ムギマキ山で ウソに出会う
こんにちは、シロチです。
お休みの日にムギマキ山に登ってみました。
風が吹いて体感温度は低下するし、天気はも一つ。
山歩きの人も少なくて、ちょっと寂しい。
カメラを手にした人は誰もいなくて鳥に出会えそうにない日だけれど、久しぶりに、頂上まで歩いてみたくなったのです。
うんと見上げたカラスザンショウにメジロが来ていました。最近メジロと出会えてなかったので、逆光のシルエットでも、食べにくる姿を見ていると嬉しくなります。

ヒヨドリの声を聞きながら歩く渓流沿いも、いい感じ
林道を歩いていると、「フィ フィ」という、口笛に似たウソの鳴き声が聞こえてきました。
地元で出会うウソは亜種ウソか亜種アカウソ。どちらも冬鳥で、両亜種が混ざっていることも稀にあるそうです。混ざっているとは、識別ポイントであるオスのお腹の色(アカウソはお腹が赤い)や尾羽下部の白斑(アカウソに目立つ)には個体差もあり、区別がつきにくいということもあるのでしょうか。
その姿を思い浮かべながら姿を探していると、木々の隙間から、羽繕いをする姿が見えました。


右のオスはウソっぽく見えるけど・・
ヤブムラサキの実を食べている個体もいました。

ウソは、日本では3亜種が見られるそうです。
ベニバラウソはさておいて、よく見られるのはウソとアカウソです。
亜種ウソは、北海道と東日本の標高の高い所では留鳥で、地元でも冬になると標高の高いところに越冬のために飛来しているようです。(私は出会えたことがありません。)
亜種ウソよりもおなかの赤い亜種アカウソは、シベリアの亜寒帯で繁殖し、越冬のため日本各地に飛来するそうです。(観察しやすいのはアカウソ、と言われているようです。)
この日、数えられたのは全部で7羽。

みんなで海を渡って来たのかな



前にゆっくり観察できたのはスコープ時代。
自分で見つけて写真を撮れたのは初めてだったので、嬉しくてなりません。「ぽつん」の写真が好きなのだけど、ついつい大きくトリミングしてしまいました。
ところで「ムギマキ山」は、カラスザンショウが林道沿いに広く自生し、その実を好むムギマキはじめ多くの野鳥が観察される、私が一人でそう呼んでいる山です。
山歩きが日課で野鳥に関心を持つ方も多く、この日も「何の鳥がいた?」「がんばってね」とすれ違った方々に優しい声を掛けてもらい、北アルプスによく行っていたというお話も聞かせてもらえました。

春にはタカの渡りも観察できる
何の鳥に出会えるかわからない探鳥は楽しい。
人との出会いにもほっとする。
次はうんと寒い日に来てみよう。そう思いながら下山しました。
