中居正広「先輩」からの言葉 6年生が考えた創立120周年イベント
創立120周年を迎えた神奈川県藤沢市立明治小学校で16日、記念セレモニーが開かれた。6年生135人が1年がかりで準備してきた式典で、学校の歴史を調べた発表や卒業生らの動画インタビュー、地元商店とコラボしたオリジナルのパンやどら焼きの販売などで、保護者や住民らをもてなした。
同小は儒学者小笠原東陽の私塾を前身に、1903(明治36)年に明治村立尋常高等明治小学校として創立され、今年度が120周年にあたる。
1学期にそのことを知った6年生たちが「お祝いのイベントを開きたい」と、総合学習の時間を使って企画を練ってきた。
特に力を入れたのが、地元商店とのコラボグッズの制作だ。地元で愛されているお店に児童が出向いて「商談」し、特製のカレーパンや明治小の焼き印入りのどら焼き、児童がデザインしたTシャツなどを作ってもらった。
広報担当の太田亜美さん(12)らによると、イメージしたのは「フェス」だという。
自分たちだけでなく、120年間の歴史に関わったかつての児童や地域の人たちと世代を超えて集まり、喜びを分かち合いたい――。そのために来場者が一体感をもてるグッズやもてなしを考えたという。
昨年11月に「プレフェス」を開催。本番の今回は手作りポスターを千枚つくり、路線バスにデジタル広告を出した。会場の体育館は約560人の来場者であふれかえった。
そんな児童たちの熱い思いが届き、式典には卒業生でタレントの中居正広さんが動画でメッセージを寄せた。
中居さんは子どもたちに「好きなものを何か一つでも見つけてほしいなって思います」と語りかけ、「好きなことがあると我慢ができる。僕は野球が好きで、友だちを守ったり、自分が犠牲になって友だちを際立たせたりということを、大好きな野球だから学ぶことができました」と話した。
「今度僕と街で会ったら、明治小の子は『中居さん』でも『中居くん』でもなく『中居先輩』と呼んでください。ちゃんと振り向きます」
小野田孝子校長は「子どもたちの頑張りが誇らしい。多くの人に支えられて今の自分たちがあるという120年の重みをしっかり受け止めてくれた」と目を細めていた。
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