終末、推しを拝みに行く
世界なんてどうでもいい、推しに会いたいの!
これは、終末に推し活をする物語――。
大災害で何もかも止まってしまった日本。
避難所で茫然としていた日向は、推しが最後に残した言葉を思い出す。
「数日以内に大きな地震が来るわ。よかったら、会いに来てね」
預言系のバーチャルアイドルであるシンシアは、震災の数日前、自らの居場所と共にそう告げていた。
どうせ何もなくなったのなら、推しを拝みに行こう。
日々に疲れていたOLは、推しに会うために歩き始めた。
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