憑く 物語です

わたしはどこへでも行ける

あなたがどこへ逃げても

わたしはあなたの目の前にいる

一人歩く夜道、あなたのすぐ後ろに

誰もいないエレベーターの鏡に

足音から逃れ、駆け込んだ部屋の奥に

高層階の窓の闇に

突然の停電の暗闇に

恐怖に震え、かぶった布団の中にも

わたしはどこへでも行ける

閉じていた目を開けば

わたしはあなたの目の前にいる




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