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私には「たかが仕事」くらいがちょうどいい

昔から「仕事は全力で」と思い込んでいた
学生時代の受験勉強、大学での研究、もちろん社会人になってからの仕事も

勤務時間で仕事のことを考え続けるのは当たり前
平日の夜や休みの日も自分で教科書を買って勉強したり新しいことを試す

そうやって仕事のスキルを「上げなければならない」と思い込んでいた
いわば仕事を中心とした生活がデフォルトだった

私は新しい物事をすぐ理解するのが苦手だ
ずっと触り続けたり原理を勉強することによって徐々に分かってくるタイプ
それで人よりも時間を掛けて理解していた、という点も影響しているのかも

でもこういった働き方は長く続かない
20代のころから頭は痛いし、なんかイライラするし
「勉強せねば」「成長せねば」の気持ちばかりが先んじて落ち着かないし

勉強せねば、仕事を頑張らねばの気持ちはあるけど毎朝起きたら身体が動かない
起き上がるのに必死
でもそれを低血圧だから、と言い訳してやり過ごしていた

そしたらしまいには身体が動かなくなって会社を無断欠勤して夕方まで寝てた
その現象は1日でおさまり、翌日から会社に行った

だけどそのころ数年間の記憶は正直ない
たぶんプライベートでも「コミュ力上げないと」と無理して友達と遊びまくっていた、というのも影響してると思う

まぁこんな感じで「仕事中心!」という生活は私には合っていないようだ
それなのに、義務感がめちゃくちゃ強いので「お金をもらっているのに手を抜くなんて」という気持ちで日々を生きてきた

だけど「そこまでして今の仕事を頑張る必要があるか?」とも思う

年齢を重ねて私の立場は変化してきた
技術者からマネジメント側にシフトしつつある

そして私は人間と関わるよりも自然科学、技術と関わる方が好きだ
これはもう性格、性質だ
どういっても仕方がない

もちろん組織論や企画、プロジェクトマネジメントの勉強はしている
そして勉強した知識を使って日々の仕事は何とか回している
おかげさまで一応そこそこの評価もいただいた

だけど私の性格上、関わる人が増えるほど精神的な負荷が大きくなる
言葉には敏感だし、相手の感情を必要以上に考えすぎてしまう

そんな性格の自分がこのままマネジメントのほうに行って健康に生きていられる気がしない

だからこそ手を抜く
「たかが仕事」と割り切るのだ

とは言ってもサボるわけじゃない
約束したアウトプットを出すための作業はやる
だけどそれ以上のことはやらない

あと「もう無理っす」と自分から言う
察してくれる人などいない
だったら自分で主張したほうがいい

そして何より働き方を変える
一つに依存するのは良くない
別にすぐ転職したいわけじゃないけど、自分の中で他の選択肢をいくつか持っておく
そういった調べものや下準備をするためにも仕事以外の時間が必要なのだ

で、大事なのは他の人がそういった「余白」を持つことを認めること
会社だと「仕事をしろ」が正論になるけども、みんなそれぞれ仕事に対する価値観や重みは違う

それならアウトプットを出す、その後のキャリア形成につながることは仕事としてやってもらう
だけどそれ以上の口は出さない
聞かれたときだけ答える

そういった形で日常生活の一部が「仕事」という感じに変えていこう
私もそれでもう少しラクに生きていたいのだ

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