「購読者」は数字じゃない。
海外No.1ニュースレターから学ぶ、“読まれるSubstack”の作り方
フォローと購読の違いが、少しずつ見えてきました。
Substackを触り始めると、
「まずは購読者数を増やすことが大事なんだな」
と感じる人も多いと思います。
実際、それ自体は間違っていません。
ただ、ここでひとつ気をつけたいことがあります。
それが、「数字だけを増やす」方向に行ってしまうことです。
たとえば、無理な相互購読。
もちろん最初の交流としては悪くありません。
でも、読まれない購読者ばかり増えてしまうと、
開封率が下がる
反応が減る
“読まれているニュースレター”として育ちにくくなる
という状態にもつながります。
Substackは、単に登録者数を競う場所というより、
「読み続けてもらえる関係」を育てる場所に近い。
だからこそ、
数字以上に大事なのが、
“誰が、なぜ購読してくれているのか”
なんだと思っています。
今回は、
僕がずっと参考にしている
レニー・ラチツキー(Lenny Rachitsky)の事例をもとに、
「本物の資産になる購読」
について考えてみます。
1. レニーが作ろうとしたもの
レニーは、Airbnbでプロダクト担当として働いたあと、独立してSubstackを始めました。
彼が作ろうとしていたのは、
単なる“フォロワー数”ではなく、
「自分の読者と直接つながれる場所」
だったように見えます。
SNSは便利です。
ただ、アルゴリズムや仕様変更によって、
届き方が変わることもあります。
その中で、
「読みたいと思ってくれる人に、直接届けられる」
という読者リストの価値は、
年々大きくなっている気がします。
2. 大勢ではなく、“具体的な一人”に向けて書く
レニーの初期の記事を見ていると、
大衆向けというより、
「いま困っている誰か一人」
に向けて書かれている感覚があります。
特定の悩みに対して、
かなり熱量高く答えている。
だからこそ、
「これは自分のための記事だ」
と感じる読者が増えていったのだと思います。
Substackって、
バズよりも、
“深く刺さる”
の方が強い場所なのかもしれません。
3. すぐに売ろうとしなかった
レニーは、かなり長い期間、
無料で発信を続けていました。
その間にやっていたのは、
読者の中に
「この人の文章は読みたい」
という信頼を積み上げること。
Substackを見ていると、
強いニュースレターほど、
最初に「販売」が来るというより、
先に
「この人の発信を追いたい」
が積み上がっている印象があります。
有料化は、
その後に自然と生まれているケースが多い。
だから僕自身も、
まずは無料で、
ちゃんと読まれるものを積み上げることを大事にしたいと思っています。
4. 過去コンテンツを“入口”に変える
もうひとつ印象的だったのが、
レニーが過去コンテンツをかなり丁寧に整備していたことです。
昔の記事やSNS投稿にも、
ニュースレターへの導線を少しずつ追加していった。
新しい発信を増やすだけじゃなく、
「一度でも自分を知ってくれた人が、
また戻って来れる状態を作る」
これを徹底していたんですよね。
Substackって、
“新規を追い続ける”というより、
「興味を持ってくれた人との接点を深くする」
設計の方が合っている気がしています。
5. 感情より、“観察”で語る
レニーの文章を読んでいて感じるのは、
「熱量」より、
「観察」が強いことです。
強い言葉で煽るというより、
実際に試したこと
データ
具体例
失敗
学び
を淡々と積み上げている。
だから、
読者側も自然と信頼できる。
Substackって、
勢いだけより、
「この人はちゃんと考えてる」
が伝わる方が、
長く読まれるんだと思います。
まとめ
Substackで増やしたいのは、
単なる“登録数”ではなく、
「読み続けてくれる人」
なのかもしれません。
だからこそ、
誰に向けて書くか
どれだけ役立ったか
また読みたいと思ってもらえるか
この積み重ねが、
あとから“資産”になっていく。
僕自身もまだ試行錯誤中ですが、
少なくとも、
「数字だけを追わない」
という感覚は、
かなり大事だと感じています。
PS.レニーについてこんな記事も書いてます。



カイトさん
やはり結局は「人と人の繋がり」なんですよね!
他のSNSでは味わえないその部分をもっと楽しんでいきたいと思います!( ´∀`)bグッ!
カイトさん、海外の事例の話をありがとうございます。まだ出会って初日ですが興味深い話なので購読することにしました。
次の記事も楽しみにしています。