【第4回】黒い画面でAIと話す——Claude Codeという世界
アプリが突然動かなくなった。原因がわからない。
少し上級の話をする。
「上級」と言っても、難しい話をしたいわけじゃない。
**こういう世界がある**、ということを知ってほしいだけだ。
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## ターミナルって何?
黒い背景に白い文字が流れる画面を見たことがあるだろうか。
映画でハッカーが使っているやつだ。あれが「ターミナル」だ。
普通のAIはブラウザで使う。画面を開いて、文字を打って、返事をもらう。
Claude Codeはそのターミナルで動く。キーボードだけで、AIと会話しながら作業を進める。
「なんでわざわざそんな使い方を?」と思うかもしれない。
私も最初はそう思っていた。
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## 使ってみてわかったこと
Claude Codeを使って一番驚いたのは、**プロジェクト全体をAIが把握してくれる**ことだった。
ブラウザのAIは、基本的に「今この会話」しか知らない。
毎回「これはこういうプロジェクトで……」と説明し直す必要がある。
Claude Codeはフォルダごと読み込んでくれる。
ファイルが何十個あっても、全部把握した上で答えてくれる。
「あのファイルのあの部分を直して」と言うだけで、場所を探して、修正して、確認までしてくれる。
作業の流れが、まったく変わった。
実際にこんなことがあった。
私が開発しているWebアプリ「Minute Zero」には、業種別のHTMLファイルが7つある。
あるとき、全ファイルに同じ修正を加える必要が出てきた。
ブラウザのAIなら、7回同じ作業を繰り返すところだ。
Claude Codeは「7つ全部に同じ修正を入れて」と一言伝えるだけで、まとめてやってくれた。
かかった時間は数分。自分でやっていたら1時間はかかっていた作業だ。
もうひとつ、忘れられない場面がある。
アプリが突然動かなくなった。原因がわからない。
ブラウザのAIに聞こうとしたが、関係するファイルが複数あって、どこから説明すればいいかもわからなかった。
Claude Codeに「動かないんだけど原因を探して」と伝えただけで、複数のファイルを横断しながら原因を見つけてくれた。
自分ひとりなら、どのファイルを疑えばいいかすら見当がつかなかった。
「プロジェクトを丸ごと知っている相棒」がいる、と初めて実感した瞬間だった。
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## 正直に言う、セットアップは大変だった
ただ、使い始めるまでが大変だった。
インストールの手順がある。設定がある。
画面はすべてターミナル。エラーが出ても、何が起きているかわかりにくい。
ElevenLabsで「英語のUIに挫折した」話を第2回に書いた。
Claude Codeのセットアップは、あの比じゃないくらい手こずった。
でも、乗り越えたら別世界だった。
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## 初心者へのメッセージ
これを読んでいる人に、すぐClaude Codeを使ってほしいわけじゃない。
ただ、こういうことを伝えたかった。
ElevenLabsで挫折して、ChatGPTで「便利だな」と思って、Claudeで文章が変わった。
その先に、ターミナルでAIと作業する自分がいる。
**1年前の自分には、想像もできなかった。**
AIとの付き合い方は、使い続けるうちに勝手に深くなっていく。
最初の一歩さえ踏み出せば、あとは自然についてくる。
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## 今日の問い
あなたは今、AIとどんな付き合い方をしているだろうか。
まだ「触ったことがない」でもいい。
「ChatGPTを少し使ったことがある」でもいい。
どこにいても、次の一歩は必ずある。
次回は最終回。「AI習慣を続けるコツ」について話す。
毎朝5時に起きて、AIと向き合い続けてわかったことを書く。
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*「AI初心者が最初にやること」シリーズ、毎朝5時55分に更新中。*
*読んでくれてありがとう。また明日の朝に。*

