Substackで最初に決めるべき、たった「ひとつ」のこと
Substackを始めようとすると、最初に気になることがたくさん出てきます。
Publication名はどうしよう。
プロフィールには何を書くか。
最初の記事は何にしよう。
有料も最初から必要かなぁ……とか
もちろん、どれも大事す。
でも、いちばん最初に決めるべきことは、そこではありません。
もっと手前にあります。
それは、
あなたのSubstackは、誰に、何を届ける場所なのか?
ということです。
ここが曖昧なまま始めると、記事のテーマも、プロフィール文も、購読ボタンの言葉も、全部ぼんやりしてしまいます。
逆にここが決まると、Substack全体に一本の軸が通ります。
Substackで最初に決めるべきこと
Substackは、ただ記事を置く場所ではありません。
メールで読者に直接届き、記事、Notes、音声、動画、チャットなどをひとつの場所にまとめられる、自分のメディアのような場所です。
だからこそ、最初に決めるべきは「何を書くか」よりも、
「誰のための場所なのか」
です。
発信を始めるとき、多くの人は「自分が何を書けるか」から考えます。
AIについて書きたい。
キャリアについて書きたい
子育てについて書きたい
副業について書きたい
読書メモを書きたい
もちろん、書きたいテーマがあるのはめちゃくちゃいいこと。
でも、それだけだと読者には届きにくいんです。
なぜなら読者が知りたいのは、
「あなたが何を書きたいか」ではなく、
それは自分に関係ある話なのか?
だから。
たとえば、
「AIについて書きます」
だけだと、広すぎる。
でも、
「ChatGPTを仕事に使いたいけれど、専門用語が多くてついていけない非エンジニア向けに、実際に使えるAI活用をわかりやすく届けます」
なら、読むべき人がはっきりする。
「あ、これは自分のための発信だ」と思ってもらえます。
Substackで大事なのは、最初から大勢に広く届けることではありません。
まずは、
「この人の発信は自分に関係がある」
と思ってくれる読者に見つけてもらうことです。
読者を絞ると、むしろ届きやすくなる
「読者を絞りましょう」と言うと、少し不安になる人もいます。
「絞ったら、読んでくれる人が減るんじゃないですか?」と。
でも、発信では逆のことがよく起きます。
広すぎる発信は、誰にも刺さりにくい。
たとえば、
「働く人のためのキャリア論」
よりも、
「40代で会社員を続けながら、自分の専門性を発信に変えたい人のためのキャリア論」
のほうが、対象は狭いです。
でも、その読者にとっては強く刺さります。
「まさに自分のことだ」と思えるからです。
広げるほど届かない。絞るほど刺さる
Substackの最初の目的は、何万人に見つけてもらうことではありません。
もちろん、僕だって本音ではいきなり1万人フォロワーさんがついたら嬉しいです(笑)
大事なのは、まずは濃い読者に見つけてもらうこと。
この記事を読めば、自分の悩みが少し軽くなる
この人を追いかけていけば、次に何をすればいいか見えてくる
そう思ってもらえるアカウント設計が大切です。
では、何を考えればいいのか。
最初は、たった2つで十分です。
1つ目は、
自分の発信は、どんな人を集めたいのか。
2つ目は、
なぜその人は、自分の発信を読んでくれるのか。
ここを言葉にしておくと、プロフィールも、Aboutページも、最初の記事も書きやすくなります。
たとえば、
「発信を頑張りたい人」
では、まだ広すぎます。
でも、
「noteやXで発信しているけれど、自分の読者リストを持てていない個人発信者」
なら、かなり具体的になります。
さらに、
「Substackを使って、自分のメディアと読者リストを育てる導線を作りたい人」
まで言えれば、読者は自分に必要かどうかを判断できます。
読者は、ただ情報を探しているわけではありません。
自分の状況をわかってくれて、次の一歩を見せてくれる人を探しています。
だから、発信者側も「何を書くか」だけでなく、
その人が読む理由
まで考えておく必要があります。
1文にすると、発信の軸ができる
「読者」と「届ける内容」が見えてきたら、それを1文にまとめます。
型はこれです。
わたしは、【ターゲット読者】が【得たい変化】を得られるよう、【発信テーマ】について届けています。
たとえば、Substackをテーマにするなら、
わたしは、noteで発信しているけど、読者リストを持てていない日本人の個人発信者が、自分のメディアを育てられるよう、Substackの始め方・導線設計・発信戦略について届けています。
こんな感じです。
この1文があると、発信がぶれにくくなります。
毎回、言うことがバラバラにならないように、同じメッセージが自然に伝わる状態を作っておくことが大事です。
1文で軸を作る
「登録したら何が届くのか」をはっきりさせる
Substackでは、ニュースレターを届けるためには「無料購読」ボタンを押してもらう必要があります。
そのとき読者は、無意識にこう考えています。
「登録したら、何が届くの?」
ここが曖昧だと、登録されにくくなります。
たとえば、
「日々の気づきをお届けします」
だけだと少し弱い。
何の気づきなのか。
誰に役立つのか。
読むと何が変わるのか。
そこが見えにくいから。
一方で、
「noteで発信している個人発信者向けに、Substackで読者リストを育てるための実践記を週1回お届けします」
なら、かなり具体的です。
読者は、自分に必要かどうかを判断できます。
購読してもらうために、強い売り込みは必要ありません。
ただ、
誰に向けて、何を、どのくらいの頻度で届けるのか。
それをわかりやすく書くだけでいいのです。
Substackと聞くと、有料ニュースレターを思い浮かべる人も多いと思います。
でも、最初から有料化を急がなくても大丈夫です。
最初は、無料で読んでもらいながら、
「この人の発信は役に立つ」
「続けて読みたい」
「自分の状況をわかってくれている」
と思ってもらうことが大切です。
有料化は、読者との関係が育ってからでも遅くありません。
最初にやるべきことは、課金導線を作ることではなく、
このアカウントは誰のための場所なのかを明確にすること
です。
ここが決まっていないまま有料プランを作っても、読者はなぜ払うべきか判断できません。
まずは無料発信で信頼を積み上げる。
そのうえで、もっと深く知りたい人向けに、有料の選択肢を用意する。
この順番のほうが自然です。
まとめ
Substackを始めるとき、最初に決めるべきことは、デザインでも、有料プランでも、投稿頻度でもありません。
まず決めるべきなのは、
誰に、何を届けるアカウントなのか
です。
読者は誰なのか
その人は何に困っているのか
このSubstackを読むと何が変わるのか
なぜあなたから読むべきなのか
無料購読すると何が届くのか
ここが決まると、プロフィールも、Aboutページも、記事テーマも、導線も、自然につながります。
Substackは、発信を流して終わる場所ではありません。
自分の読者リストを育て、読者との関係を少しずつ深めていく場所です。
だから、最初の一歩はシンプルです。
誰のための場所なのかを、はっきり言葉にする。
そこから、あなたのサブスタライフは始まります。
ちなみに、こういう「誰に、何を届けるか」の整理は、Substackだけでなく、noteやXでも同じです。
しばじゅん編集部では、発信テーマ、読者設定、noteやSubstackなどのSNSから収益につなげる導線づくりまで、一緒に考えています。
一人で書いて、一人で迷う時間を減らしたい方は、こちらも見てみてくださいね。






「広げるほど届かない。絞るほど刺さる」 これ、発信を始めたばかりの人が一番陥りやすい罠ですよね。Substackに限らず、すべてのメディアで通用する再現性の高い本質ですね!