないと思うからです。私はサマーインターンにエントリーしていましたが、「本気」でやっていなかったので振り返りや情報収集を一切行わず、通過せずに時間を無駄にするだけになりました。そして、食品業界のみに絞ったせいで、その後志望業界が変わったときに後悔しました。また数を出さないと、「どんなESが通るのか」分からず、自分も成長できません。「質」も「量」もどちらもインターンの時期にこなしておくことで、就活スキルが向上し、本選考での負担が減ります。③他の学生に予約がとられる前に!OB訪問で最終面接の差別化就活を通して、最終面接の差別化は「どれくらいリアルな話を聞いているか」という点が大きいと感じました。キレイな部分だけに惹かれている学生より、泥臭い部分も理解して志望している学生をとりたいと企業も思うはずです。そこをカバーするのがOB訪問です。私は年明けからOB訪問をしましたが、繁忙期なため訪問予約をとれないなどとかなり苦労しました。選考に進んだけれど、「OB訪問の予約が間に合わなかった」こともありました。OB訪問は企業理解が早まるなど、早めに動くメリットしかないので、他の学生もやり始める就活前にやっておくことをオススメします。全く違う!就活で「得」した人はこうなる①外コンに内定し、年内に就活を終えた東京一工の友人の就活スケジュール最後に、これまでお伝えしてきた後悔を早めに始めていた、友人の就活スケジュールを紹介します。年内に第一志望から内定をもらい、就活を終えていました(もちろん本人の実力が大きいとは思いますが)。大学3年生5月:大学主催にセミナーに参加して業界を知る6月:ESを第三者に添削してもらう7月:・50社近くエントリー(多様な業界)・GDや面接の練習積む8月:インターンで優秀な就活仲間と出会う9月:志望企業の選定10月:インターン経由の早期選考に呼ばれる11月:第一志望に向けてOB訪問と面接練習12月:内定上手く行き過ぎた極端なケースかもしれないですが、ほぼ同じ時期に就活を始めたにも関わらず「第一志望への集中度」や「内定時期」にこれほど差がでます。②「得」した就活生の忙しさをグラフで表すと...赤い線で私、青い線で友人の就活の忙しさを比較しています。友人はサマーインターン時期にエントリーが集中し、忙しさが最大になってはいるものの、その後は第一志望の早期選考に集中できるため、落ち着いています。2.3月に最大に忙しく準備が間に合わず、第一志望から内定をもらえず1年間だらだら就活することになってしまった私より、効率的だと分かります。忙しさが最大の時期もどちらもありますが、インターン時期と本選考時期では精神的負担もかなり異なります。「早く本気になること」が就活スケジュールにいかに影響するかが分かります。※グラフは完全に筆者の主観です最後に「就活で何より重要なこと」「早く終わらせること」が就活で重要とは限りませんが、「納得して」「早く終わらせられる」ルートがあり、それは早く動き出さないと掴めません。そのルートに気付き掴むことが、就活での「得」だと思います。就活は情報戦と言われるように、自分から積極的に情報収集など動かないと、いつの間にか「損」をしてしまいます。そうならないように本記事では、私の失敗談をもとに「就活前に知りたかったこと」をお伝えしてきました。「遅い」ことは取り返せません、皆さんが自分が後悔しないような就活が出来ることを願っています。 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【商社志望の就活生必見!】総合商社内定者が語る、3年生の秋・冬にやっておくべきこと 【商社志望の就活生必見!】総合商社内定者が語る、3年生の秋・冬にやっておくべきこと 本記事では、特に人気の高い業界である総合商社を志望する就活生に向け、3年生の秋・冬に何をすることで周りの就活生と差をつけることができるのかを話したいと思います。就職活動のレビュー選考活動の開始は6月1日となりました。しかし、実際には春頃から企業による「面談」という名の選考会が水面下で行われ、大企業でも6月以前に内々定出しを行う会社や、経団連加盟企業であっても6月1日に目をつけていた学生に一斉に内々定を出すという現状がありました。かつて選考解禁が8月だった16卒の頃は三菱商事が8月の2週目に内々定出しを終えて商社の選考は全て終わると予想されていましたが、実際には1週目でほぼ全ての総合商社が内々定出しを終えていました。商社の選考方法の分析さて、ではなぜこのような早いスピードの選考ができたのでしょうか。そのカラクリはインターン、OB訪問、セミナーにあると思います。現在ではほとんどの総合商社がインターンを実施しています。もちろん名目は業務内容の理解でしたが、ESを提出させ、面接を行って参加者を決めている時点で選考に関係ないと言い張るのは難しいでしょう。実際にインターン終了後も同窓会と称し、学生を集めて人事と話す機会を設けている企業もありました。OB訪問ですが、広報活動開始の3月1日から本格化し、三菱商事、三井物産などの本社ロビーには連日お昼時になると就活生が集まっていました。3月1日になるとOB訪問の経費が会社から落ちるようになる会社が多いので企業側としても重視しています。というよりかは評価しています。つまり、リスクフリーでOB訪問をするならば2月以前の方が良いでしょう。3月1日からのOB訪問では服装、言動、態度、志望度などから総合して簡単な評価をつけて人事にフィードバックしていることが考えられるのでなんとなくOB訪問をしていると悪い評価が次々と付き、面接はおろか書類選考の突破が厳しくなります。セミナーに関しては多くの総合商社が例年では考えられないほどの数を開催しておりました。ある商社では社長や副社長が登壇することもありました。また、数あるセミナーの中でも体感セミナーという名前の長時間もしくは複数日に渡るセミナーを開催している商社もあり、筆者も実際に参加してみました。セミナーが終わった後に交流をし、お互いのプロフィールを交換してみるとほとんどの学生が体育会、帰国子女、留学経験者、日本トップレベルの一芸を持っている就活生でした。この時点ではESを提出していませんので、プレエントリー時の簡単なプロフィール情報を参考にしていた事が考えられます。商社以外のことでこの時期にやっておくべきこと面接練習を徹底的に行いましょう。友人と模擬面接を行っても良いですが、実際に企業の本選考や、インターン選考を受けに行きましょう。あわよくば内定も取りましょう。商社の本番の面接で緊張してパフォーマンスが出ないようでは悔やみきれません。また外資系企業のインターンに参加してくるような学生とその後もこまめに連絡を取り合うことが重要です。外資系投資銀行や外資系コンサルの内定を持ったまま総合商社の選考に臨むツワモノ就活生は意外と少なくなく、そういう人達とコネクションを作っておくことで広報活動開始後も強固な情報網を張ることができます。商社のビジネス自体も人脈、情報網を強める事が重要になるので今のうちからそのスキルを磨いておきましょう。【参考】最後に総合商社は3月1日の広報活動開始日からインターンでの評価、OB訪問の評価、体感セミナーなどへの参加有無などを総合的に判断し、面接に呼びたい学生の大まかなリスト化を行い、そこにES、筆記試験の結果を加え、どの学生を6月1日に呼ぶのかを決めているように感じられました。つまり、3年生の秋・冬の時期に、総合商社に興味を持っている就活生が行うべきはOB訪問の人脈作りです。OB訪問の一人目は部活、サークルの先輩でも良いですし、大学に常置されている名簿から連絡しても構いません。しかしその後はお会いした社員の方からの紹介になる事が予想されます。3年生の秋・冬の時期に身近な先輩から就職活動の大まかなスケジュールは聞いておき、インターンに行く為にはどうしたら良いのか。またOB訪問で良い評価を受ける為にはどうしたら良いか考えることで、周りの就活生と大きな差をつけられるでしょう。【関連記事】 49,473 views

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