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    <title>とんかつ</title>
    <description>建設作業員です。
twitter→https://twitter.com/videocleaners?t=Xeh0lcMyN2r-p9zneeFd9A&amp;s=09</description>
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    <copyright>とんかつ</copyright>
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    <lastBuildDate>Fri, 12 Jun 2026 21:35:57 +0900</lastBuildDate>
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      <title>作業員と肉体の限界(GODFLESH)</title>
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      <description><![CDATA[<p name="b363be28-9459-4864-896b-8593649fe8b0" id="b363be28-9459-4864-896b-8593649fe8b0">　現場に向かう途中、知っている作業員の方が、辛そうな歩き(秒速５センチメートル)をしていたので、すわ、ぎっくり腰かと思い「大丈夫ですか？」と訊いたところ、「すみません、<strong>腸</strong>が出ちゃって…。」と言われました。<br>脱腸だそうですが、それでも彼の足は現場の方に向かっていました。今すぐ病院の方に向かった方が良いと思いました。作業員の肉体は限界だ！！<br><br>助けてくれ！！また、ある日の朝、現場に着くと、広い詰所のロッカーの裏で、しゃがみながら一心不乱に歯ブラシで歯を磨きつつ地面に敷いた新聞紙に血のりを吐き、また磨いてはペッペと吐き出している人がいました。それは午前6時半ぐらいの事でした。</p><p name="3f7395e2-8b05-4f78-b988-66b0606182f3" id="3f7395e2-8b05-4f78-b988-66b0606182f3">今度は10時ぐらいに通りかかったところ、今度は仰向けになりながらまだ歯を磨いていて、傍らの新聞紙に血のりを吐き出していましたので、「大丈夫ですか？」と訊いたところ「歯が痛くて…。」と言っていました。これは</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nf934b6ecbb69'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 12 Feb 2026 03:28:21 +0900</pubDate>
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      <title>ソース・ダイレクト</title>
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      <description><![CDATA[<p name="dff198ae-26ce-4437-9258-89ed0801bbf8" id="dff198ae-26ce-4437-9258-89ed0801bbf8">朝、現場の冷蔵庫に飲み物を入れに行って冷蔵庫の扉をガッツリ開けたらビニール袋に入ったセンキャベツ(キャベツの千切り)がありました。<br>「これは、食うの？」<br><br>と思いましたが忙しさに掻き消され、また人間を人間と認識している人間はそれぞれがそれぞれの愛のために生きるがゆえ苦しみ争い、疲れ切って元気がなくなっちゃうもんだから、私も同様にセンキャベツの事なんかとっくにもうどうでもよくなって日々のノルマ、工事の納期に追い立てられ早や昼休み。冷やしたジュースを取りに冷蔵庫エリアに行きました。冷やしジュース飲むか〜「サクッ　サクッ」見るとビニールをテーブルの傍らに置き、わり箸でビニールからセン・キャベツをつかみサクサク食べている人物がいました。</p><p name="13838be9-2f23-4c61-9b41-4315e06a4f23" id="13838be9-2f23-4c61-9b41-4315e06a4f23">「サクッ　サクッ」</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n5a82c3e50f68'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 10 Dec 2025 14:47:12 +0900</pubDate>
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      <title>わたしはハイエナズクラブのおかげで結婚できました。　(ハイエナズクラブ一旦休止によせて)</title>
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      <description><![CDATA[<p name="e3f23758-2a05-484c-884b-f2eeeb4dd34b" id="e3f23758-2a05-484c-884b-f2eeeb4dd34b">　1997年、わたしは入院したハードコアパンクの友人のお見舞いに行きました。<br>彼は踏切で遮断器をくぐり急行電車に接触してしまったのですが、2ヶ月後には会話できるぐらいにまで回復していました。<br>お見舞いの品を渡し、近況を尋ねると<br>「よく病院のパソコンでインターネット見てるんだけど面白いよ。」<br>とのことで、彼が教えてくれた「Webやぎの目」というサイトの「死ぬかと思った」というコンテンツが面白かったです。本当に死ぬかと思ったのはきっと彼ですが。</p><p name="30e3da80-efc0-49d4-9c0c-7f6173e12884" id="30e3da80-efc0-49d4-9c0c-7f6173e12884">「やっぱり、パソコンだな。」<br>21世紀、本当に面白い物はテレビや雑誌ではなくインターネットから。そのためにはまずパソコンが要ると思い、ようやく2003年ぐらいになんとかノートパソコンを買ったのですが、画面に「<strong>ようこそ</strong>」と表示されたまま2日間放置してもそのままだったので、フタをそっと閉じました。<br>1週間後フタを開けてみたらなんかパソコンが立ち上がっていたので「やぎの目　死ぬ」で検索してみたらなんか間違って大便が常にトップ画面に表示されるようになりました。<br><br>「死ぬかと思った」は書籍化されたので本屋さんで全巻買いました。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nbf72adfb53e4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 16 May 2025 13:24:11 +0900</pubDate>
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      <title>作業員の子育て①</title>
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      <description><![CDATA[<p name="1a1cd574-8713-4490-a9ac-2d3816472106" id="1a1cd574-8713-4490-a9ac-2d3816472106">　保育園を卒園し、息子はもう幼稚園生になる。早いものだ。こんなにかわいくて元気で優しい子に育ったのはまさしく妻のおかげ。わたしは家族に対していつも心配ばかりかけて、良い父親らしいことは何もできていない。<br><br>わたしは常々もし自分が父親になったならば、子の友達になりたいと思っていた。<br>理由は、自分が自分の父親ともっと友達のようになりたかったからで、その希望は未だ叶っていないからだ。<br><br>父は人望の篤い人だ。会社でも町内でもPTAでも要職に就き、退職してからも博物館の館長や郷土史の編纂をし、わたしはずっと周りの人たちから「素晴らしいお父さんを持ったね」と言われ続けてきた。<br>しかし、わたしが子供のころ、町内の盆踊り大会などのステージで「耕運機のモノマネ」「洗濯機のモノマネ」「もしコロッケがロボットだったら」などのオリジナル芸を披露し子供たちにも大人気な父を見る度に、わたしはさみしい気持ちになった。<br><br>何で父は他所の家の子どもたちと話す時はあんなに楽しそうなのだろう？<br><br>家では少しの冗談も許さず、いつも母に怒ってばかりなのに。<br>大人になりそんな父を、あれは地域との調和と親の威厳を示す父なりの愛だったのかなと少しは理解したつもりになっていたが、電話や帰省した時など今だに父と面と向かっての会話はぎこちなくなってしまう。<br>父は父で、教師になって欲しかったのに「スラッシュ・メタルになる」と言って実家を飛び出してしまった(そしてよくわからない作業員になった)息子にどうやって接したらいいか分からないのかもしれない。<br>しかしわたしは単純に、父にもっとかまって欲しかったのだ。</p><p name="c0cf30d1-b41b-4beb-ae5d-e3e9565e4db3" id="c0cf30d1-b41b-4beb-ae5d-e3e9565e4db3">父とのいい思い出もある。わたしが幼い頃、父は休みの日によく車で屋根がホームセンターのようだけど屋根が全面トタン板で出来ているセイミヤという場所に連れて行ってくれた。そこで父はわたしにいつもでかいフランクフルトを買ってくれた。<br>わたしはフランクフルトを食べながら父が買い物を終え車に戻ってくるのを待っていた。その味は子供のわたしには少々ビターだったが、「フランクフルト、うまがっぺ？」と父が訊いてくれるのが嬉しかった。<br><br>「うまがったよ。」<br><br>すると父は目を細め笑った。わたしもそんな父を見て笑った。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nc780ab6ceaae'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 01 Apr 2025 03:37:00 +0900</pubDate>
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      <title>危険水位</title>
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      <description><![CDATA[<p name="066bff21-e93a-4e60-b5d0-c93c56b55cd6" id="066bff21-e93a-4e60-b5d0-c93c56b55cd6">　ある日無口な若者が現場に来た。彼は昼めしの時、かばんからカップラーメンを取り出した。それはでかいスーパーカップだった。何の事はない日常的な風景。でかいスーパーカップをセレクトする作業員は多い。決め手はその量だ。しかし若者の行動に、詰所の作業員一同はざわめいた──</p><p name="4426e62d-0167-4b2c-bba9-d9a48ffbede1" id="4426e62d-0167-4b2c-bba9-d9a48ffbede1">　さてあなたが成人男性ならば、カップ・ラーメンにお湯を入れる際、「麺固め・味濃いめ」の効果を狙い、カップ内側の白線より10〜15mmほどお湯の水位を低くするという、現場用語でいう処の『街道差し』の経験がおありだろう。そして特に街道を攻める方は20mm低くする時もあるが、その際かやくがお湯に浸りきっていないので乾燥ねぎや乾燥メンマをバリバリチョクで行く時もあるというがそれでも街道をギリギリまで差すと聞く。とにかく成人男性は、カップのお湯を少なく入れるものなのだ。<br>(とんかつ談)</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n72f5c619c039'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 21 Feb 2025 03:22:13 +0900</pubDate>
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      <title>オラが村のソリッド・スネーク</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2daffab4-6dc5-4c13-8804-587fff9d434f" id="2daffab4-6dc5-4c13-8804-587fff9d434f"><br><br>　わたしの地元では、暑くなると、湿原や田んぼの畦道を、大きな袋を担いだ男性たちが歩きまわっています。その姿は、真夏でも長袖の上下、ゴム長靴に軍手、麦わら帽子の単独行動。まるで猛禽類のような鋭い眼光と鉤爪のような手つき。危険と隣合わせの一匹狼である彼らはマムシ・ハンターです。<br>ハンター専用スネーク・キャッチャーを手に、シマヘビやアオダイショウには目もくれず、ひたすら猛毒の赤マムシだけを狙って野山を闊歩しています。<br><br>｢袋ん中見してやっか？｣<br><br>ある夏の畦道、幼いわたしはマムシ・ハンターの方に声をかけられました。見たいと言うと<br>｢手を噛まれんなよ。｣<br>と言って袋を開いてくれました。<br><br>するとマムシが、がっぷり四ツに組み合わさっていて、なんだかソリッドな感じになっていました。<br><br>今思えば、あれはガッツリ交尾をしていました。<br><br>わたし｢すごい！なんかカッチカチになってる！｣<br>マムシ・ハンター｢……いいモン見だなあ。｣<br><br>マムシ・ハンターは袋をそっ閉じしました。<br>真っ黒に日焼けした孤独なマムシ・ハンターの顔に浮かぶ微笑みが苦笑だったのかどうかは、今となっては確認しようがありません。<br>さてマムシ・ハンターは何であんなにたくさん蛇を捕まえるのでしょうか。幼いわたしは疑問に思い、とりあえず母に訊いてみたところ、<br>｢焼酎につけで漢方薬屋さんに売るんだっぺ。｣<br>とのことだったんですが腑に落ちない点もあるので、今時代はAIなんで調べてみました。ヘッビ・オフとかがあるのかな？ポチっとな。<br></p><figure name="15177105-b560-46e0-9680-5db2f084a12b" id="15177105-b560-46e0-9680-5db2f084a12b"><img src="https://assets.st-note.com/img/1736866764-IyEYeDgLb2GcKkhipswPzSFZ.jpg" alt="" width="620" height="518"><figcaption></figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n8d28c79f568f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 15 Jan 2025 01:10:19 +0900</pubDate>
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      <title>マックス・ベルト</title>
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      <description><![CDATA[<p name="4f1e92af-b731-446c-a46e-4b90883614ff" id="4f1e92af-b731-446c-a46e-4b90883614ff"><br></p><p name="bbc61872-cecf-4e2f-965a-a397a2746b3d" id="bbc61872-cecf-4e2f-965a-a397a2746b3d">　さて"腰が痛い"のはコミカルなのでしょうか。腰が痛くて休むのは｢アハハ腰か～ならしょうがないね～｣みたいな扱いだし現場の職人は楽しそうに｢腰・やっちゃったバナシ｣をします。ていうか｢指・飛ばしちゃったバナシ｣や｢腸・ちょっと出ちゃったバナシ｣も楽しそうにします。しかしそれはあくまで現在元気で働けているからこそでしょう。<br>わたしも先月のある朝、起きたら身体が布団に縫い留められたようにピクリとも動かず、そこまで身体の自由が効かないのは初めてなのでとにかく起き上がらねばと無理やり手を動かしてパンツを履こうとしたところ腰に電撃のように激痛が走りました。<br><strong>｢GU！｣<br></strong>自分のパンツのメーカーを叫んだわけではなく、本当に｢GU(グ)！｣としか声が出ない。ていうか声を出すとまた腰に電撃がPlaystationなので一時間ほど何もできませんでした。ようやく1ミリずつなら移動できるようになったのでファミコンのラーメンマンのような動きで近所(徒歩3分)の整形外科に30分かけて行きました。<br>腰を曲げられないので椅子に座れず、立ったまま2時間ほど待ってようやくレントゲンからの診察。どうやら椎間板ヘルニアのようです。とりあえずケツに注射を射たれました。<br>｢今、どのぐらい痛みます？｣<br>と先生が<br><br>LV1  ←　　ふつう　　　→LV　MAX<br><br>みたいなよくわからないフリップを出しながら言ってきたのでわたしは｢MAX。｣と言うと</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nbb4f75c0a5a0'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 30 Dec 2024 03:16:29 +0900</pubDate>
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      <title>GOM  BOY</title>
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      <description><![CDATA[<p name="6ccb1b52-6f81-4d0d-a349-ec9f88e46710" id="6ccb1b52-6f81-4d0d-a349-ec9f88e46710">(CM)ｶﾞｵｰ　バールはカジトラ！<br>さて内装解体業では｢カジトラ｣のバールを使っていない人間はナメられるとの事。どうやらシナりが違うようです。そこで自分の持ってるバールを確認してみたところ｢TAKAGI かる～いバール｣でした。これではナメられても仕方ないでしょう。わたしは今解体業ではないので構いませんが。<br><br>しかし今から29年前──<br><br>わたしはあるマンモス団地の解体の仕事に従事していました。<br>わたしの前に積み上げられていく団地の玄関ドア。毎日バールを上段の構えから一気に降り下ろし、そのドアノブを全力で叩き折っていました。バールがカジトラ製だったかどうかは、今となっては分かりません。<br><br>さてなぜドアノブを叩き折るかというと、ノブのないドアはフラットになり、トラックにたくさん平積みできるからです。<br>1000世帯はあったであろう団地のドアノブを朝から一個一個叩き折っていくと、夕方には疲労困憊、手のひらのマメは潰れて血が滲んできます。そうなると一撃では叩き折れない。二度、三度やっても折れないと先輩が近づいてきました。<br>｢何やってんだオメ～　遅えんだよ貸してミロ｣<br>先輩はドアノブ目掛けバールを一閃、すると見事に空振りしコンクリートの地面を全力で叩いてしまいました。先輩の手首は変なふうに曲がっていました。骨ポキでした。<br>｢カジトラのバールさえ使っていれば…。｣<br>と、今になって思えば、あの骨ポキ先輩も浮かばれるのではないかいやそれは無いなという気がしなくもない。</p><p name="20484143-a3e9-49cd-8468-c71ce77c1bf1" id="20484143-a3e9-49cd-8468-c71ce77c1bf1">さて団地のドアノブも折り終えた頃、次なる現場は高級住宅にて１人の左官職人さんのテモトでした。気難しい感じの方でした。まず床の清掃を頼まれ、きれいにやったら褒めてくれてジュースもくれたので｢この職人さんは怖そうだけど優しくていい人だな。｣と思いました。<br>次は4,000円渡され、近くにあるホームセンターに行ってきてほしいと頼まれました。何を買ってくればいいのでしょうかと訊いたところ、<br><strong>｢ゴム太郎。｣</strong><br>と言われました。ゴム太郎ってなんだ…？<br>今晩使うやつか。<br>｢ノコギリだよ！ノコギリ。ゴム太郎。｣<br>ノコギリの事でした。わたしはいそいそとホームセンターに行き、4,000円ぐらいのノコギリを探したところ、2,800円で｢<strong>ゴムボーイ</strong>｣というノコギリを見つけたのでそれを買って戻りました。<br>｢買ってきました～。｣<br>｢オウ。てオメ～これ<strong>ゴムボーイだろうが！！俺ゴム太郎って言ったよな！！</strong>｣<br>とメチャクチャキレられました。<br>｢もういい釣りよこせ！オメ～帰れ！あーもー忙しいのによ～<strong>ゴムボーイ</strong>なんか買って来やがってよ～ｸｿｶﾞｷ｣<br>わたしは帰らされました。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n29f556833871'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 30 Nov 2024 23:53:12 +0900</pubDate>
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      <title>ヘルメット　イン　ザ　ミーンタイム</title>
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      <description><![CDATA[<p name="f5eb6d2b-32eb-4960-b641-4d617fb742e2" id="f5eb6d2b-32eb-4960-b641-4d617fb742e2">　アメリカの｢ヘルメット｣というバンドの｢イン・ザ・ミーンタイム｣という曲のプロモーションビデオがテレビ東京で流れたのは1992年の深夜。ケント・フリックと渡辺満里奈(！)がナビゲーターで、海外の新進気鋭のバンドを紹介する30分の番組だったと記憶している。ケント・フリックはなんか8チャンネルとかでヘリコプターやマシンガンのうますぎるモノマネ(確か映画｢プラトーン(86年　米)｣のエリアス軍曹が死ぬシーンのモノマネ)とかを披露し実家のお茶の間をいい意味でドン引きせていた外国人タレントだ。<br>そんな彼がグランジ全盛期のアメリカから紹介したのが｢ヘルメット｣──イントロの轟音発狂ギターと地鳴りのようなドラム、それに続くまるで怒りに任せてハンマーを振り下ろすような粗暴なギターリフが工業機械のように冷徹に反復する狂気のサウンドスタイルは、高校生のわたしをあっさり虜にしてしまった。<br>渡辺満里奈はドン引きしていた。<br>｢ヘルメット｣という名の由来は、バンドのリーダー、ペイジ・ハミルトンが付き合っていた彼女にバンド名のアイディアを求めたところ、｢あんたがいつも被ってるそれでいいんじゃないの？｣と言われた事からだという──当時ペイジは建築現場で働きながらバンド活動をしていた。<br><br>(ちなみにバンドが売れてから、ペイジはかの名女優ウィノナ・ライダーと付き合って別れた。ちなみにドラムのジョン・ステニアーはヘルメットを脱退し2000年代最重要ポストハードコアバンド｢バトルス｣のやたらシンバルの位置が高いドラマーとして大活躍している。)</p><p name="aa2499d6-7e67-4732-9ac4-374573bd061f" id="aa2499d6-7e67-4732-9ac4-374573bd061f">なるほどいつも被っているものをバンド名にするというのはいいものです。三角巾。野球帽。スネオヘアー。<br>そして建築現場で働く俺たちはみんな｢ヘルメット｣の一員なのではないのでしょうか。なので今度から｢ヘルメットのとんかつ｣になります。<br><br>in the meantime…(そうこうするうちに…。)<br><br>さてヘルメット(一人称)なんですけれども、ここ最近忙しかったんですけれども、半年くらい前にある説を提唱しました。それは『作業員のヤバさはヘルメットのヤバさに比例する』という説です。<br>東日本大震災以降、日本の建築現場はあまり照明に電力を割けなくなりました。なので作業員は現場の明るさを補うべくヘッドライトをヘルメットに装着するのがもはや基本装備になっておりますが、意外とその取り付け方、いい加減ではうまくいきません。モノによってはちょっと下を向いただけでブリンと外れてしまったり、ゴムバンドがびろんびろんになったりするので専用のアタッチメントを購入しないと収まりが悪かったりします。また、モノによっては<strong>マニュアルがドイツ語</strong>だったりするのでそもそもゴムの締め方などが分からなかったりする場合もあります(経験者 談)。<br><br>さて半年前のある日の朝、わたしは駅でスーパーの弁当を食べている作業服を着た小太りな人物を見ました。それ自体は特段珍しい事ではないのですが、彼はすでにヘルメットと安全帯を身に付けており、直立不動で弁当を食べていました。通常、通勤時にはヘルメットを被りません。<br>そのヘルメットのてっぺんには、ヘッドライトではなく懐中電灯がガムテープでベッタベタに貼り付けられており、そして立ち位置が、改札へと向かう階段とエスカレーターの真横。この街に職場や学校がある全ての人々の目に必ず触れる位置で、ヘルメットのまま弁当を食べているのです。頭のてっぺんに懐中電灯がくっついたヘルメットで。<br>｢こいつはかなりヤバいな。まさか同じ会社じゃねえよな。｣<br>──そして案の定、彼はわたしと同じ一次会社の下に派遣されてきた作業員でした。非常に無口で動きは緩やかでしたが、彼のヘルメットの懐中電灯が、ガムテープの貼り付けが甘かったからか、歩くたびに頭の上でピコピコと動く姿はまるでピクミンかオプーナの様にコミカルでした。<br>彼は、粉塵がキツい耐火断熱材を扱う作業の際、突然鼻と口にサランラップを巻き付けて作業し始めたので、近くにいた人が｢それは無理だろ｣と言ったのに聞く耳を持たず、しばらく見ていたら急にいつもの2倍のスピードで暴れ出してサランラップを破り捨て、肩で息をしていたそうです。<br><br>｢作業員のヤバさはヘルメットのヤバさに比例する｣<br><br>・無地の白ヘルメットの前面にマジックで大きく｢キムタケ｣と書いてある<br>・巨人(野球)のヘルメットを被っている<br>・XーMENのようなヘルメットを被っている<br>・無口な人が現場のバーベキューの次の日ビンゴで当たった金色のヘルメットを被って来た<br>・自作のヘルメットが真っ二つに割れた</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/ncd9f996a2bb9'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 21 Oct 2024 01:47:07 +0900</pubDate>
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      <title>(作業員が)未来のためにできること</title>
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      <description><![CDATA[<p name="078559e3-8562-4c24-a228-f866ea989eef" id="078559e3-8562-4c24-a228-f866ea989eef">　ビルなどの建設工事の場合、我々は必ず産業廃棄物を分別しています。プラスチック、紙・繊維、コンクリート、鉄、木、ダンボール、ガラス、石膏ボード、等々──それぞれが｢ゼロエミヤード｣と呼ばれる場所の所定のコンテナボックスに振り分けられ、リサイクルされていきます。箒で掃き集めたような多種多様な品目が混ざり合った物も、ふるいをかけて釘一本まで分別しています。当然それには労力がかかり、巨大現場の全業者一斉清掃なんかが昼イチあった日には分別だけで夕方になってしまったりもします。が、地球環境の保護のためには残業も辞さない構えこそが、我々建設作業員が未来のためにできることなのです──と思ったらある日の朝、コンテナボックスに｢ボクシング用のサンドバッグ｣が入っていました。どう考えても工事で出たゴミではないので引っ張り出そうとしましたが、一人では無理だったので仲間を二人呼びました。重さ50kgほどあったと思います。<br>すると仲間が｢なんかこんなのもありました！｣と言ったので見ると、それはボクシンググローブでした。</p><p name="6bd9b8a4-e530-4082-8212-0ccfcbb23fc3" id="6bd9b8a4-e530-4082-8212-0ccfcbb23fc3">──男は、建築現場で働きながら、いつかはチャンピオンになる事を夢見て過酷な練習に励んでいた。しかし身重の婚約者との将来を考え、愛用のグローブとサンドバッグを捨てる事を決心したのであった──</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n105b01c181ff'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 18 Sep 2024 02:19:18 +0900</pubDate>
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      <title>カウンター・パルス</title>
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      <description><![CDATA[<p name="da9375ed-ca62-4216-aa28-d340f8b19e65" id="da9375ed-ca62-4216-aa28-d340f8b19e65">ある日、わたしが現場でめちゃくちゃな口笛を吹いていると、<br>｢へえ～『クロアチアの夜』ですか。やっぱり現代音楽とかお好きなんですか？｣<br>と話しかけられた。<br>わたしは『クロアチアの夜』という曲は知らなかったが、現代音楽は好きなので｢はい。｣と答えた。<br>話しかけてきたのは少し前に派遣会社から現場に来た小柄な中年の方だ。工事の仕事の経験は浅いという。しかし落ち着いた口調と丸眼鏡をかけたその顔からは、どことなくアカデミックな気配が漂っていた。何より現代音楽においてわたしなんかより遥かに知識がありそうだ。わたしのめちゃくちゃな口笛(MR.BIGのギターソロを口笛で演奏)を『クロアチアの夜』などというわたしの知らない曲として聴くことが出来るとは、前職は音大の教授か何かだったのだろうか。<br>わたしは現場の責任者でありながら、まだ工事経験の浅い彼に一目置かざるを得なかった──と思ったら、そのオッサンはなかなかのバカだった。<br>オッサンが、ホウキで掃き集めたゴミ山を掃除機に吸わせていたので、<br>｢すみませんそれはチリトリで取ってガラ袋に入れて下さい。｣<br>と言ったら｢ああ！それは気がつきませんでした！｣と言ってしばらくしたら｢すみません！掃除機が壊れました！｣と電話がかかってきたので見に行ったらオッサンはゴミ山を掃除機で吸おうとまだ悪戦苦闘しており｢もうちょっとで吸い終わるんですが掃除機が吸わなくなっちゃいました。｣と言っていた。<br>工事用のデカイ掃除機は見たこともないぐらいパンパンにゴミが詰まっていた。</p><p name="f89658b2-8833-41fd-ab77-d577a87551b1" id="f89658b2-8833-41fd-ab77-d577a87551b1">ある日の休憩時間、オッサンは現場に迷いこんだ猫を追いかけていたら転倒し、怪我はなかったものの、メガネが粉々に砕け散ったため、わたしはこれ以上は危険と判断しお引き取り願った。オッサンの好きな音楽家はエリック・サティだという。<br>ちなみに『クロアチアの夜』という曲はいくら検索しても見つけられなかった。<br></p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n410c57155064'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 31 Jul 2024 00:51:25 +0900</pubDate>
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      <title>(エッセイ)建設作業員によるファッション30年史</title>
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      <description><![CDATA[<p name="81cec63d-19d2-4850-882a-6e7d19122bb3" id="81cec63d-19d2-4850-882a-6e7d19122bb3">　今年で建設作業員になって30年、色々な服を見てきました。先日、某缶入りエナジー飲料まんまの、黒地にショッキング黄緑の三本線が入ったTシャツを着ていた作業員がいたのですが、よく見るとその線は三本のショッキングなゴーヤでした。<br>また、どこで手に入れたのか、セブンイレブンの制服を着て一心不乱にコンクリートの塊(｢フネの残コン｣と言います)を大ハンマーで破壊している作業員を見た事もあります。<br>そして通勤、退勤時の服装は普段作業服姿しか見ない職人の人となりを伺い知る事ができる数少ないチャンスです。<br>左官屋さんが内臓丸出しのデス・メタル・バンドのTシャツを着ていたり、クレーンの運転手さんが怪我をしてもいないのに包帯を巻いて綾波レイの姿でクレーン車を運転して通勤して来ているのを見ると、洗練された無機質な鉄骨とコンクリートのビルにも90年代サブカルチャーのような悪趣味と有機的な情念のようなものを感じられるようになってきました。建物は人間が建てているのです。それぞれがそれぞれの意識や感性を持った…。<br>ここで30年を機に、現場の内外問わず、いち作業員の主観でちょっと振り返ってみたいと思います。</p><p name="2e5116f6-4e45-488b-aaad-0917f07d19a7" id="2e5116f6-4e45-488b-aaad-0917f07d19a7"><br>【1994～2004年】<br>｢建築軽作業バイト募集｣の｢軽作業｣につられて重労働の世界に入ってしまったわたしは、800円を支払い会社から作業服上下を購入しました。その服は伸縮性のない木綿の長袖ブルゾンとカーゴパンツで、色は今ではアースグリーンと呼ばれる薄緑でした。当時そのスタイルは、建築現場では｢ベトコン｣と呼ばれており、見習い作業員や設備業者の服装として認識されていました。<br>さてコインランドリー代にも事欠く有り様だったわたしはある日カーゴパンツが洗濯できず、やむ無く自分の持っている中で一番気に入っていないジーパンを履いて現場に行ったところ、<br>｢<strong>ジーパンなんかで仕事すんじゃねえ！</strong>｣<br>と作業責任者(職長)から激しく叱られ、家に帰らされてしまいました。<br>渋々従いましたが、服務規定にはそんな事書いてなかったはずです。しかしわたしは働いていくうちに、どうやら現場には｢作業員ファッションの不文律｣という物が存在している事を肌で感じ取りました。<br>ジーパンはカッコつけだからだめ、｢アンチャンコ(若年層)｣の内は超々ロングはだめ、見習いで腕時計は生意気、シャツの裾はズボンに入れる、タビ靴はベテランになってから──などなど。<br>そのアンリトゥン・ルールを破った者が叱責を受ける様をあちこちの現場で見て、｢現場でしてはいけない服装｣を学んで行きました。<br>考えると一理あります。ジーパンは重く動きづらい、超々ロング(裾が広がったダブダブズボン)は仕事に慣れてないと色々な物に引っ掛かり転倒の原因になる、見習いが時間を気にしては先輩に失礼、シャツの裾はジャイアント馬場の教え、タビ靴は釘を踏み抜きやすい。などなど脈々と受け継がれてきた｢昭和の職人魂(と全日本プロレス魂)｣が、1994年という平成の真っ盛りの世にはまだしっかりと息づいていたのです。肉体、根性エリートによる体育会系縦社会。ほとんどの職人は若い時からずっと職人をしている叩き上げでした。ゆえに先輩に言われた事は絶対なのです。<br><br>さて一人前になってからようやく好きな作業服で仕事ができるようになります。そして、その職人の現場への発言力、貢献度が高ければ高いほど服装の自由度も高くなります。阪神タイガースのユニフォームを着て監督に怒鳴っている職人を見た時は｢この人にだけは逆らっちゃいけないな｣と思いました。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n219f0dbea400'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 30 Jun 2024 23:00:50 +0900</pubDate>
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      <title>(小説)ドレッドヘアーの人　インタビュー</title>
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      <description><![CDATA[<p name="9125313d-cd89-4341-a1b8-3ead8ff65f26" id="9125313d-cd89-4341-a1b8-3ead8ff65f26"><strong>──本日はよろしくお願いいたします。</strong></p><p name="649e4b36-05fe-4a0e-a148-103714d71ac3" id="649e4b36-05fe-4a0e-a148-103714d71ac3">ドレッドヘアーの人(以下｢ド｣)：こちらこそよろしくお願いいたします。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n71c6ac557fe9'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 08 May 2024 07:35:31 +0900</pubDate>
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      <title>肛門科に行きました(including：重金属食べちゃいました)</title>
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      <description><![CDATA[<p name="0f29a61d-763b-4328-99da-72e3763b9a23" id="0f29a61d-763b-4328-99da-72e3763b9a23">(【すみません】肛門と便の話しか書いてありません)<br><br>　さてわたしは野菜が苦手だ。物心ついたときには身体が野菜を受け付けず、チャルメラや緑のたぬきの粉末スープに入っている<strong>小ネギ</strong>さえ吐き出す有り様。大人になるにしたがって徐々に食べられるようになったが、やっぱり苦手意識は拭えない。<br>で、先日また心臓が止まりそうになって入院(３年ぶり２回目)したんですが、入院食がやっぱり野菜中心だったけどいい加減もう結構な大人なのでガマンして食べました。すると、いままで工事現場の食堂のたぬきそばや残業帰りの深夜の家系ラーメンとかばっかり食べていたので慢性的に下痢だったのが嘘のようにいい排泄ぶつが出た。<br>ただし、下痢ばっかしのANUSが細っていたので肛門が徐々に拡大してきて、退院のちょっと前に肛門がさけました。</p><p name="1cba77f8-48be-4848-92e3-e44a2d9c1265" id="1cba77f8-48be-4848-92e3-e44a2d9c1265"><strong>ダメージ　1000<br><br></strong>なので退院したばかりなのに今度は｢大腸肛門クリニック｣に行かなければならなくなった…。ちなみに｢太陽肛門スパパーン｣という確固たるイデオロギーと唯一無二のサウンドを演奏する本当に素晴らしいバンドが存在します。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n84ef4672b622'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 23 Apr 2024 03:38:26 +0900</pubDate>
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      <title>DUB WAR(フラワーマン14日間連続春のDUB祭り)</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2ab2ec98-e92d-4c2f-a809-9b346ca1604a" id="2ab2ec98-e92d-4c2f-a809-9b346ca1604a">　さてわたしは両肺の肺炎及び心不全で入院しましたが、治療でステロイドや各種抗生物質をたくさんドーピングしたからか、はたまた41℃の体温と83％の血中酸素飽和度のせいだったのか、まず、病室の天井の照明や火災報知機やスピーカーやブリーズライン(空調吹き出し口)の位置がサイケデリックに動き回り始めました。<br>『見知らぬ、天井』なんて言ってる場合ではなく、昔のDVDデッキのデモ画面よろしく天井のいろんな物が部屋の端で跳ね返って縦横無尽。ブロック崩しゲームを彷彿とさせるこの現象はアルカノイドかアルカロイドのなせる業──これが幻・視・人か！DUB幻覚のDUB祭りです。</p><p name="a2ecef55-3f0d-4aaa-b3ca-f3b6c34b848d" id="a2ecef55-3f0d-4aaa-b3ca-f3b6c34b848d">｢一本松って知ってる？｣</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n390a3f1fce1d'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 13 Apr 2024 23:36:59 +0900</pubDate>
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      <title>心不全 ２／いきなり心不全の逆襲</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2120c870-8f8f-4647-a7dd-fb1f7e39ff2a" id="2120c870-8f8f-4647-a7dd-fb1f7e39ff2a"><br>2021年10月31日、わたしは心不全で倒れた。自分の命が消え行く感覚に直面した時、誰かに伝えなければ永遠に失われてしまうストーリーの事が残念でならず、わたしはその記述を始めるのだが、ストーリーは記述の最中も新しく生まれ続ける。例えば──<br></p><table-of-contents name="4ba61a45-7e0a-4ed4-bb3e-38c51710ec71" id="4ba61a45-7e0a-4ed4-bb3e-38c51710ec71"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n58af2be5069a'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 26 Mar 2024 20:50:12 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/videocleaners/n/n58af2be5069a</link>
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      <title>大失敗という名のDJ、大炎上という名の力士</title>
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      <description><![CDATA[<p name="6f460a17-6b0c-4983-9999-f2d55ba80c14" id="6f460a17-6b0c-4983-9999-f2d55ba80c14">　さて先日DJをやりました。馴染みのクラブですが真面目なのでちゃんと開店25分前に行って店長さんや店員さんや演者の皆さんに｢おはようございます(芸事では夜でも朝の挨拶というアンリトゥン・ルールがある。)今日はよろしくお願いいたします。｣と挨拶して回っていたところ、DJブースの機材やスピーカーがまるまる最新型にリニューアルされている事に気がつきました。えっ！パッと見使い方が分からない！で、店員さんに訊こうと思ったのだがトップバッターのDJの方がリハーサルしていて訊けないというかその人が機材を完璧に使いこなしていてしかも上手い。スピーカーの出音も最高だ。リハーサルいらなくないですか。しかもその方はUSBメモリとPCを使ってDJしているのだがおれは100円CDしか持ってきていない。<br>｢(まずい事になった…)｣<br>いよいよ開店、お客さんがどんどん入ってきて激うまDJの方がどんどん盛り上げている。超いいスピーカーはどんな小さなアイソレーターいじりにも追随しクリアかつド迫力のごまかしがきかない大音量！ｽﾞﾝﾄﾞｺｽﾞﾝﾄﾞｺ</p><p name="b66d4213-6b4f-4da9-a968-1a6cc13ae33b" id="b66d4213-6b4f-4da9-a968-1a6cc13ae33b">いよいよあと10分ほどでおれの出番だ。<br>｢(かなりまずい事になった──)｣<br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‐<br><br>──さてときどき頼まれてクラブでDJをやったりしますが、毎回毎回やる前に動悸、息切れが止まらなくなってやめたくなります。それは過去に大失敗したトラウマがあるからだ。そもそもテクノやハウス好きだったとはいえスラッシュ・メタルのギタリストの作業員だったわたしが何でDJをやり始めたのかというと遡ること17年ほど前──</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/ne60fdabde7c5'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 21 Mar 2024 02:55:58 +0900</pubDate>
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      <title>ミロ　飲んじゃいました</title>
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      <description><![CDATA[<p name="48836b80-92f3-4f5c-be97-c553fa2ad98b" id="48836b80-92f3-4f5c-be97-c553fa2ad98b">　いつもペットボトルに入ったミロ(飲み物)を飲んでいる作業員がいる。50代の彼は掃除部門、わたしは鉄骨部門で仕事しているため一緒に作業することはなかったのだがつい先日、なぜか大工部門のヤバい仕事を丸投げされたわたしは朝礼で言った。<br>｢エレベーターの完成検査の日程に関わる重要な作業です。急ではありますが、どなた様でも結構ですのでどうかわたしと残業をして下さい。｣<br>すると、ミロ(飲み物)が言った。<br>｢ぜひ、自分にやらせて下さい。｣<br>よく見るとミロではなくMILCOA(グリーンダカラちゃんの一種)という飲み物だったがもはやどうでもいい。コンビニではあまり売っていないのでどこで買ったのかと訊くと<br>｢Amazon。｣との答えが帰ってきました。<br>さて、このミロさん(人名)、麦芽飲料を飲んでいるからなのか会話のキャッチボールが上手く、ゾンビ映画｢バタリアン｣(85年 米)の話で大いに盛り上がった。脳みそ！こんな残業は久しぶりだった。</p><p name="3aea1984-11f9-409e-ab9a-2b6963cbcd59" id="3aea1984-11f9-409e-ab9a-2b6963cbcd59">かつて残業をするときにはいつも仲間がいた。<br><br>映画、音楽、マンガ、みんなで作った残業オリジナルソング｢Give up すっぺ｣、キン肉マンのオリジナル超人｢ヒューマン・ゴリラ｣──</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n12ef606ef304'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 26 Feb 2024 23:23:18 +0900</pubDate>
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      <title>ゲームコーナーに行こう</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2f82932b-06cf-46a8-b7f4-0dcdbfa5602d" id="2f82932b-06cf-46a8-b7f4-0dcdbfa5602d">　心の中にゲームコーナーがある。</p><p name="ec44a979-2d3a-43ba-805f-0f404ba6b840" id="ec44a979-2d3a-43ba-805f-0f404ba6b840">洗練されたいわゆるアミューズメントパークではなく、無駄に広くてスカスカなゲームコーナー。忙しく殺伐とした現実に追い詰められた時、わたしは心のゲームコーナーへと向かう。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n4b310f79fdd7'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 31 Jan 2024 23:34:37 +0900</pubDate>
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      <title>そんな服を着ていたら鉄砲で撃たれてしまう</title>
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      <description><![CDATA[<p name="954cff0e-98b8-4d1a-b0cb-9aa7ad46b5f2" id="954cff0e-98b8-4d1a-b0cb-9aa7ad46b5f2">　クリスマスにはでっかいおもちゃをプレゼント！わたしは息子の趣味嗜好を反映させ、でっかいトミカ整備工場を選びました。喜んでくれてよかった。ガッツリブルーカラーなのは父ゆえか。妻にはノースフェイスのでっかいブーツをプレゼント。よく似合っているよ…さてわたしが3歳の時のクリスマスの朝、枕元にあったのはトリガーを引くとマシン・ガン・サウンドと共に薬莢がポコ・ポコ飛び出るでっかいM-16ライフル。父はわたしが普段から父の｢ゴルゴ13｣をエロ・殺人シーン目当てで盗み読みしてこうふんしていた事を知っていたのでしょうか。。おかげでこんな大人になりました。</p><figure name="2bfbc346-a716-461b-a9e8-71fd2342046c" id="2bfbc346-a716-461b-a9e8-71fd2342046c"><img src="https://assets.st-note.com/img/1703514490137-3yZNAHxya9.jpg" alt="" width="620" height="368"><figcaption>すべてを破壊する…</figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nea77e855e488'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 26 Dec 2023 00:41:26 +0900</pubDate>
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      <title>飢餓海峡(Famine sector)7 裸のランチ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="bc8202e4-d3c6-4612-86a8-2121e2a08099" id="bc8202e4-d3c6-4612-86a8-2121e2a08099">　超大型現場の中には食堂が設置されることが多いし、それ専門の業者さんもいる。作業員しか知らない味がそこにはある。もし超大型現場に食堂がなかったら？昼休みになると1000人からの作業軍団が大挙して周辺のコンビニや飲食店に押し寄せパニックになることは想像に難くない。実際｢昼休みに現場から出るの禁止｣というルールを設けた現場もかつてあった。その現場の近くにあるラーメン屋さんがラーメンよりチャーハンについてくるスープのほうが美味くて｢チャーハンにトッピングチャーシューでスープにチャーシュー入れる｣という正解を導きだしてから俺がそればっかり頼んでいたことはそんなに関係ないはずだ。<br>松屋や吉野家を5点、駅のホームの立ち食いそばを7点、超渋い定食屋さんを10点とするなら常に12点ぐらいのスコアを叩き出している現場の食堂。何の点数かは秘密だ。行きたくなってきた？作業員になろう。そしてわたしと苦しみを共有しましょう…</p><figure name="d19ced21-1cba-4ed0-9fbd-418b3fb89b36" id="d19ced21-1cba-4ed0-9fbd-418b3fb89b36"><img src="https://assets.st-note.com/img/1701263242056-QgjggwERGj.jpg" alt="" width="620" height="564"><figcaption>おにぎりたぬきそば</figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nd63c1286a859'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 29 Nov 2023 23:02:00 +0900</pubDate>
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      <title>心不全から２年</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8878ef73-2285-46f3-9ad0-27145b5e1db5" id="8878ef73-2285-46f3-9ad0-27145b5e1db5">　2年前の10月31日の朝、日曜日であったがあまりにも背中の痛みがひどいので、休日診療してくれる駅前クリニックに行った。初めて行くそのクリニックは電車を乗り継ぎ駅を出てすぐの建物。1階には模型屋さんがあり、ショーウインドウに飾られた数々の立派なガンダムにしばし見とれる。その2階にあるのがクリニックだ。さて、いつまでもガンダムを見ていたい処だが、そろそろお医者さんにいい薬をもらってチャーシューメンを食べて、妻と息子に3時のおやつを買って帰ろう。そうだドーナッツがいい。｢ただいま～｣家に着いたら息子を抱き上げ妻に愛してると言っておみやげのドーナッツを──おや？<br><br>階段が上れない。<br><br>2階にあるクリニックへの階段を2、3段上るだけで100m走直後のように息が切れしゃがみ込んでしまい、回復までしばしの休憩を要した。家を出た時はこんな酷い状態じゃなかった。産まれたての小鹿のようにプルプルと立ち上がる。</p><p name="e31d65af-e71a-4b45-91ad-ed2bc9e934a3" id="e31d65af-e71a-4b45-91ad-ed2bc9e934a3">｢大地に、ガンダム立つ。｣</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/nd2e912fec699'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 31 Oct 2023 23:58:40 +0900</pubDate>
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      <title>サイバー作業員　キレられる</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7f2cfc39-5858-45f7-b539-20f87def9034" id="7f2cfc39-5858-45f7-b539-20f87def9034">　作業員同士のケンカは嫌なものだ。身内ならまだしも、業者x業者のケンカは長く深い遺恨を残し現場の進捗にも悪影響を及ぼす。<br>ある現場で内装ボード屋さんが電気工事屋さんにキレた。理由は単に邪魔だったからだそうだ。ボード屋さんは工事が遅れていて気が立っていた。電気屋さんは黙って引き下がったが、次の日の朝、ボード屋さんのエアタッカー(空気圧ででかいホッチキスを撃ってボードを取り付ける道具)用のコンプレッサー(空気を圧縮する機械)のキャプタイヤ(電気コード)が、１つ残らず機械の根元から切断されているのが発見された。これをやられては断線箇所を途中で結び直しすることができない。修理にはコンプレッサー(1台だいたい15万)を分解するしかなく、内装工事はストップ、犯人は誰か明らかだったが電気屋さんはボード屋さんからの数々のいじめに近い嫌がらせの証拠を提示、番頭どころか社長同士の話し合いにまで発展、その間全部の工事がほぼストップ。結局みんな残業になった。２ヶ月ほど現場に泊まり込んだ。<br>現場はチームプレイ、多くの会社が入り交じって１つの建物を竣工へと導くためには我先にとがむしゃらに突き進むだけでなく譲り合いの心も大切なのだ。<br>　<br>　さてわたしも現場でのケンカに無縁だったわけではない。職長という立場上数々のケンカを仲裁し、他業者に頭を下げに行った事も多いが、わたし自身が作業中チョクでキレられた事も多い。<br>ある時急に予定にない足場解体が始まり、解体しながらのガラスクリーニングを組に依頼されたので慌てて道具を持って解体中の足場に上り必死に作業していたが、多勢(鳶職の方15人)に無勢(わたし１人)、みるみるうちに足場が無くなってゆく。<br>｢ごめん鳶さんちょっと待って！そこまだクリーニングしてないんですけど！｣<br>と言うと<br>｢ハア！？　『ごめん』じゃねえだろ～！？<br>『すみません』だろうが！！｣<br>とキレられた。<br>動揺してモタつくわたしにさらに追い打ちをかけるように、<br>｢日本人みんな勉強して大学行っていい会社入る。お前日本人だけどパカだからこんな仕事してる！！｣<br>と、海外から働きに来たと思われる若い鳶さんに怒鳴られた。<br>わたしは頭の中で｢そうだよパカだよ｣｢それが　どうしたパカだよ｣とパーク・マンサーのラップを繰り返す事で難を逃れた。仕事はギリ終わった。</p><figure name="455a87a5-ff4e-425a-9902-57a3c0ed8930" id="455a87a5-ff4e-425a-9902-57a3c0ed8930"><img src="https://assets.st-note.com/img/1696089026937-4kV7a2RWCp.jpg" alt="" width="620" height="620"><figcaption>本文とは関係ありません</figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n8d4eaa96e89f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 30 Sep 2023 23:43:34 +0900</pubDate>
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      <title>病床で危篤の作業員が詰所にいた！</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a5c61341-eb72-433b-856e-19ca6c81dfe8" id="a5c61341-eb72-433b-856e-19ca6c81dfe8">　朝礼後、詰所(作業員休憩所)に若手のA君が疲れた顔をしてたたずんでいたので、わたしは彼を和ますため面白い話をしようとして近づいた。<br>｢どう？最近なんか面白い事あっポロ｣<br>わたしの前歯がいきなりポロリと取れた。　(完)<br><br>──歯医者へ──</p><p name="395d4c4a-255e-4edc-8a38-dd2562aa21d0" id="395d4c4a-255e-4edc-8a38-dd2562aa21d0">結局、義歯を入れるために前歯をもう一本抜いたので、完全に前歯がなくなってしまいました。<br>唇の裏側が口に吸い込まれてすごく気になる。なんか食事も味気ない。｢寿司｣が｢フヒ｣になる。心なしか息子にも遠ざけられている…歯は大事にしないといけないと思い知った。｢化膿するといけないので安静に｣というわけで２日仕事を休んだ。義歯は二週間で出来るそうだ。そうだ、ラッパーみたいなブリンブリングリルを入れよう！本当に息子を怖がらせてしまいそうなのでやめた。<br><br>前歯は5年ぐらい前からグラグラだった。<br>某高級ホテルの現場をやっている時、わたしはエントランスホールの自動ドアの分厚いガラスをクリーニングしていた。<br>するとエントランスホールの外から監督が手を振りながら近づいてきた。<br>｢すごい！こんなに綺麗になるんですね！｣<br>わたしも満面の笑みで近づギガイーン☆★<br>磨いたガラスが透明すぎて存在を忘れていた。顔から突っ込んだ！<br>ていうか7年前にも同じ事があった。<br>ていうか10年前にも15年前にも同じ事があった。<br>15年前に突っ込んだのはライフル弾も通さない特殊な防弾ガラスだった。(○○院○○○○)<br><br>──作業員に歯がない人が多い理由はお分かりいただけただろうか(職種に依ります)。<br>これは職業病だ。決してみんな歯磨きをサボっているわけではない。</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n9e229765a7b9'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 30 Aug 2023 01:30:17 +0900</pubDate>
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      <title>実話　とんかつの母③(最終回)</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="6485035a-cd0b-482e-8c1c-d3529c7654a8" id="6485035a-cd0b-482e-8c1c-d3529c7654a8"><blockquote><p name="1a450dc1-b69c-44f8-876d-5758dc7d812b" id="1a450dc1-b69c-44f8-876d-5758dc7d812b">【前回までのあらすじ】<br>茨城県北部に吹いた前衛の風──芸術家・クリストによる｢アンブレラ展｣は2名が亡くなる不幸な事故により珍曲｢アンブレラ音頭｣(流山市民音頭のパクリ)をわたしたちと工藤静香氏の心に遺すのみに終わった。それとはあまり関係なく母は一万円もらった。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="17d7eb6e-000e-46a0-b3b1-f605c02b8b1f" id="17d7eb6e-000e-46a0-b3b1-f605c02b8b1f">　しかし、不毛と思われた土地に植え付けられた｢前衛の芽｣は長い時間をかけ開花し、｢茨城県北芸術祭　KENPOKU ART2016｣の為にやくしまるえつこ氏がリリースした公式テーマソング｢わたしは人類｣が、オーストリアで開催されているメディアアート界のオスカー賞｢Ars Electronica・STARTS Prize｣に於いて日本人として初のグランプリを受賞した。(2017年)</p><br/><a href='https://note.com/videocleaners/n/n75b194ef2658'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85996190/profile_381acdba6eeeb3064986911a923e9f58.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>とんかつ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 19 Aug 2023 18:33:27 +0900</pubDate>
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