作品
~現代×異世界×レジ対応=地獄~
異世界コンビニおじさん ~レジ前に並ぶな、魔王~
夜のコンビニって、ちょっと不思議。 でもうちの店、夜になると異世界とつながるんですけど!? タバコを買いに来る人魚、年齢確認が必要なドラゴン、スライムはホットスナックを触るな! 夜勤担当・成家鳴吉(44歳・働きたくない歴20年)は、そんな異世界コンビニで自由すぎるボケを連発するおじさんバイト。 「俺はただ静かに働かないでいたいだけなんだよ……魔王のクレーム処理とか聞いてない!」 そんな彼を、真顔でぶった切るツッコミ係・左端カオリと、無駄に異世界に詳しいオタク中田くんが全力サポート(という名の制御)。 ここは異世界と現実が交差する、深夜3時の笑撃ゾーン! ギャグ、カオス、そしてツッコミの嵐! 笑う準備だけはしてから入店してください。深夜3時、営業中。 登場人物紹介 ⸻ ◆ 成家 鳴吉(なるいえ・めいきち) 44歳・独身・やる気ゼロの夜勤バイト。 「働きたくない」が口癖。人生の脱線事故のような存在。 口は達者だが腰は重い。異世界客にも動じない図太さを持つ。 店ではボケ担当。たまにレジも打つ。たまにだけ。 ⸻ ◆ 中田 くん 20代・オタク系日勤バイト・異世界に詳しすぎる。 異世界の文化や魔族の習性に妙に精通しており、 気づけば“異世界接客マニュアル”まで自作。 鳴吉の暴走には基本ツッコミに回るが、 語りだすと止まらないのがたまにキズ。 ⸻ ◆ 左端 カオリ(さはた・かおり) 20代・夜勤バイト・常識と怒号を兼ね備えたツッコミの申し子。 異世界の理不尽に日々ブチ切れながらも出勤し続ける鉄の女。 鳴吉に対しては毒舌・瞬時のツッコミ・物理制裁の三段構え。 実は霊感があるらしいが「この店に比べたらマシ」と本人談。 ⸻ ◆ 店長・夜寝 一杉(やね・ひとすぎ) いい人すぎる店長・年齢不詳・種族不明。 常に笑顔、常に好対応、常にゆるい。 どんな異世界トラブルにも「大丈夫ですよ~」で済ます達人。 その正体は誰も知らないが、時空の管理局と顔見知りらしい。 ⸻ ◆ コンビニ イセカイ(店舗そのもの) 東京都練馬区に存在する、世界の境界線。 昼は普通、夜は異世界とつながる24時間営業店舗。 接客対象はスライムから神様まで幅広く、 品揃えは意外と悪くない。バイトの精神力が最も消耗される。
- 22
- 59
- 全12話仕事・人間ドラマ
山は祟らない。ただ、“忘れた者”を迎えに来るだけだ。
くらいやま
『くらいやま』 山は祟らない。ただ、“忘れた者”を迎えに来るだけだ。 ひなびた農村「夜藤村(やとうむら)」に、ひと夏を過ごしに来た兄弟――ユウトとヒナタ。 静かな山里での暮らしの中、弟が拾った一体の人形をきっかけに、村に古くから伝わる禁忌が目を覚ます。 「土の声を聞くな」 「祠には触れるな」 「喰らい山には近づくな」 繰り返し語られてきた戒めは、ただの迷信ではなかった。 忘れられた儀式、祀られた“神”とも“モノ”ともつかぬ存在、そして静かに侵食を始める土の囁き―― 幼い兄弟がたどるのは、村に封じられた過去と、その代償の物語。 誰かが戻ってきた。 そして、誰かが呼ばれている。
- 6
- 28
- 全3話ホラー
「“音渡し”──これは、終わりの始まりにすぎない
音渡し
『音渡し』作品紹介 “音渡し”──これは、終わりの始まりにすぎない。 都市伝説系YouTubeチャンネルを運営する沢良木優也は、相棒である編集者・笹木一と共に、とある小さな離島「渡名島(となじま)」を訪れる。地図に名前すら載らないこの島には、いくつもの朱塗りの鳥居と、誰も近づかぬ神社――“渡神社”が存在していた。 「音に気をつけなさい」と警告する民宿の老婆。 「鳥居は迎え入れるものじゃなく、封じるもの」と語るその娘・眞子。 そして島の青年・海老名相馬が語ったのは、ある不気味な伝承―― 「あそこに何かを置くと、“音”を持っていかれる」 夜の撮影で出会った白装束の“何か”。 記録されない映像。耳鳴り。異常な夢。 誰かに呼ばれている気配。 そして、少しずつ変貌していく笹木。 島で何が起きているのか。 “音渡し”とは一体何なのか。 答えは曖昧なまま、ただ記録されるのは“音”だけ。 すべてが静かに狂い始める。 ◆登場人物紹介 沢良木 優也(さわらき・ゆうや) 都市伝説・怪談系のYouTubeチャンネル運営者。 理性的で慎重な性格だが、真相への探究心が強く、どこかで「境界を越えること」への衝動を抱えている。今回の旅も動画のネタ探しだったが、次第に異常な出来事に巻き込まれていく。 笹木 一(ささき・はじめ) 沢良木の大学時代からの親友で、現在は動画編集・撮影担当。 明るく軽口を叩くが、カメラの背後では“見ることの恐怖”に静かに飲まれていく。 神社での出来事をきっかけに、精神的な異変が顕著になっていく。 上地 さちよ(うえち・さちよ) 民宿「潮風荘」の女将。 寡黙で感情を表に出さないが、神社について何かを知っている様子。 島で起きたある“事件”を過去に経験している。 上地 眞子(うえち・まこ) さちよの孫。物腰柔らかく、言葉を選ぶように話す。 鳥居や神社についての伝承を幼い頃から聞かされて育った。 ある“記憶”を抱えており、島にとどまる理由があるようだ。 海老名 相馬(えびな・そうま) 島育ちの青年。外見は快活だが、どこか観察者のような視点を持つ。 神社や“渡神”について語るが、自身の内面には言えない過去が隠れている。 シリーズ第一作『音渡し』は、現実と幻想、記録と記憶の曖昧な境界を描く和風オカルト・ホラー。 「音」を奪われた者たちは、今も世界のどこかにいる―― この現象は、渡名島ひとつの出来事では終わらない。 やがて“それ”は広がり、国家すら介入せざるを得ない「不可解な事件」へとつながっていく。 “音渡し”──これは、終わりの始まりにすぎない。
- 24
- 87
- 全15話ホラー
駄菓子、団地、ラジオに怪異――昭和って、ちょっとヘンで、ちょっと怖い。
短編集 路地裏夜市:昭和百奇譚
『路地裏夜市:昭和百奇譚』 路地の奥から、かすかに灯る提灯の光―― 気がつけば、あなたは“あの頃”に迷い込んでいる。 ここは「路地裏夜市」。 昭和の終わりに忽然と姿を消した、謎の夜市。 誰も知らない場所にひっそりと開かれ、懐かしい駄菓子屋や古びた団地の前に、小さな屋台が並ぶ。 そこに集うのは、人だけじゃない。 過ぎ去った時代に取り残された怪異たち、語られなかった噂、そして消えた誰かの記憶―― 本書『路地裏夜市:昭和百奇譚』は、そんな「昭和」という特異な時代を舞台にした、ちょっぴり奇妙で、時にゾッとする、不思議な話たちを一冊に詰め込んだオカルト短編集です。 内容は多種多様。 たとえば―― ある日突然、団地の一室から毎晩同じ“音”が聞こえるようになる話。 駄菓子屋の奥に隠された、開けてはいけない引き出し。 おばあちゃんの仏壇の裏に貼られた、見覚えのない「家族写真」。 深夜ラジオの隙間にだけ入り込む、“呼び声”。 誰もいない町内会で、なぜか一人だけ回される回覧板。 ――そんな、恐怖とも奇談ともつかない“ヘンな話”たちが次々に顔を出します。 もちろん、ガチめなホラーも抜かりなく。 開かずの屋根裏に封じられたもの。 廃バス停に現れる濡れた男。 手を出すと呪われるという、古い公衆電話。 そういった重く、暗く、背筋が冷たくなる系の話も収録。 一方で、読み終えた後にどこか温かさが残る話も―― 捨てられた紙人形にまつわる、切なくて優しいエピソード。 昭和の夏休みに出会った、正体不明の“友達”との約束。 亡き祖父が最後に残した“ちょっと笑える怪談”。 本作は、昭和という時代が持っていた“空気”をまるごと詰め込んだ、ごった煮的百物語です。 ホラー、都市伝説、民話風、少し不思議な日常、ノスタルジック幻想譚―― 話のジャンルやトーンはばらばらなのに、なぜかすべてが「昭和の夜」の下でつながっている。 そんな奇妙な統一感の中に、ふと“あなた自身の記憶”に触れるような物語が、きっと見つかるはずです。 「怖い話を読みたい」方にも、 「怪談はちょっと苦手だけど雰囲気が好き」な方にも、 「子どもの頃の夏の夜の記憶をもう一度辿りたい」方にも。 ほんのひととき、忘れられた夜市の灯りの中で、お楽しみいただけます。 懐かしさのすぐ隣には、きっと「何か」がいる。 昭和って、ちょっとヘンで、ちょっと怖くて、ちょっと優しかった。 ようこそ、『路地裏夜市』へ―― 提灯が揺れるその先に、あなたの物語が待っています。
- 8
- 60
- 全7話ホラー
僕の街には噂がある、その噂は伝播するノロイのハジマリニスギナイ…
裏町のうわさ
『裏町のうわさ』 ──それは、誰もが一度は耳にした“都市伝説”から始まった。 深夜の裏路地にひっそり佇む、使われなくなった赤い電話ボックス。 そこに電話をかけると、自分の“未来の声”が応答するという。 「お前は、いつ死ぬのか知りたいか?」 若者たちの好奇心、ネットの悪ノリ、そして噂が噂を呼ぶ都市伝説。 しかし、その“声”を聞いた者には、ある奇妙な共通点があった──。 リアルと非現実の狭間に潜む《何か》が、じわじわと日常を侵食していく。 静かに始まり、深く、黒く、呑まれていく恐怖。 読み終えた後、あなたのスマホが鳴ったら……決して出ないでください。
- 7
- 128
- 全5話ホラー
掲示板
掲示板の投稿はまだありません
