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柴犬アン

マニアを卓越して、柴犬変態を目指しています Shiba Inu novel / talking dog / Animal Ficti…

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作品

固定された作品

あの日、僕たちは校則に焼き殺された

燃やされてもまだ歩く1万匹のパトラッシュたち

猛暑が続く日本。 熱中症警戒アラートが鳴り響く中、子どもたちは今日も同じ「白いシャツ」を着て、アスファルトの上を歩く。 「みんな我慢している」という呪文のような言葉が、子どもたちのSOSをかき消していく。 ある日、ロボット研究部を夢見る少年・ハルが試験中に倒れ、彼の未来は一変する。 性自認に悩み、スカートを履くたびに自分を消される感覚に陥るミナト。 そして、中学時代に「黙る練習」をさせられすぎた結果、大人になっても声を上げられず心を壊すソウタ。 これは、1万人の犠牲と100万人の後遺症を生んだ「制度という名の災害」に立ち向かう、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちの、痛切なる叫びの記録である。

  • 19
  • 163
  • 81仕事・人間ドラマ

青は夜に返る—法の内側で

🌙透明水彩の怪盗 🖋️— 夜だけの海

名画から“青”だけが消える連続事件。 市立近代美術館で犯行を目撃した月白ルナ警部補は、関西弁の警察犬アンと追跡に移る。 残された手掛かりは、市営プールの回数券の半券と、三日月形の滲み。 辿り着いた廃プールで、怪盗マリンの正体が生き別れの双子・月白ウミだと知る。 ウミは「昼は原状、夜だけ壁に海を返す」という“共有の場面”を仕掛けていた。 所有と約束の板挟みで迷うルナは、手続きと責任を引き受けて“夜だけの海”を成立させる。 次の満月、二人は公開検証で正面から同じ青を証明しに行く。

  • 19
  • 143
  • 1ミステリー
完結

フリーズした瞬間、しっぽが震えて恋が走り出す

しっぽがいちばん良かった🐕🐾🐾

うちは柴犬のアン。 飼い主のユメコは、六畳の机で恋愛マンガを描く若いマンガ家や。 今夜は最新アプリ「アドベ イラストーン52」をお試し中。 AIがテンプレ提案してくるけど、ユメコは恋の経験がなくて、どれも心に合わへん。 とうとうAIがすねて固まったから、うちはしっぽで合図して言うたんや。 「胸から一語ずつ、素直に言うてみ」 ユメコはマイクに向かい、小さな声で好きのかたちを話しはじめる。 すると画面の色がふわっと変わって——次の一秒、何かが鳴る。 送信のランプが淡く光って、進捗バーは99%で止まったまま。 うちは息をひそめてしっぽを止める。 次に震えるんは、スマホか、胸か——。 ユメコも小さくうなずいた。

  • 15
  • 74
  • 1現代ファンタジー
完結

肉球プロンプトで入稿🐾🖊️

😻にゃんプロンプト🐈🐾🐾

締切の夜、背中でおとなしく見守っていたはずのわたくしが、つい肉球で「保存しません」を選んでしまいましたの。 慌てるコハル、軽やかに歩くわたくし。 カメラがぱちぱち、肉球と尻尾、コーヒーの輪染みまで白い画面に並び、やがて生成AIが起動。 わたくしの“にゃ”は詩のような指示書に変わり、一枚の群青が息をはじめますの。 コハルは余計を足さず、そのまま入稿。 右下の小さな肉球印を添えて受賞を頂戴して、学びましたわ。 最初に保存、つぎに愛、それから創作。 鳴き声は、いちばんやさしい合図ですの。

  • 17
  • 230
  • 1現代ファンタジー
完結

言葉にできなかった気持ちが、紅茶の湯気にまぎれてあふれ出す

🐶きらめきオフィスと魔法のマグカップ🐕🐾

静かなオフィスで、今日もひとり物語を書くルミ。 ピンクとブルーの髪を揺らしながら、彼女は亡き祖母の形見――白いマグカップに紅茶を注ぐ。 しゃべる柴犬・あんちゃん、空を泳ぐ魚、虹色の妖精たち。 現実と想像が交差する創作空間で、言葉にならなかった“ありがとう”を綴る物語が始まる。 やさしく、あたたかく、静かに胸を打つファンタジー。

  • 47
  • 335
  • 1現代ファンタジー
完結

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