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【読書感想文】紛争地で「働く」私の生き方

こんにちは、T.Adachiです。
今回は読書感想記事で「好きなコンテンツを語ろう」キャンペーンに応募します!

1.はじめに - 書籍紹介

NPO「アクセプト・インターナショナル」代表の永井陽右氏の著作、
『紛争地で「働く」私の生き方』を読んだ学びや気づき、感想をまとめました。

紛争地で憎しみの連鎖を解く前代未聞の挑戦。
著者は、「テロや紛争のない世界」の実現をビジョンとして掲げ、ソマリアやイエメンといった熾烈な紛争地の最前線において、テロ組織からの投降兵や逮捕者を脱過激化し、社会復帰へ導くという活動を続けている。
既存の武装解除プログラムが全く通用しないテロ組織へのそうした取り組みは、国内外で高く評価されているが、それは常に、仲間の死や絶望と隣り合わせのなかでおこなわれている。それではなぜ、著者はこれほどまでに危険な仕事に向き合い続けるのか?

〈Amazon商品ページより〉

2.本書の魅力

第一章の目次にある「エル・ブール奪還作戦」はアニメのエピソード名のような印象で引き込まれました。しかし本書の舞台は紛争地だという現実を突きつけられます。
私は5年ほど前にアクセプト・インターナショナルや永井陽右さんの活動を知り、"こんな凄いことしていて世界的にアピールでき団体が日本にあるんだ!"と驚きながら、直ぐに継続寄付や専門スキルでのボランティア支援(プロボノ)を始めました。今まで関わってきた経緯もあり、現場の生々しい描写がより強くリアルに響きます。ソマリアやイエメンで出会う元兵士たちの心の揺れ、想像を超える危険と隣り合わせの現地での活動。後半の第5章『理想と現実のはざまで』では、永井さんの苦悩がより深く描かれています。そんな中でも「武力ではなく対話」を貫き、「やるべきことをやる」という姿勢には、何度も心を打たれます。

3.アニメと重なる場面

一方私は安全な場所(日本)で、戦争を題材にしたアニメやゲームにも時間を割いています。例えば機動戦士ガンダムシリーズの中の『鉄血のオルフェンズ』では、主人公たち少年兵が前線に駆り出され、排除・抹殺されてしまう展開があります。この姿が、テロ組織に加わっていて社会復帰を目指す現実の若者達と重なりました。

また、アニメPSYCHO-PASSの主人公(常守朱)たちが理不尽な状況下でも“正義”を問い続ける姿は、永井さんの姿勢に通じるものがあります。
漫画『MONSTERではクライマックスで"終わりの風景"というのが出てきますが、

「紛争地の現場にいると、私は自分が死ぬときの景色を想像する。」
「自分が死ぬ際に見る風景とはどのようなものだろうかと、」
「私たちが行う仕事の領域では、あまりに死が近すぎる」

〈第5章「煩悶する日々」より〉

といった文章を見た時、この漫画の場面を思い出しました。

しかしこれは現実の世界での話で、そんな生易しく語れないですよね。異世界転生でもなく別の世界線でもなく、私達がいる同じ地球上のことです。

「日本のような安全な場所にいるあんたに、一体何が分かるんだ」

〈第5章「煩悶する日々」より〉

と言われている通り、(私たちへの言葉では無いにせよ、)私に永井さんの苦悩を計り知ることは、同じような経験をしない限りきっとできない。ただ、私がこのようなアニメや漫画を見ていたことも、永井さん達の活動に共感して応援したいと思い、直ぐに支援活動を始めたきっかけに繋がっていたのかもしれません。


4.現在の世界情勢と NPO の意義

現在、ヨーロッパや中東の情勢は悪化し戦争・紛争が拡大している状況ですが、以前はただ報道を見て嘆き、自分の無力さを痛感していました。しかし、今は永井さんやアクセプト・インターナショナルが希望の灯となっています。
今まで誰もアプローチ出来なかった平和実現への糸口を見つけ出し、元テロリストたちを"排除"ではなく"受け入れる(ACCEPT)"という発想を転換し、
誰もがやりたがらない・できないからこそ自分たちが挑む、前例がなければ自分達で作る、といった使命感とアグレッシブな姿勢で活動を続ける永井さん率いる希少な団体は世界的な評価も高くなってきています。

「ソマリアは世界中の誰からも相手にされないほど危険すぎる場所なのに、一体君に何ができるのか、」
「英語も話せないうえに経験もないのに、そんな人間がソマリアに行ったところで、周りに迷惑をかけることになるだけだよ、」

〈第4章「ソマリアとの出会い」より〉

十数年前、大きな問題意識を持ちながら、周りの大人たちに反対されても立ち上がり世界平和のために活動を続けてきた青年は、今は国連と連携・協力して憎しみの連鎖を断ち、世界の紛争を解決する第一人者になっています。更に国際規範制定に向けた取り組みも進めています。
今までで出会った中で一番カッコイイと思える人です。
その応援したい・力になりたい気持ちは、ある意味"推し活"と同じなのかもしれません。しかし非常に危険な活動ですから、永井さんや団体職員の方の無事・安全を願わずにはいられません。

5.私の支援活動経験

私がこの団体を知ってから、自分の専門スキルを活かして情報システム面のサポートを行い、同時に寄付も続けてきました。
例えば、

  • 公式サイトの軽量化・表示速度改善
    →「PageSpeed Insights」で計測し、20%台から80%台に改善

  • 寄付決済システムの不具合修正、機能追加、UI改善、セキュリティー強化

  • 事務作業の効率化・自動化プログラムの作成

  • 職員・メンバーのセキュリティーガイドラインの策定、資料作成

  • チームマネジメント

初めはうまく対応できるのか貢献できるのか不安でしたが、職員の方と相談しながら進めて、徐々に手応えを感じていきました。

「フリーランスのプログラマーやデザイナー、」
「本当に数え切れないほどの人々にも支えられている。」

〈第6章「おわりに」より〉

ここで私の事も書かれている事がわかり、嬉しくなりました。

6.今後に繋げたいアクション

本書を読んで、改めて永井さん達NPOのことをもっと支援したい、またより多くの人にこのNPOや活動を知ってほしいと思うようになりました。
興味を持っていただけた方、共感いただけた方は例えば
・公式サイトやSNSなどで情報を確認する
・説明会イベントに参加する
など是非ご検討ください!
私たち一人ひとりの小さな声援・支援が、紛争地で奮闘する人々への大きな力になります。本書を開き、「受け入れる」姿勢が切り開く新しい国際社会を共に目指す仲間が増えてくれると嬉しく思います。

7.参考リンク

『紛争地で「働く」私の生き方』の読書感想記事は以上になります。
最後に、著者である永井さんのサインを載せておきます。😉

最後まで読んでいただきありがとうございます!


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