作品
禁じられた恋の終わり。だけど物語はそれで終わらない
《連作小説集》禁じられた恋の結末とその続きの物語
木漏れ日の中でさようなら 古村と真弓は会社の上司と部下の間柄で三年前からいわゆる不倫関係にあった。二人は古村の海外転勤を機に別れようとするのだが……。 思い出を真っ白に染めて 不倫関係を精算した古村と真弓だったが、すでに古村の方はまだ真弓への思いを断ち切れなかった。真弓とはたまに会話するが彼女の態度は別れる前とは違って自分に対して妙にそっけない態度を取っている。しかしある日真弓が突然話しかけてきた。 月と地球 三年ぶりに日本に帰ってきた『私』は空港でひらいた同僚のメールでかつての部下であり不倫相手でもあった女が退職した事を知る。彼は予約していたホテルの部屋に入って明日の仕事のために早速ベッドで寝ようとするが、かつて不倫相手と一緒にこのホテルに泊まった事を思い出し心が乱れて眠れなくなる。彼は酒の力で眠ろうとホテルの地下のバーに行ってカクテルを注文したが、二杯目を頼もうとした時、ふと店内を見てカウンターの隅にかつての不倫相手が座っていることに気づいた。 パーフェクトエンド 夫の不倫を知ってから彼女の心は乱れた。 今を生きる 古村と別れた真弓。自分から別れを切り出したくせにいまだに未練の態度を隠せない古村とは逆に彼女は古村にまるで関係などなかったように接していた。しかしそれはあくまで表面上のことでその裏で彼女は苦しんでいた。
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- 全5話ロマンス
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