大阪大学がオルタナ投資強化、数年で6割に急拡大へ-現預金はゼロに

  • プライベートクレジットなど4資産に15%ずつ-250億円の長期的資金
  • 昨年10月に資金運用室を設置、GPIF宮園元理事長ら運用管理委に招聘

大阪のビル群

Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

大阪大学は資金運用を大幅に見直す。長期資金約250億円のうち、今後3-5年程度で6割をプライベートクレジットを含むオルタナティブ(代替)資産に振り向ける。現在約4割ある現預金はゼロにする。インフレへの抵抗力も高めながら収益拡大を目指す。

  昨秋、最高投資責任者(CIO)に就任した長谷川英俊氏は、「オルタナティブを中心としたポートフォリオの構築が私のミッションの一つだ」と述べた。具体的にはプライベートクレジットのほか、プライベートエクイティー(PE、未公開株)、不動産、インフラにそれぞれ15%ずつ配分する考えだ。流動性が低い反面、比較的高いリターンが見込めるオルタナ投資を拡大する。