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    <title>鳥野 小川</title>
    <description>大体2週間に1回、日曜に小説を投稿するアカウントです。長編はNolaに載せています。
最近は多忙のため、投稿時間に少々むらがあります。楽しんでいただければ幸いです。</description>
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    <copyright>鳥野 小川</copyright>
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    <lastBuildDate>Sat, 27 Jun 2026 03:13:54 +0900</lastBuildDate>
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      <title>今週の投稿についてのお知らせ</title>
      <description><![CDATA[<p name="6bda1bb5-fe95-473a-8f08-003a8a6d9213" id="6bda1bb5-fe95-473a-8f08-003a8a6d9213">最近実生活のほうが多忙だったため、今週の投稿はお休みします。<br>今週投稿する予定だった話は来週投稿する予定です。</p><p name="8bb49b7e-4e85-4330-96fe-6f3b3fb5e842" id="8bb49b7e-4e85-4330-96fe-6f3b3fb5e842">よろしくお願いいたします。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/nc5a075b5bfb1'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 21 Jun 2026 08:36:56 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】架空闘病日記</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7ea48695-9ecc-4095-94bb-d2c3eebdae41" id="7ea48695-9ecc-4095-94bb-d2c3eebdae41">すべてうそです。ほんとうじゃないよ。<br>架空の闘病日記の話。</p><p name="39312c4b-e8ea-4578-a64e-4751e830654d" id="39312c4b-e8ea-4578-a64e-4751e830654d">　最初に断っておきたいのはここから先に書くことは全て嘘ということだ。嘘の闘病日記だから誰も死んでいないし、ベッドの上で七転八倒した人間もいない。暇つぶしに書いた架空の日記ではあるが、もしも私以外にこの日記を読む人がいるならば、それを念頭に置いて読んでくれれば幸いだ。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n79ec47fb1c9a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 07 Jun 2026 09:48:47 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】お葉菜見日和</title>
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      <description><![CDATA[<p name="dcdbf907-0809-4c72-af24-2868ded5568e" id="dcdbf907-0809-4c72-af24-2868ded5568e">見方が変われば新しい楽しみ方が見えてくる。<br>「お葉菜見」にいく女の話。</p><p name="854df495-0a9d-4e90-8fd9-574517148e23" id="854df495-0a9d-4e90-8fd9-574517148e23">　そうだ、お花見しようと思い立ったのは日曜の朝のことだった。<br>　空は一点の曇りもない青。小鳥は軽やかにさえずり、心地よい風が葉を揺らしている。あいにく香ばしいパンの香りもほのかに甘い炊き立ての米の香りもしないが、とにかく理想的な朝だった。<br>　女は伸びをしてベッドから起き上がった。<br>　お花見。なんてやわらかくて素敵な響きだろう。デスクの上に積み上がった書類の山だとか、パソコンのメールボックスに表示された青丸に白字の忌々しい数字たちだとか、隣からひっきりなしに飛んでくる愚痴だとか、灰色の埃のような数々とは無縁の春の日差しのようにきらきらしたもの。<br>　その言葉を聞いただけで、道端を彩る小さな太陽のようなたんぽぽの花、若草色の野原の上に広げたレジャーシートの黄色のチェック、水色の大きな弁当箱いっぱいに詰めこまれたおにぎり、卵焼き、からあげ、その他諸々の素敵なもの、両親の笑い声が一気によみがえる。<br>　かつてお花見というのは春の一大イベントだった。楽しいことばかりが詰めこまれた出来事が自分の人生から姿を消してしまったのは一体いつからだっただろうか。家族分のご飯を収められる大きな弁当箱が棚の奥にしまわれたまま日の目を見なくなってしまったのは一体いつからだっただろうか。<br>　今はもうそんなきらきらしたことは欠片も残っておらず、手元にあるのは税金事務所からの封筒、月々のクレジットカードの支払い通知、あとは日々の労働にくたびれ果てた身体ひとつだけ。<br>　すっかりハリを失ってしまった手のひらを見つめ、はあ、と嘆息を落とす。<br>　いつもであれば、このまま惰眠を貪りながらネットサーフィンで休日を消費するところだが、こんな素敵な一日をベッドで終わらせるのはあまりにもったいない。<br>　そうと決まれば、早速準備に取り掛かろう。女は冷蔵庫の扉を開けつつ、いつもの癖でスマートフォンの電源をつけ、動画サイトをタップした。一番上に出てきたニュース番組のサムネを押す。刺激の少ないニュースは作業の合間にはちょうど良いし、もしかしたら花見の穴場スポットや花見が終わった後に寄り道できそうなカフェを紹介してくれるかもしれない。よく通るアナウンサーの声をBGMに米をとぐ。それが夢を崩壊させる一手と知らずに。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n8b1ba985a405'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 10 May 2026 08:58:59 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】灰色の羊</title>
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      <description><![CDATA[<p name="d441a3ab-bdcd-47e5-80de-4cd2c8d81294" id="d441a3ab-bdcd-47e5-80de-4cd2c8d81294">いつも半歩浮いている。<br>ある女の孤独な人生の話。</p><p name="daef88f7-7515-497d-b45b-b04ee5abd4ee" id="daef88f7-7515-497d-b45b-b04ee5abd4ee">　私はいてもいなくてもいい人間でした。彼女の話はそんな言葉から始まりました。<br>　背筋を伸ばして座る男の顔をじっと見つめる。シミ一つないワイシャツに紺色のジーパン、短く切られた髪、顎にはひげ一本たりとも見えない。<br>　しかし同時に目立った特徴もない顔立ちだった。好感がもてる雰囲気なのに、この部屋から出たらすぐに景色と混ざって消えてしまいそうな、ありきたりな顔。<br>　田村修。三十二歳。独身。T県出身で、兄弟はなし。ある企業のA県支社で営業に就いている。会社からの評価は可もなく不可もなし。問題を起こすことはないが、会社を引っ張るエースというわけでもない。どこにでもいるごくごく平凡ないち社員。<br>　紙面に並ぶ字をなぞる。そうでもしなければ、凡庸すぎて読んだそばから頭から抜け落ちてしまいそうだった。<br>　だが次に続く文字は違う。一つだけ赤字で書かれたように、平々凡々な文章の中で異彩を放っている。<br>　SNSで「ききとりや」を運営。<br>　スマートフォンの普及率がどの世代でも90％を越えた昨今、SNSはもはや生活の一部と言っても差し支えない。<br>　広大なネットの海で人々は様々な顔を見せる。金やブランド品を見せびらかして優越感にひたる者、苛烈な誹謗中傷を他人に浴びせる者、世間一般的には後ろ指を指される過去をこぼす者――。<br>　互いの顔も知らぬ電子の世界で、人々は表とは違った顔を出す。<br>　だが文字が伝えられることは限られている。文字の向こうに熱を感じても、それは人肌と比べるとずっと低く、心もとない。<br>　誰かにこの声を聞いてもらいたい。被った分厚い仮面を脱いで、醜い欲望をぶちまけてしまいたい。でも自分を知っている人には知られたくない。秘密を漏らさず、否定せず、ただ耳を傾けてくれる、そんな都合のいい人間はいないものか――。<br>　ききとりやはそんな需要に応えたアカウントだった。<br>　彼が提供するサービスは驚くほど単純だ。ただ話を聞くだけ。時間ごとに料金が設定してあり、その時間分、客は思う存分自分をさらけ出すことができる。当然、その時間内に聞いたことは外部に一切漏らさない。そういう趣旨の誓約書まで用意する。内容によっては密談ができる場所まで用意する。<br>　その細やかな気遣いがウケたのか、それとも田村が醸し出す何を話しても許されるような安心感が評価されたのか、意外と顧客は多いらしい。<br>　もう一度田村を見る。田村は額に汗を浮かべながら、こちらを見つめていた。瞳が不安で揺れている。犯罪に手を染めた後ろ暗さというよりは、思わぬことからに事件に巻き込まれてしまったことに対する動揺のように見えた。<br>（多分この人はシロだ）<br>　仕事柄いろいろな人間を見てきたせいか、ひとめ見ただけで、人の性根が何となくわかるようになった。<br>　田村はどこにでもいる善良ないち市民だ。人を殺めるような度胸があるとは到底思えない。この手の人種は人に手をかけた時点で罪悪感に押しつぶされ、こちらが出向くまでもなく出頭するだろうから、もし彼が犯人だったのならば、悲壮感はあれどこんなに落ち着いてはいまい。……もっとも田村が「名役者」だったのならば話は別だが。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n4f2a172a6fe3'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 08:57:14 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】Midnight Meat Night</title>
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      <description><![CDATA[<p name="f4bd7b8e-4be2-4c6c-b2fd-e8c10b227fab" id="f4bd7b8e-4be2-4c6c-b2fd-e8c10b227fab">肉は至高。<br>肉が大好きな友人と一緒に肉を食べる話。</p><p name="fafa1472-807e-4741-a8d7-860ff574ff09" id="fafa1472-807e-4741-a8d7-860ff574ff09">　昔どこかで、生ハム原木がきっかけで結婚した話を聞いた。<br>　気持ちはわかる。私だって家に生ハム原木があると誘われたら即座にその手をとるだろう。<br>　豚の足一本丸々使って、長い時間をかけて旨みを凝縮させた肉の宝石。シンプルでいながら、肉の魅力を最大限引き出す、ヨーロッパが作り上げた食の芸術。そんな至高の品を前にして誘いに乗らないほうが失礼だというものだ。<br>　ああ、あの上質ななめし革のような皮を愛でて、とろける脂肪と芳醇な香りをまとった赤身を味わえたら、どんなに幸せか！<br>　だって家に帰れば生ハムが出迎えてくれる。あの塩と脂と肉の旨みで疲れ切った体を優しく包みこんでくれる。なんてできたダーリンだ。スパダリは生ハム原木のためにあると言っても過言ではない。　</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n04333411dc90'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 09:08:09 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】夢紀行　いたずらウサギと宇宙の卵</title>
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      <description><![CDATA[<p name="0c5455ab-07da-43de-82d1-f2e75becf5c2" id="0c5455ab-07da-43de-82d1-f2e75becf5c2">何が出るかは割ってみてからのお楽しみ。<br>霧宮が怪鳥に頼まれてウサギに盗まれた卵を探す夢の話。</p><figure name="4ada24e0-af46-4881-bdda-dbe89c73b3e6" id="4ada24e0-af46-4881-bdda-dbe89c73b3e6" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n572557252fe7" data-identifier="n572557252fe7" embedded-service="note" embedded-content-key="emb167a15e4f568"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n37e4d681ba15'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 29 Mar 2026 09:17:25 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】つぼみの君へ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="c74be514-81c1-4102-8ed5-8b8723b5d1fe" id="c74be514-81c1-4102-8ed5-8b8723b5d1fe">一生咲かないあなたへ。<br>ある少女が友人の墓参りに行く話</p><p name="3b0faa72-e966-4d17-84e2-e75fbcaa8e02" id="3b0faa72-e966-4d17-84e2-e75fbcaa8e02">　三月の平日が休日といえるのは春休みに入った学生くらいで、多くの人々にとっては数ある通勤日の一つに過ぎない。両親は仕事に出かけ、家にいるのは私一人だ。だからこそ今日というこの日に私は計画を実行する。<br>　すくい上げたファンデーションを頬にのせてならしていく。指の腹でぽんぽんぽんと馴染ませていくやり方は小夜子と二人で見た動画で学んだ。<br>　始めた当初はむらが出たり、厚く塗りすぎたりしてちぐはぐな印象になったことも多かったが、今はきれいなツヤを出せるようになった。<br>　入学までには完璧にしようね、と約束した小夜子の声がよみがえる。<br>（私はもう完璧にぬれるようになったよ、小夜子）<br>　でもその成果を自慢しにいく相手はもういない。<br>　パフで肌を整えたら目に移る。キラキラのラメが入ったアイシャドウは今年の新作で、淡いピンクが桜みたいでかわいらしい。<br>　ふと、春の新作は絶対かわいいから一緒に見に行こうね、と笑う彼女の笑顔が脳裏をよぎった。<br>（――噓つき）<br>　結局コスメショップに足を運んだのは私一人だ。あんなに念押ししたくせに。指切りまでしたのに。<br>　恨みがましい思いをため息と共に吐き出して、アイラインを引く。瞼を上げると、鏡の中のお姉さんが微笑んだ。制服姿でなければ、きらめくキャンパス内を颯爽と歩く大学生たちと肩を並べられるはずだ、きっと。<br>　眉毛も忘れず整えて、最後に明るいピンクのリップを塗れば完成だ。ぷるんと輝く唇は瑞々しい春を演出してくれることだろう。<br>　化粧も済んだ。お気に入りのシュシュで髪も結った。花束は予約した花屋に取りに行くだけ。<br>　準備は整った。<br>　彼女と一緒にやりたかったおめかしをして、私は今日、墓参りに行く。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/na459beb41b7e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 15 Mar 2026 09:02:13 +0900</pubDate>
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      <title>【小説】ガー子のヒナ祭り</title>
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      <description><![CDATA[<p name="79792ad0-10fb-41bc-ab30-c55559eb09cb" id="79792ad0-10fb-41bc-ab30-c55559eb09cb">今年のひな祭りは騒がしい。<br>家出したアヒルが十年ぶりにヒナ祭りをしにやってきた話。<br>2月の試験が終わったら再開するつもりと言っておきながら、その後もいろいろありまして結局再開が3月になってしまいました。しかも久しぶりの投稿がこんな変則的な日時です。すみません。<br>来週からはいつも通り日曜に投稿します。よろしくお願いします。</p><p name="f4f83d0c-e159-4f8f-a9b4-7772df0d38d5" id="f4f83d0c-e159-4f8f-a9b4-7772df0d38d5">　扉をあけたらアヒルがいた。扉を閉めてもう一度開ける。やはりいる。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n075482e059d3'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 03 Mar 2026 20:35:28 +0900</pubDate>
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      <title>新年の挨拶と今後の投稿について</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8730f720-e5ff-4273-a952-8e072042a44d" id="8730f720-e5ff-4273-a952-8e072042a44d">あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。<br>皆様は年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか。私は初日の出を見に行く以外はほとんど実家から出ず、だらだらと過ごした年末年始でした。</p><p name="46e57a70-f55c-483f-8dbd-3ba169b9028c" id="46e57a70-f55c-483f-8dbd-3ba169b9028c">さて、いつまでも前置きを続けてもいけないので、本題に入らせていただきます。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/nd47357cef12b'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 11 Jan 2026 08:44:21 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】怪物たちが祈る夜</title>
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      <description><![CDATA[<p name="cd76610e-f7af-4432-83ed-47505d7e1dc7" id="cd76610e-f7af-4432-83ed-47505d7e1dc7">Frohe Weihnachten!（ドイツ語でメリークリスマスの意）<br>烏と悪い子どもをさらって食べてしまう怪物クランプスがある子どもの良き終わりを模索する話。</p><figure name="b4b31440-49b9-4282-9de2-b070106350b4" id="b4b31440-49b9-4282-9de2-b070106350b4" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n667baddf2823" data-identifier="n667baddf2823" embedded-service="note" embedded-content-key="emb1d1ef0900bf3"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/nc70666dca4d3'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 24 Dec 2025 21:41:29 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】夜明け探し</title>
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      <description><![CDATA[<p name="3428a3b9-f506-4357-9afe-37c6f54e3c73" id="3428a3b9-f506-4357-9afe-37c6f54e3c73">こじれて互いすら見えなくなった兄弟に夜明けは訪れるのか。<br>三人組シリーズに出てくる炎野白海が己の進路に関して初めて兄に打ち明ける話。</p><figure name="2b77f314-8611-4e58-8f92-3d8be0156f85" id="2b77f314-8611-4e58-8f92-3d8be0156f85" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n25ca43d98f46" data-identifier="n25ca43d98f46" embedded-service="note" embedded-content-key="emb40847d750e01"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/ne8fe20813366'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 14 Dec 2025 09:49:43 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】怠惰のすゝめ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="65e0d4f9-2dee-4b7e-9817-f09c9b5b8a29" id="65e0d4f9-2dee-4b7e-9817-f09c9b5b8a29">怠惰とはすなわち本能である。<br>月に一度、怠惰の日を作る男の話。</p><p name="8967123b-d906-4d49-8846-01a7aee500d4" id="8967123b-d906-4d49-8846-01a7aee500d4">　怠惰とは何か。<br>　辞書で引くと、「怠けていてだらしがないこと。すべきことをしないでむだに時間を過ごしている様子」と記されている。一般人が怠惰という言葉に抱く印象を端的に表した素晴らしい文章だ。<br>　この文からもわかるように怠惰にはやるべきことをしない、サボっているなど非情に負のイメージが強い言葉である。勤勉が称賛されている時代において――事実、真面目に仕事や勉学に取り組むのは評価されるべき行いであるが――現代の怠惰は肩身が狭い。<br>　しかし一度考えてみてほしい。怠惰は本当に不要な感情なのかということを。<br>　人間は怠ける生き物だ。楽をしたい生き物だ。<br>　楽をしたいから頭を使い、道具を編み出した。楽をしたいから労働を分散し、仲間たちと協力してきた。怠惰があったからこそ、人類は発展してきたのだ。<br>　つまり怠惰というのは決して悪いものではない。怠けたいという感情がなければ休息を作ろうとは思わないし、休みもなしに働き続ければいつか倒れてしまう。先ほども述べたようにサボりたいと思わなければ技術の発展はない。<br>　そもそも本当に生きるのに邪魔な要素ならば、この長い進化の過程の中で自然と振り落とされてきたはずである。よって怠惰とは生存に必要不可欠な感情なのだ。<br>　さてつまらない御託を延々と並べてきたわけだが、つまり私が言いたいのは思い切り怠ける時間があってもいいのではないか、という主張である。スマホをいじり、外にも出かけず、ベッドの中で一日が終わるという生活を毎日続けるのは健康に悪いし、それを続けられる人間は一握りなので、もちろんそれを奨励しようとは思わない。<br>　だが一週間に一回、あるいは月に一回ならばどうだろうか？<br>　という前提を踏まえ、今から私が学生の頃から続けている怠惰デーについて話そうと思う。<br>　ルールは簡単。月に一度、一日中ぐうたらする日を作るのだ。その日だけは絶対に勤勉な生活を送ってはならない。ただ時間を浪費し、怠惰を極めることに頭を使うのだ。<br>　名前がおざなりすぎないかという顔をしているが、敢えて言わせてもらおう。名前なんてどうでもいいのだ。第一、一日中怠ける日の名称に頭を使うのは馬鹿馬鹿しいことだ。一目でわかる名称ならなんでもいい。名前よりも中身が大事なのだから。<br>　さて、具体的な内容にうつろう。とは言ってもまず話すのは怠惰デー当日の話ではなく、前日の準備からだ。<br>　なぜ最初に事前準備から始めるのかだって？<br>　理由は至極簡単だ。一日中怠惰に過ごすのだから、当日になってあれもしたい、これもしたいと行動するのは怠惰とは言わない。真の怠惰を極めるには当日からあれこれ準備を始めるのは二流のすることである。勝負は前日から既に始まっているのだ。<br>　前日に行うのは部屋の掃除、洗濯、明日の食事の調達だ。私は怠惰デーを月のちょうど真ん中の土曜に行うことが多いので、平日分の作り置きには気を遣わなくてもいいが、余力があれば作る。まあそこまでルールを固めなくてもとにかく明日やるべき家事を今のうちにやっておきさえすれば何でもいい。<br>　ああ、そうだ。一つ重要なことがある。食事は必ず出来合いのものにすること。特に温めたり冷やしたりする手間がないものにしておくことが最重要だ。手作りのものを用意すると、食器を洗う手間が必要になる。シンクにもっていってそのままにしておくことが怠惰の象徴だと考える人もいるだろうが、台所まで行き、蛇口をひねり、水につけるのは立派なひと仕事だ。それは怠惰ではないと私は考えている。それに怠惰デーは一日だけだ。一か月のうち一日だけ、普段は身のうちにしまいこんでいる怠惰を開放する日なのだ。それ以外はまっとうに、優等生のような勤勉で有意義な生活を送るのだ。怠惰デー以外の日にしわ寄せがいくのは避けたい。<br>　なに？　前日の準備の時点でしわ寄せが言っているだって？　そんなことはない。<br>　前日の準備自体は手間ではない。これはいわゆる祭りの前日のようなものだ。ある意味一番高揚している時間と言ってもいい。なぜなら明日になれば何もしなくていいからだ。明日は好きなだけ時間を消費していい。上司や取引先との会話を広げるために新聞をチェックしたり、ビジネス本を読み漁ったりする必要はない。飲み会で余計な気を回す必要もない。ただごろごろとベッドの上を転がって、一切身のためにならない無駄を享受できるのだ。<br>　よって食事は食べ終わったらすぐにゴミ箱にポイと捨てられる出来合いのものがいい。だが三食全て菓子パンで終わらせるのも味気ない。だからデリバリーを頼むときもあるし、スーパーの弁当や、懐が温かければちょっといいところの総菜をチョイスすることもある。これはその日の気分で決めるといい。<br>　飲み物はもちろんペットボトルだ。できれば茶か水がいい。ジュースやコーヒーでは中身を洗う手間がある。酒は飲むときもあるが、明日に響くと困るので飲んでもせいぜいひと缶だけに留めている。それに酒を飲むとトイレが近くなるからな。トイレのために動くのはあまり怠惰とは言えないからし、せっかくの怠惰デーを酔いつぶれて終わるのは少々勿体ない気がしてならない。<br>　変なところで真面目だな、だと？　君も知っての通り、怠惰デー以外の日は医者だって拍手するような規則正しい生活を送っているのだ。自分の欲望を開放するのは月に一度。怠惰デーだけだ。それ以外の日に影響があってはいけない。堅物？　なんとでも言え。<br>　箸やスプーンは使い捨てものを使う。理由は同上。何度も同じ説明はいらないだろう。<br>　洗濯や掃除も済んだ。仕事もなし。リモコン、充電器に延長コードもしっかり手元に届く範囲にある。ああ、ゴミ箱も忘れずに。これを忘れるとわざわざ取りにベッドから出なければならず、究極の怠惰を達成できたとは言い難い一日となってしまう。それでは一か月に一度の楽しみが減ってしまうので確認は入念に。<br>　おっと、服装の言及を忘れていた。一日食って寝て過ごすため、怠惰デーの前日はかっちりとした服を着てはならない。襟のよれたスウェットのような動きやすい服装でいると良いだろう。<br>　さあ、ここまでやり終えれば後は何もしない一日が待っている。目を閉じて、次に目を開けたときには素敵な怠惰の始まりだ。<br>　私はいつも五時には目を覚ましているが、この日だけはアラームをかけない。カーテンも閉じておくので、太陽が私から睡眠を剥ぎ取ることもない。そもそも時計も見ないから、何時に起きたのか意識することもない。目を覚ましたとき、まだ眠気が残っていれば二度寝を決めるし、目が冴えていれば起きればいいのだ。もっとも起きたところでベッドから出る必要はない。特に何をするでもなく、ふかふかの布団にくるまって時間を費やすのは最高の怠惰な行為と言っても過言ではないだろう。だが今月はせっかくこたつを出したので、ぎりぎり近くまで寄せたこたつに滑りこむことにする。<br>　電源をつけなければならないのでそこは怠惰ポイントマイナスであるが、この後の極楽を想えば必要な犠牲ではある。<br>　まだ冷えているこたつの中で足を伸ばしながらスマホの電源をつける。ただしこのとき仕事のメールは開いてはいけない。もし見るとしてもこの一度だけ、ざっと通知の件名を確認し、緊急の用事がなければ閉じて、メールのことは脳内のゴミ箱に投げ捨てる。怠惰デーに仕事などもってのほかだ。勤勉とは怠惰とは対極にある存在である。ゆえに怠惰デーに仕事のしの字も入れてはいけない。勉強のべの字もだ。<br>　動画サイトを開いて仕事とは一切関係のない犬猫がはしゃぎ回っている動画をぼーっと流し見し、題名すら知らないショートアニメを一気見し、どこからか流れてきた見知らぬ配信者の配信をぼーっと眺める。そうこうしているうちに暖気がこたつ全体に回ってきて、心地よい温もりが全身を包むと、ぬるま湯のような眠気がやってくるだろう。<br>　リモコンを操作し、テレビの電源をつけ、アナウンサーが読み上げるニュースを右から左に聞き流しながら、天板に顎をのせる。そしてかごからみかんを取り出し、テレビの映像をぼんやりと見つめながら、皮をむいてはゴミ箱に捨てる作業を繰り返す。<br>　口いっぱいに広がるみかんの甘酸っぱい果汁を味わいつつ、今日も身を粉にして働いている労働者の顔を憐憫をこめた眼差しで眺め続けるのだ。まさに怠惰の極み。<br>　ニュースを見ることに飽きたら今日の朝ごはんをちまちま食べつつ、動画配信サイトをテレビで流し続ける。飽きたらこたつでうとうとと舟をこぎながらみかんの白い筋をいかに取り除いて美しいオレンジの果実だけにするか挑戦してみるといい。取っても取らなくても味にほとんど影響はないし、むしろとるほうが摂取できる栄養が減るのでとらないほうがいいまでもあるが、こういう何の利にもならない無駄な作業に本気で取り組むというのは最高に怠惰な生活だとは思わないか？　思わないか。そうか……。<br>　まあ、とにもかくだ。アニメやら音楽やらを流し続けて、たまにトイレに行く以外はこたつで全てを済ませるぐうたらな時間を送っているうちに、いつの間にか日が沈む。<br>　アニメや音楽を聴くことにも飽きたらこたつの電源を切ってベッドに逆戻りだ。そこで特に何をするでもなく、じんわりと温まっていく布団の温もりを感じながら、惰眠を貪るでも良し、ネットサーフィンに時間を費やすのも良し。私はこのときネット小説を読むことが多い。ああ、小説とは言っても文豪や評論家が書くような高尚なやつではないぞ。ほのぼのとしたなんてことのない日常が続く話だとか、特に山もなければ谷もないような平坦な話を読むんだ。頭を使わなくて済むからな。まあたまにのめりこむような物語に出会ってしまうと、時も忘れて読んでしまうこともあるんだが、これは怠惰とは少し道がそれてしまっている気がする。<br>　なに？　怠惰の定義に当てはめるなら趣味に熱中するのも悪くはないだろう、だって？　まあそれはそうだが、今年の怠惰のテーマはなるべく脳みそを使わない、純粋な怠惰を追求すると決めているんだ。趣味に没頭する怠惰デーは去年やってしまったからな。真の怠惰を求めて様々な角度から怠惰を追求しているんだが、今年は初心に帰って「怠惰」そのものを追い求めると決めているんだ。<br>　……話が逸れたな。ネットサーフィンにも飽きたら、歯磨きをしてベッドに入って寝る。風呂？　一日入らなくても死なないさ。汗や匂いが気になるのなら明日の朝にシャワーを浴びればいい。怠惰デーに入浴習慣を入れてしまうとは、まだまだ究極の怠惰への道は遠いぞ。もっと自分の怠惰欲を開放したほうがいい。<br>　そうして一日が終わるとたまっていた欲望がすーっと消えてまた明日から頑張れるわけだ。<br>　ここで最初の問いに立ち返ろう。<br>　怠惰とは何か。それは怠けることだ。やるべきことをやらず、無為に時間を消費することだ。しかしこの怠惰デーを始めてから十年以上経つが、未だに怠惰の極地に達したことはない。<br>　怠惰とひと言に言っても奥が深いのだ。ここで例として上げると敬虔な信者の皆様からひんしゅくを買ってしまいそうだが、ある宗教では一切の労働を禁止する日があり、ボタンを押すことですら労働になるらしい。もちろん、彼らにとってその日は祈りをささげる神聖な日であり、私のこのふざけた怠惰デーなるものとは天と地ほども差のある行為を承知の上であえて口に出させてもらうが、一切の仕事を禁止するという行いは私の怠惰デーに通じるものがあると私は考えている。<br>　つまり何が言いたいかというと、まだボタンを押すという行為を許してしまっている私には、まだ真の怠惰の域には達せていないのであり、改善の余地があるということだ。<br>　さて、これで私の怠惰デープレゼンは終わるが、もし君がこの考えに共感してくれるのであれば、ぜひ君も実践してみてほしい。そして君だけの怠惰デーについて教えてもらいたい。</p><br/><a 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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 30 Nov 2025 09:29:56 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】こころ緑化活動</title>
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      <description><![CDATA[<p name="5b9656ad-c54b-4e96-8d3d-0e8bad86a41b" id="5b9656ad-c54b-4e96-8d3d-0e8bad86a41b">電子の海に緑を植える。<br>ひょんなことから隣の席の男子の独特なSNSの使い方を知った女の子の話。</p><p name="eb61e2f1-f0a2-4a82-a817-c2a42e1f43d2" id="eb61e2f1-f0a2-4a82-a817-c2a42e1f43d2">　冬の空気は色褪せていて、いつもと変わらないはずの教室もどこか活気に乏しい。教壇に立つ黒のスーツも黒板に書かれた文字たちも薄いフィルターを隔てたかのように淡くぼんやりととしている。<br>　少女、北野柚はそれらを自分の席からぼうっと眺めていた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/nbe6a9f65490e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 16 Nov 2025 10:19:15 +0900</pubDate>
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      <title>【小説】第十一回ぽんこんがっせん</title>
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      <description><![CDATA[<p name="08ea5028-1e1c-4713-89df-14af63160866" id="08ea5028-1e1c-4713-89df-14af63160866">さあさあ、今年はどちらに勝利の女神は微笑むのか。<br>狸と狐の化け合戦の話。<br>すみません、最近多忙のため投稿するのが遅くなってしまいました。今後も投稿時間が遅れることがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。</p><p name="88fcfc2e-fad8-4591-b86c-5175d18b4bce" id="88fcfc2e-fad8-4591-b86c-5175d18b4bce">　ぎらつく日差しがようやく鳴りをひそめ、夏毛から冬毛に変わる頃。黒白山も青い衣から色鮮やかな錦に衣替えをし、爽やかな秋風が紅葉を撫でていく。<br>　桂の砂糖を煮詰めたような甘い匂いが鼻をくすぐり、木々は艶やかに輝く実を袖からちらり、ちらりと覗かせる。どこもかしこも華やかな祭りの雰囲気にあてられて、動物たちの気分も浮き立っていた。<br>　そんな黒白山のちょうど中腹あたり、ひときわ開けた広場のような空間に、この山一番の熱気が渦巻いていた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n1ee6532fd07b'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 02 Nov 2025 22:34:11 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】合縁奇縁は秋の色</title>
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      <description><![CDATA[<p name="c6633f30-9afb-4d1f-be52-d18ef8457159" id="c6633f30-9afb-4d1f-be52-d18ef8457159">小豆とブラウンの縁がかかるとき。<br>少し早いですが、もうじきハロウィンということで、ある漫画家のところにやってきた招かれざる客人たちの話。</p><figure name="b616e970-9b51-4b18-af1f-ff9be3b5489f" id="b616e970-9b51-4b18-af1f-ff9be3b5489f" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n240e98c2e659" data-identifier="n240e98c2e659" embedded-service="note" embedded-content-key="emb4d7dcc0ed5a3"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/nf32e3e19ff4c'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 19 Oct 2025 09:25:25 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】ラストダンス</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2c6e722f-d286-4ab2-ba4b-97d32ad7c1ed" id="2c6e722f-d286-4ab2-ba4b-97d32ad7c1ed">幕引きも優雅たれ。<br>年老いた白鳥の最後の公演を見届けることになった狐の話。</p><p name="fc917231-09c9-4181-a98a-44f950676995" id="fc917231-09c9-4181-a98a-44f950676995">　その白い鳥は深く淀んだ青の中に悠然と佇んでいた。黄金に染まる枯草を背に、湖の底よりも静かな目でこちらを見つめていた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n69cc767b8e8b'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 05 Oct 2025 09:48:49 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/torinoogawa/n/n69cc767b8e8b</link>
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      <title>【短編小説】夢紀行　犬市</title>
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      <description><![CDATA[<p name="4ad27d01-a49a-46a3-a814-c35083ee61e6" id="4ad27d01-a49a-46a3-a814-c35083ee61e6">顔ふせ、面つけ、もて隠せ。<br>友人の霧宮が犬の面を被った市場に行く夢の話</p><figure name="d298203c-be33-4154-b158-8dceb9af57cc" id="d298203c-be33-4154-b158-8dceb9af57cc" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n572557252fe7" data-identifier="n572557252fe7" embedded-service="note" embedded-content-key="embfbdec6ec63c7"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n131ed7bea17a'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 21 Sep 2025 10:50:58 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/torinoogawa/n/n131ed7bea17a</link>
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    <item>
      <title>【短編小説】おむらの箱</title>
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      <description><![CDATA[<p name="51a8342f-b2c5-47d8-a211-1c85e4b44e72" id="51a8342f-b2c5-47d8-a211-1c85e4b44e72">皆、誰かの命で生きている。<br>同期が家宝としてまつっている「おむらの箱」についての話。</p><p name="7c908db2-41d2-45c3-8eff-8447e41d7c79" id="7c908db2-41d2-45c3-8eff-8447e41d7c79">　まだ夏休み中の構内は閑散としていた。段ボールを抱えて人気のない廊下を歩く。各地から集められたサンプルが隙間なく詰めこまれた段ボールはずしりと重く、研究室にたどり着く頃には、まるで外で走ってきたかのように汗だくになっていた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/naf94bd06da22'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 07 Sep 2025 09:49:30 +0900</pubDate>
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      <title>【小説】むくろひろい　下</title>
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      <description><![CDATA[<p name="3575f1ce-b6b9-4f74-b329-87ada00cce9e" id="3575f1ce-b6b9-4f74-b329-87ada00cce9e">バイト帰りに自転車を走らせていた少年、朔が出会ったのはツクヨミと名のる月の神だった。ひょんなことから朔はツクヨミの月の欠片探しに付き合うことになるが――？</p><figure name="b8a37ac7-7e7c-4662-8c64-883de8f2dec7" id="b8a37ac7-7e7c-4662-8c64-883de8f2dec7" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n58945266079f" data-identifier="n58945266079f" embedded-service="note" embedded-content-key="emb8777f26b4041"></figure><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n3563b79766d4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 24 Aug 2025 22:50:02 +0900</pubDate>
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      <title>【お知らせ】日中用事があるので、今日の投稿は夜になります。よろしくお願いしま…</title>
      <description><![CDATA[<p name="c1e46e7f-b220-4524-a205-ba169fee0dea" id="c1e46e7f-b220-4524-a205-ba169fee0dea">【お知らせ】日中用事があるので、今日の投稿は夜になります。よろしくお願いします</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/ne400e583347e'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72715778/profile_69074492cd7401e82504267d6492a25e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 24 Aug 2025 08:20:25 +0900</pubDate>
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      <title>【小説】むくろひろい　上</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8f554a6c-9487-4bb2-b13e-f5e709301053" id="8f554a6c-9487-4bb2-b13e-f5e709301053">散ったあなたの面影を探して。<br>月の破片を集める子どもに出会った少年の話。上下二本で終わる予定です。下は来週だします。</p><p name="4252ac4c-c9df-4879-a809-186510ed1308" id="4252ac4c-c9df-4879-a809-186510ed1308">　その晩は月が冴え冴えと光り輝く日だった。アスファルトにできた水たまりがその光を反射し、増幅させ、月はいよいよこの世のものとは思えないほど神秘的な輝きをまとっていた。<br>　夕立が駆け抜けた後だというのに、虫の音はおろか蛙の声すら聞こえてこない。寝静まった田舎町に響くのは少年がこぐ古ぼけたママチャリだけだ。<br>　まるで人間のいない世界に迷いこんでしまったようだった。磨きあげられた月が照らすのは自分の町瓜二つの世界。しかしそこに人はいない。空に座る月だけが無人の町を愛でている。<br>　と、そこまで考えて少年、望月朔は首をふった。<br>　何を馬鹿なことを。いくら夜中だとはいえ周りを見渡せば何個かカーテンの隙間から明かりが漏れ出ているのが確認できるし、右に広がる田んぼだって今はたまたま蛙たちが鳴く気分でないだけだ。少し時間が経てば再び嫌というほどの大合唱を聞かせてくれるだろう。小説でもあるまいし、夜道を走っているうちに異世界に入りこむなどということはない。<br>　朔が自転車を走らせているのは見晴らしのよい道路だ。反対車線には家々が連なっているが、朔が走る道は隣に田んぼが広がる他には何もない。ましてや今は二十二時を過ぎている。都会ならまだしもコンビニですら日をまたぐと店じまいをしてしまうような田舎では、こんな時間に出歩く者など朔のようなバイト帰りや残業でくたびれたサラリーマンくらいしかいない。<br>　だから道の真ん中にうずくまって人間がいるだなんて考えもしなかったのだ。<br>　気づいたときにはうずくまる影との距離は一メートルもあったか怪しい。物体を視認した瞬間、朔は咄嗟にブレーキをかけながらハンドルを切った。<br>　キキーと耳障りな音が静寂を引き裂く。次いで衝撃が朔を襲った。恐る恐る前を確認すると自転車の前輪が電柱と柵の隙間に割り入るように挟まっていた。<br>　幸い衝撃が襲ってきたのは人を避けた後だったので、轢いてはいないはずだ。しかし万が一のことがあったら、と思うと心臓はばくばくと脈打っているのに冷たい汗が流れた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n58945266079f'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 17 Aug 2025 09:57:43 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】雨のちねこ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2ea1477a-df02-4c7e-9f88-61560a493563" id="2ea1477a-df02-4c7e-9f88-61560a493563">もふもふは正義。<br>犬に振られた友人を慰めるため、猫集会にお邪魔させてもらう話。</p><p name="455ccfb9-7ff2-445b-b604-67e61a424752" id="455ccfb9-7ff2-445b-b604-67e61a424752">　まったく仏心なんてだすもんじゃなかった。<br>裏白夏梅《なつめ》は本日何十回目かもわからないため息を噛み殺した。天井の穴は半分も数え終わらずに済むだろうと腹をくくっていたのに、今や半分どころか二枚目のタイルに突入しようとしている。<br>　はあ、とついに殺しきれなかったため息が落ちた。<br>　蝉の声にすすり泣きが混じり、暑さと湿気の最悪なハーモニーを奏でている。せめて蝉は今だけ自粛してくれないだろうか。重苦しい空気を散らそうとしているのかもしれないが、これでは散らすどころか暑苦しさを足しているだけだ。<br>　そんなことをつらつらと考えていると突然視界が揺れた。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n80d877d4a282'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 03 Aug 2025 09:50:00 +0900</pubDate>
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      <title>【お知らせ】卒論等で多忙であったため、今週の投稿はお休みします。今週投稿する…</title>
      <description><![CDATA[<p name="25cfb3ee-9654-4f4a-ab8c-3eb6a8319893" id="25cfb3ee-9654-4f4a-ab8c-3eb6a8319893">【お知らせ】卒論等で多忙であったため、今週の投稿はお休みします。今週投稿する予定だった話は来週します。よろしくお願いします。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n8e29b2332b5f'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 27 Jul 2025 08:55:08 +0900</pubDate>
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      <title>【短編小説】夏、最後の始まりを</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="352d9f17-bc70-4ba0-98c2-747bca676cf0" id="352d9f17-bc70-4ba0-98c2-747bca676cf0" data-src="https://note.com/torinoogawa/n/n56b57345833d" data-identifier="n56b57345833d" embedded-service="note" embedded-content-key="emb3f11313ba25f"></figure><p name="3e3fe486-3f6a-4b68-a451-6b514627ac87" id="3e3fe486-3f6a-4b68-a451-6b514627ac87">以前書いた「夏、いつもと違う始まりを」から一年後の話です。<br>三人組の高校最後の夏の海の話。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n6ca14cb1f996'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 13 Jul 2025 09:17:40 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/torinoogawa/n/n6ca14cb1f996</link>
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    <item>
      <title>【小説】エスケープゴート</title>
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      <description><![CDATA[<p name="ce9eddc2-bb8f-4097-8535-af43e673ee9a" id="ce9eddc2-bb8f-4097-8535-af43e673ee9a">逃げろ逃げろどこまでも。<br>単純にスケープゴートとエスケープをかけたかっただけです。タイトルが全て。</p><p name="c16b282f-bdd8-454d-b448-362b12f23c7f" id="c16b282f-bdd8-454d-b448-362b12f23c7f">　ヤギは激怒した。必ずやこの牢獄から脱獄してやると決意した。ヤギには自己犠牲などわからぬ。ヤギはただのヤギである。生まれてから一度も大怪我をしたことがない他には特筆すべきこともないただのヤギである。けれども誰かの代わりに生贄になるなどまっぴらごめんであった。</p><br/><a href='https://note.com/torinoogawa/n/n80558b882b3c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>鳥野 小川</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 30 Jun 2025 21:51:05 +0900</pubDate>
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