6月5日夜の暴落、『米雇用統計が良すぎたから』は正しくない!なぜ?
土曜日の朝、いつものようにコーヒーを淹れてスマホを見たら、ニューヨーク市場の暴落ニュースが目に飛び込んできて、正直少しソワソワしました。
SOXが10%超の暴落、日経先物は3,000円下げ。
土曜日って本来、収録の合間にちょっと一息つける曜日のはずなんですけど、その日は朝から「月曜の朝、視聴者の方は不安だろうな」と、頭の中でぐるぐる回っていたんです。
緊急で動画を撮るかどうか、しばらく迷っていました。
土日に動画を出すと、視聴者の方をかえって不安にしてしまうこともある。逆に何も発信しないと、メディアの「AIバブル崩壊」みたいなヘッドラインだけが残ってしまう。
どっちが正解か分からないまま、まずは自分の頭の中を整理することにしました。
🌱 メディアの解説に違和感を覚えた瞬間
最初に違和感を覚えたのは、メディアの解説を流し見ていた時でした。
意外と多くのメディアで「雇用統計が強すぎたから株価が急落した」と書いてあるんですよね。
たしかにNFP(非農業部門雇用者数)は予想を大きく上回って17.2万人増。数字だけ見れば、シンプルでわかりやすい話に見えます。
でも、本当にそうなのかなと引っかかったんです。
雇用統計が出たのは前日21時半。CFDや先物で一気に下げたあと、いつもなら22時半の現物市場開始後に中身が精査されて、ある程度戻ってくることが多いんです。
でも、昨日は22時半以降も売りが止まらなかった。
これは雇用統計を起点に「だけ」売られたわけじゃないんじゃないか、と思ったのが最初のとっかかりでした。
もっと違う要素が裏で動いている気がして、その日の朝、いつもより少し丁寧に中身を見てみることにしました。
🤔 ただ、ひとつだけ気になっていることがあって
雇用統計の中身を、いつも以上に一つずつ丁寧に拾っていくと、思っていた景色とちょっと違うものが見えてきたんです。
「全体で17万人増えました」というヘッドラインの裏で、増えた中身がどこに偏っているのか。
レジャー宿泊外食、政府部門、医療。この3つだけで、ほぼ全部が説明できてしまうんですよ。
民間部門だけで切り出してみると、実は先月から人数が減っているんですよね。
しかもレジャーの大半は、ワールドカップ特需と言われている部分。一時的に人手が必要になっただけで、終われば剥がれていく数字。
「強い雇用統計」って、本当に強かったんだっけ。
そう思った時、ふっと既視感がありました。
「ヘッドラインだけ見ると強いんだけど、中身を見ると弱い」って、ここ何回かの雇用統計でも続いてたパターンだなと。
そう思って、FedWatchも開いてみました。
次の利上げ予想は2027年3月。雇用統計が出る少し前は2027年1月に利上げ予測だったので、実は雇用統計で利上げ確率が上がったわけではないんですね。
この辺、「米雇用統計 5月度をうけて利上げ予想は26年年内の可能性」と大げさに書いているメディアもありましたが、実体はそうなっていない。
市場は、そもそももう雇用の中身が少しづつ弱くなっていることをもう見抜いている。昨日突然あらわになって慌てた!なんてことはありません。
メディアの解説と、実際の市場の見立てがズレている瞬間でした。
💡 私はこう判断しました
ここまで自分の中で整理できて、ようやく頭がスッキリしてきました。
私の判断は、月曜日にまだ焦らなくていいというものです。
もちろん既に3000円一気に下げていますから、金曜の高値でAI・半導体を信用で掴んだ方は大変な状況になる可能性高いですが。
ただそんな特異な層の話ではなく、一般的に投資をしている層にとっての話です。
理由は単純で、SOXがまだ25日線の上にいるから。ここさえ崩れなければ、AIバブル崩壊ではなくただのバリュエーション巻き戻しの範疇だと見ています。
実際、自分のポジションを見返してみても、CALL売りもPUTデビットスプレッドもうまくハマっていて、寝て起きたら結構な利益になっていました。
これは別に自慢したいわけじゃなくて、雇用統計の前に先物をロングしたりPUTを売るといった危険なポジションは一切持ってなくて、石橋を叩くCALL売りとPUTデビットだけ持っていたということです。
もちろん、月曜日にさらに3,000円下がるようなら、見方を変えます。
その時はSOXも25日線をはっきり割っているはずなので、判断材料としては分かりやすい。
でもそれは「変えるべきポイントが来たら変える」という話で、今ヘッドラインに煽られて慌てる話ではないんですよね。
これが「正解」かどうかは、月曜日の引け後にしか分かりません。
でも少なくとも、自分の中で「メディアの解説に流されて動かない」という納得感は持てた、というのが今の状態です。
その納得感を視聴者の方にも届けたくて、結局、緊急動画を撮ることにしました。
そして、SubstackではYouTube動画をインサートすると挙動がおかしいので、ブログ化したというわけです。
☕ おわりに
土日、ヘッドラインを見て不安になる週末って、投資をやっていると本当によくあるじゃないですか。
そういうとき、みなさんはどう向き合っていますか。
自身で納得できる手法とか情報収集手段とかもっていますか?
もしご自身の整理の仕方とか、こういう週末に読み返している資料みたいなものがあれば、メールの返信で教えてもらえると嬉しいです。






建玉記録をchatGPTとclaudeと岡崎良介さんの知恵を食べさせると、分析では5月15日時点で6月限SQは、chatGPTが66600、claudeでは67000でした。そんなに上にはならないだろと思ってら68000円を超えたので、AIの予想は馬鹿に出来ないなとおもったら、この下落です。さすがにこの下落は予想出来ませんでした。
私は高市政権である限りは上を見てるので、今日の下げは押し目だと思ってます。米金利が下がれば、今のボラティリティと7月限建玉から、7月SQ値は7万もしくはそれ以上かなとみてます。6月限SQ値が決まったら、またAIに食べさせて予測してみようと思います。
熊谷さん、こんにちは! 掲示板にも書いた通り雇用統計を境にトレンドが変わるような気がしていて注意深く観察していたところ、23時半ごろから下げてたのとSOXLの時間足が急激に下げたので思わずニアコール売、プット買いを建てたけど今週はMSQ週、ベガとガンマの変化に注意ですね。
SQ後に日銀会合やFOMCと、大事なイベントがあるのでどうなるんだろう?
今みたいなボラが上がる前にはマンスリーショートストラングルを月曜日のナイト(金曜の17時過ぎ)に建てていて魔の月曜日で損切りした経験はたくさんあったので明日の事を考えるとブルーな気分になるよね?
負ける時もあれば勝つこともあるから、勝率54%なんです(笑)