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かぜの帽子(内省エッセイスト)

フォローすると「自分の見え方」が少しずつ変わります|note1,111日連続投稿|kindle14冊・ベ…

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作品

「私のこと愛してるなら、これ全部食べれるよね…?」食卓系恋愛ホラー

食卓系恋愛ホラー「全部、食べてね」 【完結】

マッチングアプリで出会った、美しく優しい女性・優衣。 几帳面で料理上手な彼女に惹かれ、何度かデートを重ねたのち、 ついに「運命の人しかおうちに入れないの」と告げられ、彼女の部屋に招かれた“僕”。 待っていたのは、心のこもった手料理と、満ち足りた静寂。 けれどその水面に、浮かぶ一本の髪の毛。 襖の奥から放たれる、気づかれぬ“気配”。 そして── 「ありがとうって言ってもらえるとね、わたし、壊れずにすむの」 食べさせることが愛情なのか。 食べさせられることが服従なのか。 残すことは裏切りなのか。 その一日が終わるとき、“運命の胃袋”はもう、後戻りできない。

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「生き残りたければ美しくなりなさい」近未来ルッキズム小説

顔なしの国~美区と醜区~【完結】

2045年、日本。 「美しさ」が数値化され、人間の価値が決められる時代が訪れた。 肌のきめ細かさ、顔の左右対称、瞳の比率、骨格、姿勢。 すべてがスキャンされ、美醜スコア(BVS)として表示される。 スコア80以上の者は“美区(びく)”で暮らし、 仕事も恋愛も地位も手にすることができる。 逆にスコア50以下の者は“醜区(しゅうく)”へ強制送還される。 古びた団地と冷たい街灯、ゲートによる移動制限。 マスクで顔を隠しながら、灰色の空の下で生きるしかない。 間島智也(まじま・ともや)、33歳。BVS42。 スコアは、鏡に映るクマのある目元、歪んだ口角、油を帯びた肌に反応し、数字が動くたびに小さく心が沈んでいく。 美区に行ける可能性は絶望的だ。 職場でイケメン同僚のスコア更新報告に笑い声が上がり、 SNSでは「スコア85達成」「完璧な黄金比」などの投稿が次々と流れる。 「美しさがあれば、人生が変わる。」 皆が当たり前のように信じて疑わないその言葉が、智也にはただ遠かった。 だがある日、街の巨大モニターに流れたニュースが空気を変える。 「美醜スコア70以上の美容施術常連者に原因不明の顔面炎症が発生」 SNSインフルエンサーの“完璧だった顔”が歪む映像がリピートされる。 街中で、画面にくぎ付けになる人々の目が揺れる。 「美しい者だけが感染する」という噂が、ひそかに広まり始める。 それは小さな亀裂だった。 だがこの“美しさを絶対とする世界”に、その亀裂は静かに広がっていく。 美しさを持つ者が次々と姿を消し始める中、 “美を持たない者たち”は街でその変化を見つめていた。 醜区の暗い部屋で、ゲートの赤い光に照らされながら、 智也の胸にある疑問が生まれる。 「作り物の美しさが奪われるとき、この世界はどうなるのか。」 そしてその答えが訪れたとき、 智也は、自分の顔と、社会の本当の姿を見ることになる──

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