教育勅語を「見事」 高市総裁の介入強まる? 文科省から警戒の声

自民党の総裁室の椅子に座る高市早苗総裁=同党本部で2025年10月4日午後7時、渡部直樹撮影
自民党の総裁室の椅子に座る高市早苗総裁=同党本部で2025年10月4日午後7時、渡部直樹撮影

 自民党の総裁に選ばれた高市早苗氏に対し、文部科学省内から警戒の声が上がっている。高市氏は幼少期に家族から教育勅語を繰り返し教わり、ホームページでその価値観を「現代でも尊重するべき」と訴えている。政権運営の枠組み次第では首相に就く可能性が高く、折しも学習指導要領の改定期を迎える中、省内からは「教育への介入が強まらないだろうか」との懸念も漏れている。

教育勅語を「尊重するべき正しい価値観」

 高市氏がホームページに掲載しているコラムをさかのぼると、2012年8月17日の「『美しく強い日本』へ①:日本民族の素晴らしさ」と題した文章で「敗戦後の占領期にGHQ(連合国軍総司令部)が違法に行った最高法規の変更や社会システムの解体、教育勅語の廃止などにより、多くの良き精神文化が衰退してきた」と説明している。

 また、12年9月3日には「『美しく強い日本』へ⑩:国家の基本は教育」と題し…

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