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ゼロの紙 /歌人

ダ・ヴィンチ誌でエッセイ連載後、歌集刊行。note公式コンテスト#推したい会社 創作大賞ベス…

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作品

うたたねからめざめたら ぼく なまえをなくしていたみたい

なまえをさがしています

ぼくはある日とある森でめざめていた。そのときぼくはじぶんの名前をどこかにおっことしてしまったみたいにおもいだせない。その森でふくろうおじさんやさんかくぼうしのおじさんとりす、はもにかにすんでるおんなのこ なんでもめでだしめでたしというおじさんたちとであう。でもみんなは名前自体を知らないからがっかりするのだけど。そんな時、森にすてられていた絵本のなかからひらがなたちが、風に蝶のように舞う。みんなでそれを追いかけていたら、ぼくはなまえをどこかにおっことしていたことも忘れていた。それよりもたいせつなものをみんなからもらっていることにきづいてゆく。みえないけれどそこにあるものと戯れるようにみんなの時間がふれあってゆく。

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  • 122
  • 1現代ファンタジー
完結

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