海岸近くのコクガン幼鳥
こんにちは、シロチです。
先日、地元の海岸近くでコクガンに出会いました。
コクガンは、マガン、ヒシクイ、カリガネ、ハクガン、シジュウカラガンといった雁の仲間ですが、雁のなかでは唯一、海で暮らす雁なのだそうです。

ホントは海の方が暮らしやすいのね
Brant Goose(黒雁) 2025.12月中旬 島根県
昨シーズン、河口で出会ったコクガン
(2024.11月)
1シーズン前に2羽飛来しました。
この辺りで雁の仲間に出会うことは、とても珍しいことです。

2024.11月中旬
コクガンは白い首輪(黒い斑入り)が印象的な鳥で、手持ちの図鑑で調べると、成鳥は首輪が太く、翼が一様に黒色で、おなかの横斑がはっきりとしています。このとき飛来した2羽は幼羽の特徴の「雨覆(風切と肩羽の間の羽)に細い白縁」があり、右側のコクガンは首輪が細くておなかの横斑がはっきりしておらず、幼鳥のようでした。
潜れないコクガンたちは、潜って海藻を採るのが得意なオオバンとちゃっかり仲良くし、沖の海苔棚付近に行っては戻って来て、しばらくの間、河口辺りで過ごしていました。
今シーズン、地元の海近くで出会ったコクガン
先日出会ったコクガンには首輪がなく、雨覆に細い白縁がありました。またもや幼鳥、今回は1羽です。よく眠っていましたが、目を覚ますと水を飲んだり羽繕いしたりと、どんどん活発になります。

並ぶとコクガン(全長約60㎝)大きいね!

並ぶとコクガンまだ色が薄いね!

どこを通ってここまで来たの?
コクガンは、北海道から東北地方の沿岸に局所的に飛来して越冬する冬鳥です。ほとんどの観察記録が北海道と東北地方なのだそうですが、バードリサーチの『全国鳥類越冬分布調査報告 2016-2022 年』を見ると、1980年代と比較して2010年代は全国的に記録地点数が増加していて、東海、近畿の沿岸、中国地方(瀬戸内海)でも記録がありました。
けれども、国内に飛来するガン類のうち、コクガンについては渡り経路や中継地、越冬の様子などがよくわかっていないそうです。
どこかではぐれたのか、たった一羽で過ごすまだ幼鳥のコクガン。
滑り出すように水に入り、長い助走の後、海へと飛び立ちます。







今日もいい一日になりますように。
