「もうフォロワー数なんて意味がない」って話
100万再生でたった2万円。絶望した男が見つけた「救命ボート」はニュースレターだった
「自分の顧客にリーチできないビジネスなんて他にある?ないよ!ありえない!」
これは年間32億円のプラットフォーム「Patreon」を作り上げた男、ジャック・コンテ氏の言葉だ。
彼は大手テック企業のCEOであると同時に、現役のアーティストでもある。 自らの創作活動を通じてアルゴリズムの気まぐれを体験し、その苦悩を解決しようとしている。 コンテ氏のシステム設計者としての洞察は、外部の評論家やコンサルタントではなく、現場のプレイヤーとしての経験から生まれた。
100万再生の動画から得た収益がたったの$166(約2万円)だったという絶望。 そこから彼は、クリエイターが生き残るための「救命ボート」を生み出した。
なぜ、私たちが懸命に集めたフォロワーは無意味になってしまったのか? そして、これからの時代を生き抜くための戦略とは何なのか?
📉フォロワーの99%には届かない現実
あなたが懸命に積み上げた数万人のフォロワー。 しかし、実際にあなたの投稿が届いているのは、わずか1%にすぎない。 残りの99%のフォロワーは、もうあなたの投稿を見ていない。
プラットフォームはユーザーの滞在時間を最大化するため、強力なアルゴリズムを導入した。 その結果、ファンが選んだコンテンツが必ずしも表示されるとは限らなくなった。 プラットフォームが、あなたとファンの間に勝手に壁を作ってしまったのだ。
この現実は、多くのクリエイターにとって受け入れがたいものだろう。
何年もかけて築き上げたコミュニティが、アルゴリズムの変更一つで簡単に崩れ去ってしまう。 私たちが「自分のフォロワー」だと思っていた人々は、実はプラットフォームから「借りているだけ」に過ぎなかったのだ。
「芸術の質ではなく、広告ベースの経済モデルがシステムとして失敗している」
🚢プラットフォームに依存しない「救命ボート」
コンテ氏はこの絶望的な状況から、ひとつの結論を導き出した。 それは、プラットフォームのアルゴリズムに依存しない「自己所有インフラ」を持つことだ。 彼が立ち上げたPatreonは、まさにそのためのシステムである。
クリエイターが生き残るためには、以下の視点が不可欠だ。
プラットフォームから「フォロワーを借りているだけ」という現実を直視する
アルゴリズムに左右されず、確実にファンに情報を届けられる手段を持つ
広告収益という単一のモデルから脱却し、収益源を多角化する
プラットフォームの気まぐれに振り回されることなく、自分自身のビジネスをコントロールする。 そのためには、ファンとの直接的なつながりを構築し、それを維持するための仕組みが必要だ。 これこそが、広告モデルという難破船からクリエイターを救い出す「救命ボート」の正体である。
💌確実にファンと繋がる最強の武器
では、具体的にどうすればいいのか? その答えのひとつが、メールで直接コンテンツを届ける「ニュースレター」だ。
TikTokなどのショート動画は、新しい層へのリーチには適している。 しかし、深い関係性を築き、確実に情報を届けるには不十分だ。 ニュースレターなら、アルゴリズムの壁を越えて、あなたの言葉を直接ファンの手元に届けることができる。
プラットフォームの仕様変更に怯える必要がない
段階的にファンを育て、深い関係性を構築できる
継続的なリズムを生み出し、強固なビジネス基盤となる
いきなり有料コンテンツを販売するのではなく、まずは無料のニュースレターで価値を提供する。
そして、徐々にファンとの信頼関係を深め、最終的に有料購読や他の収益源へとつなげていく。 この段階的なアプローチこそが、持続可能なクリエイタービジネスの鍵となる。
フォロワー数を追い求める時代は終わった。 これからは、確実にファンと繋がり、誇れる作品を追求する「自己所有インフラ」の構築こそが、クリエイターの生存戦略となる。
ちなみに、ニュースレターを始めるなら今は選択肢が揃っている。 世界で3,500万人以上が使うSubstackは、SNS機能とニュースレター配信が一体になったプラットフォームだ。
短文投稿(Notes)で認知を広げながら、登録者にはメールで記事を直接届けられる。 日本でも2026年に入って急速に盛り上がり始めている。私の所感だが唯一ここでの「フォロワー」はちょっと質が違う。アルゴリズムに操作されにくく、フォローしている人の情報がXなど他のプラッフォフォームに比べて届きやすい。またチャット機能などを活用すればフォロワーをより深いコミュニティ側へ転換させることもできる。この組み合わせができるSubstackは正直、今メチャ強い。
あとは私が2年前から利用している国内発のみんなのニュースレターも見逃せない。
書き手の声が開発に反映される距離感の近さと、読者のメールアドレスをCSVで手元に持てる安心感、そして最近はどのニュースレタープラッフォフォームも提供していない禁断の機能「みんなのニュースレターMCP」をリリースした。これは相当ヤバい、詳しくはジャバさんの記事をチェックしてみてほしい。
🔗🍄 AIがデータを読み書きするMCPで個人ニュースレターが大手メディアを凌駕する
どちらも、アルゴリズムに左右されず、読者に確実に届く「自己所有インフラ」として機能する。 すでにnoteやXに記事の資産がある人は、それをニュースレターとして届け直すところから始められる。 過去に書いた記事は、まだ終わっていない。
より詳しい内容は@nodenodenode1さんの以下の記事にて
🕺「もうフォロワー数なんて意味がない」Patreon創業者が警告する、クリエイターの生存戦略は自己所有インフラを持つことの話
💡この記事内の画像はみどり(@midoritatsuta)さんの教材から得た知識を活用して、一貫性のある記事内の画像を生成しています ↓
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