美山の女性3人「農作物守る」 モンキーバスターズ結成
2020年7月9日 05時00分 (7月9日 09時37分更新)
エアガンで威嚇に効果
サルによる農作物被害を減らすため美山のお母ちゃんが立ち上がった−。JA福井県美山支店管内の女性三人が、威嚇用の電動エアガンを手に「モンキーバスターズ」を五月に結成した。「連携しながら追い払って効果も出ている」と意気込む。 (長谷川寛之)
三人は、いずれも福井市計石町の石村昌子さん(74)=リーダー、木下たつ子さん(68)、伊井美由紀さん(67)。
地区の畑では、これまでジャガイモやタマネギ、大豆、ナスビなどさまざまな作物が被害に遭っている。資材の支柱が倒される被害も出ている。三人は「サルは畑にネットをしていても、まくり上げて入る。収穫時期になると食い荒らされる。本当に賢い」と何度も煮え湯を飲まされてきた。
三人は同JA美山支店の営農指導員からサル撃退の指導を受けてモンキーバスターズを結成。サル出没の情報があれば連絡を取り合ってエアガンを携えて駆けつけ、「コラー」「どっか行け」といった怒声とともに威嚇発砲して追い払う。
六月中旬にはサルが連日出没していたが「六月下旬からは出なくなった」(石村さん)。一定の効果が出たとみているが、間もなくトマトやスイカが収穫期を迎えることもあり警戒を強めている。
石村さんは「今年はとくに多い。複数人でまとまって追い払うと効果があるので、今後も続けていきたい」と、被害減少の日へと「照準」を定めている。
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