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無実の叫び 袴田事件

死刑が確定しながら無実を訴え続けてきた袴田巌さん。やり直しの裁判(再審)の行方を追います。

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無実の叫び 袴田事件

「捏造断じたことは強い不満」検事総長の談話全文 袴田事件控訴断念

畝本直美検事総長=東京都千代田区で2024年7月9日午後7時56分、渡部直樹撮影
畝本直美検事総長=東京都千代田区で2024年7月9日午後7時56分、渡部直樹撮影

 1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ死刑が確定した袴田巌さん(88)に対するやり直しの裁判(再審)の静岡地裁・無罪判決について、検察当局は8日、控訴を断念すると発表した。畝本直美検事総長は談話を出し、静岡地裁の無罪判決について「捜査機関の捏造(ねつぞう)を断じたことは強い不満を抱かざるを得ない」と指摘。その上で、「袴田さんが法的地位が不安定な状況に置かれてきたことに思いを致した」とした。談話の全文は以下の通り。

○結論

 検察は、袴田巌さんを被告人とする2024年9月26日付静岡地方裁判所の判決に対し、控訴しないこととしました。

○23年の東京高裁決定を踏まえた対応

 本件について再審開始を決定した23年3月の東京高裁決定には、重大な事実誤認があると考えましたが、憲法違反等刑事訴訟法が定める上告理由が見当たらない以上、特別抗告を行うことは相当ではないと判断しました。…

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