特徴
体地色は淡い灰褐色。外套膜の縁に沿って淡い青色の帯が入り、その内側に暗紫色の斑点が散在する。斑点の周囲と背面中央部に黄色〜橙黄色の外套腺が並ぶ。背面中央には不透明な白い小点が多数散在する。
触角は灰褐色で、基部は半透明の灰色。鰓も灰褐色で6枚の単羽状鰓葉をもつ。
体長13 mm程度に達する。
分布
模式産地はボンベイ(現ムンバイ)、インド。インド西海岸からアンダマン諸島、ベンガル湾にかけて記録がある。
種小名の由来
種小名 bombayanus は模式産地であるインドのボンベイ(Bombay、現ムンバイ)に由来する。
補足
イロウミウシ科(Chromodorididae)に属する。カイメンを食すと考えられる。
もともと Glossodoris bombayana Winckworth, 1946 として記載され、その後 Chromodoris 属を経て現在の Goniobranchus 属に移された。
Chromodoris naiki Á. Valdés, Mollo & Ortea, 1999 は本種のシノニムである。C. naiki の記載論文では、インドの国立海洋研究所(ゴア)の Chandrakant G. Naik 博士に献名されたと記されている。
近縁の Goniobranchus kitae に似るが、本種は背面中央にも黄色の外套腺があること、背面中央に白い小点が散在すること、鰓葉が6枚(G. kitae は8枚)であることで区別できる。]]>