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    <title>Y</title>
    <description>パラレル</description>
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      <title>夏休みと大学</title>
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      <description><![CDATA[<p name="83c514eb-8792-4c41-87a4-62b0a12b24c5" id="83c514eb-8792-4c41-87a4-62b0a12b24c5">四年制の大学に行ったのに、実際に通った思い出は半年もなかった。でも忘れられないのが、人生で一番楽しかった夏。<br>新歓で一番、楽器陣が上手だった音楽サークルになんとなく入ったら、メタラーだらけで。<br><br>髪の毛が腰まであるサラサラロングヘアーでフライングVをいつも常備しているギターの先輩(顔が良くてめちゃくちゃ秋田弁)がいたり、リハーサルに遅刻してきたと思ったら血でにじんだ包帯をして、「タトゥー入れてきちゃった、えへ」と、肩から肘までガッツリ雷太鼓を掘ってきたドラムの先輩（おじいちゃんが政治家で美人) がいたり、学生ローンでバルマン買いすぎて単位より借金が多いほどオシャレ＆モード命なのにグラインドコアバンドのドラムやってる先輩がいたりして、入ってみたらなんとまぁキャラの濃い人ばかり。フライングV先輩には「オマエ、そんな髪白いのにメタル聴くんだな・・・。メタラーはみんな黒髪なのに・・・」と偏見をぶつけられまくりながらも、毎日、キャンパスのホールで昔のBURRN！(代々受け継がれている)を読んで、誰も知らないような音楽の話ばかりしてた。<br>デスボイスがめちゃくちゃうまくていにしえの洋楽メタルに魂捧げているボーカルの先輩は、寒い日もハーフパンツに白のハイソックス履いてた。いにしえの海外メタルバンドのボーカルってなんでみんな白のハイソックスなんでしょうね。<br>一方で「メタルしか勝たん」とか言ってる割にカワイイ女子が「あいみょんうたいたーい♡」とかいうとメタルコア仕様のドラムセットで君はロックを聴かない叩くし。シンバルもタムもそんなに数いらないだろ。<br>大学のサークルの、来るもの拒まず的な、あの人種思考趣味嗜好カオスな感じは人生で他にない空間だったな。<br> <br>夏休み、大型バスを１台貸切って音楽合宿に行った。40人くらいだったかな。狭いけどひと通りのバンドセットが揃ったスタジオが３つと、広いリビングにもバンドセットとデカいスピーカーがあるような音楽合宿用のコテージ。全部ボロボロで、周りに何もなくて、熊が出そうな山奥。あそこの場所がどこだったか全く思い出せない、というかどこに行っていたのかもわからずにバスに乗ってた。<br>ひとり３バンドくらい組んで、スタジオの時間割を決めて練習する。スタジオがないときはリビングでゲームしたり音楽の話したり。最終日には各バンドがリビングで発表会ライブをするという目標が一応あるけど、モチベはそれぞれで。めちゃくちゃ練習する人もいたし朝から酒ばっか飲んでる人もいたな。<br> <br>ある夜に、言葉を選ばずに言うと、サークルいち影の薄い先輩と二人で語る機会があった。漫画でよくある「そこにいても気付かれない人」を絵にかいたような、華奢で、控え目なひと。趣味で作曲もするギタリストで、時々サークル内でもオリジナル曲をやっているときいてたけど、先輩の作った曲を聴いたことはなった。<br>あとから周りに「サークルいち異色な組み合わせでなに話してたの！？」といろんな人にきかれた。はたから見ると、僕らは見た目が真逆で、合わなそうらしい。何の話をしたかは、周りには言わなかった。<br>口数は少ない先輩だったけど、お酒が入ってたのもあって、いろいろと引き出してくれた。こんなメタル命サークルで、周りには口が裂けても言えなかったけど、僕はその先輩にだけ活動の話をした。音楽を作ってインターネットにあげている、実は少しファンもいて音楽でくっていきたいと思っていると。<br>けっこうな深夜で、とても眠くて、話の詳細はほとんど覚えてないけど、先輩は一言、「もし、どんなに成功しても、音楽を作ることを仕事と言わないでほしいなぁ」と言った。<br> <br>合宿が終わって、夏が終わって。結局学祭はなかった。僕は忙しくなってほぼ学校にも行かなくなって。<br>そこから一年以上たって、名指しで呼ばれたから久しぶりにサークルに行ったのは、フライングＶ先輩の断髪式だった。就活に向けての断髪式で、中学のときから切っていないという腰まである黒髪ロングヘアにハサミを入れろとの呼び出しだった。え、何で僕？となったけど、サークルで一番おしゃれに気を使ってそうだから、という嬉しい(?)お言葉をもらったので断ることもできずに。まぁ面白そうだったし。<br>先輩の誕生日にみんなで大量のパンテーンをあげたんだけど、その日もパンテーンの香りがした。先輩のメタル魂が詰まったロングヘアにハサミを入れる。量が多いから、なかなか一気にはいけない。断髪式のあとはお祭り騒ぎだったけど、先輩は少しさびしそうな顔をして「ありがとう」と言ってくれた。<br>翌年、先輩たちの就活が終わったベストタイミングで学祭があったのに、「おまえらのサークルはモッシュがおこるからダメだ」と出禁をくらって。あいみょんを歌ってたカワイイこはいつの間にかいなくなっていて。<br>フライングV先輩は無事就活が終わって髪は短いけどフライングVを持っていて、白ハイソックス先輩は意外にも大手銀行に就職が決まったけどスーツの下に白ハイソックスを履いていて、バルマン先輩は学生ローン返し終わってないのに卒業していた。<br>また夏が終わって、大学生活が終わった。学祭のステージに一度も立てなかった思い出話をつまみに、みんなは時々集まっているらしいけど、僕はそれから誰にも会っていない。<br>あの夏に戻りたいとは思わないけど、きっと一生忘れないとは思うよ。<br>久しぶりに大好きだった激しい音楽を聴きながら、今年も集まりに欠席の返事を出した。</p><p name="c0fc3fba-5faf-4d33-abc6-a41a3221c1da" id="c0fc3fba-5faf-4d33-abc6-a41a3221c1da"><br></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nc1e2ca0ccabd'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 03 Aug 2025 17:46:52 +0900</pubDate>
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      <title>05,scar;prayer</title>
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      <description><![CDATA[<p name="3445bed2-949e-4add-aa3b-35f9ef39c474" id="3445bed2-949e-4add-aa3b-35f9ef39c474"><strong>【05,scar;prayer】</strong><br> <br>小中学生の時に好きなアーティストの真似をして書いていたポエムノートを久しぶりに開いて、字の汚さと、思春期ならではの小さな絶望ばかり書き綴っている拙いポエムに笑ってしまった。<br>そのノートにこの曲の歌詞が残っていて、ふと、作ったメロディを思い出した。<br><br>ピアノの練習が嫌で、どうやったら楽しくなるかを考えて作詞作曲を始めた話はよくしているんだけど、その時に作った曲がこの曲の元となった「scar」だった。<br>中学生のときに風の谷のナウシカの曲をピアノで弾きながら、それをイントロみたいにしてこの曲を作ったな。元となったと言っても、Aメロ・Bメロ・サビの歌詞もメロもほぼ当時のままで、２サビ以降のメロディが新しくかいたもの。<br>14歳の僕～！こんな仕上がりでどうですか？<br><br>なにより、当時のイメージをそのままに仕上げることが出来たのはsachiさんのチカラが大きい。<br>僕はまったくアレンジができないくせに、でもこの曲だけは頭の中をそのまま100％表現したかったから、めちゃくちゃたくさんイメージを伝えた。ハモのメロディラインだけでも何度もやりとりさせてもらって。<br> <br>そうして、14歳の僕が歌っていた「絶望」に、ラストでは「祈り」を足すことによって、この曲を完成することが出来た。<br>当時に書いた「ここで生きてゆくよ」の「ここ」とは全く別の場所に僕はいま存在していて、色あせていく昔をアルバムにしまう。<br>当時の痛みは確かに覚えているけれど、しっかり傷はふさがり、でも傷跡として残っていて。<br>あのとき、この世界に残ることを選んだから、今も手と手を組み、自分の行く末を天に祈ることができる。<br> <br> <br>◇　◇　◇　◇　<br> <br>「シニフィエ」あとがき<br> <br>音楽だけでなく、イラストや小説、世の中にあふれている創造物の多くは、その作者と切り離されて楽しまれることが多いらしい。この初回限定ブックまでたどり着いてくれているマニアックな君は、きっと僕の性格もぼんやり知ってくれているんだろうけど(笑)<br>サブスクで聴いてくれているひとの多くは、きっと僕の性格なんかしらない。私生活では細かいことは気にしない性格や、真反対に作品にだけ細かいところ、努力しても抜けてるところが出てきちゃうこと、凡ミスが多いこと、寝ないと体が動かないから睡眠はしっかりとっていること、睡眠時間の代償に食事やその他多くの生活がおろそかになりすぎていること。<br>音楽だけを楽しんでもらうのももちろん嬉しいけど、イラストや動画、デザイン、その物語や背景まで、みんなの妄想が、シニフィエがたくさん膨らむような創作をこれからもしていきたいと、改めて思いました。何を代償にしても。<br>14歳の僕も、2020年の僕も、今の僕も。変わらないところと変わっていくところを楽しみながら。<br>これからも言葉を探していきたい。<br>2024.06.19</p><h2 style="text-align: start" name="8242cf01-2026-4aa9-b680-aabf8f3eccbd" id="8242cf01-2026-4aa9-b680-aabf8f3eccbd">【Yup】ユプシロン 2nd mini album『シニフィエ』クロスフェード</h2><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nb9366cf55be9'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 01 May 2025 19:42:00 +0900</pubDate>
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      <title>04,サイレントトリープ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8c889356-361b-44d2-9a93-f27132029322" id="8c889356-361b-44d2-9a93-f27132029322"><strong>【04,サイレントトリープ】</strong><br> <br>2023年の年末、高校の忘年会で、軽音部でバンドを組んでいたやつらと再会した。ほとんどみんな音楽はやめてしまっていて、いまでも音楽をやっているのは、僕ともう一人。そのもう一人はめちゃくちゃギターが上手くて、曲も作れて、高校時代から注目されていて、いまはキラキラ街道をばく進している。<br>オリジナル曲を作る楽しみを知ったのも、もう二度とバンドはやりたくないと思ったのもそいつの影響。<br>本気で取り組んだ発表会みたいなのがあって、僕はそこで大ゴケしてしまい軽音部のバンドは解散、そいつは他校の違うボーカルと外バンを組んだ。何かの漫画のように、学校のトイレで大泣きしたのは一生に一度の経験だと思う。<br>悔しさと、嫉妬と、自己嫌悪と。他の何があってもこんな感情にはなったことないってくらい、ぐちゃぐちゃになった。<br>軽音部内では発表ごとにバンドメンバーが変わるし、違うボーカルと組むことに嫉妬したんじゃない。自分以外の声で、歌詞で、そいつが曲を作りたいと思ったことが悔しかった。<br> <br>同時期に、「ドレスアップ」のときから何曲もアレンジをお願いしている⌘ハイノミさんと初めてリアルで会った。このサイレントトリープのアレンジも⌘ハイノミさん。<br>彼はクールな話し方なんだけど、内面とてもアツい方で。ライバルの話をした。悔しい、負けたくない、追い越したい、って思う相手がいるって。<br>その話をしていたときに脳裏に浮かんだのは、高校時代のヤツだった。<br>比べてしまうと自分は明らかに劣勢で、かつ音楽は勝ち負けじゃないことはわかってる。でも悔しい気持ちは勝手に湧いてくる。<br><br>一方で、いまそいつともう一度バンドを組みたいかといったら違うんだよな。そんなことをうにゃうにゃ考えていて、年を越した。<br>次の春に、僕がほとんどの曲を書いている歌い手グループのひとりが別の作曲者と曲を作って、久しぶりに湧き上がってきた悔しい気持ちをおさえきれずに、その曲が投稿されてから一週間聴かなかった。(ゴメン)<br>自分以外のメロディで、歌詞で、歌いたいと思ったことが悔しかった。<br>あの時とは真逆になっている自分に気づく。バンドやりたい。</p><p name="e9fb318b-a709-4d26-8a8d-93eace9e51ed" id="e9fb318b-a709-4d26-8a8d-93eace9e51ed"><strong>【Yup】サイレントトリープ / ユプシロン【Official Music Video】</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nce63bac512dc'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 30 Apr 2025 17:30:38 +0900</pubDate>
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      <title>03,ダイアル</title>
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      <description><![CDATA[<p name="cfbac95d-b3fb-43d4-b157-2297175fbbe3" id="cfbac95d-b3fb-43d4-b157-2297175fbbe3"><strong>【03,ダイアル】</strong><br> <br>2020年に僕はVsingerとして「生まれた」んだけど、その前にもSNSに少し歌を載せたことがあって、その時代を「胎児時代」と呼んでいる。<br>初投稿は2019年の夏。「#歌ってみた」のハッシュタグから何人かが見つけてくれて、コメントが５個くらいついて嬉しかったな。<br>そのときは緩くやってみよう～くらいの気持ちだったから、YouTubeとXのアイコンをアイコンメーカーで作った。無料で自分のアイコンをカスタマイズして作れるサイトで、好きな絵柄を選んで、髪の色とか、表情とか、喜怒哀楽も選べたりする。<br> <br>ライナーノーツらしい話をします。「ＺＥＲＯ」のイラストを描いてくれた1:09さんが、たくさんイラスト描くんでまたＭＶ作りませんか！と逆オファーをくれて、このアルバムの１曲をお願いして。<br>そのときには「ダイアル」はかけらもできていなかった。<br>いつもはある程度曲ができてから絵師さんを探したりするから、この曲は珍しく絵師さん先行で。音作りにも影響があったと思う。<br>まだサビのメロディしか出来ていないタイミングで1：09さんとマゼンタさんと初めて通話をした。<br>この曲の主人公像みたいなのをすごく掘り下げてくれて、僕ははじめに「学校の休み時間に、みんなは外でドッジボールをしているのに、ひとり教室のすみで物語を書いているはみ出し者」と伝えた。そしたら、「それ、うちらじゃん！」と1：09さんとマゼンタさんが笑った。<br>「病んでると言うよりは思春期特有の悩みを抱えている感じ」とか、「“自分だけのストーリー”を妄想して、妄想の中では最強」とか伝えて。<br>話しながら、その場で曲のイメージが組み立てられていった。<br>いつもはこの作業をひとりでしているから、教室のすみでひとりで黙々と描いていたのが、気付いたら机を移動させてきている子がいて、３人になっているような感覚だった。たずねてもらって引き出してもらうの、めちゃくちゃいいな。<br><br>活動初期の自分だったら、休み時間にひとりで遊んでいたときの自分だったら、考えられない変化で。<br>ひとりで考えこんだ方がいいものが出てくるに決まってるって、100％そう信じ切っていたから。最短距離で行きたいと思っていたから。<br>誰かの声を聞いて、少し遠回りして、それを面白いと思えたこと。もっと何でも面白がれるようになりたいな。冒険をしていきたい。<br>今なら、１度くらいドッジボールに参加するのもいいかな。</p><p name="e0602a0c-175f-4d19-819f-4d6697d9e57c" id="e0602a0c-175f-4d19-819f-4d6697d9e57c"><strong>【Yup】ダイアル / ユプシロン【Official Music Video】</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n83dcd149803d'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 29 Apr 2025 21:08:21 +0900</pubDate>
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      <title>02,白夜</title>
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      <description><![CDATA[<p style="text-align: left" name="bf341c36-dd5d-4ad3-8c7e-ba36def73a25" id="bf341c36-dd5d-4ad3-8c7e-ba36def73a25"><strong>【02,白夜】<br></strong><br>この活動を始めてすぐの2020年に、プライベートのインスタアカウントを消した。バレたくないとか、プロになる覚悟！とかじゃなくて、いったん全部リセットしたくなったから。ちょうどコロナもあって載せるものもなかったし。一部の友人は驚いてLINEに連絡をくれたりもしたけど、おそらく親友と呼べるであろうふたりには「らしいね」と言われた。<br><br>2022年の年末ごろ、みんな外に出てもＯＫな雰囲気になってきた頃にはよく遊んでいた仲間での集まりが増えていたんだけど、僕は人生で一番忙しい時期に差し掛かっていた。大きなチャンスだったし、ある意味就活でもあったし、自分の人生を変える時期だったのは間違いなくて。ＬＩＮＥグループに既読はつけるものの返信はせず、集まりにもいかなくて。<br>そうしたら、親友のひとりから「いい加減来ないと絶交する。時間作れ。」とＬＩＮＥがきた。絶交するなんて言葉、小学生ぶりに聞いて笑ってしまった。<br>でも、僕はいかなかった。目の前のことに精一杯だったから。<br>親友と呼べるふたりは別コミュニティだから、そこに接点はない。まったくタイプの違う、男の子と女の子。<br>何を基準に親友と呼ぶかと言うと、深夜でも電話するのに遠慮がないし、無言で何時間でも過ごせる、かな。<br><br>そんなふたりが、同時期に、東京を離れた。ふたり同時というのは全くの偶然だった。連絡がきたとき、僕は素直に「寂しい」と言った。「新幹線乗れば数時間で着く距離だから。今だって、そんなに頻繁に会ってないじゃん。」と言われた。気付いたら半年以上会ってなかったけど、なんというか、会おうと思ったときにすぐに会えないという現実が、とても寂しかった。<br><br>ふたりの見送りにはいかなかった。卒業式にもいかなかった。最後の言葉を選ぶこともなく、きっと夏の休みには会うんだろう。<br>ふたりのインスタを見てはたまに上がる写真を見て、元気しているんだな、と、そう遠くない昔を懐かしんでしまう。</p><p style="text-align: left" name="3f3d5949-4130-4f59-8366-13541c42bf1f" id="3f3d5949-4130-4f59-8366-13541c42bf1f"><strong>白夜 / ユプシロン【Official Music Video】</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nf70cc604dbf5'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 27 Apr 2025 21:29:27 +0900</pubDate>
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      <title>01,RED</title>
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      <description><![CDATA[<p name="49d8323f-c228-4552-aab4-2fc3b6fd5810" id="49d8323f-c228-4552-aab4-2fc3b6fd5810"><strong>「～シニフィエ　prologue～」</strong><br> <br>「僕の名前は太郎です。」と言われたら、きっと君は、その人は日本人で男の子なのかな？と想像すると思う。<br>きっと、自分が思うよりもはやい速度で脳はそう働く。<br><br>そういうところから外れてみたくて、生を受けた時に付けられた自分の名前の大部分をそぎ落とし、１文字だけ残して、「Ｙ」、ユプシロンと名乗ることにした。<br> <br>◇　◇　◇　◇　<br> <br><strong>【01,RED】</strong><br> <br>僕の父親はデザインの仕事をしていて、父の美大時代の友人たちとの遊び場に、物心ついたときから僕はいた。キャンプに行ったり、オーケストラを聴きに行ったり、父のハーレーの後ろに乗ってツーリングに行ったり。カヌーに行くときはいつも車中泊で、それが普通だと思っていた。<br>小学校に上がったときに、僕はだいぶ「変わっている子」扱いをされたんだけど、父とその周りの方が変わり者だらけで全く自覚がなかった。<br>今思えば、見た目も中身も尖りまくっている人だらけだったな。職業も、性格も、生活も、恋愛観も様々で、性別がないひとも当たり前のようにいた。<br>うちの兄弟の名前は、全員、色に関係する名前。<br>でもその名前の色とは違う色の服や小物を両親から与えられたりしていた。<br>僕は兄弟の中で、いつも赤色だった。強い色、主役の色、そして生の色。<br>親が赤色を与えていたから刷り込まれているのか、それとも最初から自分で赤色を選んでいたのかはわからないけど、今でも色を選ぶときは赤系が多い。<br> <br>意外がられるけど、中学～高校の頃の僕は尖りまくっていた。というか、「言わないでいること」にストッパーがなくて、他人の顔色を伺うこともせず、言われた相手がどう感じるかを想像するのに鈍感で。<br>電車の整列乗車で割り込んでくる人に「割り込まないでもらえますか。」とハッキリ言っていたし、「恋人に振られた～」とダル絡みしてくる友達に「きっと何か原因があったんだろうね。何がいけないんだろう？」とか返答していた。<br>話し方や雰囲気は今と変わらないと思うけど、友人曰く、もっと他人に興味がなくて冷たかったらしい。<br>変わったのは大学に入ってからだったな。日本全国から同年代が集まって、出会うひとたちの習慣も感性も違うことにすごく戸惑って。<br>僕が話していたら、「その話のオチは？」と聞かれて、オチの意味がわからなかったので「オチって何？」と聞き返したら「う～ん、音楽でいうキメみたいな。」と関西出身のこに説明された。一瞬信じたけど、違うじゃん。それくらいの、まさにカルチャーショック。<br><br>そんな中で、僕なんか比じゃないくらい尖っているやつに出会って、そいつの影響もあって僕はめちゃくちゃ丸くなったと思う。<br>そいつも音楽をやってて、一緒に音楽を作ってみたことがあったんだけど、「ここのリズムはどっちにする？」という話になって。僕は譲る気持ちもあって「どっちでもいいよ」と言ったら、「どっちでもいいとかなくない？ちゃんと頭の中で描けよ！」とブチギレられた。絶対にこんなの誰も気づかないだろ、と思う音まで意味があって、「それをこだわるのがアートだろ。」と、アーティストマインドみたいなところを叩き込まれた。<br>一方で、僕の考えなしに行動する性格をすごくかってくれていて、何でもすぐに始める行動力を尊敬する、といつも話してくれていた。<br>石橋を叩かずに渡るどころか、信号も確認せずに渡りすぎいているだけなんだけどね。長生きできるようにがんばります。<br><br>大学にはほとんど行かずに卒業したけど、出会った人たちのおかげで、視界が開けた気はするな。<br>細かいことを気にしなくなって、創作でだけ細かいことを気にするようになった。<br>でも、変わらない根本もある。僕は今でも、スイッチが入ると、赤信号でも渡ってしまう。</p><p name="0a479ceb-be48-46e4-b3b1-7c3a9c53aa2c" id="0a479ceb-be48-46e4-b3b1-7c3a9c53aa2c"><strong>RED / ユプシロン【Official Music Video】</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/ne3dc9f2da15c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Sat, 26 Apr 2025 22:07:39 +0900</pubDate>
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      <title>05,ユビキタス</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7f9d6c79-1571-4670-94f7-9e73c2ed6163" id="7f9d6c79-1571-4670-94f7-9e73c2ed6163"><strong>【05,ユビキタス】</strong></p><p name="39634b1d-1402-46b5-8cc1-1efd8c717f22" id="39634b1d-1402-46b5-8cc1-1efd8c717f22">入院していた小学生のころ、同室の子たちとはすぐに打ち解けて、気の合う友達のいない学校生活より楽しかった。治療は辛いときもあったと思うけど、今思い出すのはその子たちとの会話だけだな。<br>将来の夢は、イラストレーターとか、漫画家とか、みんな色々あったけど、じゃあ今１つ願いが叶うなら？って話になると、全員が「家に帰りたい」って言った。ケンタッキーのチキンを好きなだけ食べたいって言ってる子もいたし、映画館で爆音を浴びながら映画を観たいって言ってる子もいた。<br>僕の願いは叶って、今は次の夢を見れてる。どこにでも行けるようになったのにどこにも行かないで、家にこもって音楽を作ってる。<br> <br>あの時の自分と、何が変わったのだろうか。選択肢が増えたこと、すこし明るくなったこと、食べたいものを食べれるようになったこと。<br>じぶんの作った音楽が、言葉が、もっとたくさんの人に聴いてもらいたいっていう欲望はあるけど、できるなら今ここで聴いてくれている君には、今と変わらずに僕の音楽を聴いてもらいたいと、そんな永遠を願ってしまう。<br> <br><strong>【「ガタカ」あとがき】</strong><br> <br>活動時から使っているユプシロンのロゴは、お花のロゴと、名前の文字のロゴがあるんだけど、「ZERO」のMVから、最後に出るお花のロゴが変わりました。これは３年前にロゴを作ってくれたデザイナーさんが、元々どっちも作ってくれてて、どちらもよかったから選べなかったもの。閉じてる蓮の花と、少しだけ開いた蓮の花。その時に、もし少しでも自分で花が開いたなって思えることがあったら、花が開いたロゴに変えようと決めていた。そして、このミニアルバムで使われているロゴは、少しだけ花が開いた方のロゴです。ほんとに少ししか変わらないから、なかなか気付かないかも。<br>何曲も曲を作っているはずなのに、いつも曲を作り出すときは「あれ、どうやって曲って作ってたっけ・・・」って忘れてしまう。いつもそうだから、ちっとも成長していないな、と思う。自分の成長はなかなか感じられないけど、少しだけ変わった周りの景色を見渡しながら、またゼロに戻ってしまった頭の中で、また音楽が鳴り出す。<br>僕の音楽は、あといくつ君に届くのだろうか。まだまだ届けたい音があるよ。これからもよろしくね。　　　　　　　<br>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023.09.06　ユプシロン</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n43d8b836fd65'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 25 Apr 2025 22:44:38 +0900</pubDate>
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      <title>04,祭壇</title>
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      <description><![CDATA[<p style="text-align: left" name="450bde86-c07a-4684-9b53-adfeb9f980da" id="450bde86-c07a-4684-9b53-adfeb9f980da"><strong>【04,祭壇】</strong></p><p name="74b2ed87-46db-4841-acd4-fe50e9846776" id="74b2ed87-46db-4841-acd4-fe50e9846776">小学生の頃、入院や手術を何回かしたことがあって、関東の色んな病院を母と回った。<br>中でも強烈に覚えているのが、日帰りの治療なんだけど、都心からはだいぶ離れた診療所でのこと。<br>椅子に座るとエプロンをかけられて、洗面器を自分で持つように渡される。両脇と頭を看護婦さん３人に抑えられて、首から上の穴と言う穴に器具を突っ込まれ、洗面器が真っ赤になる。<br>先生はやさしく「この後なにたべたいの～？」などと質問してくる。<br>僕は血だらけになりながらも、その質問に答えなければならない。<br>意識が飛ばないようにだ。<br>トーキョーグールという漫画で主人公が拷問されるシーンがあって、意識が飛ばないように数を数えられさせらえる描写があって、アレ、これあの時の僕じゃん。って思った。<br><br>その治療は、2-3年続いたような印象深さだったんだけど、立ち会う母が見ていられなくて、実際は4-5回で別の病院に変えたらしい。<br>診療所での治療を終えると、いつも近くの和菓子屋に寄って、綺麗な和菓子を２個買ってもらっていた。<br>寒天を使ったキラキラしたのが見た目は好きだったんだけど、全部「あん」でできたお花みたいなのが味は好きで、花びらを１枚ずつ取って食べるのがご褒美だった。<br><br>今でも和菓子はご褒美みたいに思えて大好きだけど、あの時の美味しさを思い出そうとすると何か足りない気がする。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nab2f9dc636d8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 23 Apr 2025 21:11:53 +0900</pubDate>
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      <title>03,ZERO</title>
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      <description><![CDATA[<p name="77f14341-2b71-4f7e-8d2b-bdee90ad297c" id="77f14341-2b71-4f7e-8d2b-bdee90ad297c"><strong>【03,ZERO】</strong><br> <br>寝ながら見る夢がめちゃくちゃリアルなタイプで、小さいころは夢の中でだけ会う人がいた。近所で野球を練習しているお兄さんと、家族で雪山に行くと会う黒人の女の子と、中国武将のお姉さん。夢の中の世界なので、実際にそんな人はいない。<br>漫画や映画の見過ぎで、色んな人物像がごっちゃになって夢に出てきてただけなのかもしれないけど。一年に１回くらい会っていた。空を飛ぶ夢や車を運転する夢もよく見るんだけど「あ、ここはこうすれば飛べるんだよな」っていうのがわかってて、それをやると飛べる。現実でもできないのが残念だけど。<br>最近は彼らに会えなくなってしまった。近況報告もできていないし、「怪我しないようにね」って言葉をもらうこともない。<br> <br>僕は出会う人に変わってるね、って言われることが多々あって、それが苦しかったことも本気で悩んだこともあるし、変わってるねって言われることに優越を感じる時期もあった。本気で悩んでいるときにはたくさん本を読んだ。普通と呼ばれる思考と、自分と、なにが違うんだろうって。なんだ、自分って普通じゃん、って思うこともあったし、ここが違うのかなるほど、と思うこともあった。それがいつしか面白くなってきたころに、細かいことは気にしなくなった。つまり、いわゆる普通って言われることも、普通じゃないって言われることも、どっちでもいいことなんだなって。損得を考えると、場面によって有利な方が違って、誰もが可能な限り有利な方に進もうとするのが動物の本能だから、ないものにあこがれ、求めるんだと思う。<br>複雑に物事を考えるのは、辛いようで楽しい。でも、本当は世の中そんな複雑じゃないんだよな。<br> <br>ZEROのMVの話をします。<br>僕は妄想や仮説が大好きで、授業中に集中力が切れると、よくノートの隅に文字や絵を落書きしていた。前世や輪廻転生はあると思ってる。だってその方が脳が面白がるから。ＺＥＲＯのＭＶは、世の中の細かいことに目がいって、生きづらくて苦しかった時の自分が、そこから解放されるために妄想していたときのお話。ひとは生まれるときに「先天性会場」でくじを引いて、そこに持って生まれる能力が書かれている。勉強は得意、でも運動は苦手、とか、顔はいい、でも思いやりがなくて人に好かれない、とか。それが当時の自己防衛だった。もともと持って産まれたんだから仕方ない、って。<br>今は少し変わったなと思う。もしそういうことが、魂が出来上がる前に決められているのだとしたら、「どれを選んだから、引いたから、自分としてうまれてきたのだろう」って思う。音楽のくじを引いてなかったら、今の自分はない。<br>夢の中の彼らに自分語りをすることはなくなったけど、今はこうして、音楽で誰かに聴いてもらえる。</p><h2 style="text-align: start" name="17dfe0d9-048e-4a4d-a56d-b0bf1ee60c60" id="17dfe0d9-048e-4a4d-a56d-b0bf1ee60c60">ユプシロン「ZERO」【Official Music Video】</h2><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n3416c357e256'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 22 Apr 2025 22:03:57 +0900</pubDate>
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      <title>02,パラドックス</title>
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      <description><![CDATA[<p name="0197cc52-c5da-4e38-9dee-8bee75731899" id="0197cc52-c5da-4e38-9dee-8bee75731899"><strong>【02,パラドックス】</strong><br> <br>自分の音楽を誰かに聴いてもらいたいと思ったのは、いつからだっただろうか。<br>小学生の頃、クラシックピアノの練習が嫌で、クラシックに日本語歌詞を付けて歌いながら弾いていた時かもしれないし、UVERworldにハマって真似して作詞作曲をし出した時かもしれないし、軽音楽部で初めてバンドで歌った時かもしれない。<br>小さい頃は将来の夢がコロコロ変わるタイプだったけど、音楽を将来の夢に挙げたことは一度もなかった。でも今思えば、ずっと続けていたのは音楽だけだったな。<br><br>僕の尊敬するアーティストがラジオ番組のお悩み相談で「描いたイラストをネットに上げる勇気がない、どうやったらその勇気をもてますか」という質問に対して、「作品を誰にも見せないのは、天才でいたいからだ」という話をしていた。誰にも見せなければ、自分の世界では最強でいられる。<br>きっと、僕もそうだった。音楽しかないから、音楽を外に出したくなかった。でも音楽しかないから、音楽を外に出したかった。誰かに聴いてもらうのが怖くて、でも誰かに聴いてもらいたかった。<br><br>作品を外に出す勇気を持った僕は、作品を出すたびに、反響に喜びを感じる。作品を出すたびに、今日も天才ではなかったらしいと絶望する。<br>でも、一度封印を解いてしまうとやめられない。自分も何者かになれるかもしれないという盛大な勘違いを、今日も続けてしまう。</p><p name="74cc5d94-e7d1-4add-8fd4-eee810f52c07" id="74cc5d94-e7d1-4add-8fd4-eee810f52c07"><br><strong>ユプシロン「パラドックス」【Official Music Video】</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n72c4e9a30f7b'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 21 Apr 2025 19:43:14 +0900</pubDate>
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      <title>01,シンデレラ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="abd9a783-11b0-4b02-8c20-ef622c7f9659" id="abd9a783-11b0-4b02-8c20-ef622c7f9659">ユプシロン５周年を記念して、2023.09.06に発売したミニアルバム「ガタカ」、2024.06.19に発売したミニアルバム「シニフィエ」の、初回限定盤のライナーノーツ(？)を10話公開します。<br><br>◆◆◆</p><p name="1b29cf7c-fee5-4ddb-9bea-650ce5c21da5" id="1b29cf7c-fee5-4ddb-9bea-650ce5c21da5"><strong>「～ガタカ　prologue～」<br></strong><br>狭い部屋で日常のルーティンのように曲を作るようになって、そしてそれを誰かに聴いてもらう機会を持って、3年半が経った。言葉を紡ぐために浮かべる情景は、ほとんどが過去のことで。それが遥か遠い過去なのか、昨日のことなのか。記憶を辿ると、不思議なくらい、その道筋に距離の差はない。10年前のことも、一昨日のことも、”そこ”にタイムスリップする距離感は同じに感じる。先週、何を食べたかは全く思い出せないのに、一瞬で蘇る情景がある。<br>その過去が、記憶が、なんだか細胞に、遺伝子にさえ刻まれているように思えた。<br> <br>◆◆◆<br> <br><strong>【01,シンデレラ】</strong><br> <br>日常で浮かんだ鼻歌をiPhoneのボイスメモに入れるのが日課で、すごい数になってるけど、そのほとんどが後から聴くと全然良くない。散らかった脳内をただ吐き出してるみたいにごちゃごちゃ。<br>このミニアルバムを作る時も何曲かそこから取り出してみたんだけど、ある曲が「この曲、あれに似てない？」と言われて没にした。言われた曲は確かに似てて、僕が小学生の頃によく聴いていた曲だった。尊敬しているボカロPが歌い手に楽曲提供をして、それが古き良き名曲のパクリだと炎上していたのを思い出したんだけど、あれは意図してたのか、小さい頃に聴いていた音楽が出てきてしまったのだろうか。<br> <br>「シンデレラ」と聞くと、たいていの人はディズニー映画や童話を思い出すと思う。<br>僕はよく熱を出す子供で、眠れないときに横になりながら映画を観ていた。いじめも病気も経験したあとの中学の頃に、また熱を出して寝ながらシンデレラを見た時に、猛烈に腹が立った。理不尽の中でも我慢してつつましく暮らしていけば奇跡は起こる、みたいな他力本願さに納得がいかなかった。スマホを持たせてもらえないのも、門限があるのも、すぐに体調を崩すのも、全部納得がいかなくて、早く大人になりたかった。<br>今は、こんな妄想もできる。運よくドレスをもらえてお城に行く勇気を持てたシンデレラは、王子様に会って、短時間ですごく面白い話をしたのかもしれない。お城暮らしの王子様にはそれが新鮮で、ガラスの靴を頼りに、どうしてももう一回シンデレラに会いたかった。ガラスの靴は人からもらったものだけど、本当の魅力は彼女自身で、彼女の今までの生活がその魅力を創った。<br> <br>僕の中に、今までに聴いてきた音楽も、映画も、漫画も、ぜんぶ入ってしまっていて、もう取り出すことはできない。それもふくめて全部「自分だ」って言って、ほんとうの意味の自由の中で、表現をしていきたいと思う。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n8fc3a5bab8b6'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Sun, 20 Apr 2025 22:04:51 +0900</pubDate>
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      <title>『言葉屋さん』</title>
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      <description><![CDATA[<p name="c17db50d-a58f-43e6-a796-7ccbb8015033" id="c17db50d-a58f-43e6-a796-7ccbb8015033">「10万人記念Live ・カタルシス」にて朗読した物語を公開します。<br>アーカイブ見てね☻</p><p name="0ef04f25-9d72-4fde-b9da-53bcae289ff2" id="0ef04f25-9d72-4fde-b9da-53bcae289ff2"><strong>『言葉屋さん』（著者：ユプシロン）</strong></p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n6684ac8a27e4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Mon, 21 Oct 2024 17:37:03 +0900</pubDate>
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      <title>05,ドレスアップ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="b21d7b51-b99d-48d6-bfb1-d3a1c1811f62" id="b21d7b51-b99d-48d6-bfb1-d3a1c1811f62">【05,ドレスアップ】<br><br>この活動を始めて一番変わったマインドとしては、物欲がなくなった。<br>小さい頃から収集癖があって、好きになった漫画はその作者の作品を全部集めないと気が済まなかったし、帽子にハマった時は同じモデルの色違いを揃えたりしていた。服も好きだったし、似たようなフープピアスを何個も持っていた。<br><br>何かの漫画で、’強欲’は１つのことに対しての欲の深さ、’欲張り’は見境なく量を欲しがること。俺は欲張りじゃなくて強欲なんだ、みたいなことを言っているキャラがいて、実際の言葉の意味は置いておいて、なるほどなと思った記憶がある。</p><p name="322356eb-cbe2-46e0-9bd1-4404e0adb9de" id="322356eb-cbe2-46e0-9bd1-4404e0adb9de">よく遊ぶ友達に服が好きなやつが二人いて、ひとりは安い服を何着も買って毎日違う服装をしている。もう一人は高いブランド服を数カ月に１回買って数着を着まわしている。たぶん出費としては同じくらいなんだと思う。君はどっちで満足するタイプ？僕は完全に前者だった。<br>後者の方、数着を着まわしタイプのやつに、突然‘お前のどこが好きで一緒にいるか’を言われたことがある。告白！？と思ったけど全然違った。<br>「一緒にいて嫌な気持ちになったことがない。それが好きなところ」と言われた。喜ぶべきなのか不明だったけど、友達にそんな風に想いを伝えられたことがなかったから嬉しかった。多くを語らずとも、伝えたかった一言なんだと思う。<br><br>昔の自分と今を比べると、欲の形が変わって、少し大人になった気がしたけど、こと音楽活動に関しては「好き」をたくさんほしいと思ってしまうから、やっぱり欲張りタイプなのかもしれない。<br>世界中の人に「ユプシロンの音楽が好き」って言ってもらいたい欲があるよ。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n3a418e1ac41b'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
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      <pubDate>Mon, 25 Dec 2023 19:07:27 +0900</pubDate>
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      <title>04,アフタウ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="264a4aec-8e55-45e2-a0d1-c7ac377fe671" id="264a4aec-8e55-45e2-a0d1-c7ac377fe671"><strong>【04,アフタウ】</strong></p><p name="32c17855-3b76-4b4a-8fe6-8010923504f9" id="32c17855-3b76-4b4a-8fe6-8010923504f9">ユプシロンの歌い方が変わった、と気付いている子を何人か見かけた。<br>全くその通りで、かなり意図して変えた。歌い方を変えるって、パッと聞き簡単そうだけど、めちゃくちゃ大変だった。声帯は取り替えきかないんだから。<br>変えようと意識したのは、2021年の9月くらいからで、変わってきたのはその後かな。いやいや、いうて変わってなくない？と思う人もいると思う。それはそれで全然いい。<br><br>なんで歌い方を変えようと思ったかというと、自分の作る歌詞にもっと合う声にしたかったのと、ライブをすることを意識しだしたから。<br><br>僕はガチャガチャした激しい音楽を聴いて育ったし、ライブハウスで生の爆音を浴びて服が揺れ、心臓がビリビリする感じがたまらなく好き。<br>いつか僕の音で、みんなにも感じてほしいと思っている。本当に身体も心も全部が震えるから。<br><br>アフタウを作ってくれた清水コウさんに初めて連絡をしたのは2022年の1月だった。エモい曲も激しい曲も作る人だから、僕の世界観に共鳴してくれるんじゃないかなと思って連絡をして。<br>初めてのオンラインミーティングで、聴いてきた音楽や、音楽で表現したいこと、自分語りをたくさんした。清水さんは聞き上手な方で、僕は配信より喋っていたかもしれない(笑)<br>「歌詞は僕が書きますか？」と聞いたら「いや、僕が書きます」と清水さんが言うので、ワクワクした。自分語りを清水さんに聞いてもらって、どんな形で出てくるのか、全く初めてのことだったから。<br>上がってきた歌詞には、過去に僕が書いた曲のタイトルが散りばめられていて、いい意味でゾクゾクしたし、リスペクトを感じて嬉しかった。これが、コラボレーションで震える瞬間だなって思った。<br><br>強いメッセージが、音が、インターネットで鳴っている。<br>すごく心地よくて楽しいけど、やっぱりいつかはライブハウスで鳴らしたい。僕の歌で、ゾクゾクさせたい。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/ncf79543eda0f'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Fri, 22 Dec 2023 18:06:02 +0900</pubDate>
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      <title>03,アンコンフォートゾーン</title>
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      <description><![CDATA[<p name="ddf7be9c-aef5-4d6c-8933-6f809660cb97" id="ddf7be9c-aef5-4d6c-8933-6f809660cb97"><strong>【03,アンコンフォートゾーン】</strong></p><p name="fb09604c-8708-487b-8b58-ded8ce6cf9a6" id="fb09604c-8708-487b-8b58-ded8ce6cf9a6">保守的な人のことを、チャンスを逃してもったいないとか、世界が狭いと言う人がいるけど、僕はその考えが好きじゃない。<br>いつも同じ店にいき、同じメニューを頼むタイプだし、ピーマンは一生食べなくていい。ちょっと冒険して頼んだメニューが思ってたのと違ったときの、あの一食分損したアンラッキーを引きずる一日は最低だ。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nc5e17532e83c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Sun, 17 Dec 2023 18:47:46 +0900</pubDate>
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      <title>02,アイデンティティ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="878a99a2-9d7c-484e-8323-56dd00bd54cb" id="878a99a2-9d7c-484e-8323-56dd00bd54cb"><strong>【02,アイデンティティ】</strong></p><p name="1e5079f3-bec9-4191-8fa4-46207ecdb42d" id="1e5079f3-bec9-4191-8fa4-46207ecdb42d">とある有名プロデューサーが、定期的に嫌いな人に会うんだと、コラムかどこかに書いてあった。「なぜその人が嫌いなのかを考えると、知らなかった自分の好みや信念を見つけられるから」なんだとか。<br>僕は日々ひとと関わることが少ないから、そんなに嫌いな人っていないよな～と思いつつも、パッと１人思い浮かんだ。過去を思い返せば、もう２度と会いたくないような人が５人はいた。結構いたな…。<br>英語の授業で、’嫌い’には’Dislike’と’Hate’があって、Hateは憎むほど嫌いと教わったときに、英語圏の単刀直入さコエ～と思った記憶がある。日本語はマイルドだよね。<br>パッと思い浮かんだ１人はどちらかといとDislikeで、なにか被害を被ったわけでもないけど、自分と思考回路が全く違いすぎてできれば関わりたくないと思ってしまう。悪い人ではないと思うんだけど。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nc91275a23c54'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Sun, 10 Dec 2023 17:52:29 +0900</pubDate>
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      <title>01,フォージェリィ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="f5cdc1eb-b6d8-4978-b238-3c2aca0f6987" id="f5cdc1eb-b6d8-4978-b238-3c2aca0f6987"><strong>【01,フォージェリィ】</strong></p><p name="67040f9b-6aec-46ad-97f0-9d00e8167630" id="67040f9b-6aec-46ad-97f0-9d00e8167630">三つ子の魂百までとはよく言ったもので、物心つく頃に触れていた文化や教育が一生に影響するらしい。<br>自分の場合、国民的海賊アニメで人格を形成されたと言っても過言ではないので、主人公と言えば外ハネ短髪を連想してしまうし、小さい頃から左にピアスを開けたいと言っていた。フープピアスで揺れるやつがかっこいいって、今でも思う。後天的な嗜好かもしれないけど、遺伝子に組み込まれてしまったレベル。<br><br>恥ずかしい話をします。小さい時から、自分の名前をなんか違う、本当の名前は他にあるんだって思っていて、周りの友達には本名と違う名前で呼んでもらっていた。小学生の頃からそうだったから、中学ではその名が定着していて、さすがにクラスメイトは本名を知ってたけど、他クラスの人からは後から本名じゃないことを知ってビックリされたりもした。<br><br>偽名を名乗りだしたきっかけは、子供の頃に同じ名前の子に会ったときに、何とも言い難い絶望感みたいな感情に襲われたときからだ。同じ年の、同じ名前の子がいて、大切だと思っていた「名前」というものの価値がわからなくなった。名前だけじゃなく、自分の価値もわからなくなったのかもしれない。家族は置いておいて、それ以外の、たとえばクラスの中ではどちらが本物の〇〇で、どちらが偽物の〇〇になるんだろう、と思ってしまった。<br>親につけてもらった名前を大切にしなさい！というようなオトナは幸い周りにいなかったので、両親も好きにしたら、という感じで、いまも本名と違う名前で呼ばれている。よく遊ぶ友達のほとんどは、僕の本名を知らない。<br>小学生の頃からそうで、これからも変わらないと思う。<br><br>幼少期とは違う名前で日々を過ごして、身体的に成長したときに、ピアスを３つ開けた。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nd104a8c7d5d2'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 09 Dec 2023 22:30:45 +0900</pubDate>
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      <title>05,アイスクリーム</title>
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      <description><![CDATA[<p name="AB9FDECB-3C83-4A4F-B706-28E181AA7327" id="AB9FDECB-3C83-4A4F-B706-28E181AA7327"><strong>【05,アイスクリーム】</strong><br><br>小さいころから好奇心が旺盛だったらしい。<br>なんで恐竜は滅んだの？飛行機はどうやって飛んでいるの？物心ついた時から、世界中が不思議でたまらなかった記憶がある。だって、人間一回目ですから。<br>物にも、歴史にも、何にでも呼び名がついているから、子供の頃の僕は、世界はすべてが解明されているんだと思っていた。大人はなんでも知っていると思っていた。<br><br>更にこの世界では、目に見えないものにも名前がついていた。<br>暑いとか寒いとか、嬉しいとか悲しいとか。<br><br>膨大な情報量と呼び名をいつの間にか覚えて、口に出して使っていた。誰に教わったわけでもなく使い分けて、なんでも形容していった。<br><br>僕が音楽を作りだしたきっかけは、好きになったアーティストの影響なんだけど、ちょうどそのころ、思ったことや感じたことを形容して外に出すのが新鮮だったんだと思う。<br><br>音楽とは呼べないような、鼻歌とポエムで何かを作りを始めたときに、ためらいながらも初めて人に聴かせた。付き合いの浅い人だったのに、なんで聴かせたのか覚えていない。<br>当時好きなアーティストが自己啓発っぽい歌詞を歌う人だったから、そういうのを真似て「頑張れば成功する！」みたいな歌詞だったと思う。聴かせたら、その人は、「君はまだ何も成功していないのに、何で成功するって言い切ってるの？」と言ってきた。辛辣な言葉が返ってきてびっくりした覚えがある。でも、その通りだった。<br><br>そこから、本当に自分が想っていること、感じていることはなんだろうと、子供の頃に戻った気がする。すべてが不思議で、解らなくて、解りたかった。<br><br>だから僕は音楽を作るのが好きだ。目に見えないなにかを、音で形容できる。</p><p name="7d16f356-4d35-4516-a026-f2ed2a6d67c2" id="7d16f356-4d35-4516-a026-f2ed2a6d67c2">【MV】アイスクリーム // ユプシロン Original song ☽꧂ </p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n6a983789bead'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 08 Dec 2023 19:08:46 +0900</pubDate>
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      <title>04,６月の雨は僕のそばに。</title>
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      <description><![CDATA[<p style="text-align: left" name="c2e0a0b4-ec73-4dda-b6ec-eb4d45327ec4" id="c2e0a0b4-ec73-4dda-b6ec-eb4d45327ec4"><strong>【04,６月の雨は僕のそばに。】</strong></p><p name="1771487b-7edb-4032-9b27-70752b89e04d" id="1771487b-7edb-4032-9b27-70752b89e04d">今までの人生で何人と言葉を交わしたか、‘会ったことある’と言えるほどの人の人数を答えられる人はいないと思う。<br>僕はひとの名前と顔を覚えるのが下手で、クラスメイトの顔と名前が一致するのに何カ月もかかる。クラス替えはワクワクするから嬉しいんだけど、話しかけられても名前が出てこなくて、しどろもどろになった記憶が何回もある。やっと覚えても、卒業して会わなくなったりすると忘れてしまって、過去のクラスメイトの名前なんて半分以上答えられない。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/na1cd88b64aaa'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Thu, 07 Dec 2023 17:47:38 +0900</pubDate>
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      <title>03,コスチューム</title>
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      <description><![CDATA[<p style="text-align: left" name="cc17021a-9b38-4ced-afbb-60491e49d35f" id="cc17021a-9b38-4ced-afbb-60491e49d35f"><strong>【03,コスチューム】</strong></p><p style="text-align: left" name="0b3651ca-d95a-4f8e-97ac-3fb03de0e82f" id="0b3651ca-d95a-4f8e-97ac-3fb03de0e82f">小学生になったとき、ランドセルが嬉しくなかった。<br>中学生になったとき、制服が嬉しくなかった。<br>学年ごとに色が違うジャージも大嫌いだった。<br>学校が楽しいと感じたのなんて１年のうち数回だったし、早く大人になって、この場所を抜け出したいと思っていた。<br><br>初恋の話をします。いまだに世間が言う恋愛感情がよくわからないし、恋を言葉にするのも定義するのも苦手だけど、たぶんあれはそれに近かったのかなと思う相手は、中学生の時に通っていた塾の先生だった。授業中の雑談が面白くて、教え方の切り口も変わっていて、14歳の僕には強烈だった。新宿で水商売をしていたときの話や、現在の恋人との話も赤裸々に語ってしまうような人で、今思えば、学習塾の正社員としては大丈夫だったのか・・・？と思うほど愉快な人だった。恋人がいると授業中にも話してたし、その人と付き合いたいとかそういう具体的なことは一切なくて、ただ褒められたい、認められたいと思うひとりだった。それは恋ではなく憧れなのでは？と言われてしまえばそうなのかもしれないけど、近づいたときにドキドキしたから、あれは恋だったと信じている(笑)。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n96f35821c7d9'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Mon, 04 Dec 2023 19:30:32 +0900</pubDate>
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      <title>02,「ハート」</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7fea3cdf-0a57-4916-b2a0-083730a56971" id="7fea3cdf-0a57-4916-b2a0-083730a56971"><strong>【02,「ハート」】</strong><br><br>子供の頃、たぶん幼稚園に通っていたくらいの頃だったと思うんだけど、「他者をいじること」を覚えた。<br>外で遊ぶよりも、家で絵を描いたり本を読んだりするのが好きな性格で。自分の部屋があったのに、両親が何かを心配してか、絵を描くならリビングで描きなさいと言われていた。そのせいか、母親と話す機会は多かった記憶がある。当時、一番身近な人だったんだと思う。<br><br>幼稚園の友達４人と、その母親たちの合計８人で遊んでいたときに、なぜか僕に変なスイッチが入って’他者をいじるモード’だったんだと思う。友達のお母さんの髪形をすごく褒めて、みんながいる前で、自分の母親の髪形をけなした。「いじり」のつもりだったけど、その時の母親の悲しそうな顔が今でも忘れられない。ちゃんと謝ったかは覚えていないし、このこと自体、母親は忘れているかもしれない。でも、何年経っても消えない過去がある。<br><br>残念ながらその後すごくいい子に育ったというエピソードではなくて、小学校はまぁ色々あってまともに通えなかった。中学では着飾ることを覚えて、ワルいことしちゃう友達と一緒に過ごすこともあった。<br>クラスの中に何個もグループがあって、そこからあぶれたらひとりになってしまう。もっと小さい頃は一人遊びが大好きだったのに、なんであの頃はあんなにも「ひとり」が怖かったんだろう。でも、無理に馴染もうとしても無理なものは無理で。グループのルールに従えない代償は、当時の僕にはとても大きかった。挨拶をしても返ってこない、話しかけても答えてくれない日々が、10年にも20年にも感じられた。<br>そんな世界から逃げ出す方法を考えても、当時はひとつしか浮かばなかった。今なら、たくさん方法は浮かぶのに。<br><br>あの頃の自分を吐き出したかったんだと思う。<br>誰かのために歌うとかそういう気持ちは1ミリもなくて、完全に自分のための言葉。<br><br>そんな言葉が、活動１年目の中で一番、多くのひとに共感してもらえた作品。<br><br><br>目を閉じたまま終わらなくてよかった。<br><br><br>【MV】「ハート」 // ユプシロン 2nd Original song ☽꧂ </p><figure name="24259604-beda-4016-9b6b-6b9945469ca5" id="24259604-beda-4016-9b6b-6b9945469ca5" data-src="https://youtu.be/QJCm0FsLkF4?si=kHAkE_aQALl00QMw" data-identifier="null" embedded-service="youtube" embedded-content-key="emb6c8c91296879">  </figure><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n52fb9ad49e04'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Sat, 02 Dec 2023 19:11:46 +0900</pubDate>
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      <title>01,ステレオタイプ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="75E1BA72-0E25-4809-9A37-AAA709F9AED8" id="75E1BA72-0E25-4809-9A37-AAA709F9AED8">2022.11.30に発売した、２枚組ミニアルバム「シロン」「セイロン」の発売１周年を記念して、初回限定盤のライナーノーツ(？)を10話公開します。<br><br><strong>【01,ステレオタイプ】</strong><br><br>2020年のはじめ、だいぶ寒くなってきた頃に、渋谷から代官山へ向かう線路沿いを歩いていた。開発工事が進んでいて、あったはずの建物がなくなっていたり、トラックと歩行者の接触がないように簡易トンネルが作られていたり。<br>狭められた道から上を見上げると、大きなクレーン、作りかけのビル、その隙間から見えたのが、よく晴れた青い空だった。人工物しかない渋谷の街とは正反対に見えた。<br><br>そんな場所を歩きながら、この曲の冒頭の語りが出てきたことを今でも覚えてる。<br>人の手によって、新しい世界が造られてゆく。あったものを壊して、新しいものが運び込まれる。工事現場を覆い隠すベニヤ板は、真っ白でツヤツヤしていて、綺麗。車にこすられた跡がくっきり残っていても、工事が終わった後に処分するものだから誰も気に留めない。汚れを落とそうとはしない。でもそれが、そのベニヤ板の役割なんだ。<br><br>上を見上げた後は下を向くと、どこにでもある灰色のコンクリート。それと、僕の白いスニーカー。ほぼ毎日履いているものだから、汚れてきていた。そろそろ洗わなきゃなと、頭によぎりながらも具体的にいつそうするかは頭になくて、すぐにまた歩き出した。<br>実際に歩いているときは、靴が、少しずつ汚れていることもすり減っていることにも気付かない。<br><br>２月になって、この曲がワンコーラス完成するころ、ひとつ歳をとった。<br><br>同じタイミングで、ユプシロンがこの世界に産まれた。<br></p><p name="9ff8d5b2-7980-4602-8b57-cbf252a22e84" id="9ff8d5b2-7980-4602-8b57-cbf252a22e84">【MV】ステレオタイプ // ユプシロン 1st Original song ☽꧂ </p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/nce479a1d1585'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53839839/profile_d4688615ee131bf4519d61e297c91f5b.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 01 Dec 2023 20:03:44 +0900</pubDate>
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      <title>元ヤンになりたいという夢。</title>
      <description><![CDATA[<p name="fzg6a" id="fzg6a">「ZOCしか勝たん」と言っていた友人がついにZOCになりたいと言い出し、更には元ヤンになりたいと言い出した。<br>元ヤンになるには、まずはヤンキーにならなければいけないんだけど、いま現在ヤンキーになった場合、だいぶ痛い。考えが地雷すぎる、メイクだけにしておけ。</p><p name="2GMDp" id="2GMDp">しかし真剣だった。<br><br>「ヤンキーって、どうやったらなれると思う？」<br><br>「……。喧嘩をする？」<br><br>「喧嘩…痛いのは嫌だな…」<br><br>「バイクに乗る」<br><br>「バイク…免許を取れる気がしない…」</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/ned09ad0ef380'>続きをみる</a>]]></description>
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      <pubDate>Fri, 04 Jun 2021 23:47:26 +0900</pubDate>
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      <title>開放と世界。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8nrF" id="8nrF">年末。<br><br>本当にどうやってこの大学に入れたのかわからないような先輩が「俺もどうやって入れたかわかんねーのよ、だから出れないの。」と、ゲラゲラ笑いながら来年５年生が確定したり(大学院ではない)、キリストの誕生日に向けてサークル内がマッチングアプリの話題で持ちきりになってたりする。<br>寒くなるにつれてサイバーパンクな親友はどんどんエヴァ初号機みたいなファッションになっていくし。<br><br>最近は、姉とライブを観に行ったのと、ショーシャンクの空にという映画をネトフリで観た。<br><br>ロックバンドのライブだけど椅子があって、間隔ひとつ飛ばして着席で、声出しちゃいけないしもちろんモッシュもダメだから、色んな意味で大変だなと思った。<br>ボーカルは気だるそうにMCをして「やる気出ない」って言っちゃっていて、ドラムが突っ込んでいた。そういうキャラなのかな…。<br>個人的には一番聴きたかった曲が聴けたから大満足。姉は「あのMCはないでしょー」ってキレていた。歌がうまくて曲がカッコよくても文句を言われてしまうなんて、プロは大変だな…。。<br><br>映画は、すっっごく良かったので、ぜひ観て欲しい…！これから書くことは少しネタバレしちゃうから観たい人は観てから読んで！<br><br>「ショーシャンクの空に」は、ザックリあらすじを言うと、殺してないのに殺人犯だと判決を下されてしまったエリート銀行員の主人公が、20年間もの間、冤罪なのに刑務所暮らしをさせられ、そこで起こる様々な人間ドラマや感情の動きを描いた作品。<br><br>「運」「理不尽」「世界」「希望」<br>詰め込まれている題材が盛り沢山すぎて語り尽くせないんだけど、ここで書きたいワンシーンは、<br>刑務所内は理不尽が飛び交っていて酷い場所だってことが描かれたあと(しかも結構エグい)、50年間囚役されていた老人が釈放されることになる。<br>自由になることは普通に考えたら嬉しいことなんだけど、その老人は、もう一回犯罪を犯して刑務所に留まろうとする。囚人を縛っていた刑務所の高い塀が、いつの間にか囚人にとって住みやすい「世界」を創っていたというシーン。<br><br>漫画「アルスラーン戦記」で、主人公の王子様が、善意で奴隷を解放をしたら、奴隷から「なんで自由にするんだ、どう生きていいかわからない」と怒りをぶつけられるというシーンを思い出した。<br><br>「自由が素晴らしい」というのは一般的な概念であって、当てはまらない人もいる。<br><br>自由だけじゃない。<br><br>一人前になること、恋人がいること、人々の目を引くこと。これらが「素晴らしいことですよね〜」って言われてる世界にいると何となくそんな気がしているけど、もし、自分がいる「世界」が変われば要らなくなるのかもしれない。<br><br>大きな会場でライブをしているロックスターは、僕の世界からみると羨ましいしかないんだけど、上には上がいて、もっと広い会場でライブしているアーティストもいるわけで。<br>彼はもっと広い景色を願って欲して「やる気出ない」なのかもしれないな。周りに何と言われようが。<br><br>僕はまだ、「ないでしょー」と言われたら凹んでしまう。。でも、次の世界にいく勇気は少しずつ溜めたいと思った。<br><br>塀の外に出た時に、誰かを憎んでしまわないように。<br><br>先輩は単位取るの頑張った方がいいと思うけどね。マジで。</p><br/><a href='https://note.com/yupsilon/n/n5c89c6eb4931'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>Y</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 18 Nov 2020 21:50:46 +0900</pubDate>
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